MamoruTakahashiさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

MamoruTakahashi

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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.7

久しぶりにパンチの効いた邦画を観た!
素晴らしい!
平成の時代にコンプライアンスのコの字もない
描写も監督、脚本家、役者の気概を感じるし、
昭和の時代の広島、呉という街の
独特な雰囲気、空気感も好きだ
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ワールド・オブ・ライズ(2008年製作の映画)

4.2

どアウェイで戦うディカプリオのハラハラ感が
素晴らしい
個人的にはパシャが大好きだったな。
アラブ版極道みたいな感じで、
砂漠のど真ん中でダブルのスーツキメてるとことか。
あとラッセルクロウのメガネ越
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コラテラル(2004年製作の映画)

4.3

トムクルーズが強過ぎる、悪役がやっぱり違和感あるけどストーリーは結構面白かった。
タクシードライバーとかナイトオンザプラネット的な夜の街を車で会話しながら進んでくみたいな描写も素敵だったな。

フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

4.0

名物ハイパースパルタ口悪い教官も、一周回って愛しいと思えたなあ。
戦争が人を幼稚にするというのが、キューブリックのメッセージだったのかな。

トレーニング デイ(2001年製作の映画)

4.5

アメリカ版狐狼の血と思いきや、悪いヤツはやっぱり悪いってのがアメリカンスタイル。
ホンモノのラッパー、ギャングが登場するなんともリアルな空気感とワルーいデンゼルワシントンが堪らない。

アルゴ(2012年製作の映画)

4.2

CIAが偽映画を作って人質を救出する、
映画みたいなほんとの話を描いた映画。
(もはや禅問答)
・・・
実話だけあってオチは分かってるはずなのに、
ラストまでうまく行くか不安になるし、
登場人物の焦り
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時の面影(2021年製作の映画)

4.3

もうすっかり未亡人キャラが定着した
キャリマリちゃん観たさに。
・・・
空と宇宙を結びつけて、
船を宇宙船に見立てる少年の豊かな想像力、
そして母親に対する無垢な愛情、、!
息子の宇宙船のシーン、アツ
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

4.3

比喩表現てんこ盛りの
人生もう一度見つめ直そう的ストーリー。
・・・
序盤はかなりシュールで、
資本主義社会への皮肉たっぷりな
実験映画かと思ったけど、
中盤でのクリス少年との絡みあたりから、
だんだ
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もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

3.4

観終わって、ホラーというジャンルに納得。
・・・
色々なアイロニーが込められているけど、
一つ言えるのは、切ない…。
・・・
クライマックスシーンはウディアレンの
世界は女でできているを思い出したな。
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パフューム ある人殺しの物語(2006年製作の映画)

4.2

圧倒的映像美と音を楽しむサスペンス。
・・・
天才的な鼻を持つ少年が大人になって調香師になり、
ある目的を果たす為に美女を殺し続けるという、
ストーリーは王道の天才マッド殺人サスペンスですが、
香りと
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七つの会議(2018年製作の映画)

4.0

いやー!傾いてたなー!
サラリーマン歌舞伎!
・・・
スートーリーも無駄が無く、
徐々に真相に近づいているのでずっとのめり込める。
・・・
それにしても「あいつは出向の外様だから〜」
って台詞はリアル
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

5.0

観る前から評価5な眼福映画。
・・・
雨のニューヨーク、
高等遊民ティモシーシャラメ、
田舎者エルファニング、
美しい絵画、
美しい音楽。
・・・
ウディアレンの大好きが詰まった、
ファン待望のコテコ
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お名前はアドルフ?(2018年製作の映画)

3.9

すれ違いコント→カタルシス爆発の会話劇。
・・・
舞台の9割が部屋の中なのに、
全く退屈せず観られるのは脚本、演技力の賜物。
・・・
中盤の種明かしからのすれ違いコントは爆笑モノ。
そのあとまた笑えな
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

4.7

お洒落でスローなゾンビコメディ
・・・
数々の名作に対する星の数ほどのパロディと、
溢れる映画愛、音楽愛はジムジャームッシュならでは。
・・・
どんなに逼迫した状況でも
必ずクスりと笑わせてくれる優し
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2人のローマ教皇(2019年製作の映画)

4.5

名作!!
ほぼ二人の会話劇にも関わらずとてもドラマチック。
・・・
全然史実じゃなくても面白い。
特に二人の罪の意識をお互いで赦しあう、
その描写が美しい。
ついでにイタリアの名画も眼福。
・・・
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ロブスター(2015年製作の映画)

4.1

ぼくは思っていた、
赤の他人が、そのほんの少しの
共通項を分かち合う事が恋愛の美しさだと。
・・・
でも、自分との共通項を探して、
自分と同じだと感じる事は、
一種独善的でエゴイスティックな感情でも
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ドニー・ダーコ(2001年製作の映画)

3.2

SFであり、カルトでもあり、
学園モノの要素も併せ持つ。
・・・
ドニーは錯乱した精神異常者にも見えつつ、
一貫した使命感を持って行動している。
・・・
ドリューバリモアにもうちょっと見せ場が
あって
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.6

ディカプリオの倒錯的な演技が見事。
・・・
大どんでん返しを期待するより、
自分が何を信じるかに集中して欲しい。
何が真実かは、この際重要では無いのだから。
・・・
それにしてもミシェルウィリアムは美
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レゴ(R)ムービー2(2019年製作の映画)

3.6

前作に引き続き、
名作パロディに終始すると思いきや、
勇気と感動を与える
傑作アニメーション映画に仕上がっている。
・・・
脚本的にも、正義と悪が大転換する瞬間や、
一気に別次元のストーリーが展開され
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SOMEWHERE(2010年製作の映画)

4.7

圧倒的な映画美!
圧倒的なエルファニングの可愛さ!
その可愛さを最大限に引き出す
ソフィアコッポラに拍手喝采。
・・・
こういう素晴らしい
ライフスタイルムービーを観ると、
物語に必ずしも波って必要な
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シェイクスピアの庭(2018年製作の映画)

3.3

感情移入は出来ないけど、
仕事一筋だった男が、
少しずつ家族と和解していく様子は、
心が暖まる。
・・・
止まってしまっていたものを動かす時には、
多少の痛みを伴うけど、
それを受け止めたうえで
幸せ
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.6

正直、主人公が英雄になる結末は、
鑑賞者は疑問に思う。
いや、身勝手な人殺しじゃない!と。
・・・
でも、この作品は、
狂気が正義へとすり替わる危険がある
という事を示唆している。
・・・
JOKER
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

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もはや感想を述べるのもおこがましいけど、
日本人みんなに観て欲しい。
・・・
映画というエンターテインメントにしてしまう事に違和感を感じるかもしれないけど、逆に言えば、作品にしなければ伝えられないこと
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