からさきさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

からさき

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透明人間(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

タイトルが『透明人間』なので、起こることは予想できるんだけど、お話のつくりや、何もない空間をあえて映像にうつすことでそこに透明人間がいるんじゃはいかと思わせる撮影など、見せ方が上手いのでよかった。>>続きを読む

銀河鉄道の夜(1985年製作の映画)

3.8

劇場で観たら音楽がより良かった。
鷺が砂になるシーン何度観ても好き。

県警対組織暴力(1975年製作の映画)

3.6

『孤狼の血』が好きなので気になっていた作品。
いろんな箇所で、「あ、ここ『孤狼の血』でも見た」って感想を抱きました。
さすがオマージュ元。

面白かったけど、
私は深作ヤクザものはあまり好みではないか
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柳生一族の陰謀(1978年製作の映画)

3.9

面白かったー!!
ラストと締めくくり、あんなんアリなの?!?!

歴史は疎いので、
徳川三代目継承でもめてたことも知らなかったのだけど、まあ教科書に名前載ってるのは家光やし、形成不利からはじまってる
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さらば、わが愛 覇王別姫(1993年製作の映画)

3.7

京劇の映画という知識しかなかったので、中国近代史をがっつりなぞる話だとは知らなかった。
まさに動乱の時代。
勉強不足で分からないところが多々あったのが悔しい。

映像、レスリーチャンは大変美しかったで
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魔界転生(1981年製作の映画)

3.8

しばらくの間は、
沢田研二の天草四郎美しいな~、真田広之美青年だな~って感じで、面白くないことはないけどちょっとたるいかな~って思ってたら、
海岸の柳生十兵衛vs宮本武蔵でテンション上がってきて、
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ソン・ランの響き(2018年製作の映画)

4.0

とても···とてもよかった···
ベトナム映画だから見てみようくらいの軽い気持ちだったけどよかった···

凄腕の借金取りだけど非情になりきれない男・ユンと、高い技術は持つが愛を知らない大衆歌舞劇のス
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.8

TOHO系列でリバイバル上映していたので鑑賞。
公開時は普通のスクリーンで見たので、IMAX3Dの環境で見れてよかったです。

改めて見ると、お話はどシンプル。
ひたすら映像のパワーね。

『ゼロ・グ
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アイコ十六歳(1983年製作の映画)

3.2

テレビ放送してたのを録画して観賞。

「花村紅子」って名前の登場人物が、「花村紅子」という名前から受ける印象ぴったりの名前と顔だった。
「あー、この顔は確かに花村紅子って名前だわ」って感じ。

時をかける少女(1983年製作の映画)

3.5

出町座にて。

一度見たことあるはずなのに、場面場面しか覚えてなかったから新鮮な気持ちで見れた。

原田知世かわいいなぁ。

最初の、モノクロからカラーになる演出良いね。なんでこんな素敵な演出を忘れて
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ひまわり(1970年製作の映画)

3.4

美しい音楽を伴奏にした、戦争によって引き裂かれた男女の悲恋という点で、シェルブールの雨傘と近しいものを感じた。

24個の玉子でオムレツを作るシーンが印象的。
絶対食べきれないけど、少し憧れるシチュエ
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テンタクルズ(1977年製作の映画)

2.9

BS番組で鑑賞。

私の求めていたものではなかった···
番組表見て「巨大タコと戦うパニック映画?!楽しそう!」と嬉々として見てみたものの···うん···

私ね···モンスターパニック映画はもっとド
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サーホー(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ヒーロー無双のなんでもあり映画というのは分かっているけど···
話を複雑にしすぎた感。

サーホーの正体もあれだけもったいぶったわりには、いやまあ、そりゃあそうでしょそれ以外ないでしょと何の意外性もな
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ミッドサマー ディレクターズカット版(2019年製作の映画)

3.8

比較すると、
通常版はシーンまるごとのカットだけじゃなくて、細かいカットも多かったのね。
編集上手いなぁ。
村の解像度は上がったけど、
やっぱり通常版の方がスッキリして見やすいかな。

クリスチャンの
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拳銃無宿 脱獄のブルース(1965年製作の映画)

3.3

うーん、渡哲也演じる主人公が、どうにも煮えきらない奴に見えてしまった。

松原智恵子さん目当てで見て、やっぱり松原智恵子さんはお美しいのだけど、完全に添え物ヒロインでしたね···

ブラックシープ(2006年製作の映画)

3.9

牧場に人喰い羊が大量発生!襲われたらひつじ人間になってしまう!

という、いかにもB級な、たいへん、たいへんしょ〜〜もない映画。

でもずっと待ってたんです。
未年にも公開されなかったので、日本語で見
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音楽(2019年製作の映画)

3.7

シュールでギャグで青春で、かなり好みの世界観だった。
基本的に登場人物の行動や思いつきが否定されず、そのままを受け入れられるのが心地よかった。
やさしい世界。

T-34 レジェンド・オブ・ウォー(2018年製作の映画)

3.4

ド派手に戦闘してくれて、車も破壊してくれて楽しかった。
ロシア側の登場人物の判別がなかなか難しかった···

あなたの命(1966年製作の映画)

3.4

お話の方は可もなく不可もなくだけど、松原智恵子さん目当てで見たので満足。
レトロなワンピース姿で喧嘩を売る松原智恵子さん、ショー衣装に身を包む松原智恵子さん、病気で儚げな松原智恵子さんといろんな松原智
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真紅な海が呼んでるぜ(1965年製作の映画)

3.1

そんなルージュの伝言は!!!いらねぇ!!!!!
クソ勝手だな!!おい!!!
せめて普通のメモにかけ!!!
口紅無駄遣いすな!!鏡汚すな!!!

男は身勝手だよ···って感じの話でした。
昭和の映画だか
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初恋(2020年製作の映画)

4.0

わーい!
私の好きが詰まった映画!!

バイオレンスだし、ヤクザだし、初っ端から首が飛ぶし、車も派手に活躍するし(ぶっ飛びはしないけど)、かけ違いから始まる大騒動のお話だし、ホームセンター戦闘までして
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.0

個人的にはホラー映画ではなかったし、セラピー映画と言われるの理解しました。
主人公視点で見れたのでラストも救いだった。
アリアスター監督、今後もずっとついていきます。

天国と地獄(1963年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

直球娯楽作品かと思っていたら、想像以上に理不尽だった。
捜査シーンはワクワクドキドキしたけど、動機とラストがとても理不尽。

権藤と対峙していた重役たちが裏で手を引いていたりする方がよっぽどわかりやす
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テリー・ギリアムのドン・キホーテ(2018年製作の映画)

3.5

予告編の印象から、
どれだけ荒唐無稽で珍奇な作品なんだろうと期待していたので、
案外まともだったなという印象。 
だって普通に話の筋がある。
もっとぶっ飛んでるのかと思ったよ〜
落とし込み方も俗っぽい
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第三夫人と髪飾り(2018年製作の映画)

3.8

もっとドロドロしているお話なのかとおもったけれど、
ひたすら綺麗で静謐で、
でもいくら深呼吸しても深呼吸しても息を取り込めないような、美しい地獄だった。

サイゴン・クチュール(2017年製作の映画)

3.7

画面がビタミンカラーであふれてて可愛い〜!
レトロファッションやオシャレなアオザイも素敵!

お話はわりとツッコミどころが多いけど、華がある画面なので楽しくて元気が出る。

公式で例えられてはいるもの
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

社長家族に裏や悪意はないんだよね。
ただ単純に、あまりにも世界が違うから目に止まらないんだよね。

自分のグレード外のものに対して、知り得ない理解できない想像もできないの、とても怖いけど、でも全てを知
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マニカルニカ ジャーンシーの女王(2019年製作の映画)

3.5

負けの戦で散る話は嫌いじゃないよ。
子の前で、または子を背負って敵をバッサバッサと切り倒していくカンガナーさん格好いい。  

作中でインド独立を掲げているけど、実際に独立したのは約百年後ということを
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ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!(2018年製作の映画)

3.8

公式あらすじの印象通りの超絶馬鹿映画〜!!
お正月からめっちゃ笑った。
終末シンフォニックトナカイ粉砕反キリスト戦争推進メタルはずるいでしょ笑

スピード違反に反応するカメラで宣材写真撮ったり、人を誘
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殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ良かった···
好き···ありがとう···
こんなに美しい構成のお話だったのね···
驚けてよかった。
どのお話も好き···
でも八千代くんと撫子ちゃんは特に好き···

演技かかった女言
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ゾンビ-日本初公開復元版-(1979年製作の映画)

3.7

ゾンビやっぱり面白いな。
グロシーンは一時停止するのが当時の仕様なのね笑

でもやっぱ他のバージョンの方が好きだな。

ゾンビランド(2009年製作の映画)

3.5

強く印象に残るシーンはないものの、
ゾンビコメディものとしてとてもきれいにまとまってい普通に楽しい。
個人的にはもっとクセがある方が好きだけど、お手本のような作品じゃないでしょうか。

カツベン!(2019年製作の映画)

3.7

楽しく嬉しくほっこりハッピーな気分になる映画でした。
名作、傑作かとと言われればそうではないけど、でもいいな。
映画っていいな、楽しいなって思える。

コテコテのギャグも雰囲気にあってる。

銀座二十四帖(1955年製作の映画)

3.2

想像してたような軽い話ではなかったな。
話があんまり進まなくて、正直頭の中を通り過ぎていってしまった。

昔の新宿の街並みをたくさん見れるのは楽しい。
建物が低い!密集してない!空が広い!!