ウォルト・ディズニー・カンパニー創立100周年を記念して製作されたということもあり、これまでのディズニーアニメのオマージュが満載、ディズニー好きならばそれを探すだけでも楽しい。また、音楽の完成度もディ>>続きを読む
「変な映画」を期待していたら「普通の映画」でした。
最初の家の間取りに関する考察までのストーリーは随分前にネットで見て、これがかなり無理のある考察だったのでそれ以来スルー。いつの間にか小説やら漫画や>>続きを読む
ヤクザが合唱部の男子中学生にカラオケを習う、というシチュエーションが笑えそうということと前評判の良さから普段見ない類いの本作を鑑賞。
大爆笑(ヤクザたちの歌の「カスです」までの論評がピーク)はないけ>>続きを読む
原作もテレビドラマも未読未見。主人公久能整の独特なキャラクタセンスは光るが、トリックは原作者が言うように本格ミステリとまではいかない。犯人も大体冒頭10分くらいで見当が付いてしまう。
私のオールタイ>>続きを読む
日本人として批判すべきとすれば、原爆の悲惨さを直接的に表現しなかったことでは無く、米国の罪を人類の罪に置き換えていること。
科学者としてそれがもたらす結果を顧みることなく研究を進め、その結果に驚愕し>>続きを読む
前日譚となる本作を鑑賞する前にもう何度も見た「オーメン」を再鑑賞したところ、まあなんとテンポの良い傑作なんだろう、とあらためて思った。ダミアンの出生を追うミステリーを軸に無駄をそぎ落とし、残酷な事故や>>続きを読む
この人の作品ならばどんな内容の作品でも見に行く!という内藤瑛亮監督の新作。
少年少女たちの復讐や過度な同調、行き過ぎた暴力であっても、それらを青春として描いてきた内藤監督。本作も「家族だから」という>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
旅の恥は掻き捨てミア・ゴス劇場。
デヴィッド・クローネンバーグの息子であるブランドン・クローネンバーグの新作。これまでも独特の世界観を構築しその世界で起きるであろう出来事をクローズアップして描いて来>>続きを読む
これこそインディーズの真骨頂。
アマプラで配信中でもあまりにも酷いメインビジュアルに自然と避けていたが鑑賞してみる。
あれ?案外よく出来ている。インディーズ映画にありがちな照明や音声の酷さも見られ>>続きを読む
先にパクった「ウィリーズ・ワンダーランド」の勝ち。
原作が同名のホラーゲームで、当該ゲームから着想し、2021年に公開されたニコラス・ケイジ主演の「ウィリーズ・ワンダーランド」のパクリ映画みたいにな>>続きを読む
「翔んで埼玉」ではなくて「翔んで滋賀」だね。
埼玉県人として一作目が面白かったので二作目を国際線の機内で鑑賞。
舞台を関西に移したことで、完全に「翔んで埼玉」ではなくて「翔んで滋賀」となっていた。>>続きを読む
「呪詛」を生み出した台湾の心霊ホラー。しかし、その禍々しさは「呪詛」の1/10にも満たない。怨念のビジュアルや心霊現象があまり怖くなくて、呪具としてランプが登場したりとライトな道士ものに見えてくる。そ>>続きを読む
心霊スポットとなったナチス時代の診療所廃墟を舞台に悪のりYoutuberが繰り広げるフェイクドキュメンタリー。「コンジアム」や「グレイブ・エンカウンターズ」と同じ類いのドイツ産ホラーだ。
ロケ地は素>>続きを読む
安藤サクラ、妻夫木聡、窪田正孝の安心できる俳優陣、そして出番は少ないが強烈なインパクトを残す柄本明が凄い。留置所や刑務所のアクリルボードを介した面会シーンは、過去、数多の名シーンが生まれていると思うが>>続きを読む
伏線とその回収が楽し過ぎるマシュー・ヴォーンらしいエンタメスパイ映画。
自分の書いた小説が事実?という謎を含め、たくさんの伏線がしっかりと回収される気持ち良さが最高!
リアリティよりも楽しさを重視し>>続きを読む
貧乏揺すりは不快。
今世間を騒がしている著名人のハラスメント事案を加害者とされる側の視点で描いている。本作が秀逸なのは、加害は事実であったのか否か判別し難いほどニュートラルに描かれており、ある一面だ>>続きを読む
荒涼としたフィンランドでナチスドイツを追う超強ジジイの物語。背景の色が黄色と青の違いはあるが「マッドマックス 怒りのデス・ロード」を思い出す。本作は青ね。
これは死んでるだろう、と思うシーンが何度も>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
憎いほど息子を愛している醜悪な母の走馬灯。
今一番期待していしまうアリ・アスターの新作。
この手の不条理な難解映画はヴィッド・リンチ作品を思い出す。まず一番に考えたのは、「マルホランド・ドライブ」>>続きを読む
子供は親の面倒をみるものだと考える親、そして子離れ出来ない親がテーマの地味なJホラー風ハリウッドホラー。
韓国の風習をドラマに持ち込むことで欧米人にアジアの得体の知れない恐怖感を与えようとしているん>>続きを読む
クネクネするのは被害者の方だった、、、
インターネット上で創作された怪談「クネクネ」。それをテーマとしたJホラーだと思われるが、あまりにも既存の怪談とは違っていたことに驚愕する。元の怪談では「遠くの>>続きを読む
アマプラで見た「ロバート」という人形ホラーが酷くって、もっと酷い人形ホラーは無いものかと探したところこれを見つけた。でも、圧倒的に「ロバート」よりはマシだった。
今回の人形はブードゥーの呪い人形。日>>続きを読む
アナベル級極悪フェイスのチャッキー映画。
冒頭で「実話です」キャプションが入った人形ホラー。その人形はアナベル級の極悪フェイス(微妙にウィリアム・デフォーに似ているなぁと思ったりw)で、チャッキーの>>続きを読む
アカデミー賞有力候補だからといって付き合い始めてから日の浅いカップルが見に行くと気不味い映画w
人間は成長に伴って社会的秩序を憶えて型に嵌まった成人が出来上がるのだが、本作は社会的秩序を憶える前に身>>続きを読む
タイトルや殺人鬼がピエロという、あきらかにITのパクリを狙った本作は、その根性どおりの駄作。ただ64分という短い時間が救いだ。
最初だけ音声が妙に反響していて、まあこれはクソ映画によくある基本が出来>>続きを読む
荒削りで惜しいところはあれど、日本でこんなホラーが制作されることに幸あり。
長編劇場作品の初監督となる下津優太監督作品で総合プロデュースに清水崇がサポートする。消費され尽くしたビジネスホラー(アイド>>続きを読む
エクスプロイテーション版ホームアローン
母を病気で亡くし、その寂しさを唯一の肉親である父親への怒りに変換していたベッキーちゃん。しかし、その父親も脱獄囚らに理不尽に殺されたベッキーは、持て余していた>>続きを読む
白石晃士監督とは思えないグダグダな脚本&演技の作品。
白石監督の名前を有名にした「ノロイ」は、一瀬隆重プロデュースで白石監督のやりたいこと、得意であろうことを自由にやらせた感があり、当時では希少であ>>続きを読む
引き算が見事なアトラクション映画の最高峰。
MCUに比べて暗いと言われ続けて来たDCEUだが、前作「アクアマン」はその批判とは真逆の天真爛漫な明るさを持った傑作であった。その続編である本作も前作と同>>続きを読む
思いの外に好評だった本作がアマプラで配信。
まあたしかにスーパーマリオ関連ゲームに出てくるキャラクタや楽曲、背景などがたんまり入っている。うーん、それだけの作品。マリオ兄弟やピーチ姫の隠れたる心情や>>続きを読む
アトラクションの要素を上手く劇中に取り込めるかが面白いポイントだとは思うけど、本作は「ホーンテッドマンション(2023年公開)」ほどには上手く出来ていない。最初の数分くらいかな。あとはお土産屋のサムか>>続きを読む
スラッシャー映画の元になったと言われる1970年のマリオ・バーヴァの本作を鑑賞。
スラッシャー映画は、ジャッロが下地になっていると言っても良いが、マリオ・バーヴァの本作は、羽目を外した4人の若者がス>>続きを読む
「サンクスギビング」の鑑賞後、過去のスラッシャー映画を見直したくなって本作を再鑑賞。
ひとつ前にレビューした「バーニング」と同じトム・サヴィーニによる特殊メイクであり、残酷描写が冴える。「サンクスギ>>続きを読む
「サンクスギビング」の鑑賞後、過去のスラッシャー映画を見直したくなって本作を再鑑賞。
「13日の金曜日」の大ヒット後、同じようなキャンプ場を舞台にした典型的なスラッシャー映画。公開当時、殺人鬼の名前>>続きを読む
スラッシャー映画の王道がどこまで通用するのか?
イーライ・ロス監督によるスラッシャー映画の新作。「グラインドハウス」内のフェイク予告が16年越しでついに長編映画となる。
狭義のスラッシャー映画が流>>続きを読む
無鉄砲な若者を懲らしめる新感覚ホラー
降霊術をしたけど霊がお帰りにならないというホラーは既に使い古された感はあるが、その降霊術が若者のドラッグパーティのメタファーとなっており、ドラッグパーティで無茶>>続きを読む
緩いファンタジーアクション映画だと思っていて劇場公開時には完全スルーであったところ、Netflixで配信されていたので時間潰しに鑑賞。
どうもクリス・パインのビジュアルがいただけないのと、刑務所から>>続きを読む