小雨さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

小雨

小雨

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インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

3.5

「THE DEPARTED」がとてもよかったので元ネタを。
その足許にもおよばないようなことを仰るひとが多かったので、そうなのかー…と思って観たものの、これは好みのちがいというか、演出にアジア的メロド
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キル・ユア・ダーリン(2013年製作の映画)

3.8

ずいぶん前に観たけど好きなものは好き。
けど、とくに期待していたわけでもないバロウズ役のベン・フォスターがよくて、あとはギンズバーグをちゃんと読もうと思ったりした。
避けているつもりはないんだけど、ビ
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日の名残り(1993年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

原作未読。
ろくに読書をできていないのが知れてしまう。

なんと思えばよいのか、どう言葉にすればよいのか、うまくまとまらない。
仕事に生涯をささげたにんげんの表現されない内心。その職業柄でもあろう、か
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.4

その昔、ブシェミ…!と思いながら観た記憶がつよく残っている。
機会があったらまたね。

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

3.6

そういえば観たわね、と思い出すけれど、うっすらとした感想しか持っていないので、機会があればもう一度。

クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男(2019年製作の映画)

3.7

タランティーノをほめたたえるドキュメンタリー。
クリストフ・ヴァルツのお話から始まるのがまたよいのです。うれしい。すき。

「レザボア・ドッグス」から、すべての作品をもう一巡したくなる。
あと一作で終
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羊飼いと風船(2019年製作の映画)

3.3

公開時に映画館で観たのだけど、求めていたものとは違った。
家族のおはなしはあまり好みではないというところと、ここでの問題に思うところはあるのだが、うーん…という感想。

イン・ディス・ワールド(2002年製作の映画)

3.6

ずいぶん以前に観たのでいささか記憶がうすい。
自分がいかに小さく、せまい世界に閉じこもっているのかということを再認識させられる。
世界はとても広くて恐ろしい。

シンプルメン(1992年製作の映画)

3.8

これはちょっとずるいかな。
片手間になってしまったので、もう一度しっかり観たい。

美しき冒険旅行(1971年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

説明のない作品なので、ちょっと時間をかけて考えたい。
自殺の意味ってなんなのだろう。
特にそこに惹かれるんだけれど。

ゲーム(1997年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

一体なにをどうしたらそんな規模のことが、と思う。
どこまでも疑念のかたまりになってしまいそう。
とは言え、爽やかというか微笑ましい終わり方で、ひと息に肩のちからが抜けて、まあ面白かったかなと思わせてく
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

いい、とは聞いていたけど、べつに手を出さなくてもいいかなと思っていた。
時間があったので気まぐれ。

こういうSF映画はいつもつらい。
紙一重の生と死、閉鎖空間の恐怖、孤独、ひとびとの行き違い、そもそ
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めぐりあう時間たち(2002年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

共感できてしまうひとには胸にせまる映画だと思う。
わたしは好き、というか、とても堪えた。
だれがローラを責められるのだろう。
でもそれは立ち位置の問題でもあるのだから、彼女を悪とみなすひともたくさんい
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TAXi(1998年製作の映画)

3.0

ひととのお喋りのなかでThe Black Eyed Peasの話題になり、ふと思いだしたので手を出してみた。

単純にわたしの好みとはちがったというだけなんだけど、案外ゆるゆると終わってゆくことに驚い
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CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ひじょうに現実的なお話。
こども時代のある意味では閉じられた、それゆえに無邪気な世界の見え方やあり方に世間や他者が入りこんでくることによって、常識とか、普通とかいうものに尺度をあわせてゆかざるを得なく
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

語れることが何もない。
映画のはじまりからもの憂い、哀しげな空気が作品にただよっていて、それは楽しく遊んでいても、世界がどんなに明るくても変わらない。ずっと喪失の気配がつきまとう。観ているあいだ、不安
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パロアルト・ストーリー(2013年製作の映画)

3.3

特別おもしろいとことはないけれど、十代の鬱々とした空気を感じる映画をひさびさに観て、じんわり嬉しくなってしまった。
鬱々として、破滅的で、死の気配を感じるような。

EO イーオー(2022年製作の映画)

3.7

ロバはとてもかわいい。
のだが、例によってちゃんと観られずにおり、ロードムービーであるところを味わい切れていないので、もう一度時間をとって観る機会がほしいものである。
にんげんの身勝手さに嫌気がさす。

シェルタリング・スカイ(1990年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

坂本龍一が亡くなり、かれのドキュメンタリー映画を観て、その周辺の作品をめぐるのもよかろうと思ったところにたまたまあったので手を出した。
根本的に、この作品というかポール・ボウルズの描きたいところ、また
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Ryuichi Sakamoto: CODA(2017年製作の映画)

4.5

驚くほどよかった。
ピアノを弾き、機材をいじる坂本龍一を、じっと見詰めてしまう。いくつかの過去の映画音楽の作成に関する話もふくめて。
それから、ときどき映る景色が詩的でたいへんうつくしい。繰りかえし眺
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マン・オン・ザ・ムーン(1999年製作の映画)

3.2

恋人(?)役がコートニーだったことに今さら気付いて愕然としている。
どう捉えて、どう消化したらよいのか悩むところ。終始戸惑いながら見詰めるしかなく、おもしろいとは言えない。
たぶん、ジム・キャリーがす
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終電車(1980年製作の映画)

3.5

なにと思って観たわけでもないのだが、よそ見もしないくらいには面白かった。