SHINさんの映画レビュー・感想・評価

SHIN

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トランスポーター2(2005年製作の映画)

3.5

この前1観たばっかりだけど、1の方が良かったかな…。まぁヒット作続編ってだいたいこんな感じのやや劣化だけどそのパターン。OPアクションはさすがに魅せてくれた。

スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.7

ストリートチルドレンが必死に生きているのを見ると、映画とわかっていても複雑な気持ちになる。ましてや悪い大人に利用されるのを見るのはしんどい。インドには行った事が無いけど、フィリピンで見たストリートチル>>続きを読む

セントラル・ステーション(1998年製作の映画)

3.8

ブラジル映画はたぶん初めてなんだけど、とても上質な作品だった。

文盲の人のために代筆業を営むが、投函せずに捨てるめちゃくちゃなドーラが、孤児になったジョズエの父親探しに付き合う事になるロードムービー
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トランスポーター(2002年製作の映画)

3.7

この前の「トランスポーター・イグニッション」ではまさかのNOステイサムで肩透かしをくらってしまったので、改めてステイサム目当てに視聴。

やっぱりステイサムだと視聴後の満足感が全然違うなー。あの筋肉と
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大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

3.5

世の中の様々な理不尽が原因で道を踏み外す少年の話。

監督の体験に基づいた脚本のようだが、今も昔も親ガチャ失敗というのは子どもにとって大きなハンディキャップとなるのは変わらないんだろう。

自分も決し
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花嫁の父(1950年製作の映画)

3.8

1991年のリメイク作品は観た事があったが、リメイクされるからにはオリジナルも面白いだろうと思い視聴。期待を上回る面白さだった。70年以上前の作品で、結婚、特に結婚式に関しては昔のアメリカって感じで現>>続きを読む

地獄の黙示録 ファイナル・カット(2019年製作の映画)

3.5

ベトナム戦争の狂った戦場を描いた中盤くらいまでは何とか理解できたけど、終盤の倒錯した世界観はよくわからなかった。ここが明確に理解できたらハマりそうなんだけど、もう一度見ようとは思えなかった。

トランスポーター イグニション(2015年製作の映画)

3.5

久しぶりにステイサムのアクションでも見ようかな…と思って観たのでそこは期待外れではあったものの、細かい伏線があったりで内容は悪くなかった。

スノーデン(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

社会的意義のある作品だと思うけど、ちょっと話が難しくて没入できなかった。

終盤で急に主役の顔が変わったと思ったらまさかの本人登場。

マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

3.8

荒野の7人のリメイク。デンゼル主演だから絶対面白いだろうという期待を裏切らず、ちゃんと面白い。

古さも西部劇の一つの魅力だが、現代の技術、演出で撮る西部劇もなかなか良い。

まさかこの作品で久しぶり
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クリムゾン・タイド(1995年製作の映画)

3.9

アメリカの原子力潜水艦でベテラン艦長と若いが優秀な副艦長が対立する話。

デンゼルがジーンハックマンを尊敬に値する数少ない俳優と言ってるのを何かで読んだ事があるが、この作品でそう思ったのだろうか。
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OK牧場の決斗(1957年製作の映画)

3.7

ガンアクション、復讐、西部劇の王道だが、保安官とギャンブラーの奇妙な友情。

カークダグラスが好きなんだけど、この作品の彼は今まで観たどの役よりも魅力的だった。飄々としたドクが本気で怒る時の鬼気迫る演
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アンストッパブル(2010年製作の映画)

3.5

昔観た記憶あるがおぼろげだったので再視聴。

視聴後にWikipedia見てほぼ実話と知り驚愕。

原因となった2人組の態度の悪さは気に障る。

それなりに面白かったけど、細かいところが雑だった気がす
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夢を生きた男 ザ・ベーブ(1991年製作の映画)

3.5

偉大な野球選手という認識だったが、生い立ちや私生活は結構複雑だった。

まぁ一昔前の日本の野球選手も似たような武勇伝あった気はするけど。

ジョン・グッドマンはたまに見かける脇役の人ってイメージだった
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フリー・ウィリー(1993年製作の映画)

3.5

捕獲されたシャチとストリートチルドレンが出会い、心を通わせる。

この当時の映画ってこんな感じだったよなぁと妙に懐かしさを感じた。

こういう安心して観れる作品もたまには良い。

ボルサリーノ(1970年製作の映画)

3.6

フランスのギャング成り上がり物語。
二大スターの共演、たしかに2人共にスター感あった。ストーリーはこれといって特筆する点は無いけど、二人の存在感だけで充分楽しめた。
古い映像を見るの好きなので、昔の自
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たくましき男たち(1955年製作の映画)

3.5

他の趣味にどっぷりはまってて気づけば3ヶ月ぶりの映画鑑賞。

やっぱり久しぶりに観るなら西部劇と思いチョイス。

主題は賢い金持ちと、金は無いけど漢気のある男、どっちがいい?って感じかな。

ヒロイン
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心の旅(1991年製作の映画)

3.4

メッセージ性のある作品で、共感できるし訴えたい事には納得できるんだけど、全体としては惜しいな…というのが正直な感想。

抵抗していないのに銃で撃たれたり、そのせいで記憶を失い、善人に生まれ変わったりっ
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ベイブ(1995年製作の映画)

3.6

動物は大好きなので、手放しで楽しめるし、若い頃に観てたらあーほっこりした、で終わっていただろう。

ただ、それだけではない奥深さがこの作品にはあったと、子育ても終わりかけの今なら思える。

母犬が豚に
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駅馬車(1939年製作の映画)

3.8

名作とは聞いていたが、噂に違わず見応えのある作品だった。

登場人物が多いが、ストーリーの中で自然に個性やバックグラウンドが明らかになっていく。ただ、序盤はしっかり集中してないと置いていかれるかも。実
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嵐を呼ぶ男(1957年製作の映画)

3.6

この前観た「狼の挽歌」と同じく、昔の現代劇。やはり当時の文化が垣間見えてエモい。オープニングの銀座の映像で「100円ランチ」ののぼりが個人的にツボだった。

どこでもタバコ、暴力満載で決して「古き良き
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友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

3.8

初めてのイラン映画。異国の他愛も無い話ではあるが、何故か引き込まれてしまい、何百万ドルかけた超大作よりも印象に残る、不思議な作品。やはり映画は奥深い。

高圧的な教師、子どもの話を聞かない大人に対して
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バーニング・オーシャン(2016年製作の映画)

3.6

海中油田掘削中の人災系パニック映画。

馴染みの無い油田の話なので序盤はちょっと理解に苦労したが、中盤からは「金儲主義の本社から来たお偉いさんが無理を言って事故が起きる」という本筋が見えてわかりやすか
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狼の挽歌(1970年製作の映画)

3.7

ブロンソンの個性が存分に生かされた、隠れた名作だと思う。

西部劇も好きだけど、同時代に作られた現代劇も好きで、その理由はセットではないリアルな時代の空気が垣間見えるから。この作品でも車や街並み、イン
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コードネーム:プリンス(2014年製作の映画)

2.9

ブルースウィリスなので観てみたが、平穏に暮らしている元殺し屋がトラブルに巻き込まれて…というよくあるパターンで、それっぽく作られただけの作品だった。

この監督の作品一覧見てみたら、だいたいこんな感じ
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デイズ・オブ・サンダー(1990年製作の映画)

3.5

録りためたものから何となくチョイス。

モータースポーツはほぼ知識が無いが、昨年偶然インディ500の放送を見ており、単に速さだけではない主導権争いやピットイン戦略といった妙味が少しだけ理解できる状態で
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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

4.0

たぶん3度目くらいの鑑賞。

無人島に1人で行くなら何持っていく?ってのは昔流行った妄想ネタだが、それがいかに過酷な事かがわかる。食糧や安全の確保はもちろんだが、孤独や絶望との戦いが最も難易度が高いの
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バード・ボックス(2018年製作の映画)

3.5

得体の知れない「何か」を見てしまうと、自殺してしまうという初めて見た設定。

必死に見ないようにするが、見ないと逃げる事もままならない。

普段見えるのが当たり前で生きているけど、視覚が無いといかに不
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燃える平原児(1960年製作の映画)

3.7

この前観た「突破口」でドン・シーゲル監督に興味を持ち、その13年前に製作された今作を視聴。エルビスプレスリー主演というのも興味を引いた。

白人男性と先住民女性の夫婦。西部劇では何度か見た事があるので
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アポロ13(1995年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

昔映画館かレンタルビデオかで観たはずだけど、ほぼ覚えておらず。ここ最近名作の再視聴が多いけど、人間の記憶って何て曖昧なんだろうと感じる。だからこそ嫌な事を忘れて生きていけるんだろうし、名作を何度も楽し>>続きを読む

ひまわり(1970年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

名作という事で、20代前半くらいに一度チャレンジ。当時は全く良さがわからなかったが、20年以上経った今観てみるとたまらなく切なくノスタルジック。

アントニオ、死にかけて記憶を失い、助けてくれた女性と
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.6

序盤は割と退屈だったが、エンディングで一気に伏線回収して面白くなった。

ミスリードや騙し合いも面白かったけど、松岡茉優演じる高野のひたむきな情熱が印象的。あれだけの情熱が注げる対象があるのは羨ましい
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突破口!(1973年製作の映画)

3.8

銀行強盗でうっかりマフィアの金を盗んでしまい、警察とマフィアに追われる逃亡劇。

追う側の凄腕の殺し屋の怖さと、追われる側の危機感、緊迫感、そして最後まで冷静さを失わず、大胆に行動する。

古い映画だ
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ウォール街(1987年製作の映画)

3.5

プラトーンのオリバー・ストーン×チャーリーシーン繋がりで視聴。

ウォール街を舞台に、違法な株取引の騙し合いと主人公の心の変化が描かれている。

金儲けも度を越すと人間の心を失ってしまう、というような
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スーパーマン(1978年製作の映画)

3.5

プラトーンに続き、名作再鑑賞。

ほとんど覚えていなかったが、バックグラウンドの設定とか、意外としっかりしていた。特撮は古いが、半世紀近く前の作品なので、そこは仕方ない。特撮以外のストーリーも王道的で
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プラトーン(1986年製作の映画)

3.7

小学生の頃観た記憶があるが、ジャケットにもなっている名シーンだけ覚えていた。父の借りたレンタルビデオだったが、小学生に見せるものでは無いよな…と今更ながら思う。まぁ父もこれほど凄惨なものとは知らなかっ>>続きを読む

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