真栄田さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

もしも昨日が選べたら(2006年製作の映画)

3.5

友人に勧められて観ました
キャスト豪華だし、脚本も丁寧に作られてて、ある程度楽しめたっす
作中、登場する女キャラが、大体エロくて
ソコは大変有り難かったです

良くも悪くもシットコム感が根っこに漂って
>>続きを読む

特捜戦隊デカレンジャー 10 YEARS AFTER(2015年製作の映画)

3.3

短い尺の中で丁寧にストーリーを纏めてて
TVシリーズ同様、ソコは凄く感心させられました

あと、人間の体内に入れる宇宙人がクレメント星人って言う
共生体SFの元祖『20億の針』の作者の名前に因んだネー
>>続きを読む

資金源強奪(1975年製作の映画)

4.1

自分の利益しか考えないキャラ達の
殺し合いと裏切り合いを、ハイテンポな展開で観せる
92分間の、和製ピカレスク・ロマン

北大路欣也演じる主人公が
川谷拓三と室田日出男と組んで、ヤクザの賭場から5億円
>>続きを読む

狂った野獣(1976年製作の映画)

4.0

宝石強盗に成功した主人公の乗り込んだバスが
銀行強盗に失敗した2人組の犯罪者に乗っ取られる!!
しかし、バスの運転手は心筋梗塞寸前の重篤患者で...

絶対に逃走を成功させたい主人公と、ソレを阻む様々
>>続きを読む

NY 心霊捜査官(2014年製作の映画)

2.9

実話ベースだから、なのかもっすけど
どうにも地味な印象を受けてしまって、あまりノレなかったっす

作中、登場する呪文っぽい文字列とか、キャラクターの怖いメイクとかは好きだったけど、どうにもキャラクター
>>続きを読む

暴走パニック 大激突(1976年製作の映画)

3.7

タイトルに偽り無し!
本当に暴走してパニック起こして大激突しまくってた!!

中盤辺りまでは
「面白いけど色々詰め込み過ぎじゃね?」とか思ってたけど
終盤20分くらいブッ通しで続く、怒涛のカーチェイス
>>続きを読む

ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突(2024年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

色々気になる部分は有ったっすけど、トータルでは好きです

劇場の大画面でTVシリーズの名シーンを再鑑賞できたのはテンション上がったし
相変わらずアクションシーンは最高に格好良かったし
各キャラ達の絡み
>>続きを読む

ブラック・ジャック(1996年製作の映画)

3.7

20世紀末、スポーツや芸術、あらゆる分野において
それまでの常識を打ち破る、超人類とも呼ぶべき天才達が、突如として現れるが
皆、数年以内に原因不明の病によって次々と死んでいってしまう

その裏で暗躍す
>>続きを読む

ゴジラVSビオランテ(1989年製作の映画)

3.8

多少セリフは臭いけど
幼少期の刷り込みも有って、超好きな映画

ゴジラの細胞を巡って起こった争いに、巻き込まれてしまった人間の怨念が、ゴジラをも凌ぐ恐ろしい怪物を生み出してしまった一種のフランケンシュ
>>続きを読む

ゴジラ(1984年製作の映画)

3.5

武田鉄矢はうるせぇけど
結構好きやで、コレ

町山智浩氏が批判していたゴジラを許せない青年の台詞は、俺は特に気にならなかったっす

ワイルド・ワイルド・ウエスト(1999年製作の映画)

3.5

ラジー賞獲ってたのは知ってるけどさ
俺やっぱコレ好きなんだよな

小学校低学年の頃、金曜ロードショーで観た時、メチャクチャ楽しかったし
今さっき改めて観たけど、やっぱおもしれぇよコレ

悪趣味ギャグと
>>続きを読む

映画 王様戦隊キングオージャー アドベンチャー・ヘブン(2023年製作の映画)

3.0

TVシリーズがそろそろ最終回なので、アマプラのレンタルで観た

本編と同じく、劇場版もロジックのシッカリした丁寧な脚本で感心させられたっす
カブラギがイロキと対峙するシーンが『魔界転生』みたいで好きで
>>続きを読む

仮面ライダー555(ファイズ) 20th パラダイス・リゲインド(2024年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

色々文句は有るけど
クライマックスの展開は否応無くテンション上がってしまったので
トータルでは好きな作品です
スペックで劣る筈の旧型が、新型を根性でブッ倒すのは
『サイボーグ009』「ミュートス・サイ
>>続きを読む

北北西に進路を取れ(1959年製作の映画)

4.0

スゲェ面白かった

広告会社のヤリチンサラリーマンが
国際犯罪組織の陰謀に巻き込まれて、殺人犯に仕立てあげられる、巻き込まれ型のサスペンス
主人公は、自分の疑惑を晴らす為、警察から逃亡しつつ敵組織の影
>>続きを読む

続・激突!/カージャック(1974年製作の映画)

4.0

親権を剥奪され、2歳の息子を里親に奪われたヒロインが
社会復帰促進施設に収容されている夫を無理矢理に脱獄させ、パトカーを警官ごと奪って息子を迎えに行く話

序盤は「緊張感ねぇな〜」とか思って観てたけど
>>続きを読む

サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

3.6

『E.T.』と『プレデター』を足して2で割って劇薬をブッかけたような映画

モラル0のブラック・ユーモア満載で
時々、笑って良いのか微妙なラインのギャグも有ったけど
トータルでは超好き

敵のデザイン
>>続きを読む

貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

リサイクルショップで買った、中古のビデオデッキに、呪いのビデオが入ってて
ソレを悪ふざけで再生してしまった女子大生達と
呪われた家の隣に引っ越して来た女子高生が
貞子と伽倻子の呪いにかかってしまう
>>続きを読む

バチアタリ暴力人間(2010年製作の映画)

3.5

フェイクドキュメンタリー版
『時計じかけのオレンジ』

中盤辺りまでのストレス値が高めなので他人には勧め辛いけど
後半は思わぬ方向にストーリーがドライブしていくので超楽しい

EDのスタッフロール観て
>>続きを読む

カリートの道(1993年製作の映画)

3.8

釈放された元麻薬王カリートが
堅気になって、元恋人と一緒に楽園を目指そうとするが
周りの全てがソレを阻害する

一度、裏の世界に足を踏み入れた人間は、死ぬ迄その業から逃れられない
みたいな話

中盤ま
>>続きを読む

劇場版 マジンガーZ / INFINITY(2017年製作の映画)

3.5

https://youtu.be/FBgLdHv3mBo?si=HtRI7u_49YF87bk7

再生すると能登半島復興支援になるらしいので、YouTubeで観た!

個人的に、マジンガーよりゲッタ
>>続きを読む

ボディ・ダブル(1984年製作の映画)

4.0

おもしれぇ!!
序盤の30分くらいは「ふーん」とか思いながら観てたけど
途中からギアが変わった

『裏窓』みたいに、他人の生活を覗き見してたら
『めまい』みたいな事件に巻き込まれてしまった
みたいな話
>>続きを読む

殺しのドレス(1980年製作の映画)

4.5

超おもしれぇーーー!!!!!

ヒッチコックの『サイコ』を下敷きに
性病とか性同一性障害とか
SEX絡みの社会問題をブッ込んだ
ボーイ・ミーツ・ガール・サスペンス

最後まで緊張感たっぷりな、サスペン
>>続きを読む

ディボース・ショウ(2003年製作の映画)

3.7

絶対負けないイケメン離婚弁護士と
離婚後の財産分与で私腹を肥やすセレブハンター美女が
互いのプライドを賭けてバトルする法廷コメディ

序盤から最後まで、脚本に一切無駄が無い超面白い映画

離婚弁護士総
>>続きを読む

バートン・フィンク(1991年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

面白かった!!

インテリのボンボンが貧困層に"歩み寄ろう"として、手痛いシッペ返しを喰らうサスペンス・ブラック・コメディ

気弱な脚本家の青年、バートンが執筆の為に泊まった、とある安ホテルで起きる怪
>>続きを読む

デジャヴ(2006年製作の映画)

4.0

2023〜24年、年跨ぎ1本目
高校1年の時以来、14年ぶりに観たから内容ほぼ忘れてたけど
隣で見てた親父が矢継ぎ早にネタバレしてくれたから安心して観れた

いや
何にせよ、改めて超面白い映画だなコレ
>>続きを読む

リーサル・ウェポン4(1998年製作の映画)

4.2

シリーズ完結作に相応しい傑作だった

今度の敵は、中華系秘密結社!
そして筆頭幹部はジェット・リー!(若い!強い!格好良い!)
シリーズ過去作を振り返る様なセルフオマージュ・シーンが多々有って
キャラ
>>続きを読む

リーサル・ウェポン3(1992年製作の映画)

3.8

クライマックスがシリーズ中、1番ド派手で景気が良かった

銃社会アメリカを批判しつつ
それでも、銃を持つ連中を取締まるには銃を使うしかない
そんな矛盾を抱えながら戦う男2匹と女1匹、新キャラのヒロイン
>>続きを読む

リーサル・ウェポン2 炎の約束(1989年製作の映画)

3.7

南アフリカのアパルトヘイト問題を取り入れつつ
敵をナチみたいなアーリア人至上主義者に設定して
白人と黒人の警官+イタリア系の会計士の混成部隊が
ソイツらをブチのめす
痛快娯楽ポリス・アクションだった
>>続きを読む

リーサル・ウェポン(1987年製作の映画)

4.2

おもしれぇ〜〜!!!!!
好きだろうなとは思ってたけど、何故か観てなかったヤツ
そして、案の定好きな作品だった

自殺願望を持つ独身の若手刑事と
大家族を抱えるパパの壮年刑事
対照的な2人が、1件の投
>>続きを読む

人斬り(1969年製作の映画)

4.2

司馬遼太郎の短編、『人斬り以蔵』をベースに
橋本忍が脚本を書き、五社英雄が監督をした傑作時代劇

事前に勝新太郎が以蔵役と知っていて
「ちょっと太くね??」とか思ってたけど
実際に観たら「以蔵だ!!」
>>続きを読む

コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

3.9

え、スゲェ面白いじゃん
なんでこれシリーズ化できなかったん??
ってなった

60年代、冷戦下のヨーロッパで
新型核兵器の設計者がナチの残党に攫われたので
アメリカとソ連、双方の凄腕スパイ2人が手を組
>>続きを読む

(2023年製作の映画)

3.6

織田家臣団って言う
マッチョ系のクローズドサークルで繰り広げられる、愛憎入り混じったスプラッターBLコメディ時代劇

人の首がステータスに成る戦国時代を、シニカルに切り取る、武のドライな目線が冴えてた
>>続きを読む

赤毛(1969年製作の映画)

3.5

倒幕・佐幕に揺れる幕末、とある宿場町で起きた
価値観の転倒による悲喜劇

相楽総三率いる赤報隊が、官軍から利用されるだけされて
用が済んだら「偽官軍」として処罰された事は、賢明な『るろ剣』読者である僕
>>続きを読む

(1965年製作の映画)

3.5

侍と言う身分への妄執に囚われた男の
哀し過ぎる貴種流離譚

主人公が必死になって掴もうとした士分の階級も、本編の約10年後には消えて無くなってしまう
そして
その遠因になるとも知らず、桜田門外ノ変の実
>>続きを読む

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

多少詰め込み過ぎ感は有ったけど、かなり楽しめたんで好きな映画です

『墓場鬼太郎』の1話と吸血“木“のエピソードに『犬神家の一族』の要素と
『チャイナタウン』みたいなフィルム・ノワールの要素を足して
>>続きを読む

スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団(2010年製作の映画)

3.1

アニメ版の配信が始まるので観た

こういう話だったのか
漫画が原作ってだけあってブッ飛んでるな

好きなシーンは沢山有るけど、トータルでは、あんましピンと来なかったっす
なにより主人公がナヨナヨしてる
>>続きを読む