ino7010さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.5

主役になるかと思いきやドンドン殺されていくインパクトで一気に引き込まれ、テンポよく進んでいく天海も楽しかった。
殺す側と殺される側の社会での立ち位置等は皮肉満載だし、モヤモヤせずに全部にケリをつけてス
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水は海に向かって流れる(2023年製作の映画)

3.3

広瀬すずの魅力ありきだけど、マンガ的なキャラ配置やセリフのやり取りは個人的には楽しめた。
過去の秘密が序盤に明かされたのは驚いたけど、そこからの話の進め方の中でおぼん攻撃やカツアゲなど子どもたちが大人
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

序盤でみんなで協力して復讐したのかなーって思いついたけど、映画としてはそこは隠すところでなく、過去の事件の真実が現在の事件の真相につながるという結末は最後まで楽しめた。
ただ、アクシデントで殺したつも
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

前半は怖くないしなんでR指定なのかなと思っていたが、ラストのガブリエルの正体判明はキモ怖いし、警察署での大虐殺はグロくて納得した。
二重人格というよくあるオチとほぼ同じ結果ながらも、奇形の兄弟の寄生と
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MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

3.5

ユージンスミスを軸にしてるため、水俣事件そのものについてはそこまで深く描かれていないが、被害者の苦しみは写真というテーマを通じてしっかり描かれていたと思う。坂本龍一の音楽も良かったと思う。
気になって
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ハロウィン・キラー!(2023年製作の映画)

3.7

古き良き青春ホラーにタイムトラベルを混ぜた軽いノリの作品だけど、ヒロインが魅力的だったし、タイムトラベルネタも今風で笑えるノリも多く、細かいことは何も考えずに楽しめた。

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

3.9

ユニバースごとに異なるタッチで描かれるビジュアルとスピード感あふれるアクションが圧倒的過ぎて、ただひたすらずっと映像を見てるだけでも大満足なクオリティだった。
それに加えてストーリー面でもそれぞれのス
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夏へのトンネル、さよならの出口(2022年製作の映画)

3.8

暗い過去があるボーイミーツガールはよくある設定だが、定番とは男女の設定が逆になっている点が面白かった。
主役2人は過去と未来に対しての違いはあれど、どちらも強い意志を持っているので好感がもてたし、青春
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

序盤のローマのカーアクションはギャグ風味でありつつ面白かった。
中盤ファミリーがバラバラになってからは世界規模のド派手感とキャラ勢揃い感はあるが、とにかく話が散らばって本筋が進まない割に面白いシーンも
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.5

アリエルの実写に対する違和感は最後まで消えなかったけど、アンダーザシーを始めとする映像の楽しさはさすがディズニーって感じだった。
ただ、テンポが悪く、人間になるまでは間延びしているように感じ、逆に最後
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スクリーム6(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

誰が怪しいか楽しみつつ、真面目に犯人を当てる気はなかったけど、前作犯人の一家総出の復讐とは予想できなかった笑 
ホラー的なドキドキは軽く楽しめるし、過去作(忘れてるけど)犯人勢揃いは面白いし、美しいヒ
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

前半の掴みや全体の不気味な雰囲気よかった気がするけど、基本は地味、ルーブル行ってからも盛り上がりの舞台は地下倉庫で幻覚と戦うだったので映像的にも地味だった。
絵の正体が自分の後悔と向き合うって感じなの
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ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

3.4

特殊な世界を舞台にしてはいるが、キャラに世の中の様々な立場を反映させて、議論させることで普遍的な問題意識を見せつけられた気がした。
起きてる事件の規模が大きすぎまで気分が悪すぎて、結末を見てもモヤモヤ
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ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

3.4

王座をめぐるよくある復讐物語だったが、世界観への細部へのこだわりがすごく、独特な映像が出来上がっていた。
思ったよりゴリゴリなアクションだらけの映画ではなく、結末に進むかに連れて物語は暗くなっていき、
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バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

3.4

設定の奇抜さに加えて、リアルな痛みを感じるグロさ、登場人物のクズさ加減、名作のパロディと盛りだくさん過ぎるけど、サンタの哀愁や子供との絆からの雑なハッピーエンドで何も考えずゆる〜く楽しめた。

クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

3.5

よくある設定なだけに印象に残る場面や熱くなるシーンが欲しかったところだが、そこまで個性的な場面はなく、個人的には少し盛り上がらなかったかなと。でも逆に無難なクオリティにはきちんと仕上がってる気もした。

トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

3.9

鍵を探して、機械を壊すというシンプルなストーリーの中で兄弟の絆、仲間との絆、使命に向けて戦う姿がかなり熱く描かれていてとても楽しく観れた。
アクションは前半少なく、画面が暗めだったりして不安だったが、
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.9

とにかく鍵を手に入れるというシンプルな展開の中で、敵の強大さに翻弄されたり、複数の陣営が入り乱れていき、二転三転していくのであっという間に2時間半が終わってしまった。
アクション的な見せ場はカーアクシ
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

3.4

もっと尖ってるファンタジーだと勝手に思っていたが、世界観もストーリー展開も王道RPGそのモノで個人的には少し退屈で期待外れだった。
もちろん映像のクオリティは高かったし、コミカルなやり取り(特に墓場の
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シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)

3.4

敵の造形はマイティソー系、映像についてはドクターストレンジ系だと感じてしまい、映像とストーリーについて終始既視感があった。
冒頭の橋のシーンや昼間の決戦シーンの常に明るい映像でのCGはクオリティ高かっ
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RRR(2022年製作の映画)

3.8

とにかくインターバルに辿り着きまでの前半はオンリーワン感の音楽と演出によるアクションとダンスのボリュームに圧倒され、セリフが少なくとも映像でどんどん物語に魅せられた。
インターバル直後は少し中弛みを感
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.7

カメラワークは相変わらず個性的だが、キャラの雰囲気や演出には古き良き特撮感もしっかり残っていて、いい意味でアップデートされた特撮として楽しめた。リアルな暴力や浜辺美波のキャラに引き込まれ、ツッコミどこ>>続きを読む

X エックス(2022年製作の映画)

3.6

序盤はポルノ的な展開が続くが、いざホラー展開になるとテンポよくキャラが死んでいくのでなかなか楽しめた。ホラーだか、グロさや怖さを感じることはほぼなかった。

オットーという男(2022年製作の映画)

3.9

原作映画も観ていたので大筋は知っているが、こちらの作品も優しくて温かい気持ちになれるいい映画だった。過去の見せ方と住民との交流による変化の詰め重ねも丁寧だったので、ラストは静かに泣けたし、何よりトムハ>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

登場人物やストーリーどころか舞台となる国や時代設定も何も分からない状態で映画が始まったシンプルな感想はジブリの新作をまた観られるんだという喜びだった。
序盤はとにかく不気味でホラー的な静けさのなかスト
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

4.0

前作同様、どんどん予想を外すストーリー展開をいろんな演出でテンポ良く見せていくし、国をまたぐため前作より規模も大きく、家族の絆で温かいシーンも多く、本当に面白かった。
登場人物が少ないはずなのに見抜け
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シャドウ・イン・クラウド(2020年製作の映画)

3.2

箱の中身がわからない導入部は先が気になる作りだったが、その正体がカッコいい任務でなく個人的な内容だったことにはがっかりし、空中アクションのありえなさと映像のチープさもかなり残念だった。
ただ、グレムリ
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ドラゴンボール超 スーパーヒーロー(2022年製作の映画)

3.7

ご飯ピッコロのコンビが主役で少し驚いたけど、新キャラも原作にいそうな雰囲気だったし、原作のようなシンプルなストーリーだったので、すっきりと楽しめた。
アクションも凝った映像ではなかったけど、原作オマー
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

別に作られなくても問題ない続編かもしれないが、一定のクオリティは保たれていだ気がする。人殺し対人殺しの設定は面白かったけど、最後もあっさりしてるし、やはりサプライズも怖さも前作よりはおとなしい。

プラットフォーム(2019年製作の映画)

2.2

見始めると画面の中の汚さやグロさが気持ち悪くて、予想より世界観や設定にハマらず、先の展開も気にならず、漫然と流し観になって、終わってしまった。

ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

3.2

彼らの主張が正しいのか妄想なのかという点はミステリー要素としてあるけど、基本は主人公が巻き込まれる不条理スリラー系だと感じたので、常にモヤモヤしながら観ることになった。メタファー的な要素もあるのだろう>>続きを読む

憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

3.8

やはりメキシコ戦と決勝戦はファクションかと思うほど熱い展開だった。ドキュメンタリーとしてロッカールームやミーティング、ベンチでのリアルな様子が見られたのはとても楽しかった。ナレーションをあえて入てれな>>続きを読む

レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

3.4

キムタクと綾瀬はるかの魅力は十二分に発揮されておりスター映画としてはしっかりと楽しめた。
ストーリー展開の時間配分や歴史の出来事とオリジナルシーンのバランスが、個人的などうにもしっくりハマってこず、信
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映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ(2021年製作の映画)

2.5

前回とは違って今回はストーリーに明確な起承転結がなく、どちらかというと可愛いすみっこの映像に癒されるだけの映画になっていて、少し期待はずれだった。

グッバイ・クルエル・ワールド(2022年製作の映画)

2.3

ありきたりな設定ではあるけど料理次第では面白くなりそうなのに、結局テンポのいいバイオレンスアクションにもなれず、カラッとした無常感あるノワールにもなれなかった残念な作品っていう印象だった。俳優陣もいい>>続きを読む

鳩の撃退法(2021年製作の映画)

3.7

思ったよりバイオレンスな映画だったが、個人的にツボにハマったのか、物語の結末が気になり、最後まで楽しむことができた。偽札のオチもなるほどと感じられたし、脇役までの豪華な俳優陣もみんな存在感があってよか>>続きを読む