雨曝しのマリーさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

トップガン(1986年製作の映画)

3.9

トムクルーズ死ぬほどカッコいい…から始まり、トムクルーズ死ぬほどカッコいい…で終わる
あらすじで親友の死について既にネタバレを喰らい、いざそのシーンにぶち当たるとあまりにも虚しい
新作の評価が高すぎて
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22番VS人間の世界(2021年製作の映画)

3.7

で、こちらは22番がただただ可愛いショートムービーです。アイツもコイツも仲間にしたはずなのに…
半分以上エンドロールなの笑う

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.3

期待値を上げて見て間違いないと思えました。
生と死の境界を表現するファンタジーならではの世界観に惹かれ、生まれる前も死んだ先も知り得ない私達に多くの想像を委ねられました。「煌めきは人生の目的ではない」
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

4.0

普段頭使って見ることがないので、登場人物の関係を追うのに必死だった。動機と目的が分からないままだと???で思考止まるんだな……とりあえずイケオジがシャレオツでカッケェ、最後まで義理を通すコーチには親し>>続きを読む

天国はまだ遠い(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

多分死んでる女の子と、AVにモザイクをかけて生計を立てる男の奇妙な同棲生活を覗き見するところから始まる。二人の関係性がインタビューシーンまで全く読めないのも面白い。憑依すると声、話し方だけでなく表情ま>>続きを読む

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

4.0

☕️と🚬の相性は抜群なのか、気になる

会話の中で微妙に出来る間とか気まずい空気を客観的に見ると少し恥ずかしくなる

ダラダラすると決めた休日の午前中に見るのが良い

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.8

雨の日に下ろされることない車のサンバイザー。妻ジュリアの、「私に気付いて」と言わんばかりの付箋一つひとつが切なさを物語っていた。

程度に差はあれど破壊衝動に駆られる事は誰にでもあるような気がして、変
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ペネロピ(2006年製作の映画)

3.7

可愛い
たまにはファンタジーも良い、たまにはでいいけど

ラブ&ドラッグ(2010年製作の映画)

3.8

美男美女のセックスという情報だけで見始めたのが申し訳なくなった。愛するたった一人との出逢い。病気の自分を受け入れてありのまま生きたいと願う本人と、病気を治そうと奮闘するパートナーがぶつかる光景は何処か>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.6

主人公をはじめ登場人物にどれほど感情移入できるか次第かもしれませんが、入り込みすぎて嗚咽するほど泣いて目腫れました。最近一人で映画を見るとすぐ涙が出ます、歳なのか?

私達は劇場で至極当然のようにルビ
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カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

4.1

王道青春ストーリーでありながらも、80年代の人種差別や移民問題、堅物で亭主関白な父親との対立をリアルに映し出す
時に胸が苦しくなるが、ブルースの前向きな歌詞とポップな曲調に私自身も奮い立ち励まされます
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偶然と想像(2021年製作の映画)

4.5

先の読めない展開、まさに偶然と想像の産物。敢えてなのか分からないが、単調なセリフ読みが独特のリズムを生んでいて面白かった(特に2話、3話)。そして要所要所の唐突なズームでは、それまではあたかもその場で>>続きを読む

ミッチェル家とマシンの反乱(2020年製作の映画)

4.2

ハチャメチャに面白い、久々に映画でこんなに笑った、犬ブタ犬ブタ……無敵やんけ

イラスト、アニメーションの癖がすごい、このノリは日本にない
それでいて物語を通して家族愛を強く感じられる温かさがある、大
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.6

やっと見た
155人全員の命を救ったという功績に勝るものある?と感じてしまう。サリーの長年の経験、人格、奥さんや仲間との信頼すべてが素晴らしかった。イーストウッドの作品はもっと見てみたい。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.5

サーブの走行音と広島の風景に癒される心地良い3時間だった。淡々と物語が進むため飽きることはなかったが、あっという間と感じるわけでもなく、鑑賞後暫くは放心していた。
なんだろう、私じゃ感想を上手く言葉に
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ケミカル・ハーツ(2020年製作の映画)

4.3

想像以上にテーマが重かった、愛する人を突然亡くした人の気持ちなんてその人にしか分からないと思う。でもヘンリーの向き合い方が素敵だったし二人の関係性に惹かれた。グレイスの言葉選びも好きだった

10代っ
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パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

4.0

愛する妻や世の女性の為、長くにわたって苦渋を味わいながらも前を見続け奮闘する。その執着は時に見ている我々すらを困惑させる、何故そこまで拘れるのか?実話なので本人に尋ねるしかない

シンプルに良い話で見
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

4.0

えぇなぁ、癒しを求めてた。終わり方まで素敵、フィルムカメラとの相性抜群の映画。
本当にこのくらい日々時間がゆっくり流れていれば良いのに。食堂が少しずつ賑わっていく過程も良くって、サチエさんには焦らず生
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3年目のデビュー(2020年製作の映画)

3.8

こんなに結束力高くてチームとして勝ち上がってきたグループ無いんじゃないかな
久美さん、アンタかっけぇよ

ホノカアボーイ(2008年製作の映画)

4.3

大好き。街の人も、ビーさんの作るご飯も、ウクレレの音も、穏やかな自然も、全部あたたかくて、優しい。残されたものから想い出を辿っていく最後は涙ボロボロだった、私もまたここに帰ってくるよ

僕の好きな女の子(2019年製作の映画)

3.8

いつだって踏み出した先で心地良い関係が壊れるのは怖いし、好きな人は自分の事を永遠に好きにならない、本当にそうその通り

共感性羞恥エグいな、もどかしい、痒すぎる。確かに加藤はダサくて面倒臭いんだけど、
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.7

再鑑賞
テルコとマモルは自分を愛せない者同士で、その穴を必死に埋めるように、どんなに時間を割いてでも好きな人には一方的に尽くして、利己主義的な愛を貫く。結局のところ似た者同士ってのは出逢いの時点で暗示
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ずっと独身でいるつもり?(2021年製作の映画)

3.7

彼氏持ち婚約著名人も丁寧な暮らし専業主婦もパパ活港区女子も強がりバリキャリ独身女子もどこか満たされなくて幸せになり切れない感じ、もう女って大変、どうしたらいいの?なんて思う私が一番寂しくて孤独死真っし>>続きを読む

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.5

シリーズ初見で飛び込みましたが楽しめました。過去作を観たいが多いな…

音楽(2019年製作の映画)

4.0

若さゆえの?ロックンロール衝動、自分も何となくバンドをやってみたかったし、そんなもん
森田のギャップにやられた、良いキャラしてる。これだからバンドマンは…沼…多分
あと出演時間的に古武術のせいで絶対押
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メイジーの瞳(2012年製作の映画)

4.0

メイジーの瞳に映るものとは。
メイジーの視点で進むからこそ、子供の見るもの、感じる事がすべてだと改めて感じた。愚かで身勝手な両親に見せる表情が段々と曇っていく、血縁関係がなんだ?自惚れてんじゃねぇよ、
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パレードへようこそ(2014年製作の映画)

4.5

明けましておめでとうございます🎍2021年は多くの作品に向き合い、少しずつですが自分自身の考えを深める事ができました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年一作目は、実話を基に、不況に苦しむ炭
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

4.0

待ちに待った公開、キングスマン誕生のストーリー。今までの爽快エンタメの作風とは打って変わって、第一次世界大戦を舞台に、際限なき戦いの無惨な側面を惜しまず描いたややシリアスな作品だった。実話にフィクショ>>続きを読む

まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.9

邦画ではあまりない類のコメディ?な気がする。2人の掛け合いが癖になる面白さ、こんなナチュラルに演技出来ることが凄い。普通ってなんだろう、確かなものは何一つないけど、どうせなら普通からの逸脱を存分に楽し>>続きを読む

雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.5

1927年アメリカでヒットした「ジャズ・シンガー」を皮切りに、サイレント映画からトーキーへと移りゆく時代の製作陣、俳優陣の苦悩。声の有無でそりゃ印象は大分変わってしまうだろうなぁ…。物語の構成や舞台セ>>続きを読む

RENT/レント(2005年製作の映画)

4.1

どの曲も素敵で響きました、舞台で聴きたい。コリンズ&エンジェルの優勝、エンジェルの強さが分かる人間で良かった、自分には足りないものだらけ。

思い出のマーニー(2014年製作の映画)

3.8

寂しい人だったけれど、一生懸命生きてたんです。あぁ、結末がなんとも美しい…

マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

4.0

好き。私も傷心癒す旅に出たいし、遠回りの恋したい。ブルーベリーパイ食べたい。

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

4.2

瀬尾まいこさんの心温まる小説が何よりも好きなので映画化が嬉しいです。ラストは違ったけど原作には比較的忠実で、台詞やセットを含め丁寧に作り込まれた作品でした。配役も非常に良かったと思います。

なんとい
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ポンヌフの恋人(1991年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

華やかなパリのイメージを一変させる二人の脆く醜い・危なっかしい恋愛模様に引き込まれ、目が離せない
ミシェルにとっては光や音、人の動き一つひとつが視覚情報に代わる。目に映るものは僅かでも、彼女の繊細な感
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