映画には別に不安要素がなくたって十二分に楽しめるという証拠だな。同じ気持ちを味わったのはバイオハザード3のアリスを見てた時かな。マートン・チョーカシュって変な名前の敵役のキレ演技がよかった。
この映画の何が素晴らしいって、主人公の最後の24時間を本当に本当に丁寧に丁寧に描いてみせていることだ。理不尽に奪われた命に誠実に真摯に向き合った製作者の勝利だ。
スカヨハの体は性的というよりも母体という感じだった。暗闇と不協和音。スコットランドの寒々とした風景。内容はさっぱりだったけど不思議な心地よさが絶えず漂っていた。
風刺というには稚拙だし、じゃあ映画の出来はどうかというとよく出来てるし、やっぱり完成度の高いB級映画、というかB級のテイストを醸し出しつつ実はA級映画なのかもしれんね。これ。
ディスとコネクトの間に/が入る意味がラストシーンで分かるのだ。ディスコネクトしているもの全てがコネクトする瞬間が訪れるのだ。現実とコネクトしたければ仮想空間とディスコネクトしろという示唆とも受け取れな>>続きを読む
ジェイソン・ライトマンの撮るメロドラマとありきたりなメロドラマの一体何処が違うのか。それはね、この禁断の純愛に必ず付きまとう少年の視線ですよ。これはね、観てて辛いよ。キツイよ。乳離れの映画だからさ。
フィールド・オブ・ドリームスからのライトスタッフからのサイレントランニングからのフィラデルフィア・エクスペリメント的な展開でもうお腹いっぱい。残念ながら2001年宇宙の旅オマージュは微塵も感じなかった>>続きを読む
この映画に登場する猫は主人公の夢に対する心の動きそのものを表しているという説に賛成。もう一度観たくなる映画だね。
そもそも猿の進化の過程が人類の歴史だとするならば、猿の惑星という命名そのものがナンセンスということになりはしないか?いや実に面白かった!あっぱれマット・リーブス!
綾野剛のダラダラ演技を散々見せつけられる前半に飽き飽きしていると、後半の、いついかなる時も静かに愛する者に寄り添う、綾野剛に男惚れするというある種のトラップ。菅田将暉は可愛いし、ゲスい高橋和也も最高だ>>続きを読む