だまさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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ALIVEHOON アライブフーン(2022年製作の映画)

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ドリフト最高にかっけー。めちゃ楽しくって。大興奮。迫力のレースをスクリーンで体感できるだけで元取れる。スピードを競うだけじゃないドリフトの魅力を存分に堪能できるカメラワーク。2台の走りがぴたりとシンク>>続きを読む

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(2022年製作の映画)

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もう細かいことは抜きにして。スクリーンでアムロたちに会えただけで感無量。涙出た。迫力あるMS戦は見応え充分だし。ガンダムはやっぱり格好良いし。登場するだけで興奮する。島での日常を丁寧に描きつつ。諸々の>>続きを読む

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

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創造の苦しみに押し潰されそうになりながら。ただ自分を信じて突き進む。まさに生命を削るようにして書き続けるふたりの姿は痛々しくもあり。でも何よりも輝いて見える。個性溢れる面々が “より良い作品を届けたい>>続きを読む

犬王(2021年製作の映画)

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テンションぶち上がるド派手なロックショー。じっと椅子に座ってるだけなのがもどかしい。一緒に歌いたい踊りたい叫びたい衝動に駆られた。そして摩訶不思議なのに身近に感じられる。抑圧された者たちの力強い物語が>>続きを読む

20歳のソウル(2022年製作の映画)

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テレビドラマ的セリフや演出も目立つけれど。熱くて真っ直ぐな好青年に神尾楓珠がドハマりしてるし。脇を固める佐藤浩市や尾野真千子もさすがだし。吹奏楽部の仲間たちとの友情もとても素敵だし。何より実話だからこ>>続きを読む

ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

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抑圧的な母親。無責任な父親。ヘレンとの歪んだ関係。彼を拒絶する社会。彼が追い詰められていく姿が見ていてとても辛かった。でも彼は決して被害者ではない。事件は何故起きてしまったのか。もやもやが消えない。純>>続きを読む

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

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あれこれ狂ってて訳が分からないけども。きっとこれは愛の物語。何もかもが痛くて気持ち悪くて吐きそうだったけれど。面白くて最高だった。疾走感あふれる前半から。じわじわと感情が揺さぶられる後半へ。段々とアレ>>続きを読む

岬の兄妹(2018年製作の映画)

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鑑賞後もモヤモヤが消えない。感情が言葉にならない。兄妹があまりにリアルで生々しくて。映画と分かっていても怒りが抑えられなかった。何があの兄妹をあそこまで追い詰めたのか。どうすれば良かったのか。正しいっ>>続きを読む

ジュリアン(2017年製作の映画)

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かなりキツかった。覚悟はしてたけど。疲労感が凄い。嫌悪感と恐怖で鳥肌が立った。子どもが虐待される姿は映画と分かっていても辛い。

RBG 最強の85才(2018年製作の映画)

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素晴らしかった。彼女の力強い言葉の数々に心が震えて涙が溢れて止まらなかった。女だから、◯◯だからと可能性を狭めてはいけない。そんな社会を許してはいけない。何より自分自身がそんな状況に慣れてはいけない。>>続きを読む

マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

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ホラー好きなら見とかなきゃぐらいの軽い気持ちだったんだけど。良い意味で予想を裏切る心に響く秀作だった。ネタバレになりそうなので詳しくは語れないけれど。ラストシーンには堪らず涙が溢れた。若手俳優陣の熱演>>続きを読む

流浪の月(2022年製作の映画)

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一瞬たりとも目が離せない。深く深く心が引きこまれる。静かで穏やかで。胸を抉られるような張り詰めた時間。社会の常識を押し付けてくる人々。それが善意であれ悪意であれ。ふたりを傷つけ追い詰める。それでもふた>>続きを読む

長いお別れ(2019年製作の映画)

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俳優陣の演技は素晴らしかったし。グッとくる場面もいくつもあった。でもラストがどうにも消化不良でモヤモヤが残る。自分の理解力の問題かもしれないけれど。でも蒼井優さんは彼女ならではの魅力が溢れてたし。竹内>>続きを読む

ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

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繰り返される絶望に胸を抉られた。どんなに深い愛情があってもどうにもならない事もある。分かり合えない苛立ち。家族だからこそ傷つき怒り絶望する。でも諦めずに寄り添ってくれるのも家族だからこそ。薬物依存の恐>>続きを読む

英雄の証明(2021年製作の映画)

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主人公も周囲の人も善人でも悪人でもない。どこにでもいる人たち。なのに関係性はこじれるばかり。状況は悪化するばかり。胸がざわざわして居たたまれない。皆ささやかな幸せを求めているだけに思えるのに。ただその>>続きを読む

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

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榛村の静かな狂気に惹き込まれる。恐ろしくて仕方ないのに。抗えない魅力を感じてしまう。拷問や精神的な支配。対象をじっくりと時間をかけて破壊する行為。でもそれは歪みきった愛情表現にも思えて戦慄する。ただ彼>>続きを読む

小さな恋のうた(2019年製作の映画)

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序盤はイマイチ。でも後半からヤバいくらい泣いた。沖縄の基地を巡る様々な立場の人々が抱える複雑な思い。それらが絡まりあいながらも結ばれていく純粋な友情。音楽の持つ力を信じさせてくれる素敵な作品。森永悠希>>続きを読む

神と共に 第一章:罪と罰(2018年製作の映画)

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皆さんの感想を読んで期待値爆上がりだったけど。それを上回る面白さ。めちゃめちゃ楽しかったし。めちゃめちゃ泣いた。使者さま達が最高に格好良いし可愛い。140分があっという間。

独特な世界観に始めは戸惑
>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

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展開が早すぎて気持ちが置いて行かれそうになったけど。笑いどころも多いし。胸熱な場面もあるし。禍威獣は表情豊かで可愛いし。特撮戦闘シーンは見応えあるし。ウルトラマンに特に思い入れのない自分でも純粋に楽し>>続きを読む

チェルノブイリ1986(2020年製作の映画)

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安っぽいメロドラマを隠れ蓑に描かれる阿鼻叫喚の地獄絵図。命を懸けた彼らの姿に涙する間もない。容赦ない絶望の連続。作り物の映像と分かっていても身体が震える。国民の命が危険に晒されている状況で国が何をして>>続きを読む

カモン カモン(2021年製作の映画)

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やっぱり子どもって苦手だなと思う。純粋で残酷で。自分勝手なのに周囲にとても敏感で。でもあんなふうに真っ直ぐ感情をぶつけられると。大人もごまかしは利かない。心からの対話が積み重なって。それぞれの距離が少>>続きを読む

旅のおわり世界のはじまり(2019年製作の映画)

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異国の空気に溶け込むことを頑なに拒否するかのような前田敦子の異物感。彼女が街を歩いているだけで付きまとう不安に胸がざわざわと落ち着かなくて。彼女の不穏な佇まいに引き込まれた。魂を絞り出すようなか細い彼>>続きを読む

氷上の王、ジョン・カリー(2018年製作の映画)

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画質の荒い過去の映像からも充分に伝わる演技の素晴らしさ。美しく優雅で大胆で儚くて。思わずため息が漏れた。親しい人々へ宛てた手紙の文面から伝わる彼の孤独や渇望。差別や偏見と闘い続けた彼の人生に胸が締め付>>続きを読む

アンビュランス(2022年製作の映画)

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目まぐるしく展開されるアクションの連続に目が釘付け。動きを追いかけるのに精一杯で。鑑賞後の目の疲れが尋常じゃなかった。銀行強盗に失敗して逃げ回るだけの物語なのに。胸焼けするほど面白くって大満足。事実上>>続きを読む

アネット(2021年製作の映画)

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最初から最後まで訳が分からなくて。置いてけぼり感が凄かった。かと言って決して退屈な訳ではなく。壮大なオペラを鑑賞したかのような妙な疲労感とじわじわ込み上げる興奮。何なんだろうこれは。どこに向かってどこ>>続きを読む

バハールの涙(2018年製作の映画)

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魂を切り刻まれるような痛みや哀しみ。それでも尊厳を失う事なく前に進み続ける勇気。彼女たちが高らかに歌う女性讃歌に心が揺さぶられた。なんと力強い作品なのか。目を逸らせてはいけない現実。世界が無関心でいる>>続きを読む

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

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めちゃめちゃ面白かった。アベンジャーズからの流れの部分はふわっとしか分からなくても十分に楽しめた。スパイダーマンであるがゆえのピーターの苦悩。16歳の少年が背負うにはあまりにも重すぎる重圧。迫られる決>>続きを読む

凪待ち(2019年製作の映画)

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香取慎吾が素晴らしかった。郁男のどうしようもなさとか後悔とか怒りとか。様々な感情が全身から伝わってきました。郁男の行動は本当に最低。でも自分には何の価値もないと思っている郁男を必要とし大切に思ってくれ>>続きを読む

ポゼッサー(2020年製作の映画)

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どこまでが彼女の意志で。どこからが彼の意思なのか。訳が分からないまま感情が爆発する。混沌に引きずり込まれる気持ち悪さと気持ち良さをどっぷり味わえる。心が体を支配するのか。心が体に侵蝕されるのか。その両>>続きを読む

とんび(2022年製作の映画)

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なんだかんだで泣けたし。俳優陣のお芝居が素晴らしくて。それだけでも見応え充分。良い作品だと思います。でも昭和の価値観が全開なところがどうにも居心地悪くて。昭和が舞台の物語なので当たり前なんですけど。自>>続きを読む

ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ(2021年製作の映画)

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男たちと薬物に蝕まれた彼女の人生。それらに頼らざるを得ないほどの痛みと苦しみ。あの時代に黒人であり女性であるということ。巨大な権力に追い詰められながらも。屈することなく闘い続ける姿が力強くも痛々しくも>>続きを読む

Diner ダイナー(2019年製作の映画)

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実花さんならではの映像美。殺し屋だけど天使な窪田正孝。傷だらけで血塗れな藤原竜也。見たかったあれやこれやがてんこ盛り。存分に堪能させていただきました。大満足。真矢みきと真琴つばさの宝塚風も素敵だったし>>続きを読む

東京喰種 トーキョーグール【S】(2019年製作の映画)

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月山さんが変態すぎて笑いを堪えるのが大変。松田翔太ハマり役過ぎでしょ。金木くんの怯える姿にS心が刺激されまくりで萌えた。やっぱ窪田くんは天使だ。完成度はあれだし突っ込みどころも満載だけど。前作よりグロ>>続きを読む

主戦場(2018年製作の映画)

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吐き気がするし。腹立たしいし。涙が出るし。感情がぐちゃぐちゃになりながら頭をフル回転させて見入ってた。この国の民主主義はかなり危ういところまで来てしまっている。今行動を起こさないと取り返しのつかない事>>続きを読む

女子高生に殺されたい(2022年製作の映画)

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誰にも理解されない。誰も幸せにできない。歪んだ願望。他者を利用し傷つける行為は許されないけれど。自身を破滅させると分かっていても止められない。身を焦がすような思い。何だか切なくて。ずっと胸が苦しかった>>続きを読む

ベルファスト(2021年製作の映画)

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穏やかで幸福に満ちた子どもの時間。大人の始めた争いによって日常が突然奪い去られる。その時バディが感じたであろう痛みや恐怖を思うと胸が抉られる。家族の絆さえも壊れそうな混乱。それでも溢れてくる大切な人や>>続きを読む