Rさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

3回目の視聴。1回目は映画館で観て、ストーリーよりも音響やジョーカーの迫力の方が印象に残っていたが、家でじっくり観ると様々な考察ができ、個人的には1回目よりも2回目、2回目よりも3回目の方が楽しめた。>>続きを読む

お嬢さん(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

日本統治下の韓国が舞台ということで、どこか独特で重たい雰囲気が作中に漂っていて、侍女として潜入したスッキが秀子に感情移入していく展開は予想できたが、第一部のラストで一気に釘付けになった。

第二部で、
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グッド・ネイバー(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

パッケージと予告編から、B級スリラー映画だと勝手に思っていたので、まんまと騙された。全てが明らかになって、タイトルを思い出すところまで計算されていた。

"このジジイ、かなりヤバい"というキャッチコピ
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ノクターン(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

自分に音楽の教養がないため、モーツァルトの曲を嫌がる理由やオーディションに姉の曲をパクることがどれほど悪いことなのか分からなかった。妹は姉に比べて友人も少なく内向的に描かれていた割に、音楽で偉大になり>>続きを読む

ゆれる人魚(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

人間の生活に憧れる人魚を描いたファンタジー作品であり、演者の歌がとても上手なミュージカル作品でもあり、人魚の生態を描いたホラー作品でもあり、多くの属性を持つダークな映画だった。音楽とゴールデンの表情が>>続きを読む

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

陰鬱なホラー系かと思いきやアトラクション系のモンスター映画だった。作中通して沈黙しなければいけない状況のため、会話劇や説明がほとんどなく、観ている側の想像に委ねられる事がほとんどだった。

冒頭から最
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整形水(2020年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

主人公は容姿も性格も醜悪で両親がひたすら不憫だった。整形水で皮膚を溶かすという設定は、近未来的なリアリティがあったが、皮膚をくっ付けることもできるという設定が登場して、そのリアリティも無くなった。>>続きを読む

グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

食人やグロシーンが先行してしまうが、森林伐採や先住民の文化の保存など明確な問題提起があり、食人シーンではこれ人間が肉や魚にしていることと同じだなと思った。陰核切除などの伏線も張られていて、単なるスプラ>>続きを読む

ヴィジット(2015年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

怪奇現象が起こるのではなく、祖父母の奇行が恐怖の対象となるホラー映画で、その中にシュールなユーモアもあり、めっちゃよかった。

自作映画の撮影のためPOVでストーリーが進んでいくので、頻繁にカットが入
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

これはホラー映画ではないと思う。パッケージにあるベビーマスクのインパクトが強烈だったが、本編での役割がほとんど無く、ホラーよりもサスペンス要素の方が強かった。

序盤の性悪だったツリーがループするたび
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ズーム/見えない参加者(2020年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

zoomを使ったPOV方式という設定は新しかったが、それ以外はよくあるホラー映画の王道展開で個人的には怖くなかった。68分というコンパクトな作りなのはよかったが、それでも観ていて長いなと感じた。

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母なる証明(2009年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

トジュンもジンテも警察も弁護士も出てくる人物達がどこか腐敗していて、序盤は理不尽な目に遭う母親に同情したが、その母親にも過去に心中を計ろうとした罪があり、トジュンの障碍はその時に飲んだ農薬の後遺症とい>>続きを読む

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

鮮やかな色彩やカメラの構図がとても美的で、'swallow'というタイトルにも飲み込むという意味の他に、家から出ていき独立するハンターがツバメの巣立ちに掛けられていてお洒落だなと思った。

「幸せなフ
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アオラレ(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

この映画には煽り運転うんぬんよりもスマホのロックは絶対しようという教訓が込められていると思った。

主人公の母親が感情移入できるような良い人間として描かれておらず、寝坊で仕事を解雇され不機嫌になるし、
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ジャケットがとても色彩豊かで、もっとラブコメ要素が多い作品かと思っていたが、どちらかというと自分の人生について考えさせられるような作品だった。

ナイルズとサラのバックボーンがほとんど深掘りされず、元
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アダム:ゲイタから来た少年(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

タンザニアで起きている社会問題を扱ったドキュメンタリー作品。時間潰しのつもりで視聴したが、思いのほか重い内容の作品で、エンタメとして観る作品ではなかった。

そもそもアルビノの人たちが置かれている境遇
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セックス・アイランド 少女に忍び寄る甘い罠(2020年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

このタイトルにして、意外と内容は身近にも起こりそうなSNSを発端にしたトラブルを描いており、SNSで知り合った素性の知らない人を信用しすぎたら駄目という教訓があった。

とにかく邦題が先走りしすぎで、
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さがす(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

予告編の時点でとてもおもしろそうで、「岬の兄弟」に匹敵する作品を期待していたが、やや残念だったという印象。

構成はとてもおもしろく、娘、犯人、父親と徐々に過去に遡り、事実が判明していく展開はとても引
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フェアウェル(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

個人を尊重する西洋の考え方と個人はあくまで集団の一部だとする東洋の考え方の対立がとても印象的な映画だった。ナイナイの最期は描かれないのかなと思って観ていたら、存命だったことに驚かされた。

この映画の
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

海に囲まれたシャッターアイランドという閉鎖的な空間、精神疾患を持つ犯罪者たちを収容した病棟、何かを隠している島の人間たちという設定で、どう転んでもいい結末には向かわないだろうと思いながら観ていた。>>続きを読む

映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

世間での認知度に釣り合うほどおもしろくはないし、かと言って観ているのが苦痛というほどおもしろくない訳でもないというのが正直な感想。

プペルに友達になってもらう経緯が、ルビッチに友達がいなかったからと
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

ゴジラシリーズ初視聴。
最初に登場した地面を這っていた怪物はゴジラの相手になる怪物だと勝手に思っていたので、進化してお前がゴジラなんかいとなった。

アクション満載でゴジラが暴れまくる作品だと思ってい
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

60年代のロンドンの描写がとても華やかで、序盤はエロイーズとサンディのサクセスストーリーだと思わせる演出。サンディが転落していく様は光がある所には影があるという言葉を想起させ、エロイーズの視点から特別>>続きを読む

ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ニューヨークに住む老夫婦がただ物件を売るだけの映画なのにとても引き込まれた。

なんやかんやで結局家は売らず、住めなくなるまで住もうというオチなのだが、やっぱり歳をとると愛着のあるものに囲まれて余生を
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スキャンダル(2019年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

観る前はセクハラが告発される映画なんだと思っていたが、良くも悪くも本当にそれだけの映画で、考えされられることは多かったが、おもしろくはなかった。

セクハラを容認してはいけないが、ロジャーを擁護する社
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

この有名なジャケットから脱獄するのか、冤罪が認められるのかどっちかだろうなと予想しながら観ていた。女優のポスターは伏線だと予測できたが、手紙を書いて本の寄付を貰ったり、トミーの証言があったりと途中まで>>続きを読む

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

個人的にはあまりハマらなかったが、途中まで主人公に名前がないことに気付かず、全く違和感を感じることなく落とし込めるのは凄かった。

「セブン」を観た後に視聴したが、ミルズ刑事とタイラーに同じ俳優を起用
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パーフェクト・ルーム(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

浮気サスペンス。リメイクされている点からも「おとなの事情」と被る。オリジナル版も視聴したくなったが、ストーリー的には伏線回収系の映画ではないため、2回は観る必要ないと思った。

中盤以降はどんどん謎が
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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

カンヌ国際映画祭で退席者が続出したとのことだが、自分も退席したくなる退屈さだった。

5つの出来事を振り返る形式で進んでいき、誰が死ぬのかは予め分かるため生きるか死ぬかではなく、いつ死ぬかという展開で
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

上映終了間近だったが、観ることができてよかった。そこまでホラー要素はなく、終盤までは王道な復讐の展開が続くため、ストーリーが入ってきやすくおもしろかった。

ガブリエルの正体は何となく察しがついていた
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ガール・イン・ザ・ボックス(2016年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

監禁や拷問シーンはかなり軽めでそれ目当てでみると肩透かしを喰らう。

逃げだすチャンスはいくらでもあったのに、長期間監禁されると正当な判断ができなくなるのが恐ろしい。手紙があったとはいえ、家族がかなり
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

人間が持ってる強さを教えてくれる作品。

戦場で自分を助けたフォレストを憎んでいたダン中尉が、フォレストに助けてくれてありがとうというシーンがめちゃくちゃよかった。どんな苦悩を抱えて生きていたとしても
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デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

前半と後半で雰囲気が大きく変わり、昔の映画だと思っていたので驚いた。序盤はスタントマンが可愛げのある老人かと思っていたら、事故シーンから嫌悪感しか感じなくなった。

シップマストのカーチェイスはスリル
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ミスト(2007年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

戦車が主人公の進む先からではなく、進んできた後方から登場するのがなんとも憎い演出だった。題名でもある「ミスト」、霧が本当にいい役割を果たしていて、周りが見えないため、勇気を出して行動したとしてもいい結>>続きを読む

キャビン(2011年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

"定番"を破壊するマルチ・レイヤー・スリラー。
今まで観たことのないような作品をつくりたかったという意欲は十分伝わった。

序盤は5人の死ぬ順番を予想したりと普通に好みの展開だったのに、終盤以降は笑っ
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

前評判が良かった分期待していたが、男女のドロドロが苦手な自分は、痴情のもつれを延々とみせられて、しんどかった。

この映画で描かれている程、結婚てしんどいものじゃないだろうし、この妻にしてこの夫ありと
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