Mさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.9

駐車係の青年が友人と通勤中謎の男達に襲われ……という作品でした。

全く知らないヒーロー物でしかも東洋人という何だか地味な感じのする印象だったので今まで観ていなかったのですが、
観てみたら結構面白かっ
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

4.0

アメリカから狙われていた主人公が、潜伏先で妹から荷物が送られてきて……という作品でした。

結構ちゃんと面白かったです。
アヴェンジャーズテイストは残しつつ、スパイアクションとしての側面も持っていて、
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ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.6

メキシコで工場勤務の主人公が、突如襲われ狙われる身となり逃げだすのだが……という作品でした。

開始から60分位は結構面白かったです。
今迄のシリーズの既視感は随所に見られましたがマッケンジー・デイビ
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.6

記憶の無い主人公が敵との交戦中その記憶の断片に触れ……という作品でした。

お馴染みのキャラクターやお馴染みの曲がかかったりして、アヴェンジャーズファンとしては盛り上がる構成になっているのですが、
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.9

殺しの前科を持つ男を弁護する事になった主人公が、二転三転する男の証言に振り回され……という作品でした。

裁判で良い結果を出す事のみに重きを置いて来た主人公が「真実は何か?」と本当にあった事実に迫る様
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ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ(2018年製作の映画)

3.7

故郷に戻った主人公が、記憶の中にいる女性を探し出すべく彼女を探し求めるのだが……という作品でした。

カイリブルースと同じく難解で謎の多い作品なのですが、
こっちの方がまだ理解し易かったです。
唐突な
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凱里ブルース(2015年製作の映画)

3.6

刑期を終え故郷に戻って来た主人公は、いなくなった甥を取り戻すべく旅に出るが……という作品でした。

正直内容は殆ど謎で、
しかしじゃあつまらないのか?と言われるとそうでもなく、
不思議な魅力にあふれて
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.6

冴えない高校教師が酔った方が色々能率が上がると言われ、飲酒しつつ生活したところ……という作品でした。

酒で徐々に可笑しなことになって行く実験結果や、主人公の残念な夫婦関係が面白く、
特に終盤の具体的
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ジョニーは行方不明/台北暮色(2017年製作の映画)

3.8

鳥を飼う女性の元に間違い電話がかかり……という作品でした。

淡々と必要最小限の物だけ見せていく演出が結構良かったです、多くを語らない台詞も美しく、
ぼーっと観ていました。
でも退屈しないんですよね不
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

都会で祖母の年金と万引きで日々暮らしていた一家が傷のある幼女を迎え入れた事で……という作品でした。

いや~切ない!
子どもを救った家族全員が脛に疵ある人達だから、序盤から明るい未来が想像できない切な
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殺人鬼から逃げる夜(2020年製作の映画)

3.5

巷を騒がす連続殺人犯に狙われた耳の不自由な女性が、なんとか犯人から逃げようとするのだが……という作品でした。

手話が犯人に理解出来ない事を利用した会話や、
音が聞き取れない主人公のハンディキャップ等
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ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード(2021年製作の映画)

3.6

療養中のボディーガードが、過去関わった事のある殺し屋の妻に連れられ再び殺し屋と会う事になり……という作品でした。

すっかりお喋りキャラが定着したライアン・レイノルズが今回もよく喋っていて、特に彼が災
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アンテベラム(2020年製作の映画)

3.8

南部の農園で強制労働を強いられている黒人労働者達が、過酷な境遇に耐えなんとか日々生活していたのだが……という作品でした。

唐突に始まる中盤の現代パート。
そしてそこから再び訪れる後半のパート。
どう
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そして父になる(2013年製作の映画)

4.0

子供の取り違えがあったと産院から連絡のあった2組の家族が……という作品でした。

福山雅治演じるエリート建築家が、血筋やそれにまつわる子の優劣を愛情で乗り越えていく、その過程をとても丁寧に描いた作品で
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X2000(1998年製作の映画)

3.9

1998年に制作された、フランソワ・オゾンのショートムービーでした。

最初からビックリする程出てくるオジサンの全裸。からのオバサンの全裸。YouTube大丈夫なんか?と思える程の全裸。江頭さんが乳首
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ダーク・アンド・ウィケッド(2020年製作の映画)

3.5

父親の容態が悪化したと聞き実家に戻った兄妹だったが……という作品でした。

かなり「レリックー遺物ー」と似ている感じで、どちらも疎遠だった両親の実家に戻ってみたらそこでえらい目に合うというタイプの作品
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パーマネント野ばら(2010年製作の映画)

3.5

実家のパーマ屋に住み娘を育てる出戻りの主人公は、周囲の女性達と共に逞しく生きるのだが……という作品でした。

基本出て来る女性が全員男運が無く、もしくは性欲が強いという状況で、唯一なんか主人公だけがフ
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海街diary(2015年製作の映画)

4.1

同居している三人姉妹が腹違いの妹と共に暮らす事になり……という作品でした。

大きな事件は何も起こらず、ただ日々の暮らしを淡々と描いているのにとても惹き付けられる面白さがありました。
どんな母親なんだ
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海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

3.9

自称小説家で探偵の主人公が、元妻に恋人が出来たと知って……という作品でした。

駄目なんだけど愛らしく、粘着質っぽくもあるんだけど何故か気持ち悪い方向にはいかず可愛らしく思える主人公を阿部寛が好演。
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シャレード(1963年製作の映画)

3.8

大富豪の夫と離婚しようとしていた妻が旅先で夫の死を聞かされ……という作品でした。

サスペンススリラーとして面白くて、レトロだからこその良さみたいなものが多々あった様な気がします。
葬式で3人の男達が
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.6

少女を匿いながら隠遁生活を送っていた主人公だったが、少女が攫われてしまい……という作品でした。

前半と後半で舞台がガラリと変わる構成は、前回と同じで、前半は「007」的な市街アクション、後半は従来の
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モンティ・パイソン/人生狂騒曲(1983年製作の映画)

3.7

生命の誕生から死までをコミカルに描いたオムニバス作品でした。

明らかに冒頭の短編だけが異色でテリー・ギリアム色全回でした。ここだけめちゃくちゃセットも凝っていて、この勢いで全編やって欲しかったくらい
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海賊じいちゃんの贈りもの(2014年製作の映画)

3.5

祖父の誕生日を祝う為に久々一族が揃うが、親族は様々な問題を抱えていて……という作品でした。

壊れかけていた家族が事件を切っ掛けにその在り方を見つめ直して行く流れは良かったです。
子供達の純粋な想いが
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仮面ライダーW(ダブル) FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ(2010年製作の映画)

3.8

一般市民が次々と怪人化する事件が起こり……という作品でした。

そもそもこの仮面ライダーWに関して基礎知識が全くない状態で挑んだので、ガイアメモリなるものを知らなかったりどういうお話なのか知らない状態
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薬の神じゃない!(2018年製作の映画)

3.9

強壮剤を販売していた男が金に困り、インドから白血病用のジェネリック医薬品を密輸し始めたのだが……という実話ベースの作品でした。

市場を独占し利権を全て手中に収めようとする製薬会社と主人公達の攻防はか
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(1984年製作の映画)

4.0

ニューヨークで出会った少年2人が深く結びつき合いながら仲間達と共にのし上がっていくのだが……という作品でした。

これほど凝った造りの難解なギャング映画は初めて観ました。
序盤「なんだこれは?」と思わ
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カジノ(1995年製作の映画)

3.7

カジノ経営を任されたギャンブラーが仲間達と共に売り上げを伸ばして行くのだが……という作品でした。

想像以上に「アウトレイジ」風味の強い作品で、
中盤以降内部抗争や薬のやり過ぎでどんどん疲弊していく主
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ドアマン(2020年製作の映画)

3.2

元海兵隊員が知人の紹介で高級マンションのドアマンとして働く事になったのだが……という作品でした。

色んな意味で縮小化された「ダイハード」で、展開も犯人グループの役どころも結構似てるポイントがありまし
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.8

代打で荷物盗みをする事になった殺し屋が、列車内で目的の荷物を無事盗んだと思いきや……という作品でした。

劇中登場しつづけるヘンテコなJAPANを気にならずに鑑賞できる方には、それなりにお勧めできる作
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BECKY ベッキー(2020年製作の映画)

3.5

湖畔の家で父親に婚約者を紹介された娘が取り乱していたところ、そこへ脱獄囚達が現れ……という作品でした。

舐めてた少女が実はサイコキラーだったというタイプの作品で、彼女の変貌っぷりが今作の見どころなの
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オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

3.8

不妊になやむ妻が木製の人形を子供に見立て育て初めて……という作品でした。

人間の登場がかなり多くなっていますが、ヤン・シュヴァンクマイエルの狂気は今作でも健在でした。
口元へのクローズアップやストッ
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キラー・ジーンズ(2020年製作の映画)

3.2

新商品のジーンズが店員を襲い始めて……という作品でした。

王道B級映画で、くだらなさと低予算ながらも創意工夫でチープになり過ぎず一定のクオリティを持っている様に思えました。

ただ、中盤なぜこのジー
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モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年製作の映画)

3.9

モータリア出身の男性の弁護を依頼された主人公は、彼が一度も裁判を受けぬまま911の首謀者として不当な拘束を受けている事を知り……という作品でした。

「ザレポート」から引き続き同じ系統の作品を観たので
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ザ・レポート(2019年製作の映画)

3.8

911以降に行われたCIAの尋問プログラムの調査に任命された主人公は、そこで尋問と称した拷問が行われたいることを知り……という実話ベースの作品でした。

かなり強引な尋問が行われている事は何となく知っ
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ミニオンズ フィーバー(2022年製作の映画)

3.8

悪の結社から宝を盗み出した事で攫われてしまったグルーを取り返そうとするミニオン達だったが……という作品でした。

ずっと愛くるしいミニオンを観ているだけで楽しいし癒されるのですが、
冷静に考えてみると
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ポリス・ストーリー/REBORN(2017年製作の映画)

3.2

科学者を警護中、謎の黒づくめ軍団に襲撃され隊は壊滅してしまい……という作品でした。

色んな事が中途半端な感じのする作品で、まず序盤のSFハードアクションパートと中盤のコメディパートの食い合わせが良く
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