「人はなぜ山に登るのか」「そこに山があるからだ」というのは何となくはわかる。でも「人はなぜ綱を渡るのか」と問われて「そこに綱があるからだ」というのは思考の飛躍がある。だって綱は元々そこにあったわけじゃ>>続きを読む
で、ラビットフットって一体何だったのwベンジー登場の安心感!家族に迷惑かけるスパイはスパイとしての資質ゼロな気がするよん。土壇場に腹が据わってる奥様の方が資質あるよね。
フラメンコ。見つめ合う男と女。鳩。波。スローモーション。ジョン・ウー演出がとても気持ち悪かった。
アイデアの枯渇?とんでもない。創業者のクリエイティビティをいかにして超克するかに苦悩した第二世代のクリエイターに対して、いかにも第三世代的な素晴らしい跳躍ぶり!家康に対する家光的な?これはもう見事とし>>続きを読む
綾瀬はるかと広瀬すずの存在が対になっている。広瀬すずは綾瀬はるかの子供時代なんだなぁなんて思いながら見ると、まぁ泣けて泣けて。この四姉妹の中では夏帆のナチュラル感が半端ない。
人の目はほっとけ。結局のところ自分がどう生きたかだ。弁護士ドノヴァンも、ソ連のスパイ・アベルもその生き様には共通のものがあると思う。これは国家とか軍とかエージェントとか、そういった自分の置かれた環境や>>続きを読む
この映画は不思議なバランスの映画だ。強烈な人体損壊描写があるかと思えば銃弾の飛び交う中でとんでもないファンタジー描写が挿入されたり。ただその底辺にはやられた側にしか描きえない戦場の生々しさが常に脈打っ>>続きを読む
面白かったけど、キック・アスほどは上がらなかったな。コリン・ファースのアクションはよかったけど脚本がとっちらかっちゃってる感じ。
このレビューはネタバレを含みます
それはどこまでもゆっくりと、いろいろなものに姿を変えて君を追いかけてくる。これはまさに死のメタファー以外の何物でもない。死に追いつかれるまで逃げ切る。これはそのまま生きるといことに他ならない。感染する>>続きを読む
おぉぉぉ!これはマリオン・コティヤールの演じるロッキーの物語ではないか!予告で筋は知っていたけれど、まさかそれだけで本当に90分引っ張るとは!戦う女・マリオンはピンクのタンクトップとブラチラで90分間>>続きを読む
この映画は脳の変な部分に直接働きかけてくるタイプの映画で、唐突にこみ上げてくる感情の波を抑えこむのが大変だった。この物語を考えだした人間の頭の中を見てみたい。まさか二朗君に泣かされることになるとはね。>>続きを読む
エピソード3。第2シリーズ(?)完結。すげぇよかったんですけど。改めて観直してみて。旧3部作に比べて僕はこっちのほうが断然好みなんですが。ファントム・メナスの冗長的な感じは否めませんが、全体としては大>>続きを読む
園子温。やっぱり俺はこの人は天才だと思う。こんな素敵なクリスマス映画なら2週間前に観ておくんだった。この人の語る愛も平和も痛々しくて、そこにはある種、悲壮感すら感じる。心にズタズタと突き刺さってくる。>>続きを読む
6歳のボクが早、血の気のはやる高校生。目がギラギラしてるね、アナキン。あとは若い者同士でって、ジェダイ評議会なに考えてんだ。あ。フォースの均衡のためか。アミダラ姫=ナタリー・ポートマンが神がかり的に美>>続きを読む
この映画の凄みは話よりも演技者だと思う。話は要は睡眠不足だ。育児ノイローゼだ。ババドックってネーミングもどうなんだ。だけれども主人公の母子。この二人が正体不明の怪物を超える怖い怖い怖い怖い演技を見せつ>>続きを読む
マッド・マックス2の世界観そのままですよね?これ。2時間、とにかく砂埃の中を全力疾走。黄土色と青、炎のオレンジ。色使いも印象的。今年の祭りは今年のうちに。
面白いんだよ!面白いんのにエピソード詰め込み過ぎで消化不良起こしちゃうんだよ。僕は2回に分けて観てちょうどよかった。クライマックスのホームアローンテイスト好きよ!でも名子役は長じてダークサイドに堕する>>続きを読む
映画をお祭り気分で観るって、こんなにも楽しいことだったんだね!映画の楽しさが何割増にもなるんだね!本当に楽しかった!!
ラストがクマのぬいぐるみじゃ納得いかんわ!
これはもう無条件で五つ星でしょう。僕は物語の出来も洗練さもエピソード4を軽く凌いでると思うけど。とにかく素晴らしいよ。
何十年ぶりか知らないけれど復習。僕がスター・ウォーズを初めて観たのは映画じゃなくてラジオドラマなんだよ!だから観たんじゃなく聞いたってうのが正しいの。いまじゃ考えられないことなんだけど、映画公開に先立>>続きを読む
最近のパニックものの定番シーン。狭い空間に閉じ込められた主人公に襲いかかる濁流。刻一刻と生存スペースが奪われていくという例のシーン。やっぱり出てきて笑った。高層ビルが沈没するって発想が面白いよね。地震>>続きを読む
アリスよりも遺伝宣告された娘や、その孫の行く末の方が気になって仕方ないまま幕。知る権利と同様知らない権利って絶対あるよな。それから旦那が優しげで実は妙に冷たい感じがした。欧米の個人主義は実にドライだ。>>続きを読む
至近距離から容赦無く相手に弾を打ち込むキアヌーに痺れた。そしてやっぱりデフォーでしょう。ジャック・リーチャー、ロバート・マッコールに次ぐ第三の「敵に回しちゃいけない男」。彼の正義感に火をつけるのは悪漢>>続きを読む
やっぱり冒険って商業ベースにのせちゃいけないものなんじゃないだろうか。映画の出来としてはそりゃ言いたいことはたくさんあるけど、僕は難波康子さんのことを思い出すだけでこみ上げてくる何かがありますよ。ちっ>>続きを読む
ウルトロンもスカイネットも、人間は放っておくと何をしでかすかわからない非常に危うい生き物だという性悪説に根ざしている。しかし彼らが自らの運命を託すのはやはり自らが産み出した究極の機械文明そのものである>>続きを読む
Herのつもりで観てたらブレードランナーだったという。僕は最近この手の映画を観るとSFというよりは壮大な人類の歴史物語を観せられているいる気がするんだよ。ロボットだのAIだの、まるで人工物は自然物と一>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ジェーン・ワイルド(ホーキング妻)がフランス人医師相手に怯むことなく、毅然と喉の切開手術を指示するシーン。僕はあのシーンがとても印象に残っている。「議論の余地はないわ。スティーヴンは生きなければならな>>続きを読む
園子温はお笑いを目指したようにVシネを目指してみたかったのではないか。そんなことしなくてもいいのにしてみたかったのではないか。壁をぶち壊してみたかったのではないか。ついでに電車男も撮ってみたかったので>>続きを読む
もう彼女たちが眩しくって眩しくって、おじさんオープニングからエンディングまでウルウルしっぱなしだったよ。50過ぎると若さという名の生命力のきらめきだけでお腹満腹になっちゃうっぽい。ももクロって今まで色>>続きを読む
人工知能の話かと思ったら不老不死の話だった。チャッピーはエビっぽかったのはご愛嬌。ニール・ブロムカンプは人間の変態(変態の人間じゃなく)がテーマの監督さんという認識だ。ただのロボコップにしないところが>>続きを読む
無邪気な理想主義と笑いたい奴には笑わせておけばいい。そんな人がこの世の中にはたまに現れては世界を変えていく。この映画の副題はジャッキー・ロビンソンその人というよりも、彼を見出し、己の無邪気な理想主義を>>続きを読む
僕には國村隼と長谷川博己が出てきた瞬間から「地獄でなぜ悪い」の焼き直しにしか思えなかった。調査兵団のリアリティのかけらもない感じは見てて恥ずかしくなるほど。音楽をもっと伊福部昭調にすればもっと巨人が怖>>続きを読む
いい!こういう映画、大好きだ!この父子に向けられる監督の視点がとにかく暖かいのだ。本筋とは直接関係ないし前半しか出てこないのにスカヨハのハスキーボイスの存在感たらない!
人間らしさとはなんだろう。最後まで理性を追求すること?それとも愛する者のためなら理性をもかなぐり捨てること?極限状態における人間性の喪失と追求という意味ではゾンビ映画の原型でもあり。
見よう見ようと思いながら見るきっかけの掴めない映画というのは確かにあって、地上波の映画番組はそこのところで今もなおうまく機能していると思う。でようやくこの映画にたどり着いた訳だが。日テレバンザイ。
肝>>続きを読む