サメ映画の金字塔「ジョーズ」
オカルト映画の金字塔「エクソシスト」
その2つを足して100で割ったような映画だ。
出だしは悪くない。サメのCGも及第点レベルといえる。
音楽はどちらかといえばエクソ>>続きを読む
タランティーノは脚フェチじゃなく「足」フェチなんだと町山智浩氏が言ってたことがあるが、たしかにこの映画も冒頭から女の足ばかりよく映る。
本編とは無関係な長い会話がやたら面白いのはいつものタラちゃん映>>続きを読む
キャシー・ベイツといえば「ミザリー」のアニーがハマり役すぎてどうしても怖いイメージがあるのだが、本作のドロレス役も冒頭からいきなり怖い。
といってもドロレスは殺人容疑こそかけられてはいるが、DVに苦し>>続きを読む
西原理恵子の自伝的漫画の映画化。
山と海の接したのどかな風景がとてもノスタルジックだ。
同時に田舎の閉塞感というか、いじめ・貧困・DVにあふれた重苦しい世界でもあって、見ていて息苦しくなった。
母>>続きを読む
サメが出ないサメ映画だ。
12のビーチを舞台に、サメに食われて死にたい願望のヒロインのモノローグが延々と続く。1時間50分近くも、全然退屈しないから凄い。
うぬぼれやで毒舌なこのおねえちゃんのトーク>>続きを読む
冒頭から80年代テイストなのが嬉しい。いきなりあの曲流れるし。
アイスマンも出てくる!時代の流れを感じるのはそのアイスマンとスマホのメッセンジャーでやりとりしてるってとこかな。
あとトップガンのなかに>>続きを読む
見てるだけで腹が減ってくる映画だ。全編飯テロ映画とでもいうか。
本筋とは無関係に進むいくつものサブストーリーがみんな面白い。みんな食をテーマにしたエピソードばかり。
・冒頭、映画館に現れるグルメなヤ>>続きを読む
地元の映画館のツイートに「ご好評につき本日より延長上映」ってあったのが気になって観たのだが、ほんとこれ観といてよかった。
2021年に観た映画で一番よかったのはこれと『プロミシング・ヤング・ウーマン』>>続きを読む
家田荘子の原作を読んで感銘を受けた南野陽子が、東映に企画を持ち込み映画化された、日本初のAIDS啓蒙映画とも言える作品だ。当時はナンノが役作りのために極端にダイエットしたことばかりが話題になってた気も>>続きを読む
原作も読んだことなければ、過去に映画化されたどの作品も見たことなかったのだが、豪華キャストに魅せられて観た。
四姉妹もそうだけど、母親役のローラ・ダーンの存在感もすごいな。
それぞれ異なる才能に恵ま>>続きを読む
ロード・ムービーにはハズレがないというのが私の持論だが、なかでもこれは「明日に向って撃て!」と並ぶ、お気に入りの一本だ。
ルイーズの愛車フォード・サンダーバードを駆り、アーカンソー~オクラホマ~ニュ>>続きを読む
大貫妙子の「哀しみの足音」という曲が大好きで、この曲がイメージソングとして使われたというこの映画をいつか観たいと思っていた。
そしてあれから30年、ようやくその日がやってきた。
もっと早く見ておくべ>>続きを読む
学生の頃に一度ビデオで観たっきりだったが、サントラ盤はそのころからずっと愛聴してたので、もう何度も飽きるほど観た映画のように錯覚する。
今日何十年かぶりに映画館で観たけど、以外と覚えていないシーンも>>続きを読む
どれも長いGodfather3部作のなかでも最長の200分。
ただ、昔の映画だからテンポもゆっくりなのかというとそんなことはなく、序盤から話はサクサクすすんでいく(それであの長さなのが凄い)。
ヴィ>>続きを読む
闘病ものの映画は苦手だが、これはオムニバス形式のコメディなので楽しく観れた。3作は別々の話のようで少しつながってるような気も。
第1話「マイ・スウィート・リトル・キャンサー」★
はっきり言って話はつ>>続きを読む
何十回目の鑑賞かわからないが、冒頭の結婚式の場面から見どころ多すぎ。
・ボナセーラに「いくらお支払いすれば?」と無礼なことを言われたヴィトの反応。猫がゴロゴロ鳴いてるのもいい。
・カメラを叩き壊した>>続きを読む
久々に観たけど、感想は5年前にFacebookに書いたのと今も同じだ。
2017年4月15日
【私】
今年の午前十時の映画祭のラインナップは感動系作品が多い。
「ライフ・イズ・ビューティフル」食わず>>続きを読む
映画版2種とTVドラマ版があるらしいが、最初に映画化されたこれしか観ていない。
冒頭、子役のあまりの下手っぷりに思わず見るのをやめそうになったが、レビューとか見ると『島田洋七の佐賀のがばいばあちゃん>>続きを読む
アメリカン・ニューシネマの傑作だ。
「雨にぬれても」ってこれ以上好きな雨の歌はないってくらいのお気に入りなんだけど、映画のなかでこれが流れるシーンは雨なんてふってない。朝の陽光の中でブッチがエッタを>>続きを読む
紫禁城は観客のいない劇場であった。
溥儀が劇中でそう言ってるように、まるで絢爛豪華な劇を観ているようだ。
前半の城内で描かれる溥儀の幼年期~青年期は美しく印象的なカットが目白押しで目が退屈する暇がな>>続きを読む
インディ・ジョーンズの新作がまた観れるなんて!なんて思いながらこれを観たのがもう14年前か...
時代背景はついに戦後になり、敵もナチスからソ連になった。KGBのスパルコが東ウクライナ出身という設定>>続きを読む
アメリカ映画『Sideways』のリメイク版。
オリジナル版を観る前に復習しておこうと十数年ぶりに見直したが、昔観た時よりずっといい映画に感じた。冴えない人生を送る中年たちが主役という設定がしみるよう>>続きを読む
ほんとに笑って泣けるロードムービーだ。
自殺未遂したゲイの叔父、ヘロインで老人ホームを追い出された不良老人のおじいちゃん、みんな大嫌いだと誰とも口をきかない屈折した兄、美少女コンテストで優勝を夢見る>>続きを読む
当時、主演2人の肉体美と爆薬の量以外に見るべきものがないと言った友人がいたが、たしかにそんな映画だ。
2人の電話の声に合わせ、スタローンが筋トレを、シャロン・ストーンがお色気ポーズととってみせるシーン>>続きを読む
バート・バカラックの「Alfie」という曲が好きなので、元ネタになったこの映画を観た。というか、そうでもなけりゃこんな映画を観ることなんてなかったろう。
プレイボーイというかチャラ男の華麗な人生みた>>続きを読む
なにからなにまでいかにもなイギリス映画。雰囲気も最高だ。
パリに憧れるシャンソン好きなヒロインという設定もあって、お洒落な曲も多い。
冒頭から登場するハンサムで二枚目のデイヴィッドがいかにも胡散臭い>>続きを読む
タイトルに【低画質】と断り書きのついたニコニコ動画の吹替版で見たが、それくらいが丁度いい。
昔のニューヨークは治安が悪かったと聞くが、この映画は実際の100倍くらい強調されているだろう。
チャーズル>>続きを読む
「ファンタジア2000」のDVDの特典映像に入ってた短編映画。
1953年の古いディズニー作品だけど、下手すりゃ本編より面白かった。
楽器の歴史を原始時代までさかのぼって解説するのだが、金管が特に面>>続きを読む
普通の洋画となんか違うのは、やっぱり王室のポッシュな英語が印象的だからだろう。英語わかんない俺ですら発音が全然違うのがわかる。
映像はけっこう本格的だ。トラファルガー広場を貸し切って現地撮影をしたら>>続きを読む
ひょっとするとアカデミー作品賞主演俳優になるかもしれない西島秀俊の、これもまた主演作品だ。
ストーリーも演技もB級なんだけど、お仕事エンターテイメントとでもいうのか、こういうジャンルの映画は楽しい。>>続きを読む
美しいけど気持ち悪い絵がとにかく印象的。
長いものはとことん長く、細いものはとことん細い。船なんて煙突のように細いのだ。あれで海に浮かぶのか。服にタンスでもいれてるかのような四角いマフィアも面白い。>>続きを読む
「交響詩銀河鉄道999」というレコードが幼い頃家にあり(誰が買ったのだろう?)音楽はとても気に入ってたのだが、TVアニメは観ていなかった。大学生の時再放送でやってたのをいくつか観はしたが、なんだか退廃>>続きを読む
色彩感と音楽が最高なこの映画。
一番の見どころはリスボン姉妹が軟禁状態になってからの、少年たちとの空想紙上旅行や電話越しにレコードをかけ曲に想いを代弁させたりのあたりか。
当時映画館で観たときの自>>続きを読む
Z級サメ映画をネタとして何本か楽しんだが、これはタイトルが出る冒頭の5分を観た時点で一旦ギブアップした。
酷さにも限度があると思った。
頑張って残りを観て思ったのだが、魚眼レンズでのサメの視界やうが>>続きを読む
ドイツ映画はあんまり観たことないけど、これが一番好きかも。統一前後のドイツに興味があるからってのもあるけど。
昏睡から覚めた母のクリスティアーネに東独崩壊の事実を悟られまいと必死に工作するアレックス>>続きを読む
普通にハラハラするパニック映画だ。
ジョーズへのオマージュはいたるところに見られるが、先の読めなさ加減はある意味ジョーズを超えてるかも。普通だと最後まで生き残るはずのキャラがあっけなく死に、普通だと>>続きを読む