zonomanさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ピンポン(2002年製作の映画)

4.1

『スポーツ』×『青春』を題材とした作品だが、暑苦しさもなく卓球の魅力が存分に引き出されていた。
キャラクター達の葛藤、心境の変化が絶妙に描かれており、コート裏でのやり取り(階段,トイレetc…)が試合
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ラヂオの時間(1997年製作の映画)

4.2

緊張と緩和の"緩和"で存分に笑わせて頂きました。登場するキャラクターがしっかりしていて魅力的なお話だった。特にサブキャラ達(藤村俊二さん、渡辺謙さん)の活かし方が抜群だった。
生放送のラジオが舞台だっ
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放課後たち(2013年製作の映画)

3.3

lesson1:初めはちんぷんかんぷんだったがラスト5分、全てが繋がってスッキリ終わった。あの2人のやり取り(演技)も全て意味があったんだなと思わされる。でも、セリフは少ない方が伝わりやすかったのかも>>続きを読む

大人ドロップ(2013年製作の映画)

4.0

『青春映画』に部類されるべきだが、描き方が異なる何かがある。

素直になれないそれぞれの想いの描き方が絶妙。エンディングの1シーンで尚更そう感じさせられる。

前半のデート前のシーンは、見ている側もつ
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海難1890(2015年製作の映画)

3.4

前半、ストーリーの流れもよく演出も素晴らしかった。トルコ人の誠実さ日本人の温かさが感じられた。強いて言うならニ国間の触れ合いシーンがもう少しあっても良かったかも。何だか船が来てあっさり帰っちゃったイメ>>続きを読む

ソロモンの偽証 後篇・裁判(2015年製作の映画)

3.9

こんなに沢山の登場人物が、想いを語る作品は初めてかもしれない。
全員が真実を打ち明けたからこそ得られた結果。膨大に費やした時間も答えは元通り。でも、様々な角度から様々な目線から立ち向かったから迎えた最
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ソロモンの偽証 前篇・事件(2015年製作の映画)

3.6

複雑に絡み合う人間関係。
1つの事件が謎を生み、また1つの事件が巻き起こる。これが後篇につながる伏線と思えば、前篇で何を伝えたかったか真摯に向き合える。
あの頃の中学生は大人が憎く、公平性を保とうとす
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モヒカン故郷に帰る(2016年製作の映画)

3.8

日常の些細なシーンが繋がって面白い作品に仕上がる。(=過剰に演出しなくても良い)
成り行き任せな主人公だから面白い方向に展開する。
日常の何気ないシーンを映し出すことでグッと映画自体に雰囲気が増す。
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俺物語!!(2015年製作の映画)

3.6

鈴木亮平劇場!他のキャストがすべてフリになるくらい、鈴木亮平でオチてた。笑
と、始めはそればかりかよぉと思っていたが、後半は野木亜紀子さんのムズキュン脚本が見事に炸裂していた。
これ"もし"だけど「逃
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シュアリー・サムデイ(2010年製作の映画)

3.5

青春ドタバタ劇。色んな要素が詰まっていた。でも、伏線回収やストーリーはしっかり繋がっていた。
回想もたんまりと詰まっていた。(←あまり好きじゃないなぁ)
役者陣も豪華だし、音楽・菅野よう子さんと、とに
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ビリギャル(2015年製作の映画)

4.1

シンプルに良い!

自分も同じ境遇を味わった事があるからこそ共感できる点、受験を知らない人でも楽しめるエンターテイメント性があった。

忘れた頃の伏線回収はパネェ。
(因縁の伏線=笑、幼少期の伏線=涙
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

3.9

映画は120分が相場というのが自然と身体に染み着いていたのか、ちょうど2時間を超えた辺りで気が緩んでしまった。しかし、ストーリーは面白く長くは感じなかった。

作品の世界に入り込んでしまった。

TOWN WORKERS(2014年製作の映画)

3.6

当たり前の日常ほほんの一部分を切り取った作品。何気ない光景、何気ないセリフでも面白い作品は作れると実感。

予告犯(2015年製作の映画)

4.1

思っていた流れ(予告を見る限り)とは裏腹、しっかりとしたストーリーに泣きそうにまでなってしまった。
よくある展開の話ねと、始めは思ったがキャラがしっかりとしており、尚且つ伏線を見事に回収していた為、見
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バクマン。(2015年製作の映画)

4.0

展開のテンポがよく全く飽きなかった。最初は漫画を知らない人の為の説明ゼリフが多かったがそれが逆に引き込まれた。ストーリーがしっかりしており起承転結が見事だった。次のシーンが気になるし、対立と協力がハッ>>続きを読む

そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

3.9

人間描写が素晴らしい。人間の本能と見にくさが見事に表現されている。ひとつのカットが長くて芝居のリアルさが出ている。「散歩に行かせる=私が代わりにヤる」表現。

灰色の烏(2013年製作の映画)

1.8

恐怖を感じさせるシーンが所々。少女たちと1人の少年の不思議な出会いから徐々に心を許していく流れが良い。テレビ画面のニュースから予め少年の狂気さをほのめかす事で登場した時から恐怖さを感じる事ができた。ス>>続きを読む