夏りょうこさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

ニワトリ★スター(2018年製作の映画)

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ずっとこんなんが続くのかとげんなりした前半から一転した後半も、成田凌のことを見ていられなかった。

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

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石橋静河みたいに無愛想なお嬢様の眉間の一本筋。(管理者)がいない時の彼女たちが立場を超えてただの女同士になり、自由で楽しそうで支え合っているのが印象深い。

トムボーイ(2011年製作の映画)

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そんなことをしちゃうところが可愛いったらありゃしない。なんて表情豊かな子なんだろう。セリフがなくても間が持つ。

TOVE/トーベ(2020年製作の映画)

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自由に伴う痛みと代償。だって相手も自由なんだから!ステップを踏み続ける限り、彼女はどこへでも行ける。

ビール・ストリートの恋人たち(2018年製作の映画)

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切ないほどの家族の奔走。厳しい現実とたっぷりの優しさ。諦めていないけど、受け入れている。そうせざるを得ない彼らの人生が情熱をもって淡々と描かれ、そんな不思議なバランスに惹きつけられる。

ばるぼら(2019年製作の映画)

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やっぱゴローちゃんは無理がある。色気も深みも感じられないもん。ラブシーンが見ていて恥ずかしい…。

さよなら、僕のマンハッタン(2017年製作の映画)

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若さゆえのこの矛盾がどうなるのかと思っていたらば落とし所がそこ?そんな話だったのか…というシラケ感あり。

いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

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陽気な「ブレイキング・バッド」?マニアックな研究が報われないのは万国共通か。日本でもこんな映画が作れたらいいのにね。

モロッコ、彼女たちの朝(2019年製作の映画)

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パン屋の女主人がなぜそんなに頑な人になってしまったのか、妊婦の事情より気になった。母は強いね。そして哀しいね。

ディナー・イン・アメリカ(2020年製作の映画)

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しつこかった。主演女優の憎たらしい表情に時々目を背けたくなる。

イカリエ-XB1(1963年製作の映画)

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愚かで野蛮な地球人のせいで、バタバタと悲劇に向かっていく様子がシュールな密室劇。

海を感じる時(2014年製作の映画)

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池松壮亮の声の通りが悪くてセリフが聞き取れないことが多かったが、それでもあまり支障がなかった。そういう映画。根深い問題を抱えてる女の自家中毒につきあわされてしまいました。

きみへの距離、1万キロ(2017年製作の映画)

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失恋直後だから彼はこんなことしたんだな。砂漠を歩くタランチュラみたいなロボットが監視役から守る役へ。男の純情がぎゅっと凝縮。SNSで知り合った男女が会うのに近いような違うような。

くれなずめ(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

心臓が出てきたあたりから冷めてしまいました…それまでは面白かったのに。若葉君、いいよなあ。

blue(2001年製作の映画)

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市川実日子がUAみたいなんですけど。近づきたいっていうのが恋。

オルジャスの白い馬(2019年製作の映画)

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馬より猫!森山未來が日本人役じゃなく、平井堅がインド人に溶け込むみたいに現地に溶け込んでいる。どんな土地でも事件は起こるし、女の人生いろいろだ。

おらおらでひとりいぐも(2020年製作の映画)

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身近な高齢者が「つまらなかった」と言っていた理由がわかるような。過去を振り返りすぎ。原作は読んでないが映画でこれをやられるとノスタルジックな個人史になってしまい、若い世代からは共感されず、同世代からは>>続きを読む

サウナのあるところ(2010年製作の映画)

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浮世風呂ならぬ浮世サウナ。日本人なら屋台でこっそり打ち明けるようなデリケートでシリアスな悩み(ほぼ家族問題)をサウナで延々と喋っても息苦しくならないのは、さすがフィンランド人だ。ていうか、ここでしか心>>続きを読む

ファンファーレが鳴り響く(2020年製作の映画)

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なんじゃこれは。やってることは過激なのに迫ってくるものがなくて軽い。

ブルー・マインド(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

鬱々とした環境にいる思春期の女の子。その危なっかしい心身の変化をこんな風に描くなんて!そんな彼女をフツーに受け止める友人がすごいな。解放されて本来の居場所に還っていくラストがいい。

レクイエム・フォー・ドリーム(2000年製作の映画)

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彼らはどうすればよかったのだろう。ジェニファー・コネリーの最後の表情が忘れられない。

嘘を愛する女(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

最後がいい話に落ち着いたので気が削がれた。結局ノロケ話…。

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

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転がり落ちるように悲惨な目に遭う展開に具合が悪くなりそうだったが、綾野剛の調子の良さと掴みどころのなさにしびれる。これ以上ない適役。

ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

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親はこの子たちを飼っている。透明感のある美しい映像で描かれているのは残酷物語だ。

野球少女(2019年製作の映画)

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熱血なのに淡々としていていい感じ。無理やり盛り上げる音楽が流れないせいかな。

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

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いっぱい人が死ぬが死んでもいいのは最初の1人だけ。その時森田の魂も死んでしまった。何もしてなくてもヤバイ臭がプンプンしてる最初らへんが1番怖かった。

BLUE/ブルー(2021年製作の映画)

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好きでたまらないものはそう簡単にはやめられない。

朝が来る(2020年製作の映画)

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3部構成で綴る養母と生母の物語。もうそれ以上光ちゃんを泣かせないで!間違いなく蒔田彩珠の代表作。優しい映画だった。

あの頃。(2021年製作の映画)

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太賀と若葉竜也から目が離せない!大阪のノリが上手く出てます。

アバンチュールはパリで(2007年製作の映画)

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主人公が映画監督じゃなくて画家。時間もめちゃ長いところはホン・サンス作品の中では異色だが、彼がバカで惚れっぽくてクズというところは同じなのでホッとした。そうでなくては始まらない。

ザ・ヴァンパイア 残酷な牙を持つ少女(2014年製作の映画)

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ボーダーを着てスケボーに乗り、音楽が好きで人間に恋してる美女ヴァンパイアは不味そうな血ばかり飲んでるぞ。イランのヴァンパイア映画はさすがひと味違う。

小さい魔女とワルプルギスの夜(2018年製作の映画)

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「半人前の魔女」と聞けば大半の日本人は宅急便を運ぶあの魔女を連想すると思うが、この魔女は見た目が大人。いや、魔女の世界では梨園のごとく60歳でも鼻たれ小僧なのかも。

ロゼッタ(1999年製作の映画)

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あなたは彼女を責めることができますか?1人でいっぱいいっぱいだった彼女が、ギリギリのところでパン!とはじけて他人の存在に気づく。人に頼ってもいいことを知る。いい話じゃないか。世界の映画祭で賞をもらいま>>続きを読む