MamoruTakahashiさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

MamoruTakahashi

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リンカーン(2012年製作の映画)

3.5

前半の例えジョークでみんなを笑わせる人格者から、後半の最高権力者としての圧倒的な覇気。
指導者とはこうあるべきだと思わせる映画。
ただ他の方も言っている通り、正直アメリカ史が頭に入っていないと登場人
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Emma エマ(1996年製作の映画)

4.3

とにかく美しい世界観を堪能できる映画!
ストーリーは正直アヘアヘなものの、モネの「草上の昼食」のようなピクニックシーンなどは観ていて惚れ惚れしてまう。

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.8

典型的なアンチヒーロー映画とは言わせない、複雑な感情を観客に抱かせる映画。
弱者や狂気を礼賛するというミクロな視点とも、正義とは何か?という問いを投げかけるマクロ的な視点ともとれない、そうしたゼロか百
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

4.2

全体的にライトで会場が笑いに包まれる!
脚本もあっと言わせる展開や伏線をしっかり回収したりと、コメディながらウィットに富んだ内容も盛りだくさん。
そしてなんといっても三谷劇場ならではな役者の演技力が光
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HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

4.0

90年代特有の底抜けに明るくて中身無い感じと、麻薬売買のクリミナル&バイオレンス、そしてティモシーシャラメのアンニュイな雰囲気が織り混ざり、素晴らしい映像体験でした。

アラジン(2019年製作の映画)

4.5

現代的なアプローチ!
よさは残しつつ、エンディングに少し深みが出たね。

帝一の國(2017年製作の映画)

4.0

菅田将暉の過剰な演技が華開いた作品!
藤原竜也の再来を感じさせた(藤原竜也もバリバリ現役だけど)。
ただ、父親との確執と、恋人との関係はもう少し丁寧に描いて欲しかった。
原作を読んでないし、2時間で収
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

3.5

原作が長編である以上しょうがないけど、どうしてもギュッとした感が否めなかった…
帝一の國から引き続き菅田将暉は昔の服が似合うのと、鶴瓶師匠がなかなかしっくりくる役柄だったな。

東京物語(1953年製作の映画)

4.1

時代の変化を感じさせる。
映画の始まりから終わりまでの数日間の時間の流れを、蚊取り線香、船の動きなどから丁寧に描いている。
ありがとう、さようなら、行って参ります、言葉の1つ1つに意味が込められ、シン
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しあわせの雨傘(2010年製作の映画)

4.6

シェルブールの雨傘の続編、と言うわけではないけれど、洒落っ気たっぷりな世界観。
そういうテーマだって気付かないくらい、女性解放の話をここまで軽やかに出来る監督の技量に拍手。というか無理にそこを主題に持
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メットガラ ドレスをまとった美術館(2016年製作の映画)

3.8

ここでもアナウィンター…!!
ありきたりだけど、ラストの華やかな舞台もあの壮絶な準備期間、特に中国の人たちに政治的な理由で難色を示される所とか観ると(ただあの人たちは結局納得したのか、捩じ伏せたのかよ
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奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール(2017年製作の映画)

4.3

水原希子にここまでさす大根仁…!
35でこんな感じで良いの?と勇気付けられる!いや、あくまで架空の話か…

シンプルメン(1992年製作の映画)

3.6

全員が全員、ぎこちなくて、言動も論理立ってなくて、映像としてはシュールなのだけれど、人って案外だれしもどこか論理立ってないおかしな部分があって、そういう意味で非常にリアルなのかもしれない。

借りぐらしのアリエッティ(2010年製作の映画)

4.0

世界観が全てといえるくらい、素晴らしい世界観の作品。
日本人の心に寄り添うファンタジーだと思う。

美女と野獣(2017年製作の映画)

4.4

大人になって見ると、おフレンチな世界観を味わえる映画としても素敵だね。

犬神家の一族(1976年製作の映画)

4.0

改めて見て良かった。
まず那須という街の魅力。
金田一耕助という人間の魅力。愛情。
日本映画の金字塔というのも納得。
にしても、逆さの遺体というより、気が狂った小夜子の方がインパクト強かったな笑

31年目の夫婦げんか(2012年製作の映画)

3.5

ある意味でアッツアツだなあ。
メリルストリープでしかない。

カサノバ(2005年製作の映画)

3.2

カサノバが実は一途に恋した人が居て…というストーリー。
もっと奔放なシーンが観たかったなあと思いつつ、そっちを中心にしたら面白みがないのかと。
ラードの人が全然いい奴っていう設定なのはすごく大事だなあ
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ロック・オブ・エイジズ(2012年製作の映画)

3.6

いい意味でやり過ぎ!!笑
ロックのミュージカル映画がここまでハッピーとは…!
トムクルーズが本物のトムクルーズよりトムクルーズだったな。

俺はまだ本気出してないだけ(2013年製作の映画)

3.5

数億年ぶりの邦画。
会社やめて漫画家になる話。
漫画が原作だから、どこに山を持っていくかが微妙だったのかもしれない。
主人公はまだまだこれからだけど、幼なじみの方はいったんハッピーエンドになって嬉しい
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愛しのローズマリー(2001年製作の映画)

3.6

どんなコンプレックスでも、魅力に感じてくれる人がいるはず
そんなメッセージもあり心温まるストーリー。
そ!にしてもあの巨体は特殊メイクだったとは…とても同じ人には見えないな。

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

3.0

アメリカの中流社会の崩壊を描いた作品。
全員イッちゃってるけど、個人的にはアンジェラが結局1番マトモだったんじゃないかなあと思うのでした。普通の女の子。

モンテーニュ通りのカフェ(2006年製作の映画)

3.7

まさにパリジェンヌといった感じのショートカットでハンサムな出で立ちが印象的。
終わり方とっても好きだな。

俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

3.3

強盗映画の尻すぼみ感は何度観てもなんだかなぁと、思ってしまう。
でも、何かと理由をつけて2人っきりにならなかった2人が、最終的に追い詰められて2人きりになり、愛することが出来たのであれば、ある意味ハッ
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メリンダとメリンダ(2004年製作の映画)

4.0

作家と役者の実力、技術力が分かる挑戦的な作品。
そこから発展して人生も捉えようだよ、という説教的な作品にまでは行かないのが良いところなのかな。

教授のおかしな妄想殺人(2015年製作の映画)

3.8

エマストーンがとにかく可愛いけどウディアレンは作品が新しくなるに連れてシリアスな要素が増している気がする。

さらば青春の光(1979年製作の映画)

3.6

お洒落なヤンキー的なモッズの教科書的映画。
ファッション的にいえば、ロッカーよりも断然モッズだね。
主人公ができるだけ細身のスーツを仕立ててもらうシーンがお気に入り。

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.4

久し振りの衝撃作。
自分さえ疑わしくなる。
どんどん訳が分からなくなり、ラストでわっとする、という主人公と同じ感情を体感できる映画。
タイトル通りのマッチョな映画としても見応えがあると思う、けどそれ以
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スリーパー(1973年製作の映画)

4.6

ウディアレンとダイアンキートンのコンビは最高。
後半の夫婦漫才的なシーンは絶対台本ない。
SFとコメディの相性もバッチリだね。

ショコラ(2000年製作の映画)

4.3

閉鎖的な村にチョコレートショップを開いて、みんなを幸せにする。
そんな仕事がしたいし、そんな人生を送りたいなあ。
ジョニーデップは相変わらずカッコいい。海賊が似合いすぎる。

ディオールと私(2014年製作の映画)

3.6

ディオールというより、ラフ・シモンズに焦点を当てた映画。
穏やかだけど情熱的でこだわり強い、最初から最後までスタッフへの感謝を忘れないラフシモンズに惚れた。
デザイナーあるあるだけど自分の服装は断然ミ
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泥棒野郎(1969年製作の映画)

4.2

チャップリン的なドタバタは誰が観ても面白い。
ひたすら笑ってしまうけどドキュメンタリーでは本人的にそういうドタバタコメディみたいのはあまり入れたくなかったって言ってたのを思い出す。
あとどのウディアレ
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

3.3

アルフレッドが仕事のやりがいについて語るシーン。
すごく素敵だった。
そして映画をたくさん観る人は、言葉の引出しがたくさんあると教えてくれる。
ただ、イタリア語が入ってこなかった…