なーさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

デビルマン(2004年製作の映画)

1.0

酷いとは聞いていたが本当に酷かった。原作は読まずに評価するが、まあこれを作った人たちは映画というものが好きで作っているわけではないのだろうなぁ、と言う感じで万事が雑でやる気がない。尺が足りなかったのだ>>続きを読む

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

これまでスパイダーマンというコンテンツに(原作・映画・ゲームetc)触れてきた人であればあるほど深みを増す作品。単独作としては掟破りも掟破りだし、ぶっちゃけ作品単体としての完成度としては勢い任せな部分>>続きを読む

ゆりかごを揺らす手(1991年製作の映画)

3.5

地味な作風なのだけれどじわじわとメンタルを削ってくる、そんな映画。怪奇現象の類は起きないが、分類はホラーサスペンスだろう。復讐に狂った生身の人間の恐ろしさ演出が上手く、見やすく面白かった。

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

4.0

前作で説明はしたな!飛ばしていくぞ!
といった風情の作りで、上映時間の短さによる物足りなさは全く感じなかった。最初から女房役に収まっているヴェノムがとにかくかわいい。逆に今作から見ると(そんな人はほと
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めぐり逢わせのお弁当(2013年製作の映画)

3.0

とてもらしくないインド映画。主演二人がしっとりしていてそれが雰囲気を作っているが、脇役が騒々しいため静かになりすぎないバランスを保っている。
物語は賛否ありそうだけれど、これはこれで、と楽しめた。こう
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マイティ・ソー ダーク・ワールド(2013年製作の映画)

2.5

単独作としては見どころが多く楽しめる作品なのだけれど、MCUのなかではどうしても小粒になるか。

マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

3.5

SFミステリー映画。設定をうまく使いつつミステリーをやっており、最後まで飽きさせない。いい原作をスピルバーグが過不足なく映像化している、優等生な印象。
やはり140分ある映画なのでやや長さは感じるがダ
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セラヴィ!(2017年製作の映画)

3.0

三谷幸喜を思い出すドタバタ群像劇映画。中身はない。
前半は「お?この映画大丈夫な奴か?」と不安になる感じではあったが、後半は笑いどころが多く楽しめる。ただ、一人で見る映画ではないかもね。

リロ&スティッチ(2002年製作の映画)

2.5

シンプルに良い、と思う。リロもスティッチも可愛く、家族の物語というテーマもはっきりして、アクションシーンも見応えがあった。エイリアンサイドのキャラクター達もキャラが立っていてとても良い。

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

3.0

純粋過ぎるが何をやってもとんとん拍子で上手く行くフォレストにわや感情移入しきれなかったのは痛かったが、映画としての雰囲気は良かった。エビ漁好きですね……

ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.0

なんというか、感想を何を言っても安っぽくなってしまいそうである。
一度見てから5年、10年ごとに見返していきたい、きっとこれはそういう映画だろう。

ジーサンズ はじめての強盗(2016年製作の映画)

3.5

ツッコミどころは少しあるけれど、終始爽やかで気持ちいい、見やすい映画だった。気楽に見られておすすめできる。
またやはり役者パワーがとても強く、それだけでも見る価値がある。

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

3.5

CGアニメーションとしての良さは最早言うまでもないので置いておく。
ピクサー作品らしく、相変わらず無駄がない構成でテーマを描き切っている。ジョーと22という二人の主人公の視点から描かれる人生は説教臭く
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探偵なふたり:リターンズ(2018年製作の映画)

4.0

文字通りのリターンズ。期待は裏切らない作りだった。
仲がいいのか悪いのかわからないコンビは健在。そこに新キャラのヨチをぶち込んだことで、なんとも味わい深いカオスが生まれている。
ストーリーも前作同様、
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.5

最後まで下手に感動路線に寄せて行ったりせず、コメディペースで走り切ったのがまず好印象。ドリスの遠慮の無さにヒヤヒヤするシーンも多かったが、見終わった後だと二人の関係が心地良かった。パラグライダーのシー>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

2.5

ちょっとよくわからなかった。雰囲気だけ見ると恋愛映画なのだけれど、ぶち込まれている異物が劇薬過ぎる。それをわざと作っているのは理解できるので、なんとも難しいがそこの違和感が気にならない人にはいい映画な>>続きを読む

エターナルズ(2021年製作の映画)

2.0

求めてたものではなかったかなぁ、という印象。そこのところの幅広さもMCUの強みなのかもしれないけれど、これに関しては現状あまり合わなかった。
150分あるわりには、キャラクターの掘り下げが甘く(そもそ
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ライト/オフ(2016年製作の映画)

2.5

やりたいこと優先の結果設定ガバガバ、キャラクターの行動原理ガバガバの、まあよくあるホラー映画ではある。
ただ、そのやりたい事の絵的なハマりっぷりは悪くなく、流し見したり人と見る分には楽しめる映画には仕
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キャッツ(2019年製作の映画)

5.0

なんやかんやと言われているのは知っていたけれど、見てみると非の打ち所がない映画だった。歌も踊りもとてもレベルが高く、世界観も仕上がりきっていて映画の世界に浸ることができる。
ビジュアル問題で受け入れら
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機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY(2016年製作の映画)

3.5

お洒落なジャズに乗せて戦争のエグい部分をガンダムに載せて描いてみた感じである。
連邦とジオンのエース達を、それぞれの視点からしっかりとキャラクターを描きつつ、最悪の形で最悪の泥沼へと突き進んでいく流れ
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ヘラクレス(1997年製作の映画)

2.5

ディズニーのアニメ映画の時点で最低限のクオリティは保証済み。
フィルやハデス等脇役のキャラが立っていて、そこはとても良い。特にハデスは(KHで見た時からいいと思ってはいたけれど)コメディリリーフも兼任
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

3.0

まず最初の印象は「ディズニー無理筋通しやがって……!」だった。いいぞもっとやれとは言わないけれど、これができるのも今はディズニーしかなさそうなので変化球としてはありなのだろうね。
ゲーム世界の云々〜で
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ゲット スマート(2008年製作の映画)

4.5

例の字幕を目当てに見てみたが、予想以上に傑作だった。基本的にはヌルいコメディなのだけれど、ストーリーの構成力が高く、特にクライマックスからの流れがあまりにも怒涛。そこだけを見るために視聴する価値は十二>>続きを読む

ヒトラーを殺し、その後ビッグフットを殺した男(2018年製作の映画)

3.0

タイトルがとても気になっていて見たかった一作。そしてタイトルのイメージに反してとてもしんみりとした落ち着いた作風だというのに、タイトルそのものに偽りはなかった。
なかなか興味深い作風だったのだし見てよ
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ターミネーター2(1991年製作の映画)

4.0

1は見てないのだけれど。
T-800がカッコよく、また魅力的。同時にT-1000も良い。その演技とラストシーンだけで見る価値がある。
映像自体はさすがに今見ると古臭いのだが、当時の技術力でこれを撮れた
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マイティ・ソー(2011年製作の映画)

3.5

以前は流し見だった作品を再視聴。MCUとしては地味な印象を持っていたのだけれど見直してみると、貴種流離譚として、また家族の話として出来が良く傑作だった。
この時からクリヘムの笑顔はとても良く、元気にな
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ランボー(1982年製作の映画)

2.5

テーマが重く血生臭い映画であり、そういう意味では人を選ぶかもしれない。だが出来はいい。アクション自体は地味めだがスタローンの肉体美を堪能できる。
戦争映画としても見応えがある。擦られ過ぎているが、ラス
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第9地区(2009年製作の映画)

2.5

かなり面白くなりそうな設定でありつつ盛り上げていながら、エンタメとしてはオチが弱かった感があるのが残念。
差別構図をエイリアンのそれに見立てて書いた社会派、として見るにしてはクリストファー以外のエイリ
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.0

新生ヴェノムの自己紹介のような映画。わかりやすく、魅力的で、キャラクターやスペックを紹介していってくれた。
反面オリジン部分に重みがありすぎていて、ストーリーはちょっと薄味だったかも。まあそこは2が面
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ファイティング・ダディ 怒りの除雪車(2014年製作の映画)

3.5

配給会社表出ろ案件である。除雪車は別に怒ってない。だがこのタイトルがキャッチーなのも事実であるのでぐぬぬのぬ。

取り乱しました。
物語としては始終シリアスに徹している。いるのだが、どこそことなく散り
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ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章(2017年製作の映画)

3.5

評価不能に近い。
やっぱり実写邦画だなーと思う(仗助や承太郎がいまいちハマってない、せっかくのアクション作品の実写なのに殺陣が少なくて物足りないetc)減点要素が多いし画面が暗くて状況がわかりにくい。
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ニューヨーク 最高の訳あり物件(2017年製作の映画)

1.5

キャラクターの行動原理がわかりづらい。いや性格ははっきりしているのだけれど、愛だなんだと言っておいて(まあそれも、愛だからこそ、ではあるのだろうけれど)誰も彼も急に仲良くなったかと思えば次のシーンでは>>続きを読む

ピーターラビット(2018年製作の映画)

4.0

ウサギたちがど畜生なのだけれど、見た目が可愛いので(止め絵でよく見ると鋭い目をしているのだけれど)誤魔化されてしまう。互いに報復しあう仁義なき戦いには笑ってしまった。
CGの出来も良いし、何も考えずに
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