SHINさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

フットルース(1984年製作の映画)

3.8

厳格な牧師が法を支配するアメリカの片田舎に越してきた若者が自由を求めて法改正を試みる。

古い映画で内容もシンプルだが、若さ故の純粋さやエネルギーが表現されていてとても良かった。

トラクター対決のB
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メカニック ワールドミッション(2016年製作の映画)

3.4

引退した凄腕の殺し屋ビショップに、かつての同僚から仕事の依頼が舞い込む。断るが人質を取られ、やむなく世界を股にかけ仕事を遂行する。

前作はリメイクだったが、今回はその続編。ステイサム全開で暴れ回る。
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メカニック(2011年製作の映画)

3.7

組織の依頼でやむなく恩人を殺した殺し屋が、残された恩人の息子に目をかけ、自分の技術を教えるが…な話。

うっかり続編を先に見てしまって、そっちはイマイチだったんだけど、これは悲哀やハードボイルド感があ
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ラスト・ムービースター(2017年製作の映画)

3.6

人々から忘れられかけている、老いた元スター、ヴィック・エドワーズの元に、映画祭の招待状が届く。暇を持て余したヴィックははるばるLAから出向くが、映画祭とは名ばかりの、手作り映画イベントだった…。

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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.1

ニューヨークマフィアの重鎮、ゴッドファーザーことドン・コルレオーネの晩年と、ファミリー間の抗争を通じて人間を描いた名作。

半世紀前の映画で、何度も観ていてあらすじは頭に入ってるんだけど、それでもちゃ
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SECURITY/セキュリティ(2016年製作の映画)

3.2

退役軍人がようやくみつけた深夜のショッピングモール警備の仕事で、初日に殺人の目撃者かつ裁判の証言者の少女が助けを求めてきて、追ってきたギャングと対決する。

アントニオバンデラス懐かしいなぁ&ベン・キ
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シルミド/SILMIDO(2003年製作の映画)

3.7

金正日暗殺のために集められた死刑囚達は、過酷な訓練に耐え、優秀な兵士となるが、作戦実行の直前に中止となり、行き場を失ってしまう。

「名もなき野良犬の輪舞」のソル・ギョングの評価が高かったので、関連で
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名もなき野良犬の輪舞(2016年製作の映画)

3.6

潜入捜査官が犯罪組織の幹部と絆を持ってしまう韓国ノワール。

徐々に事実が明らかになり、全貌が明かされていく事で観客も翻弄される。「人を信じるな、状況を信じろ」というのは観客に向けてのメッセージだった
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コラテラル(2004年製作の映画)

3.7

殺し屋を乗せてしまったタクシー運転手が、殺し屋の仕事に巻き込まれる。

昔観た記憶があるけど、冒頭ジェイソンステイサムが出てきて、あれ?出てたっけ?と思ったら最初だけのチョイ役。本格的にブレイクする前
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キス・オブ・ザ・ドラゴン(2001年製作の映画)

3.4

麻薬密売捜査のため、フランスを訪れた中国の捜査官リュウは、フランスの捜査官と協力するはずが、裏切られて殺人犯に仕立て上げられる。

昔ジェットリーが好きでよく観てた頃に観た事があり、懐かしかった。
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わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

3.8

両親を亡くして叔父に引き取られた姪と、叔父の物語。

序盤は全くセリフが無いが、映像と表情で状況がわかるし、中盤以降も最小限のセリフで内面を表現しているのが新鮮に感じられた。

固定カメラでのシーンも
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インサイダーズ 内部者たち(2015年製作の映画)

3.8

政治家、財閥、メディアの癒着に検事とゴロツキが立ち向かうコンゲーム。

序盤は登場人物の相関が少しややこしいけど、何となく観てたら徐々にわかってくるので、脚本が良いんだと思う。

韓国映画ってこの手の
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ギャング・オブ・ニューヨーク(2001年製作の映画)

3.4

19世紀半ば頃のニューヨークが舞台。移民の多いニューヨークでは縄張り争いがあり、アイルランド系移民のアムステルダムは、目の前で父親を殺され、復讐を誓う。

公開当時に観た記憶がうっすらあったものの、ヒ
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無垢なる証人(2019年製作の映画)

4.0

父親の借金を背負う弁護士のヤン弁護士は、昇進を打診され喜ぶが、代償として俗物となる事に葛藤を抱える。そんな中、他殺か自殺かが焦点となる事件が起こるが、唯一の証人は自閉症の未成年だった。

ストーリーも
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俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

3.8

タイトルは原題・邦題共に知っていたけど、何となく観てなかった本作。

アメリカンニューシネマの原点と言われ、映画史において重要なポジションらしい。アメリカンニューシネマ、この前観たイージーライダーにつ
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.6

宇宙にて船外作業中、他船の爆発事故に巻き込まれて宇宙空間に放り出される。果たして無事に帰還できるのか。

映像がキレイで、映画館で見たらもっと臨場感を感じられたかな。

極限状態でも冷静さと、自己犠牲
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ジャズ大名(1986年製作の映画)

3.8

幕末、幕府と薩長、どちらにつくか決めかねる小藩に、3人の黒人が漂着する。扱いに困る家臣達だが、好奇心旺盛な城主は彼らに会いたくて仕方ない。ようやく会えた時、彼らの奏でるジャズに、領主のみならず家臣も熱>>続きを読む

ケープ・フィアー(1991年製作の映画)

3.5

弁護士の裏切りで14年を刑務所で過ごした男が、出所後に復讐を企む。

1962年の作品のリメイクという事なんだけど、リメイク元作品にグレゴリーペックが出てるようなので、観てみたい。

前半の不気味なト
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イコライザー2(2018年製作の映画)

3.7

イコライザー続編。仮の姿をホームセンター店員からタクシードライバーに転職?して、人助けに勤しむマッコール。知人女性が殺害され、違和感を感じたマッコールは、秘密裏に調査する。

2回目の視聴だけど、正義
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アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

3.8

白人至上主義者のデレクは、父の形見の車を盗もうとした黒人を殺害し、収監される。刑務所で過ごす中で、自分の過ちを自覚し、考えを改めるが、出所すると弟のダニーが自分以上に白人至上主義に傾倒していた。

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ワイルドカード(2014年製作の映画)

3.6

ラスベガスの警備コンサルタント、ニック・ワイルドは、暴行された女友達の依頼で、相手の身元を特定。話し合いで解決を試みるも、話が通じないのでボコボコにする。ただ、相手が大物マフィアの息子だったため、話が>>続きを読む

猟奇的な彼女(2001年製作の映画)

3.4

大学生のキョヌは、駅のホームで泥酔した女性を見かけて助けるが、電車の中でも危なっかしい彼女を介抱するも、お陰で散々な目に遭う。翌日は彼女に呼び出され詰問されるも、徐々に2人の関係は近づいていく。

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マーシュランド(2014年製作の映画)

3.6

民主化したての1980年代スペイン。マドリードから左遷されたペドロ刑事と、ベテラン刑事のフアンは、少女失踪事件を担当。少女は遺体で見つかるが、2人は過去にも同様の事件が起こっている事に着目し、事件解決>>続きを読む

柘榴坂の仇討(2014年製作の映画)

3.6

主君の警護を命じられるも、主君を討ち取られ、切腹も許されず、仇討ちのみに生きる武士の話。

仇討ちを果たしきれないうちに時代が代わり、武士の意味が変わっていく流れがうまく描けていたと思う。

中井貴一
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ブレス しあわせの呼吸(2017年製作の映画)

3.8

1950年代イギリス、ロビンとダイアナは運命の恋をして結婚。子どもも授かり幸せの絶頂だったが、ロビンがポリオ感染で首から下が麻痺し、呼吸すら機械に頼らざるを得なくなる。死ぬ事を望むロビンに対し、ダイア>>続きを読む

イージー★ライダー(1969年製作の映画)

3.8

麻薬取引で大金を得たワイアットとビリーは、大金をバイクのタンクに隠し、念願の謝肉祭「マルディ・グラ」見物に向けて旅立つ。

子どもが生まれるまでバイクが趣味の1つだったので、有名なこの作品の名前は知っ
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レインマン(1988年製作の映画)

4.0

強引な事業で資金繰りに苦しむチャーリーの元に、絶縁状態の父の訃報が。遺産に期待するも、彼に残されたのは車とバラの花だけ。詳細を突き止めると、遺産のほとんどは、自閉症の兄、レイモンドの信託財産となってい>>続きを読む

ぶあいそうな手紙(2019年製作の映画)

3.9

息子に同居を提案されるも、頑なに拒否する、半盲の独居老人エルネスト。ある日手紙が届くが、仲の良い人ほど、内容を知られるのが嫌で頼めず、偶然知り合った若い女性ビアに代読と代筆を頼む。

ブラジル映画はた
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.7

クライムサスペンスかと思いきや、まさかの不気味な作品。

結末がはっきりせず、考察や解説をいくつか読んだけど、その「?」こそが監督の狙いで、視聴者自身が納得できれば、それが正解なのだそうだ。

監督が
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インターステラー(2014年製作の映画)

3.9

数年ぶりに再視聴。5次元の世界とか、その後なぜ生還できたのかなどは2回目でもわからなかったけど、それでも充分楽しめた。

特に映像がリアルでキレイで、映画館で観たかったな。また観る機会があれば、大画面
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ボルベール <帰郷>(2006年製作の映画)

3.7

序盤の展開は民放の2時間サスペンスっぽかったけど、途中から流れが変わって、上手いミスリードからの意外な結末。

要素がいくつかあって、ちょっとややこしかったけど、理解できないというほどではなくちょうど
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あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)

4.0

自由奔放に生きる男が、過去に関係した女性から「あなたの子よ」と赤ちゃんを押しつけられ、最初は返そうと試みるも、観念して育ててたら最高の父親になってたという話。

すごく良い映画だったなー。テーマは重い
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ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

3.7

高齢者の身体で生まれ、歳を重ねるごとに若返る男の人生を描いた作品。

ファンタジーなんだけど「若返る」という事以外はリアルで、なんだか本当にあってもおかしくない事のような錯覚におちいった。

ほんの少
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タイム・トゥ・ラン(2015年製作の映画)

3.6

娘の手術のために、大金を強奪するが、逃走車のドライバーがびびって逃げたので、バスジャックして逃走して…という話。

B級っぽさはあったけど、結構面白かった。ただ、前に観た事あるはずなんだけど、ほとんど
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レッド・ドーン(2012年製作の映画)

3.3

クリス・ヘムズワース目当てで視聴。

アメリカが、ある日突然北朝鮮に侵略され、兵士1人を含む逃げ延びた者達が、兵士の指導の元、ゲリラ戦を展開し、祖国を取り戻そうとする話。

戦い以外にも、家族の絆とか
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スノー・ロワイヤル(2019年製作の映画)

3.6

リーアムニーソン主演。勘違いで麻薬組織に息子を殺された模範市民の復讐が軸だが、麻薬組織も対抗組織の仕業と勘違いして報復して、こんがらがっていく内容。

面白かったんだけど、惜しいとかもったいないという
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