heroheroさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.6

ミーガンの可愛らしさと不気味さを兼ね備えた造形がなかなか良い。
しかし、この物語で全ての責任は研究者ジェマにある。
物語が終焉し安堵してるけど、お前のせいで何人死んでると思ってんの?という感想が浮かん
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ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.8

宣伝通り「ターミネーター2」の正式な続編と言えるし、内容的にも満足。製作にジェームズ・キャメロンが関わるだけでこうも違うのか。
アーノルド・シュワルツェネッガーよりもリンダ・ハミルトンの容姿に時代の流
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椿三十郎(1962年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

織田裕二主演のは観た事があったが、オリジナルは今回初めて鑑賞。
主演の三船敏郎はやっぱりカッコイイ。
しかし、作品としては所々特に序盤、俳優達のセリフが聞き取りにくい。
ボソボソと早口なので字幕が必要
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.7

2時間49分もあるのに全く退屈しない。
シーン全てが美しい。
そしてアクションに次ぐアクション、更なるアクション。
ジョン・ウィックの体力は無尽蔵か。
全ては愛した妻のため、そして犬に対しての愛も忘れ
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夜の来訪者(2015年製作の映画)

3.5

本来はBBCのテレビドラマなので87分と短く、サクッと観やすい。
警部の話が二人まで進んだ段階で、じゃあ残りの者達は、それぞれどんな関わりがあるのだろうかと興味津々となってきて、観る者を飽きさせない。
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アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

3.8

原作マンガは絵柄は知っていたが未読。
公開前の予告編映像では、アリータの大きな瞳が、原作マンガの絵柄に寄せすぎているようで気持ち悪く感じていたのだが、本編を観るとそれほど違和感無く受け入れられ、いつの
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T-34 レジェンド・オブ・ウォー ダイナミック完全版(2018年製作の映画)

4.2

コレは傑作。
戦争映画なのに、反戦要素は途中で主人公の仲間が口ずさむ歌の歌詞で表現されるのみ。
あとはひたすら勝つか負けるかの戦車バトルだ。
しかし、しっかりとした脚本と感情移入しやすくキャラが確立さ
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サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

おバカ映画としては、まずまずの合格点。
一番サイコなのがミミという設定も良い。
そして程良いグロ描写。
最後まで名前を覚えてもらえない兄には笑った。
敵(?)の一人が日本語喋ってるぞと、ラストのエンド
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不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

3.7

高評価なので鑑賞し始めたら、のっけから一気に早い展開でぶっ飛んだ。
独特の世界観をラストまで問答無用で貫いていて面白い。
ただ、中盤辺りから少々ダレる。
全体を90分程に短縮し、物語を整理してコンパク
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バトル・インフェルノ(2019年製作の映画)

2.4

さわりの粗筋を知って興味をそそられ鑑賞したが、脚本がとっ散らかってて、折角のアイデアを活かしきれておらず、突き抜けた面白さへ昇華しきれていない。
故に退屈で何度も眠気に襲われた。
ラストのオチも悪くは
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.0

マリワナ海溝を絡ませるアイデアは面白いのだが、全体的にテンポが悪い。
サメと対決→一休み→サメと対決→一休み→サメと対決→一休み・・・といった具合なので、サメとの対決熱がその都度冷めてしまい、面白さが
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ノーウェア:漂流(2023年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

閉じ込められていても、呼吸が出来てる時点で、空気の入り込む隙間があるわけで、そんな金属コンテナのあんな下の方に複数の穴が空いてたら、いくら塞いでも水圧であっという間に海水が流入して沈むだろうとか、塩分>>続きを読む

フォーリング・フォー・クリスマス(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

昔からよくあるパターンの物語だが、脚本に厭味がなく、それなりに楽しめた。
ゲラゲラ笑えるコメディというより、心温まるラブコメディだ。
登場人物も、嫌悪する程の者は一人もおらず、当初嫌な奴に感じてた婚約
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劇場版 おいしい給食 Final Battle(2020年製作の映画)

4.2

ドラマ版のシーズン1からシーズン2へ繋がる理由が提示されている映画版を、今更ながらに鑑賞。
そうか、神野くんこの頃はまだ中1だったんだっけ…と懐かしくなった。そしてクライマックスで感動。
やっぱりこの
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REDリターンズ(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

アメコミ原案なので、前作同様マンガっぽいアクションが楽しめる。
ただ、ラストの騙し討ちは、そんな時間的余裕は無かったように感じて、いくらなんでも都合良過ぎで興醒め。

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

2.5

今回こそはと思って懲りもせず鑑賞してみたが、やはりデヴィッド・フィンチャー監督作品は、ボクには合わなかった。
物語の途中経過は程々面白いが、感情移入出来るキャラが一人もいないし、最後の締め方も好きにな
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ザ・ベビーシッター(2016年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

多分ボクが今まで観たホラー映画の中で一、二位を争うつまらなさ。
主人公の少年が12歳とはいえ、利口なのか馬鹿なのか設定があやふや。
途中いじめっ子が来訪する時など逃げるチャンスはいくらでもあるのに、何
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

4.0

前作はWindowsだったけど、今作はApple。
iMac(MacBook?)、iPhone、Apple WatchがiCloudで連携されて、オマケにSiriまで大活躍。それとGoogleの様々な
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最後まで行く(2023年製作の映画)

4.4

大きなスケールの物語じゃなくとも、ここまで面白く出来るという好例。
そして最後のタイトルが表示されても、席を立ってはいけない。

バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー(2021年製作の映画)

2.4

どれだけスプラスティックなモノを見せてくれるのだろうかと期待してたのだが、期待ハズレだった。
個人的には、この程度でのドタバタでは爆笑の連続へは程遠い。
アレが突然鳥に攫われたりというような予期せぬ面
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バーバリアン(2022年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

期待してたのに愚作だった。
怖がらせるために、次々と通常ならあり得ない設定を放り込みすぎ。
当初ものすごく慎重な主人公が、事件発覚後、携帯電話の通じる地域なのに、すぐ警察を呼ばずに自分で困難に乗り込ん
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真夏の方程式(2013年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

なんとも後味が悪い。
自分の行動の罪深さに気付いて悩む少年を、気遣っている風でいて、実際は全て放り投げている。
感動話どころか実に残酷なラストだ。しかも湯川がその残酷行為に加担していて残念。

メランコリック(2018年製作の映画)

3.9

銭湯のボイラーでは遺体は完全には焼却できないだろうとか、まずは血しぶきを水で流してからブラシをかけろとか、ツッコミどころは色々あるのだが、それを補って余りある面白さが脚本にある。
家族三人のどうでもい
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オットーという男(2022年製作の映画)

4.0

俳優トム・ハンクスに死角はないのか。
本作でも妻を亡くした頑固な老人を魅力的に演じている。
脚本も、過去と現在を何度も交差させる事で妻への愛の深さをしっかり表現できているし、彼が周囲の者とぶっきらぼう
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PIG ピッグ(2021年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

ニコラス・ケイジ主演という事で予想してた物語ではなかった。
豚というより料理の話だ。しかし、豚への愛も料理へのこだわりも亡き妻への愛もどれも掘り下げが浅く、深い感動には至らなかった。故にテンポも退屈に
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怒り(2016年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

何の予備知識も持たずに鑑賞。
三つの物語に似ている顔の人物三人をそれぞれ配し、相手を信じたり信じきれなかったりした時の怒りで、観る者の感情を揺さぶる構成は悪くないが、個人的には沖縄少年の飲み会後の行動
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

3.5

まず「アンブレイカブル」を観て、次に「スプリット」を観た上で、本作を観なければ物語を理解しづらいし、面白さも十分に理解出来ないと思う。
個人的には二作目の「スプリット」が一番好きなのだが、それでも本作
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バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

4.0

主人公のサンタにおける細かな設定が、物語に上手く活かされているので、血飛沫飛び散るバトルシーンも違和感が無い。
ラストのトナカイ達とのやりとりも微笑ましく、去っていくサンタの当初の考えも、変化したであ
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

2.5

原作未読。
NHKドラマ版は全話視聴済みで、本作も期待していたのだが、兎に角前半が冗長過ぎて眠くなる。
多分原作マンガでは、テンポ良く進行しているであろう物語を、約2時間の映画形態にしようとして、各シ
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.0

面白いとの評判に釣られ鑑賞。
確かに面白い。
主人公二人の会話が、この作品の面白さの半分。そしてもう半分がキレの良いアクションだ。
特にまひろ役の伊澤彩織の身体能力には驚いた。
アクション映画は多々あ
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アキラとあきら(2022年製作の映画)

3.8

既にドラマ版を鑑賞済みな為、あの物語を映画ではどう表現したのか興味があったので、この映画版も鑑賞。
故に、設定の違う登場人物やエピソードの説明不足な部分に気付きはしたものの、それでもあの物語を128分
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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

3.7

何気なく観始めたら、タッカー役が『レジデント・エイリアン 〜宇宙からの訪問者〜』に主演してたアラン・テュディックと知り、期待値が上がる。そして、やはり面白かった。心優しきデイルに、少々気の強いタッカー>>続きを読む

チェリまほ THE MOVIE 30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい(2022年製作の映画)

4.0

大前提として、まずはドラマ版を先に鑑賞しておかなければいけない。
そうじゃないと登場人物達のバックボーンが分からないからだ。
ボクはドラマ版を楽しく鑑賞していたので、本作も十分楽しめた。
そして、予想
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.8

のんの演技がなかなか良い。
脳内で作り上げた別人格に語りかけつつ、勇気を持てない自分を誤魔化して生きる女性を、魅力的に演じている。
ただ、のんが設定年齢よりかなり若く見えるので、林遣都が歳下設定に見え
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.7

以前一作目を鑑賞し、そのつまらなさにガッカリしたのだが、本作の評判がまあまあ良さそうだったので鑑賞してみた。
設定をボードゲームからTVゲームへ変えた事で、ゲームの中に入り込む状況に不自然さが無く、更
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

大前提の設定が無理ゲー状態過ぎるので、未来に全く希望が見えず、ハラハラはするけど観終えても満足感は得られなかった。
せめて局地的設定にすれば、そのうち助けも来るかもという希望が見え隠れして、それまで頑
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