やんまさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

スパイダーマン2(2004年製作の映画)

3.5

アクションが大分進化してる!おもろい

終盤そんな盛り上がらなかったけど電車のシーンとか良かった

ヌーヴェルヴァーグ(1990年製作の映画)

2.5

ずっと喋ってる。字幕が下と右に違う内容で同時に出てくる。横の運動がすごい。どこを切り取っても画になる、まるで絵画。

内容は相当集中してみないと汲み取れなさそう。頭に入ってこなかったので機会があればリ
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スリ(掏摸)(1959年製作の映画)

3.8

気になってたロベール・ブレッソン監督作品。スリ(掏摸)にのめり込んでいく青年の"行為"を淡々と描く。

マジシャンさながらの繊細な手つき、流れるような一連の動作から得られる映像的快楽と満点のスリル!そ
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スパイダーマン(2002年製作の映画)

3.0

スパイダーマンの新作が面白そうなので予習。まずは初代から。

DCのノーラン監督三部作があまり肌に合わず、それ以来ヒーローものは敬遠していたけど本作もやはりピンとこず。面白くない訳ではないんだけど。以
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スヌーピーのイースター/チャーリー・ブラウンのイースター(1974年製作の映画)

3.0

英語のプレゼン原稿が再提出くらって激萎えしてたので癒しを求めて。

「ピーナッツ」シリーズ、もっとほんわかしてるのかと思いきや意外と畜生キャラが多い。トムとジェリー的なやり合い、ショッピングモールでの
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カム・フロム・アウェイ(2017年製作の映画)

3.6

誰もが知っている、アメリカで起こったある事件の裏側をミュージカル化した作品。

どこからどう見ても悲惨な事件をコミカルに映す発想がまず面白い。もちろんそれだけでは終わらず、鑑賞後には独特な余韻をもたら
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キミはだれ?チャーリー・ブラウン(2021年製作の映画)

3.5

大人気漫画「ピーナッツ」の作者チャールズ・シュルツさんのドキュメンタリー映画。

ドキュメンタリーといっても、主人公チャーリー・ブラウンやスヌーピー、その他キャラの制作秘話や行動原理がアニメを交えて語
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ウルフウォーカー(2020年製作の映画)

3.5

映像が綺麗でした。ちょっと癖のある絵本みたいな。

ストーリーはまあありがちではあるけど終盤にかけての盛り上がりが良かった。決闘シーンや劇中劇に使われるような、画面の縦幅がぐっと狭まる演出好きだな。本
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CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

3.5

Fan's Voiceさんのオンライン試写にて。

無垢でありながら繊細な少年2人の親密な関係。最近この手の映画が多い気がするが、アフタートークでも言われていたように、それぞれに作家性や文化的背景の違
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ナブアの亡霊(2009年製作の映画)

3.0

映像・音

変に邪推しながら見ちゃったけど意図があるのやらないのやら。『MEMORIA メモリア』を撮った監督。気になってたので近いうちに観る。

怪物(2023年製作の映画)

3.5

布陣が強すぎて特に心配もしていなかったけど、やっぱり面白かった。

緊張感漂う第一幕が本当に面白くてここがピーク。以降の答え合わせはちょい出来すぎな感じを受けた。第三幕は特別刺さりはしなかった。

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千年女優(2001年製作の映画)

4.5

人気絶頂のなか表舞台から姿を消した、往年の大女優の生涯を描いた作品。

彼女の女優人生の始まりでもある、「生涯追い続けることとなる名も知らぬ絵描きとの出会い」の日から、現在と過去、現実と映画の中を時空
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

2.5

レイトショーにて鑑賞。都合がつき友だちとようやく行けた。

お手本のようなファンムービーだった。ファンといっても規模がでかすぎるけど💧マリオのコースを模したステージ、お馴染みの楽曲やキャラクター等々、
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TAR/ター(2022年製作の映画)

4.1

『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』とセットで鑑賞。少し遠かったけど良い日になった。そして今作で400本目。(この前にショートムービーを観て数を調整したのはナイショ)

Twitterで絶賛&考察ツイートを度
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サイケデリック航空(1994年製作の映画)

2.5

絵柄はしんちゃんみたいなのにコナンの服部平次役、阿笠博士役の人が出てるので(目暮警部役の人も出てるらしい)頭がパニックを起こした。

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.0

漫画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」とドラマ版第5話「背中の正面」までみたうえで鑑賞。もちろん原作は大好きです。

不気味で奇っ怪なドラマ版と比べて、シリアス寄りでホラーチックな本作。映画館で観るべき映画
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女と男のいる舗道(1962年製作の映画)

3.8

劇場で観た「勝手にしやがれ」が肌に合わずゴダール作品を敬遠してたけど面白いな。

小難しいところもあるけど、(映し方も含めて)魅力的なナナ!やダンスシーンに惹かれずっと観てられる。娼婦のあれこれもきっ
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破れ太鼓(1949年製作の映画)

3.5

木下惠介作品初鑑賞。

最近見た動画でオススメされていたので鑑賞。

横暴で傲慢な家長と翻弄される妻子のホームドラマ。父親は部外者から見ると最低最悪であることは間違いないんだけれどどこか愛らしいところ
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シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア(2014年製作の映画)

3.6

皆揃いも揃ってアホで最高だ。
微妙に予想と違う反応してくれて面白い。プチアンジャッシュのスレ違いコントみたいな。

ピーター、、😢

波紋(2023年製作の映画)

4.0

Fan's Voiceさんのオンライン試写にて。

ある日行方をくらませた夫が帰ってくると、妻は宗教団体"緑命会"の信者となっていた。

一見シリアスな雰囲気の本作、コメディ満載で、筒井真理子さん演じ
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老人Z(1991年製作の映画)

3.5

高齢介護のひっ迫、AIの暴走をテーマにしたSFアニメ。今観ても新しい。観ててワクワクするものがある。

ロボット、メカ系に縁のない人生を送ってきたので、脱走からの展開はそこまでハマらず。

童夢といい
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その夜の妻(1930年製作の映画)

3.7

自分にとって初小津監督作品であり初無声邦画でもある。

サスペンスの典型のような構成でありながら、構図の美しさと陰影、最小限に字幕を留めたことにより淀みない緊張感が漂う作品だった。音楽もなくてちょっと
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プレイタイム(1967年製作の映画)

4.4

なんだこれ。
今までに観たどんな映画とも大きく異なる初めての映画体験。

近代的なビルを中心にシュールなコメディが次々展開される前半。
音楽にはほとんど頼らず、アップで特定の人物を取り上げることもあれ
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巴里祭(1932年製作の映画)

3.0

向かいに住むタクシー運転手の男と花売りの女のメロドラマ。なかなか上手くいかない2人の恋模様は紆余曲折を経て幸せな終わりを迎える。

重要なシーンの運び役を担うのはクラシック音楽。ロマンティックな巴里の
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変態村(2004年製作の映画)

2.5

とんでもねえ変態共がわんさか出てくる映画だと思ってたらなんか違った。変態なのか?これは。

カメラワークや映像に結構こだわってた。じわじわ狂気が露わになっていくのが好きな人は好きなんだと思う。派手さは
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リトル・ニモ (パイロット/近藤喜文・友永和秀版)(1984年製作の映画)

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YouTubeのおすすめに岡田斗司夫さんの切り抜き動画が出てきてそこから辿り着いた。

なんでも、アニメーション映画の行く末が変わっていたかもしれない幻の作品があったそうで、こちらは完成したものとは別
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せかいのおきく(2023年製作の映画)

3.5

公開前から絶対に観たいと思ってた作品。県内では上映されなかったけど無事鑑賞できた。

モノクロで映し出される美しい江戸の映像と人々、そしてうんこ。
糞尿を売り買いして生計を立てる中次と矢亮、声を失った
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独裁者(1940年製作の映画)

4.0

フォーエバー・チャップリン特集は滑り込みで「街の灯」と「独裁者」を鑑賞。大学が休みだったら他の作品も観に行けたんだけど。

チャップリン初の完全トーキー。サイレントの世界でこそあのキャラが成立するもの
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街の灯(1931年製作の映画)

4.1

このために5時半に起きて広島に来た。

「黄金狂時代」然り、チャップリンのコメディは自分にとって声を出して笑う、というよりも穏やかな気持ちにさせてくれる。ボクシングのシーンは自分を含め皆声を出して笑っ
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.8

公開辺りから楽しみにしていた本作。5月にサブスク配信が始まるようだけど、これは劇場鑑賞したかったのでラッキー。

聾者の日常的な苦悩、苦労は度々映画などで扱われているので何となく想像はできるが、敢えて
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Playback(2012年製作の映画)

3.7

楽しみにしていた三宅唱監督特集がついにきた。時間の都合上鑑賞できたのは本作と「ケイコ 目を澄ませて」の2本。

ふわふわした物語で最後の方は頭が??になりながら、だけどその謎を明かすことなく終わってし
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めし(1951年製作の映画)

3.0

お腹がすいてたので鑑賞。成瀬監督作品初鑑賞。

開始早々眠くなり仮眠をとるつもりが爆睡してしまったので、ピザを食べて満腹になった後再開。

"めし"というタイトルにつられて観たけど食という行為自体には
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EO イーオー(2022年製作の映画)

3.6

Fan's Voiceさんのオンライン試写にて。

ある日サーカス団から連れ出されたロバ"EO"。EO主体のロードムービー、しかもアニメーションなどではなく実写というなかなか変わった切り口で展開される
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ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)

3.0

予定まで微妙に時間が空いていたので、約60分と短めな本作を。

夕方の教育番組で流れてそうな可愛らしいアニメーションとは裏腹に、虐待、犯罪等によって親と離ればなれになった子どもたちを描くなかなかハード
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

今年もやってきました。なんとシリーズ第26作目!(30作品目まで制作が決まっているらしい)

コナン好きの友だちが(じゃない人も)皆絶賛していたので久しぶりにわくわくで足を運んだ。

相も変わらずキャ
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