heroheroさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

メッセージマン(2018年製作の映画)

3.4

ストーリーは、今まで色んな映画で擦られてきた展開だが、主人公の徹底ぶりは悪くない。ただ、ラストボス相手にだけ油断し過ぎ。主人公が所属してる殺し屋組織の一部システムやら、そのメンバーの東洋人スナイパーな>>続きを読む

ハート・オブ・ストーン(2023年製作の映画)

3.6

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とてつもなく高性能なハートは誰がどのように開発したのかとか、特定の国家に依存していないチャーターを金銭面で支えているスポンサーはどこなのかとか、肝心な部分がゴッソリ抜け落ちていて、大枠の設定が少年マン>>続きを読む

ゾン100 ゾンビになるまでにしたい100のこと(2023年製作の映画)

2.2

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原作未読。
赤楚衛二は、このようなチョット抜けた感じのキャラが合っている。
とは言え、さすがにアメフト部にいたという設定だけは、体格から見て説得力が無い。
それと、対ゾンビの戦いが緩すぎる。コメディだ
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RE:BORN(2015年製作の映画)

3.2

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セリフの多くが厨二病的なのだが、そういう作品だと割り切って観れば充分楽しめる。
そもそもが、琉球古武術からくる身体操作であるウェイブを取り入れたゼロ距離戦闘術ゼロレンジコンバットを、会得者である坂口拓
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メッセージ(2016年製作の映画)

2.2

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評判が良いので鑑賞したが、満足感は得られなかった。
まず、3000年後に自分たちの危機を地球人に救ってもらう為に、時間を逆行してやって来た異星人に納得出来ない。
時間まで超越し、あれ程の宇宙船を作り上
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恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

3.1

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昔からタイトルだけは知っていて、いつか観たいと思っていたので、今回やっと鑑賞。
テロで発生した火災は、なかなか消火出来ないので、ニトログリセリンを爆破させてその爆風で消そうという設定なのだが、それには
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

2.5

前作が面白かったので鑑賞したが、対ゾンビというより、ゾンビのいる世界でのマッドマックスという感じの作品だった。
スピード感のあった前作に比べると、演出面にもたつきが感じられ、主人公達の行動に、観ていて
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

2.2

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実際に仮面を被る変身スタイル、大勢のライダーに襲われる、1号が死ぬ、などの要素は石ノ森章太郎の漫画版へ寄せに行ってて好感が持てた。石ノ森の別作品「ロボット刑事K」のオマージュや、政府の男たちの名が「立>>続きを読む

劇場版 おいしい給食 卒業(2022年製作の映画)

4.0

主人公甘利田の給食時間での偏執ぶりは相変わらず常軌を逸していて面白いが、それだけで終わらせず、今作では給食とはどうあるべきかキチンと提示しており、更にはそれを感動できるラストへと昇華させている。
甘利
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サイコキネシス 念力(2017年製作の映画)

2.4

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冴えない父親が突然サイコキネシスを使えるようになる事の理由付けは、単純明快で悪くない。
その念力で地上げ屋達を翻弄するまでも楽しめた。
しかし、その後が頂けない。
娘達が、立ち退きに反対するとはいえ、
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.5

前作によって、エスターの正体は鑑賞者にも分かっているので、正体を知らない家族に入り込むという構成だと繰り返しになってしまい、盛り上がりに欠けるだろうなと考えていたら、キチンとそれを裏切る仕掛けを施して>>続きを読む

キャプテン・フィリップス(2013年製作の映画)

3.7

実際に起きた事件を、緊張感の連続で見せつける構成は、観ている者を飽きさせない。
特に犯人役の俳優たちの演技は鬼気迫る感じで、作品の質を高めている。
救出作戦に登場するシールズの面々は、元シールズ隊員を
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決戦は日曜日(2022年製作の映画)

2.5

某YouTube動画で褒められていたので鑑賞したのだが、ボクにはイマイチだった。
確かに選挙裏での知られざる事実の数々や実在議員を思い浮かべてしまうセリフや行動など、面白くなりそうな要素は沢山あるのだ
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シャドウ・イン・クラウド(2020年製作の映画)

3.5

後半、カバンの中身や正体が明かされる中、クロエ・グレース・モレッツがトム・クルーズかっていうぐらいの無双ぶりを発揮し、なかなか見せてくれる。
しかし、これってグレムリン要素を入れない方が、よりシリアス
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LUCK-KEY/ラッキー(2016年製作の映画)

3.7

元となる作品『鍵泥棒のメソッド』は以前鑑賞したのだが、堺雅人と香川照之が出てた事と、兎に角面白かったという感情以外、ストーリーの細部をほとんど思い出せず、そのお陰で楽しく鑑賞出来た。
ユ・ヘジン演じる
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ランナウェイ・シーフ(2023年製作の映画)

3.7

コレはまんまと騙された。
クライマックスまで真相に気づけなかった。
この作品は、なかなかの拾い物。何も予備知識を持たずに鑑賞すれば十分に楽しめる。

BECKY ベッキー(2020年製作の映画)

3.5

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やられたら100倍でやり返す。その徹底ぶりがイイ。
ラストも、心を入れ替えて助けてくれた大男にさえ容赦無い。
新たなスーパーダークヒロイン誕生である。
しかし、肝心の鍵の秘密が、何も明かされていないじ
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ヴィレッジ(2023年製作の映画)

2.5

全編暗い内容の物語。
テンポが遅く、ああ、いつもの邦画パターン始まっちゃったかと思いつつも、主演横浜流星の演技が良かったので、何とか鑑賞を継続出来た。
作り手は、閉塞した村という自治体の暗部を抉りたい
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.8

原作未読。
終始楽しく鑑賞出来た。
現実的に少々疑問に思う点も幾つかあったものの、むしろ物語を面白くする要素になっていた。
リアルでない事で、質の落ちてしまう作品は多々あるが、リアルさを少々犠牲にする
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

原作未読。
ラストシーン、灯里のバッグから灯里宛の榛村大和からの手紙がいくつも出てきた後、爪について語る意味が、今ひとつ分からなくて、某サイトのネタバレを確認して唸った。
普通に鑑賞していると、9件目
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サヴェージ・ウーマン 美しき制裁(2019年製作の映画)

3.7

殺された最愛の夫をとことん信じ、最愛の子供達を守る為、鬼になる道を選ぶ。
なかなかの秀作でした。
溜飲もしっかり下げてくれる。
ラストの娘の一言もその一助となっている。

殺人鬼から逃げる夜(2020年製作の映画)

3.8

脚本に無駄が無く、最近の映画では短めとも言える104分に収めきってるのにも好感が持てる。
ストーリーは単純だが、見せ方が上手く最後まで飽きさせない。
通常なら挿入するであろう犯人の犯行動機や過去の生い
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キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

3.4

一作目に比べ物語の途中感が否めないので、撮影部分に迫力はあるものの、満足感は続編の完成度が明確になるまでお預けというところ。次回作に期待したい。

アンテベラム(2020年製作の映画)

2.9

物語が全体の3分の2あたりまで退屈。
黒人差別を訴えたいのは分かるが、イマイチこちらの心に迫って来ない。
中盤に見せられる黒人差別に関する演説も、内容は薄く、この程度の事は部外者でも言える。
もっと黒
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レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

基本的なあらすじは悪くない。
特に比叡山焼き討ちの指揮を光秀がとったという史実(厳密には、指揮官と明記されてる資料は無いようなのだが、この焼き討ち前に光秀自ら琵琶湖西部の土豪達に共に焼き討ちに参加しよ
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テロ、ライブ(2013年製作の映画)

4.1

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今まで鑑賞してきた韓国映画で一番面白かった。
ボクにはギャグパートの無い韓国映画の方が、好みに合ってる事を再認識。
そしてラストでは、スティーブン・キングの小説「ザ・ランニングマン」が思い浮かんだ。
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AWAKE(2019年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

Amazonプライムで見放題終了間際だという事で鑑賞。

実際にAIとプロ棋士の対決があったのは8年程前なのに、今こういう作品を見ると、将棋AIの反応がとても遅く、古臭く感じてしまう。それ程までにAI
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宇宙戦争(2005年製作の映画)

3.2

過去鑑賞備忘録。
小学生の頃に原作を読んでいたので、ラストのオチも知っていた為、ラストまでの過程を楽しむ感じで鑑賞した。
この小説の価値は、オチの驚きにかなりの比重があり、しかも余りにも有名なので、映
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13時間 ベンガジの秘密の兵士(2016年製作の映画)

3.5

コレが事実をベースに作られたというのだから、やはり戦争はやるもんじゃないと再認識。
しかし、やらざるを得なくなった場合には、逃げるだけでは済まないのだから、本当に恐ろしい。
その恐ろしさを、アクション
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キラー・ジーンズ(2020年製作の映画)

2.6

鑑賞前は、お馬鹿映画を楽しもうと考えていた。
それがまさか、社会派ホラーだったとは。
しかし、その要素も本来のバカ要素も、第一被害者を発見後の主人公達の、あり得ない行動で台無しである。
あの行動をとら
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

2.4

原作未読。
想像してたモノとかなり違っていた。
舞台は日本の超高速列車内という設定なのだが、これほど現実離れした電車内を描いた映画は、洋画でも邦画でも今まで見た事が無い。
余りにも現実離れしているため
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ノンストップ(2019年製作の映画)

3.0

まあまあ高評価だったので鑑賞。
う〜ん、大まかなストーリーは面白くなりそうなのに、イマイチ突き抜けていない。特に笑いの部分が消化不良だ。
笑いたくて観たのに残念。
以前鑑賞したコメディ調の韓国作品でも
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マッド・ダディ(2017年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

原題が「Mom and Dad」であるように、両親が豹変する内容なのだが、その原因についてはラストまで語られる事はない。
もしかすると、コレは関係性が上手くいっていない親子の現実を、皮肉っているのだろ
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EXIT(2019年製作の映画)

3.0

評価が高いので鑑賞したのだが、大前提の毒ガスの拡がり方が、物理的に常軌を逸する無理無理な設定なので、終始気になって仕方ない。
あれ程の量を街中に拡散させようとしたら、地中から常に噴き出す地球の異変設定
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父の秘密(2012年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

観ていて辛くなる作品と、ネットで紹介されていたので、あえて鑑賞してみたのだが、想像よりも下だった。
父にとっての一人娘が、転校先の高校で壮絶なイジメに合うという事だったのだが、まずこの娘が、父親思いの
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Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)

2.8

高評価なので鑑賞したが、ツッコミ所が多過ぎる。
物語も散漫的で所々破綻している。
そもそも何故舞台が、現在まで長い歴史を持つ王国である英国の未来なのか。
打倒ファシズムをテーマにするには、設定が第三次
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