やんまさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

帰れない山(2022年製作の映画)

3.6

Fan's Voiceさんのオンライン試写会にて。

山に魅せられた二人の物語。
少年時代の出会いから物語は幕を開ける。都会育ちのピエトロと牛飼いのブルーノ。1度は山から離れ疎遠になった彼らが、ある出
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アダマン号に乗って(2022年製作の映画)

2.5

Fan's Voiceさんのオンライン試写会にて。

パリの中心地、セーヌ川に浮かぶデイケアセンター"アダマン号"を舞台としたドキュメンタリー。

先生と患者、というような明確な区分、上下関係はなく、
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さくらももこワールド ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌(1992年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

気になってた本作がついにNetflixに現れたので鑑賞。

ちびまる子ちゃんやサザエさんは、平成中期生まれの自分でも感じる懐かしさがある。自分自分の知る限りでは、昔から、大きな変化なく国民の心に寄り添
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炎628(1985年製作の映画)

3.8

TSUTAYAで扱ってないし観る手段がないなーと思ってたら普通にゲオに置いてあった。
YouTubeでも英語字幕版がアップロードされてるみたいです。ロシアの公式チャンネルがあげてるので著作権等の問題も
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セールス・ガールの考現学/セールス・ガール(2021年製作の映画)

2.5

Fan's Voiceさんのオンライン試写会にて。

アダルトグッズショップで働くことになったサロールが、オーナーの女性と出会い、交流を深め、新しい考えに触れながら自分を見つけていくお話。

冒頭から
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.4

最高の映像体験。
異次元のカオスに身を委ねた結果、すごい所に連れていってくれた。
映画って面白い。

"愛"というテーマを根底に、アクション、SF、家族、ハートフルコメディ、移民、あらゆるジャンルの要
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素晴らしき日曜日(1947年製作の映画)

3.0

お金のない恋人たちの日曜日。

色んなところへ行って暇をつぶしたり豊かな将来を夢見たり、、。今を楽しもうとする姿に微笑ましくなる。

陽パートは好きだったのに落ち込むパートがやたら長くてしかも尽く合わ
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映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~(2018年製作の映画)

3.0

伝説の拳法"ぷにぷに拳"と9つの奥義。
次はどんな奇想天外な技を習得するんだろう、という楽しさがあり、久しぶりにカスカベ防衛隊の活躍もみられて満足。

ボス戦後の展開と最後のジェンカはうーんちょっと消
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百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

3.5

ジャケットの蒼井優さんが余りに可愛かったので借りてきました。

山ちゃんと結婚した、ぐらいの認識しかなかったけどめちゃめちゃ可愛かった。
物憂げな佇まい、表情が本当に上手。それでいて海の家、山奥の村、
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映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者(2020年製作の映画)

3.0

Twitterでヤキニクロードのあるシーンがバズっていたのを見て久しぶりにしんちゃんを鑑賞。ワンピース フィルムレッドの転載はリプやらでめちゃくちゃ言われてたけど、これについてはほとんど触れられてなさ>>続きを読む

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.5

ミュージシャンの伝記ドラマは多々あるが、そんなド派手な人生は送ってないだろう一監督の自伝的映画、しかも映画監督としての道を歩み始めるまでの話が果たして面白いのか。と思っていたけど、そんな2時間30分の>>続きを読む

映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット(2021年製作の映画)

2.0

前作を劇場で観たときは割と面白かった気がするけど今作はうーん。

前半部分はちょっと恥ずかしくて直視できなかった。たまにこっち目線で喋るのとかなんなんだ。ゲームはルールの割に内容が適当だし、キャストに
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戦場のメリークリスマス 4K 修復版(1983年製作の映画)

4.2

大島渚作品初鑑賞。
引越し作業の帰りに。

タイトル中の"メリークリスマス"の文字と『戦時中の日本軍と俘虜の友情を描く──』とのあらすじを見て、自分の中の大島監督像とはどうも結びつかなかったが鑑賞して
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パリタクシー(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

Fan's Voiceさんのオンライン試写会にて。いつもありがとうございます🙏

無愛想なタクシー運転手が、マダムを乗せてパリの街を駆け回る。楽しい寄り道の裏に潜む壮絶波乱の人生。行き詰まる彼の人生に
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聖地には蜘蛛が巣を張る(2022年製作の映画)

3.6

Fan's Voiceさんのオンライン試写会にて。

イランで起きた娼婦連続殺人事件から着想を得たクライムサスペンス・スリラー。社会に根付く女性蔑視、歪んだ宗教観を犯人/民衆両者の視点から映し出す。ジ
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E.T.(1982年製作の映画)

3.7

『フェイブルマンズ』予習①
①と書いてはみたものの、たぶんこれで終わり。「この12本さえ観れば『フェイブルマンズ』予習はばっちり!!」というツイートで挙げられていた映画は全て未鑑賞だったのでせめて1番
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ぼく モグラ キツネ 馬(2022年製作の映画)

3.5

お互いを尊重し合う優しい世界。
大事なメッセージが散りばめられている、素敵な作品だった。原作含め色んな人に触れて欲しいな。

子どもの頃に読んだ絵本って意外と記憶に残ってるし、子ども向けの作品としても
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.9

Fan's Voiceさんのオンライン試写会にて。

『2022年ベスト映画』みたいな企画でよく目にして気になっていた今作。憎き花粉症と旅行疲れによる風邪のせいでコンディションはあまり良くないんだけど
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ゾンビ/米国劇場公開版(1978年製作の映画)

3.0

これぞゾンビ映画🧟‍♂️

ゾンビものでよく見るシチュエーションや舞台は50年も前に既に出来上がってたのか。
ノロノロしたゾンビと昭和のゲームみたいなBGMのせいで全く緊張感はなかったけど楽しかった。
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.8

ようやく観に行けた、、!

2月は観たい映画が沢山あったんだけど殆どが小規模上映のため観に行けず。本作も県内で僅か1館のみの上映。鑑賞できないものは大人しく配信、レンタルを待ちます🙂

原作の5~10
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.0

新感覚タイムリープ映画。タイムリープに気づいた社員たちをきっかけに、上司を一人ひとり味方につけていく過程が面白い!プレゼンや部長のセリフに被せる場面など、コミカルなシーンがびっしり決まってた。憎めない>>続きを読む

カラダ探し(2022年製作の映画)

3.0

ネトフリで早くも配信が始まったので鑑賞。漫画は映画化にあわせて始まった新エピソード以外は読んでるはず。小学生の頃原作のケータイ小説も夢中になって読んだな〜。

怪しいにおいしかしないのであまり期待せず
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メグレと若い女の死(2022年製作の映画)

2.5

Fan's Voiceさんのオンライン試写会にて。

身元不明の刺殺体をめぐる硬派ミステリ。被害者が身に纏っていた身なりにそぐわないシルクの高級ドレスを唯一の手がかりに、地道に聞き込みを重ね、少しずつ
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

発想が大胆!

やってることヤバイよなと思いつつ途中までは普通に観てたけど、船に乗った辺りからの制作陣の行動は明らかにダメでしょー。

逆にそこまではあまり気にさせず、エンタメとして楽しませたのは脚本
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酔いどれ天使(1948年製作の映画)

3.5

2人の関係性、噛み合わない絶妙な感じがむず痒くも癖になる。三船敏郎さん30手前、映画出演2作目?にしてこのオーラとビジュアル!

ストーリー云々もだけど、今作は特に人間性とカメラワーク(特に終盤)に惹
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ニューオーダー(2020年製作の映画)

2.0

描き方が極端すぎて現実の話としては受け入れ難いし、かといってエンタメとして消費はできるはずもないし、見方に困る映画だった。話がゴチャゴチャしててそこも今ひとつ。

青春群像(1953年製作の映画)

3.0

人物の行動には共感できないものの、変わり映えしない日常の中に潜む虚無、やるせなさには通ずるものがあった。

大学生になり何にも縛られなくなった今、何をやっても楽しくて仕方がなかったあの頃にはもう戻れな
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虎の尾を踏む男達(1945年製作の映画)

3.5

強力役"榎本健一"と弁慶役"大河内傳次郎"の熱演光るミュージカル??映画。
強力が出てくる場面と関所での緊迫した問答等、場面転換による緩急が激しい映画だった。
勧進帳を読み上げる場面はほとんど何言って
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On Your Mark(1995年製作の映画)

-

ずっと観たかった作品。
世界観とチャゲアス!最高!

パリ13区(2021年製作の映画)

2.0

パリ13区、わたしは最悪
苦手な作品の系統が分かってきた。

ホーホケキョ となりの山田くん(1999年製作の映画)

2.5

あったかホームコメディ。
四コマ漫画の原作を自然に繋げるのは凄いんだけど、映画にしなくても良いのでは、、と思ってしまった。アニメシリーズとかの方が楽しめた気がする。

タンポポ(1985年製作の映画)

3.8

本筋の途中に脈絡のないエピソードがちょいちょいぶち込まれる変な飯テロ映画。

理由も分からず銃撃を受ける男だったりお嬢さんの食マナー講習だったり、どこの誰かも分からないのにこれが面白い!マニア向けのA
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チャップリンの黄金狂時代(1925年製作の映画)

4.5

チャップリン作品初鑑賞。

台詞がなくともこんなにも面白い喜悲劇が撮れるのか。アイディアや演出、構成は勿論、何よりチャップリンというキャラクターの圧倒的存在感たるや。

ポンヌフの恋人(1991年製作の映画)

4.1

美しい映画だった。
花火のシーンを筆頭に、街の風景や地下道、炎、隅々まで行き届く美へのこだわり。壮大な街のセットを作る羽目になるなど、度重なるアクシデントを経て完成に至った作品だそう。

2人の異質な
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王と鳥(1980年製作の映画)

3.6

日本が誇るアニメ監督たちに多大な影響を及ぼしたとされる、フランス初の長編アニメーション映画。(正確には『やぶにらみの暴君』の完全版が本作。)

肖像画から出てきた王と煙突掃除の男、羊飼いの娘、3人の男
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魔法にかけられて(2007年製作の映画)

2.5

アニメ世界のキャラクターと現実の人たちのミスマッチ感が面白かった。絵に描いたようなハッピーエンドはディズニーらしくて好き。