Mさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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デモニック(2021年製作の映画)

3.0

以前凶悪事件を起こし現在昏睡状態の母親を呼び戻す為、仮想空間を使い母の意識に会いに行くが……という作品でした。

ニール・ブロンカンプの低予算オカルトSF映画との事。
ニール・ブロンカンプがオカルト映
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ルクス・エテルナ 永遠の光(2019年製作の映画)

3.5

女優が初監督作品で魔女狩りの映画を撮影しようとするも、周囲のスタッフが皆彼女に非協力的で……という作品でした。

とんでもない作品です。
序盤の撮影技法も良いのですが、あの終盤の流れ!
正直目玉が破壊
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アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

3.9

大戦中、地下に避難民を隠し彼らに武器を作らせ、それを売りさばいていた男が……という作品でした。

猥雑なのに軽快と愉快。だけど時にシリアスになり、気が付いた時には取り返しの付かないことになってしまって
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ロバと王女(1970年製作の映画)

3.7

先立った王妃の遺言で王妃よりも美しい女性と結婚しなければならなくなった王様が……という作品でした。

メルヘンチックで、なのに常軌を逸したセットだったり衣装だったりかなり面白い設定で良かったんですけど
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1980(イチキューハチマル)(2003年製作の映画)

3.7

元アイドルの次女が高校の教育実習生として現れ……という作品でした。

リアルな現代作品かと思いきや、ケラリーノ・サンドロヴィッチ監督の描くナンセンスな笑いの散りばめられたコメディ映画。
監督の得意とす
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X エックス(2022年製作の映画)

3.8

寂れた農場にやって来た自主映画製作チームだったが……という作品でした。

レトロ感を出しつつもかなりお洒落なカット割りと構図。
そして調べてみたら出演作の殆どを観ていた主演のミア・ゴス。
更にホラーに
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シャドウ・イン・クラウド(2020年製作の映画)

3.7

密命を受け爆撃機に乗り込んだ女性大尉だったが……という作品でした。

限界突破クロエ・グレース・モレッツVS謎の怪物VS零戦という謎の構図で、しかも主人公のクロエ・グレース・モレッツはずっと爆撃機下部
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シティーコップ 余命30日?!のヒーロー(2020年製作の映画)

3.4

うだつの上がらぬ警察官が、鼠に噛まれた事が原因で余命30日だと告げられ色々吹っ切れてしまい……という作品でした。

名作「シティーハンター」のチームで今回も面白いのですが、ギャグは面白いけれど本そのも
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恋の骨折り損(1999年製作の映画)

3.4

王国の王様が勉学に励む為色々己を律する誓いを立てたものの、それを速攻で破りたくなる様な事態が起きて……という作品でした。

結構お金のかかって良そうなセットと衣装、そして軽快な音楽で、気軽に見られるシ
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ガールフッド(2014年製作の映画)

3.7

生活も学業も上手くいかない女性が、近所の不良少女グループとつるむようになり……という作品でした。

日本で言う所の一昔前のレディースみたいな感じなのかなぁと思い見ておりました、タイマン勝負とかあったの
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ネメシス/S.T.X(2002年製作の映画)

3.4

和平交渉に向かった帝国で、主人公ピカードはそこで出会った若い坊主頭の総督が……という作品でした。

シリーズ完結編という事でしたが、新シリーズは前シリーズと比べると敵の衣装やセットが随分ダークめだった
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デモンズ(1985年製作の映画)

3.4

映画の試写チケットをもらったから友達と観に行ったら、映画の中から悪魔が出て来て……という作品でした。

悪魔というよりゾンビものと言っても良い感じで、それなりに楽しめる作品なのですが、
中盤以降ずっと
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.7

湿地で青年の遺体が発見され、その容疑者として地元ではちょっと有名な娘が浮上し……という作品でした。

淡々と主人公の生い立ちが開かされていくのですが、いや幼少期が過酷過ぎてもう辛かったですね。
何故誰
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感染家族(2018年製作の映画)

3.4

地方の片田舎にゾンビが現れたのだが……という作品でした。

基本序盤~中盤はゾンビを題材にした緩めのコメディで、現実的に考えたら結構有り得ない事をコメディ映画という事で強引に乗り切っていた様な印象があ
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スター・トレック/叛乱(1998年製作の映画)

3.3

仲間のデータが調査中にバグで乱心し、それを調査したピカード一行は……という作品でした。

導入が唐突だったり、その後の展開が盛り上がり切れなかったり、提督がまるで威厳が無く町内会の会長くらいにしか思え
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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.9

バスケ部門再建を任された主人公が、無名の選手に目を付け……という作品でした。

バスケを1㎜も知らない自分ですが楽しく観られました。企業のサクセスストーリー映画なので「良い感じに書いてはいるけれどもア
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スタートレック ファーストコンタクト(1996年製作の映画)

3.6

ボーグが攻めて来て、しかしエンタープライズ号は任務を外されたのだが……という作品でした。

なんか「エイリアン」シリーズに近付けたかったのかな?と思えるくらい、ヌメッとしたボーグのビジュアルと基地のビ
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ライダーズ・オブ・ジャスティス(2020年製作の映画)

3.8

列車事故で亡くなった妻の為帰国した軍人の前に、事故の背後に陰謀があるという男達が現れ……という作品でした。

統計学で出した答えを信じ突き進むという展開が、後半、そりゃそうなるだろうと言わざるを得ない
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皮膚を売った男(2020年製作の映画)

3.8

難民の青年が芸術家に意外な提案をされそれに乗ったが為に……という作品でした。

難民・芸術・そしてそれに群がる一般人やメディアを風刺した非常に今らしい映画で、かなり面白かったです。
やむにやまれず皮膚
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バッドガイズ(2022年製作の映画)

3.3

窃盗集団が知事の挑発に乗って大仕事をしたのだけれども……という作品でした。

ちょっと悪い感じを出したミニオンとでも言いましょうか、同じスタジオが作っているから当然なんですけれど、やっぱり同じ感じが強
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スタートレック ジェネレーションズ(1994年製作の映画)

3.3

あらたなエンタープライズ号の航海に招かれたカーク船長だったが……という作品でした。

名優パトリック・スチュワートとウィリアム・シャトナーの夢の共演作品で、カーク船長とピカード船長が同じ画面にいるのは
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BLISS ブリス(2019年製作の映画)

3.2

金欠の画家がクラブで会ったミステリアスな女性の話を聞いて行く内に……という作品でした。

最初はドラック中毒者の話かと思っていたら、後半ちょっと違う方向へと話が進み、後はそのまま流れ落ちて行くようにス
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サタニックパニック(2019年製作の映画)

3.0

ピザを届けに行ったら、そこが悪魔崇拝の儀式をやっている屋敷で……という作品でした。

ど真ん中の清々しくもどうしょもないB級映画でした。上記の粗筋以上でも以下でもないというそ映画で、特に期待せずに観た
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パーキングエリア(2022年製作の映画)

3.5

母親が倒れたと聞かされた主人公がその病院に向かおうとするも、吹雪でパーキングエリアに足止めになってしまい……という作品でした。

少しずつ明らかになって来る真実や人間関係は面白いのですが、全てが1つに
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オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

3.8

戦時中ミルクを村々に配っていた男が、村の英雄と結婚の為攫われてきた美女に恋をして……という作品でした。
 
架空の国で何故か動物に愛されている主人公が、美女と逃避行を繰り広げ、そこには童話の様な非現実
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マンディブル 2人の男と巨大なハエ(2020年製作の映画)

3.7

運び屋の男が盗んだ車で品物を送り届けようとしたところ、車のトランクにどでかい蠅が閉じ込められているのを発見し……という作品でした。

ビックリする程短絡的で単純な犯罪者な主人公達の繰り広げる、ブラック
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WEEKEND ウィークエンド(2011年製作の映画)

3.6

週末クラブで男性と出会い共に過ごすことになるが……という作品でした。

LGBTを描いた作品で、会話の端々やビジュアルに美しさがあり、結構ストレートな描写や表現&台詞はありますが楽しめる作品となってお
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

3.6

女子大生が謎のきさらぎ駅について、かつて辿り着いたという女性に会いに行くが……という作品でした。

冒頭から一目でわかる低予算映画っぷりに軽く見た事を後悔したのですが、
低予算だとしてもそれを様々なア
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.8

身体の弱い女王の下へ新しい召使がやって来て……という作品でした。

冒頭ヨルゴス・ランティモス監督にしては随分あっさりしていて、
「聖なる鹿殺し」の時の得も言われぬ気持ち悪さは何処に行ってしまったんだ
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サイン(2002年製作の映画)

3.3

元神父の農場にミステリサークルが出来て……という作品でした。

どんでん返しがある作品というよりかは、ラストで伏線の回収がある系の作品で、その回収一点に全精力をつぎ込んでいる様な印象を受けます。
しか
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ラーヤと龍の王国(2020年製作の映画)

3.2

龍の石を守護していた主人公だったが、その石が壊れてしまい……という作品でした。

美麗な映像が素晴らしく、他の3D作品とはかなりレベルの違う美しさです。

ただ
物語の初動が遅く退屈な時間が多い事、
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ザ・フライ(1986年製作の映画)

3.8

転送装置を作った科学者が自分を実験体にして運用したところ、蠅の遺伝子が交じり合ってしまい……という作品でした。

科学者がグロテスクに変容していく過程はかなり面白く、スパイダーマンの駄目だったバージョ
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僕はラジオ(2003年製作の映画)

3.8

高校のアメフトコーチが練習場の周りをショッピングカートを押しながらいつも回っている青年の存在に気付き………という実話ベースの作品でした。

社会に馴染めず母親との暮らしが全てだった青年と、場所と生き甲
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.9

車上生活をしながら現代の遊牧民として生きる主人公が、行く先々で人と出会ったり働いたりする……という作品でした。

ドキュメンタリー映画みたいだなと思ったら、元になったドキュメンタリー映画があったのです
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.6

救難信号をキャッチして惑星に不時着したのだが……という作品でした。

実力者キャストの熱演と美麗な惑星や異星人文明のグラフィックが素晴らしく、
異なる惑星の存在感や真実味を確かなモノにしてくれています
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アントラーズ(2021年製作の映画)

3.3

小学校教師が心配な生徒と接して行く内に、生徒を取り巻く環境の異常さに気付き……という作品でした。

地味ながらしっかりできている作品で、ホラーとしては中々です。
ただ神だ精霊だといったモノを想像して観
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