北斗星さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

北斗星

北斗星

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モンスターズ・インク(2001年製作の映画)

4.5


非常に良く出来ているな、と思いました。

この映画のバランスの良さは眼を見張るものがあります。


ピクサー長編作品4作目。


背景がキル・ビルのネオトーキョーみたいだった。
呑み屋街、ネオンがま
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STAND BY ME ドラえもん(2014年製作の映画)

4.5


観たのは一度きりですが、3回泣きました。

小学生の家人は泣きませんでした。笑



ドラえもんの言う通り、のび太は誰にもないようなピカッと光る石を持ってる…と思う。



それがどれだけ尊いことか
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.5


たった40年前の出来事。しかも都会ではなく、田舎でのデモ、一般人の無抵抗の女こどもすら見境なく殺していく政府。

恐怖なのは、韓国の多くの市民や他国は全く知らないということだ。




数多の戦争は
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モロッコ、彼女たちの朝(2019年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます


すごく官能的で肉惑的。 性描写など一切ないのに。

音楽が殆どないのと、赤ちゃんはじめ役者たちの息遣いがそのまま録音されているからか。

パン屋の女主人アブラは娘に対しても厳しい教師のように接する。
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(1963年製作の映画)

-


(記憶違いのところがあったらごめんなさい🙏)
いやあ、何百羽とありとあらゆる種類の鳥を集めてきて、ラストにバーーッと一斉に飛ばす。
ストーリーは全て忘れた。
ここしか憶えてない。



鳥が集団で飛
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ビル・エヴァンス タイム・リメンバード(2015年製作の映画)

4.4


ジャズなんだろうけど、ジャズに聴こえない。じゃあクラシックかと聞かれると、また違う。
何だろう?ジャンルに収まりきらない。 

そこがビル・エヴァンスの最も魅力的なところなんだろう。

初めて映像で
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シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます


初めから途中までテンポが良くて惹き込まれて観ていたが、大会に出るための移動中、トランスジェンダーの彼女が歌を歌った辺りから、ストーリーが中だるみして、失速していく。



歌は結構延々と続き、バスで
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DEATH NOTE デスノート(2006年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます


今更、原作漫画読んでます。

今から漫画読んでみようと思ってる方は↓読まないでください。
後半、原作漫画のネタバレします。



デスノート、映画版、夜神月vsL


松山ケンイチのLは素晴らしか
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エクソシスト(1973年製作の映画)

-


これも子供の時に観ました。
心底怖くて、夜ひとりで眠るのが怖くて怖くて。

しかも子供だからもう寝る時間なんだけど、親もきょうだいも何も言わず観てるから、自分も最後まで観てしまった。




やはり
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激突!(1971年製作の映画)

-


子供の時に何回も放映された。



その度に怖い思いをした。
けど、映画から目が離せない!!


タンクローリーの運転手の顔がミラー越しにチラリとラストに見えるまで、大型車そのものがまるで生きている
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます


何かこの映画の題名と写真は他の方のレビューで見たことがあった。

あらすじを読んで面白そうじゃないか!‥‥観てみました。

え??デヴ・パテルって、『スラムドッグ・ミリオネア』の俳優だったの?今知り
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バグダッド・カフェ(1987年製作の映画)

-


数年前に初めて観ました。

若い頃、レンタル屋さんで毎回毎回気になってた作品。

借りようかと手に取るものの、また棚に返す。その繰り返し。

結局当時は観れなかった。







冒頭から登場する
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甘い人生(2005年製作の映画)

4.1


当時韓国ドラマの王道『冬ソナ』が大流行した数年後かな?


韓国の映画も観たくなって、いくつか観ました。




韓国のヤクザ映画って、すっごいスタイリッシュだなあ‥と。



日本のヤクザモノは何
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さよなら渓谷(2013年製作の映画)

-


エンドに流れる椎名林檎の楽曲『幸先坂』。
真木よう子の素人っぽい透明感のある声が、すごく合っていて何度も聴いてしまう。



映画はかなり過酷な内容。
主役ふたりはある過去の事件の被害者と加害者。
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家族ゲーム(1983年製作の映画)

-


その名の通り、どこの家族もみんなゲームをしている。


各人には名前がついて、父、母、子ども…。


この映画の何がすごいかって、珍客松田優作がカテキョの生徒を一発しか殴ってないのに、終始バイオレン
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.5


フレディ役のラミ・マリックの容姿、歯が何となく愛嬌があってかわいいし、チャーミング(義歯らしい)。


そして、あの素晴しく良く伸びる高音(調べでみたらドラムのメンバーが高音担当だったらしいっすね)
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ベスト・キッド(1984年製作の映画)

4.6


『Tha Karate kid』

数年前に観た。

多分学生時代に何度もTVで放映されてたんじゃないかな?


ラルフ・マッチオは映画雑誌で人気があったので名前は知ってた。

が、ちゃんと映画を観
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白い家の少女(1976年製作の映画)

4.5


子どもの頃TVで観ました。そしてウン十年経ち、とうとうまた観てしまった。


あらすじはうろ覚えだった。

ジョディ・フォスターが実父か、近所の若い男に性虐待にあったような記憶しかない。
でも、もう
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マッドマックス(1979年製作の映画)

4.5


まだ若く、ハリウッドでは無名の俳優、メル・ギブソンの出世作。オーストラリア作品。


これはもう当時観たとき、キョーレツでした。


殺人を愉しんでる凶悪バイク集団。


妻子を、無情にも虫けらか何
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幸せの答え合わせ(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます


母→パワフル、エネルギッシュ、明るい、お喋り、社交的…

父→内気、全てに受動的、自己主張をしない、争い事が苦手、妻にぶたれてもやり返さない、無口、非社交的

息子→ややシャイだけど、優しい。人の気
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明日の食卓(2021年製作の映画)

-


子が親に本気でぶつかってくる時がある。泣きながら。
親もごまかさず、本気でぶつかりたいと思う。


そんな子供が心底愛おしい。


一人の人間として対峙せねば、といつも思う。


でも毎回は上手くい
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ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます


ずっと観たかった作品。映画館休業明けでやっと観れました。


冒頭。
13金か??
ヤッテる時に必ず殺しに来る。笑


●ヒエラルキー上の部活集団の性欲↑↑㊚たち。
●大して可愛くもないぶりっ子㊛た
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クルエラ(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます


まず、この変わろうとしている世界の中で作られたディズニー実写映画の底力に感激した。

エンドに数百人の名前が流れていました。名前が載ってない関係者も沢山いるでしょう。そんな映画人が集結し、2021年
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ファーザー(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます


よく行く映画館がいつの間にか開館しいていた!

殆どんど何の知識なく取り合えず、予約して観てきた。


これはホラーですかね?

ジャケ写を改めて見てみると、こんなに作品の内容と解離してるのも珍しい
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TAXi(1998年製作の映画)

4.2


めちゃめちゃ痛快作!
ベッソン脚本・製作だったから観に行こうと公開当時映画館へ。

数年前にもう一度観てみる。
やっぱり面白かった。
こうしてジャケ写を改めて見てみると、躍動感ある斜めの構図。しかも
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モーリス(1987年製作の映画)

3.6


古い小説が原作とのこと。ラストがハッピー・エンドだったため当時逆風がスゴすぎて作家の死後発表されたらしいです。(詳しくは検索を)


私は『アナザー・カントリー』の劇中の雰囲気やひとり達観してるよう
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

-


駄作すぎてたまげました。

ガガの長〜いPVです。
全てガガに都合良く展開していきます。

ブラッドリー・クーパーのことを、最初会ったときは『ただの酔っ払いよ』と一蹴してて、よく解ってるなあと少し感
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます


登場人物が2人しかいない。
途中でその1人も宇宙の藻屑となってしまう。


地球にいても人間は本来孤独な存在なのに、宇宙なんてもう壮大過ぎて静謐で果てしなく、『孤独』がどれほど押し寄せてくるものか想
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スイミング・プール(2003年製作の映画)

4.5


若い女Vs中年の女

随分前に映画館で予告編観たんですが、小綺麗なイメージ映像だけながれていて、本当に面白いのかなあ?
このジャケ写も若い娘のプールに横たわる健康的な肢体を、わざと監督が意図して写し
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アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます


色々刺激的な内容だが、主人公は毎度ギリギリのところで【あちらの世界】に入らずにセーブされている。


チラチラと、好奇心はあるけれどずっとのぞき見のままのような‥



ラスト、妻が夫にセックスしま
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.8


やはり、ラストのロビン・ウィリアムズがマッド・デイモンに寄り添う台詞に涙が止まらなくなりました。
6回、7回…と同じ台詞を云うんです。

観ている側にも、十二分こころに響きました。



そして、彼
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万引き家族(2018年製作の映画)

-


正義が悪に見え、悪が正義に見えた。




結局どこを探しても、本当の答えは誰にもわからないのだと‥。

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

-



中学生の時に、確か今日で戦メリがラスト上映の日、学校終わりに行ってきた。
何で観ようと思ったのかはもう忘れてしまった。


私は当時(忌野)清志郎のファンだった。同じクラスの席の割と近い男子と授業
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます


とにかく水原希子が魅力的。
彼女の作品は『ノルウェーの森』でしか観たことなかった。
ファンではないものの、すごくイキイキしてて、その瞬間を監督がちゃんとフィルムに収めていることにジーンと来てしまう。
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王になった男(2012年製作の映画)

3.0


一介の流転の道化師が、いきなり数週間だけ王の身代わりになる。



ドラマ版と違い、当然、尺が短いので、庶民がいきなり王になってゆく心情の変化があまり描き切れていなかった。



イ・ビョンホンはま
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シャイニング(1980年製作の映画)

-


とある漫画家さんがこの映画に出てくる奥さんの顔のほうが怖いと書いてたので、そこを注目しながら観ました。


確かに少しばかり変わった風貌でした。目がいつも見開いてるというか‥。



でもだからなの
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