Ryoさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ニモーナ(2023年製作の映画)

3.9

中世ファンタジーの世界にSFを組み込んだティーンエイジ向け王道アニメーション映画。

ポリコレに配慮する訳でなく当たり前の世界として描いて、自分は自分というテーマもシンプル。娘が小学生くらいになったら
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ジョー・ベル ~心の旅~(2020年製作の映画)

3.6

ゲイの息子のためいじめ撲滅を掲げオレゴンからニューヨークへ徒歩の旅。実話が元。

主演のマークウォールバーグ自身の過去にも差別的な加害者としての経歴があるらしく、その贖罪でもあるかの様なストーリー。

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.6

大きな出来事が起こるわけでもなく、日常の恋愛の機微を時系列すら曖昧に描いた作品。

ジム・ジャームッシュ監督のナイトオンアース(邦題:ナイトオンザプラネット)が作中にちらほら。

雰囲気は心地よいけど
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バッドガイズ(2022年製作の映画)

3.7

パルプフィクション風のレストランから始まり勢いとテンションで大暴れする序盤のシーン好き。チームメンバーもテンプレ通りで愛着持てる。

でも中盤からは何回見たかわからないストーリー。オーシャンズ風のスタ
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ヴィレッジ(2023年製作の映画)

3.6

捨てたゴミを処理する方々がいるなんて当たり前で普段気にかけないけど重要なテーマ。

でもストーリーは生々しい日本の鬱系で何度も擦られてきたタイプ。悪く言うと先が読める。

サンクチュアリの主人公の役者
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さかなのこ(2022年製作の映画)

4.2

沖田修一×前田司郎で情報公開からずっと期待してた作品。期待通りど真ん中の映画だった。

ゆるコメディで人生賛歌の映画はへたな感動作より泣けるシーン多い。

全てを許す母親の勇気ある選択は現実的に難しい
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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.8

史実に沿った企業ドラマ。グッドウィルハンティングの友情コンビとしてキャストも胸熱。クリスタッカー久々に見た。

NIKE。今となってはスニーカーのトップブランド。語源は勝利の女神ニケからきてるのは知っ
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.7

自身娘がいるので、ただただ血の繋がりとしての家族と、ほぼ他人として築いた家族のあり方に感動できる部分もあったり、辛い部分を描くためのやり過ぎた設定感もあるなぁと思ったり。

比べるのは良くないけど、同
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.5

あまりリアリティはない物語性重視の方のサスペンス。阿部サダヲがサイコパス役。

ストーリーも視覚的にもやたら気持ち悪さとグロテスクさを推してくるけど、オチ含めて新鮮なものではなかった。

なんかテイス
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.0

久しぶりにアホな映画見れて楽しかった!
伊坂幸太郎原作ともあって登場人物の多い群像劇。カメオ含めた出演陣がめちゃ豪華。

色んな作品のごちゃまぜパロディ映画の様な印象。個人的にみかん好きでアーロン・テ
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レッド・ノーティス(2021年製作の映画)

3.7

スーパーシンプルアクションアドベンチャー。
楽しめるけど見た次の日にはストーリー忘れる。

忘れないようにエドシーラン。

ファミリー・ゲーム/双子の天使(1998年製作の映画)

3.8

現在と価値観は違って展開に違和感あるところもあるけど昔懐かしい王道ファミリー映画。

いつか娘と見たい。

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

4.2

表紙のような爽やかさのある映画ではなくアルコールの表裏を描いたデンマーク映画。あらすじにある実験が主な映画ですらない。

万人にお勧めできないけど人生に酒が不可欠な人ほど肝臓に染みるストーリー。酒を完
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クレヨンしんちゃん 襲来!!宇宙人シリリ(2017年製作の映画)

3.3

ロードムービーは大好きだけどそのかほりだけ微かに感じる特にそれ以上の感想もない作品。

サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

3.6

王道すぎるノスタルジー映画。
少年の冒険と友情と田舎の風景。

設定からスタンドバイミーを彷彿させる内容。好きなジャンルで役者も長崎の雰囲気も最高、ただ展開だけがいかにも作られた感があって個人的にはハ
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シナぷしゅ THE MOVIE ぷしゅほっぺにゅうワールド(2023年製作の映画)

-

シナぷしゅ界のアベンジャーズ。

色んな歌の世界の惑星を飛び回るゲームのようなストーリーで。終わってから「もう一回」といって泣いたくらいに2歳になる娘は楽しんでた。

そしてこれが娘の初めての映画で自
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キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

3.6

原作をしっかり描こうとしている実写化は好感度高い。

映画だと合戦のシーンも大掛かり。だけど大部分がCGで、表面だけ壮大なように見えて実は味気ない。漫画読んでる時の方が漫画としての表現やキャラクター描
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.9

ジョーダン・ピール監督が自分が見たいもので世にないものを作りたいと言ってたのをどっかの記事で見たけどまさにそれ。

昔はこんな映画だと予算なくてうまいことぼかしてたUFOをしっかり描いてくれて嬉しい。
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.8

量子世界の話がメインで一般ウケはあんまりしなそうな内容。SF好きならニヤニヤできるシーン多いけど、アントマンにこれは求めてないってのも凄くわかる。

シュレーディンガーの猫のシーンでお互いを観測したか
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.9

現代日本人の恋愛映画。
もともとラブストーリーは好きじゃないけど、変な脚色が無いヒューマンドラマ系の作品なら好き。この映画がそれ。

サブカル好き特有の痛さが誇張されてたけど逆にリアル。京王線近辺が舞
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キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.6

ガイリッチー×ステイサムの新作でどんなものかと思っていたけどいつも通りのステイサム兄さん。

ガイリッチー映画らしさがあまり無かったけど要所要所の撮り方にこだわり感じる。

欲を言えば変にストーリー凝
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ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ(2022年製作の映画)

3.8

1からさらにわちゃわちゃ度の増したアクション大作。ゲームやってた世代だとキャラクター増えて懐かしさ全開。

キッズ向けだけど王道友情ストーリーで、予算かかった派手なアクションシーンは大人も楽しい。いつ
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マーダー・ミステリー2(2023年製作の映画)

3.4

前作がミステリー好きならあるあるを楽しめる映画だったけど、今作はその辺の面白さない。

悪い方の馬鹿馬鹿しさと予算だけ増したなんとも味気ない2作目。

ミニオンズ フィーバー(2022年製作の映画)

3.6

ミニオンズシリーズともあってドラマ要素は一切排除してノリとテンションだけで子供も飽きずに見れそうな作品。

ストーリーは月泥棒に繋がる要素だけちょっとだけ熱い、取ってつけた様だけど。

折角グルーシリ
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.4

キャラクター数が多くて全員に見せ場作るから戦闘シーンがただただ大技連発してて派手なだけな所が微妙。

面白さはほぼほぼウタのライブシーン。
長編MV。

RRR(2022年製作の映画)

4.1

原始的な面白さで脳が筋肉になる。

映画館で見て良かった作品。わかりやすい男の熱いバディもので恋愛要素もダンスシーンもまさに王道エンタメ。ナートゥ含めてインド音楽の迫力がありまくりでテレビで見ちゃうと
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エルヴィス(2022年製作の映画)

3.8

時代のカリスマはカッコ良い。

やっぱり序盤のエルビスのなんとも言えないセクシーさが開花して女性たちが派手に酔いしれるシーンが良い。男なら憧れて嫉妬する展開。

そしていつものトムハンクス。

パラドクス(2014年製作の映画)

-

埋もれるのは勿体無い。
世にも奇妙なルールでB級映画のストーリーをしっかり描いている映画。

ループもの、SFもの、考察捗る難解映画はやっぱり好きで見てしまう。

ホラー感は無い。ただ不快なシーンは多
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

3.8

ハリウッドのナードな映画監督、撮影シーン、作品ができるまでを描いた作品。

演出がアニメ業界の今風。

SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

4.0

スーパーミュージカルエンタメ!

1でキャラクターに愛着もって、更に曲を何度も聞けば聞くほどに評価変わる。2歳の娘が好きなので強制的にヘビーリピート。

英語圏の使われている楽曲を知ってからだと、見れ
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.4

亡くなったブラックパンサーのチャドウィックボーズマンのための追悼映画。評価は思い入れと反比例しそう。

全作が妹の可愛さ推しだっただけに、シリアス展開は個人的にあまり刺さらなかった。