PARPAR8266さんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.7

スピルバーグの自伝映画って情報だけで観に行ったら、ミシェル・ウィリアムズとポール・ダノて!!!ケイリーライカートの映画ぶりじゃない?それだけでブチ上がりでした。
というかポール・ダノ、良い年の取り方し
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とんかつDJアゲ太郎(2020年製作の映画)

3.4

おもろいメンツ。
当時この公開時に旬なメンバーが揃えられたんだなあという印象。
特に面白いとか面白くないとかはあまり何も思わないくらい、何にも残らない映画だった。(いい意味で)

ノーマル・ハート(2014年製作の映画)

3.7

ジュリア・ロバーツってすごいって、まざまざと感じた。
こんなに凄いパワー持ってたんですね、圧巻でした。
ネッドの人、ずっと誰だっけ?って思いながら観ていて、
あ、『グランドイリュージョンだ!』や、『は
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ストーンウォール(2015年製作の映画)

3.8

こんなところにもケイレブ・ランドリー!
観る映画、観る映画に現れる。好きだわ。


ストーンウォールの出来事は史実として今もなお語り継がれる歴史的な作品。
観ながらにして『こんなにあっさりしていて良い
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ホテルローヤル(2020年製作の映画)

3.3

えっ・・・・っと…


なんすかこれ?

釧路のノスタルジックムービーってのは存分に伝わった。
あと波瑠さん可愛いのと、
全体的に出演者はすんばらしいんですけど、



マジなんですか?これ。笑

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そして僕は途方に暮れる(2022年製作の映画)

3.8

豊悦ーーーーーーーーー!
トヨエツ様がお持ちになられてる色気云々よりも、今回は“ダメ男過ぎてカラッとしている”キャラクターが全然しっくりこなくて、
「あれ?豊悦、少々無理してないか?」と途中気になった
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

3.8

なんやねん!結局おもろいんかーーい!!

面白かった!特に中盤以降。
前半はどうしたもんかな?と思えるほど、ストーリーテラー方式で進む展開に頭が疲れて『もういいぜ』ってなってたんだけど、(というか一度
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アダムス・ファミリー2(1993年製作の映画)

3.8

1があまりに面白かったので、続けて鑑賞。
こちらも安定して面白いし、なんならこっちの方が小さい時のアダムスファミリーの記憶と差異がない。
これこれ、これだよ、アダムスファミリー!

ベイビーが飛行機に
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アダムス・ファミリー(1991年製作の映画)

3.8

こんな話やったっけ?
幼少期、TVの金曜ロードショーでやってたのをビデオにも録画してて擦り切れるほど観てたはずなのに内容完全に忘れてた!

昔は気味悪がっていたお母さんやフェスターおじさん、ハンド、フ
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マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

3.7

キアヌ・リーブスかっこよすぎ。
上品さと色気と生意気さ。全てがこのキアヌリーブスに当てはまり、スコットしか勝たん!とまで言いたくなるレベル。
だから、マイクが惚れるの分かるんだよ。

だって、優しいん
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E.T.(1982年製作の映画)

3.7

お恥ずかしながら、生まれて初めてのE.T。

こんな話なんだ〜!と思いながらも要所要所にスピルバーグ氏のこだわりが伺える。
それはSF要素というよりは大人と子どものフォーカスの仕方というか。

明らか
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CURE キュア(1997年製作の映画)

3.7

なんですってーーーーー!!?
なんだ、なんだ?なんなんだ?
物議を醸すラスト。
全部を見せない、でも想像させる。
水溜りに足を突っ込んだときのじと〜っとした染み込み具合と、この作品の浸透具合が似てて、
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ファイブ・デビルズ(2021年製作の映画)

3.9

これすごい映画かも。
目の前で起こっている事柄に傍観して観ていたけれど、この登場人物たちに入り込んだらなかなかエグいかもしれない。

ただ茫然と観ていても最後まで飽きずに観ていられる。
いちいちオシャ
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夜、鳥たちが啼く(2022年製作の映画)

3.8

想定よりもだいぶ面白かった!
飽きさせない展開とカット割、
回想と現代の見せ方もバランスが良くて上手だし、念頭にずっと“男女”というものを意識させてるからこそ、ずっと開放されるのをまっている状態。(言
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ブローニュの森の貴婦人たち(1944年製作の映画)

3.8

ジャン・コクトー没後60年特集の4作目はこちら。
面白かった。観やすいし、展開も良いし、憎悪と脆さが混在していて非常に観入っていた。…と思ったら、今作はジャン・コクトー作品ってわけではないのね。納得。
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詩人の血(1930年製作の映画)

3.5

ここまで芸術突っ走られると、もう脳みそ追いつけないよ。
アヴァンギャルド過ぎて、逆に一瞬で観終わってた。
眠たいとか思ったのかも覚えてない。

寺山修司が影響受けたとされる所以がわかった気がする。(否
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オルフェ(1950年製作の映画)

3.6

この作品は難解だ。
無知すぎて『はにゃ?』と首を傾げてしまった。
オルフェが死ぬのは何回だ?

なんて、お気楽なジョークは抜きにして、
コクトー氏は鏡が好きなのか?
鏡を使った作品が続いて、完全にそこ
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美女と野獣(1946年製作の映画)

3.7

ジャン・コクトー特集ということで観てみたが、期待値を悠々越えてくるくらい面白かった。面白かったというより、コミカルな部分が多くて、キャラクターたちが愛らしくてコミカルだし、とても観やすかった。

美女
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

3.6

予告がMAX。
劇場予告観て興味をそそったので鑑賞してみたが、予告での期待値を超えることはなかった。
芦田愛菜ちゃんや、麻生久美子さんなどの声優陣はかなり聞き馴染みある人が多くて、それだけで結構期待値
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.7

多少なりとも見応えはあるけれど、それはあくまで、あのレストランの異次元な空気感と繊細に作られた華麗な料理の数々ゆえかも。
だけど、お腹は空かない。(あら不思議)

やっぱり庶民は庶民フードが1番お腹が
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僕の特別な兄弟(2018年製作の映画)

3.9

まさかの2作続けてのシン・ハギュン!!!
これまた新味といったところでしょうか、素晴らしいお芝居でした。

この手の作品はありふれているので、逆にもうベタを取ったもん勝ちとすら思っている私ですが、ちゃ
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死を告げる女(2022年製作の映画)

3.7

やっぱりスリラー映画は面白い。
これホラーなんじゃないの?と思えるほど、怖さもあったし、不可解さと不穏さはバカでも引きつけられる。(バカだから引きつけられる?)
面白かったけど、若干、尻すぼみ感。終わ
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柳川(2021年製作の映画)

3.7

上質な映画。人にオススメできるかと言えば話は別だが、かなり上質×上質。
静かに淡々と…それこそ劇中に出てくる“柳川”のように静かに、わずかに波を立てながら進むストーリー。
今思えば、【堀留】という居酒
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離ればなれになっても(2020年製作の映画)

3.8

タイトルは超ダサいし、ガッツリイタリアンな映画は久しぶりだったから、どんなもんかと思っていたけど、
今の自分にぴったりの映画でした。
というか、勝手に自分の状況と重ね合わせてしまった。
“死ななければ
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.2

同世代や上の世代の中年ズたちが、こぞって『これはヤバい』と絶賛していたので、アニメは全く観ない派ですが大晦日に滑り込みで観ました。

どうして…?こうも擦られまくっていて、
いわゆる“世代“だったら、
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ある男(2022年製作の映画)

3.6

柄本さんとこのお父上が完璧な仕上がりで圧倒的過ぎた。

マジで今作は柄本明先生の真骨頂でしょう。
いやー、最強過ぎて拍手したくなりました。


それに加えて、妻夫木氏、仲野太賀氏、窪田正孝氏、安藤サク
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.9

そもそも三宅唱ファンとしては絶対に初日鑑賞案件で、その期待値を悠々と越えてくるあたり、もう才能エグいっす。
ボクシング映画はこの世にたくさん存在しているのに、どれとも被らない。
なのに何故かノスタルジ
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あのこと(2021年製作の映画)

3.8

想像の何倍もキツかった。
キツいという表現は相応しくないとか思われそうだけど、本当にキツくて痛くて苦しくてたまらなかった。
これは何が救いだったのだろう…
希望と絶望が混在していて、観ているこっちが居
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RRR(2022年製作の映画)

3.8

立派な大作だと思うのだけれど、巷の評価が高すぎて、ハードル上がりすぎました。
ストーリーも練られた部分がしっかりあるから純粋に楽しめるけど、やっぱりベタな展開とツッコミどころが満載過ぎて、そこが気にな
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.7

すっごい眠たくて疲労感満載の時に観に行っちゃったのに、あれよあれよと観終わってしまった。
わけ分からないけど退屈には思えない。
ポップなファッションやクールなオールドカー、エレガントで輝かしい生活を見
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ステラ SEOUL MISSION(2022年製作の映画)

3.6

まさかの同日に2作品連続でソン・ホジュン出演作を観るとは。完全にファンになりつつあります。
でも本当、1本目「手紙〜」と打って変わって、ドタバタコメディのカーアクション?ときた。本来こっちの方が好きな
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手紙 オモニの願い(2019年製作の映画)

4.2

これはやられた〜!!!爆泣き案件でした。
そもそもキム・ヘスク出演作品にハズレなんて存在しないだろうと勝手に絶対的信頼感を持っているのですが、これまたとんでもねえ作品でした。
ジャケットで“ベタベタな
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警官の血(2022年製作の映画)

4.1

アカンてー!面白すぎるてー!韓国、本当に強すぎるてー!
なんなのこれ!この差は何?(日本映画と韓国映画)
タイトルや内容からして、日本人には馴染みのある【孤狼の血】が真っ先に脳裏によぎる。
でも、それ
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.6

登場人物の描き方とか関係性をこの上ないほど分かりやすく描いてくれていて、親切な映画だな〜と思えた反面、少しトゥーマッチ↘︎
作中に同じクダリが何度も続くので、最初のインパクトから、尻すぼみ状態。
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All the Streets Are Silent:ニューヨーク(1987-1997)ヒップホップとスケートボードの融合(2021年製作の映画)

4.2

冒頭からイカしまくりの、なんだかんだ見たことあるな〜聞いたことあるな〜っていう印象的な登場人物たち。
それが途中から、若かりしプロスケーターだったり、ラッパーだったり。
NYのストリートというカルチャ
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窓辺にて(2022年製作の映画)

3.8

前半よりも後半の方が今泉節が炸裂していた気がする。
あの会話のぎこちなさというか、絶妙な日本人らしい間合いだったり、なんだかその空気に失笑しちゃうあの感じ。
だから個人的には前半よりも後半(パチンコ以
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