はまやらわさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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恋におちたシェイクスピア(1998年製作の映画)

3.6

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午前十時の映画祭

こんなシンプルなラブコメがアカデミー賞いっぱい取ってるなんて意外。
確かに各キャラクターたちの演技も素晴らしい。最後のクライマックスがステージになっているのは、「Sing」を連想し
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ブラックアダム(2022年製作の映画)

3.4

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かなり振り切ったド派手アクション映画。爆発とか町破壊とか盛りだくさん。90年代の映画的要素を今の流行りに当て込んだような感じ。色んな映画でよく見るスケボー少年が車に連れてってもらうとか本当に出来るもの>>続きを読む

蜘蛛巣城(1957年製作の映画)

3.3

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午前十時の映画祭

話の下敷きとなった「マクベス」を知らないのだけど、ストーリーはシンプル。
シンプルだからこそ良かったのは、台詞が本当に聞き取れなかったため、何とか理解できた。
冒頭の大声で大殿に何
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左様なら今晩は(2022年製作の映画)

3.2

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良く言えばじっくり。悪く言えばゆっくり。
あまり起伏の無いストーリーで、展開がシンプルな上に、主な舞台が狭いアパートの一室という画替わりがしない。
ただ、主人公二人の演技には好感も持てるので長く見てい
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ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界(2022年製作の映画)

3.1

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ほぼストーリーの無い映画。三世代の普遍的な話。ドラマ部分は、ディズニー映画でよくある要素が多くちょっと食傷気味になった。
子供を同性愛者にした必然性が不明。祖父とのジェネレーションギャップをやる訳でも
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.9

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これまでの新海誠作品で一番おもしろいと思った。
余計な挿入歌は無く、スポンサーの押し付けも軽減。男女の恋愛は少なく、家族または家系の物語になっていた。これまでの個人的に気になったところがブラッシュアッ
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ディア・ハンター(1978年製作の映画)

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午前十時の映画祭

なんといってもロシアンルーレットの使い方がうまい、まさにロシアンルーレット映画。
ベトナム戦争後の発狂と、ロシアンルーレットに魅せられた精神とが合わさっていて凄い。ニック役のクリス
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.6

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主人公を演じる俳優が死んでからの続編。予想通りの展開ではあった。
しかし、ストーリーにその事実が盛り込まれてあり、全体的に常に漂っている喪失感。中の登場人物も、演じる俳優にもリンクしていて、涙するシー
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アムステルダム(2022年製作の映画)

3.2

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冒頭の殺人容疑かけられるまでがピークで、その後からはわりと退屈。
軽妙な台詞、豪華な出演者で観ていて飽きないのだが、もっとサスペンスに出来たと思うし、個人的にはそれを期待していた。
刑事と知り合いで猶
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レイジング・ブル(1980年製作の映画)

3.3

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午前十時の映画祭

実在したボクサーの波乱万丈物語。
とにかく最悪なDV男。共感は全く出来ない。妻いるのに15才のビッキーにアプローチかけるのヤバい。
なのにボクシングは強い。それゆえ、人々は彼に着い
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線は、僕を描く(2022年製作の映画)

3.2

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全体的に見易いつくり。知らないカルチャーを知れる面白さがある。
ただ、想定内の脚本。先が見える展開。
水墨画という世界感で成長を感じさせるの、かなり難しい挑戦だと思った。
個人個人の俳優の演技が素晴ら
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耳をすませば(2022年製作の映画)

2.7

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子供時代と大人時代の二部構成。
子供時代エピソードがアニメ映画版の再現、ダイジェストのようになっていて、詰め込みすぎ。テンポが悪いと感じた。唯一の相合い傘のシーンがアニメには無い場面で、そこは良かった
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8 1/2(1963年製作の映画)

3.2

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午前十時の映画祭
過去観た中でも一番難しい映画だった。

新作映画を作るプレッシャーなのか?に追われて逃げるように温泉治療で療養する主人公映画監督のグイル。
終始、美女やら過去の記憶やらがごちゃ混ぜに
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“それ”がいる森(2022年製作の映画)

2.0

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日本のメジャーでは珍しく宇宙人を扱ったホラー映画。
宇宙人の部分は事前に隠してたことは賢明で、それなりに話題になってることに成功してる。普通に地縛霊とか頭おかしくなった殺人鬼とかだったら、これほど話題
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.4

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メンヘラみたいなマリコ。昭和のヤンキーみたいなしゃべり方のシイノ。まさに漫画の映画化の嫌な部分が出てたように感じる。
二人は初めから仲良しな設定も引っ掛かった。

こういう状況見ると、警察に通報すると
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.5

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完全黙秘を続けると罪に問われないことを知った。こんなこと映画にしちゃうと警察も困るだろうなと思った。
この制度から、こんなに面白いストーリーを作れちゃうって、東野圭吾凄い。

キャスティングで犯人が分
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渇きと偽り(2020年製作の映画)

3.2

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オーストラリア映画ということで、あまり馴染みがなかったけど、広大なロケーションを活かした世界観で、この手のミステリー作品にマッチしていて良かったと思った。
過去の事件と現代の事件との同時進行で綺麗に纏
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家族の肖像(1974年製作の映画)

3.5

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午前十時の映画祭

強引寄生親子とその仲間に振り回される静かに暮らしたい困惑教授の話。
ずっとひとつの建物の中での出来事なのに、面白いドラマになっているのが凄い。
ワンシチュエーションの演劇のような感
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四畳半タイムマシンブルース(2022年製作の映画)

3.3

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アニメ四畳半神話体系とサマータイムマシンブルースを組み合わせた原作の映画化。
色々と入り組んだ設定にも関わらず完成度が高いのはそれぞれの作品、スタッフ、原作の相性のよさが合わさった結果か?
ラストはノ
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アバター(2009年製作の映画)

3.3

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2の予習として公開時以来。4DXにて鑑賞。
圧倒的な映像で、別の惑星の話として説得力がある。地球とそんなにかけ離れてなくて、知力があるが、文明を発展させる必要もない世界。

ただ、3Dで観るには長いと
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レインマン(1988年製作の映画)

3.4

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午前十時の映画祭

かなり昔に見た記憶のある映画。今見るとストーリー展開がオーソドックスで、古く感じる。つまり、先の見える展開とも言える。
それでも感動できるし、お堅い感じではなく結構エンタメしてるの
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ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

4.2

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リバイバル上映にて鑑賞。

大きい画面で観ることで、集中出来て新たな発見もあった。
アニメ-ションの動きももちろんのこと、特に音楽の良さを感じた。主題歌「炎のたからもの」のイントロが、ここぞという時に
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