だまさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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ホース・ソルジャー(2018年製作の映画)

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エンタメと割り切って見ればとても面白い。クリス・ヘムズワースが銃撃戦の中を馬で駆け抜ける姿は文句なしに格好良いし。空爆シーンの迫力も凄い。将軍と大尉の関係性も面白いし。命を懸けて信頼し合ってる男達のド>>続きを読む

ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

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クリストファー・プラマーの怪演が素晴らしい。人を非常に不愉快にさせる偏屈ジジイっぷりがお見事。本心や感情が全く見えてこない不気味さも最高。行動が有り得なさすぎて冗談に思えたぐらい。急な代役なのが信じら>>続きを読む

ダンガル きっと、つよくなる(2016年製作の映画)

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序盤の特訓は身勝手な父親の虐待にしか見えなかったけど。女性の人権が踏みにじられている社会で彼は娘達に可能性と夢を与えているんだって事が分かってからはずっと号泣。父娘の信頼が深まっていく姿が凄く素敵。ラ>>続きを読む

友罪(2017年製作の映画)

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過去の過ちに囚われて生きる人々の群像劇。どんなに悔いても無かった事にはできない。失ったものは取り戻せない。加害者も被害者も様々な感情を呑み込んだまま生きていくしかない。登場人物の誰にも共感できず冷めた>>続きを読む

女は二度決断する(2017年製作の映画)

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移民を狙った卑劣なテロ。主人公の絶望的な悲しみに圧倒され。どうしようもなく胸が苦しくて涙が溢れて止まらなかった。感情と一致しない体の変化が彼女を後押しする。彼女の最後の決断を否定する事なんてできない。>>続きを読む

アバウト・レイ 16歳の決断(2015年製作の映画)

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男の子の心に女の子の体。友達の些細な一言に傷付くレイの姿が切ない。皆んな悪気はないけどレイの苦しみを本当に理解できる人はいない。親でさえも。レイの幸せを願っているけど正解は誰にも分からない。それでも寄>>続きを読む

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

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それぞれの立場で語られるそれぞれの真実。誰もが呆れるほど自分勝手。ブラックユーモアたっぷりで非常に面白い作品。でもトーニャに与えられた才能と過酷な環境。輝かしい舞台を前にしての絶望的な状況。彼女の心情>>続きを読む

孤狼の血(2018年製作の映画)

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善悪を越えて己の信念の為に命も掛ける男の背中に痺れた。この作品であんなに泣かされるとは思わず。ハンカチ用意してなくて困った。役所広司だからこその存在感と説得力。それに一歩も引かない松坂桃李の危うい魅力>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

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全てがあまりに美しくて鑑賞中はずっと夢見心地。鑑賞後は切ない胸の痛みとともにずっと余韻に浸っていたくなる。そんな作品。彫刻のように美しいオリヴァーと繊細で瑞々しくあどけなさの残るエリオ。2人の触れ合い>>続きを読む

ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

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人は欺瞞に満ちている。“こうありたい”と思う理想の自分を演じながら。それに反する行為を自分に許す。主人公の矛盾だらけの行動を通して“お前はどうなんだ”と突きつけられているようで。何とも居心地が悪くなる>>続きを読む

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

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圧巻の演説シーンに涙が止まらなかった。力強い言葉の裏にある指導者としての壮絶な孤独、苦悩、恐怖。国を導く者に求めらる覚悟と戦う姿が生々しく描かれる。今作のチャーチルは実に人間味に溢れチャーミング。不完>>続きを読む

レッド・スパロー(2017年製作の映画)

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頭脳戦メインのスリリングなスパイ映画。二転三転する物語にドミニカの真意がどこにあるのか分からず最後まで楽しめた。色々な伏線が鮮やかに回収されるラストが気持ち良い。でも歪んだ権力に人生を踏みにじられた女>>続きを読む

いぬやしき(2018年製作の映画)

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アクション最高。空中バトルも凄かったけど。都庁内での肉弾戦が最高にカッコ良かった。佐藤健さんの裸体の美しさに感動。とても魅力的な悪役。主人公よりも獅子神の物語に惹かれた。本郷奏多くんとのやり取りとか思>>続きを読む

ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)

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身近な大人に虐待される子ども達。見てるのが辛い。でも子ども達の力強さと生命力、無限の可能性に救われる。そんな子ども達を守り愛する血の繋がらない優しい大人達。テーマは重いけど。どこかユーモアを感じさせる>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

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めちゃめちゃテンション上がる!スピルバーグ監督ありがとう!と声を大にして叫びたい。子どもの頃好きだったキャラクターの登場と日本語のセリフに興奮度MAX。映画館で叫びそうなぐらい胸が躍った。映像の情報量>>続きを読む

ハッピーエンド(2017年製作の映画)

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全く気持ちの通じ合っていない家族の姿。淡々と描かれる彼らのやり取りがなんだか居心地が悪くてずっとモヤモヤ。皆が自分勝手。周囲に無関心で責任も取らない。壊れていく子ども達。全てを見透かすような少女の眼差>>続きを読む

ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ(2017年製作の映画)

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笑って泣ける。素敵なラブコメ。宗教。伝統。しきたり。民族。差別とも違う。恋人同士の2人でも越えるのが難しい壁の存在が切ない。困難に直面して自分に素直になる主人公。その想いが周囲の壁も溶かしていく。本人>>続きを読む

娼年(2018年製作の映画)

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不思議な余韻の残る作品。全く共感はできなかったけど。色んな価値観が揺さぶられた気がする。激しいセックス描写の中に女性たちの様々な姿が浮かんでくる。哀しさや滑稽さや開放感。それらを引き出し受け止める器が>>続きを読む

blank13(2017年製作の映画)

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笑ったり泣いたり。感情が行ったり来たりして最後には涙腺が崩壊。とても優しい目線で人間を包み込む。色んな愛に溢れた作品だった。監督の人柄と映画愛が滲み出てるんでしょうか。兄弟と彼女の3人並んでるシーンが>>続きを読む

クソ野郎と美しき世界(2018年製作の映画)

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作品の持つ熱量が凄い。ひとつの映画作品として見ると荒いと感じる部分もあるけれど。彼らの置かれている現状とか。この作品に携わった人々の想いとか。錚々たる顔ぶれの俳優陣のぶっ飛んだ熱演とか。色んな物が合わ>>続きを読む

恋は光(2022年製作の映画)

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恋のキラキラとは無縁の人生を送る自分にも。恋の光を纏う彼女たちは眩しくて可愛くてとっても素敵に見えた。個々の魅力が溢れるパジャマパーティーはずっと見ていたくなる心地良さ。そんな彼女らに恋される神尾楓珠>>続きを読む

モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

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韓国映画らしいあれこれがぎゅっと詰まったエンタメ大作。めっちゃ面白い。ど迫力のアクションにカーチェイスに銃撃戦。濃厚な人間ドラマと張り詰める緊張感。コミカル要素も楽しみつつ。社会派のメッセージが胸を抉>>続きを読む

PLAN 75(2022年製作の映画)

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テーマがあまりに重くて気持ちが追いつかない。鑑賞後の疲労感がとてもきつい。選択を迫られる高齢者の気持ちは恐ろしくて想像もできないし。制度の運営に携わる人々の気持ちを想像するとしんどくて吐きそうになるし>>続きを読む

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

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大きな夢に向かって全力で頑張る姿はもちろん素敵だけど。大好きな何かを全力で応援する楽しさや。大好きを誰かと共有できる嬉しさ。そんな時間もとっても大切な宝物。ちょっぴりの切なさと温かさで心が満たされて。>>続きを読む

サタデーナイト・チャーチ 夢を歌う場所(2017年製作の映画)

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本当の自分を解放したユリシーズがどんどん美しく輝いていく姿に心を奪われた。ありのままの自分を受け入れ、そんな自分を受け入れてくれる人々との出会い。最後まで分かり合えない人もいるけれど。自分の居場所を見>>続きを読む

居眠り磐音(2019年製作の映画)

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松坂桃李くんの魅力が炸裂。穏やかな笑顔が最高だった。殺陣の緊張感も良かった。ただ自分は奈緒殿よりおこんちゃんのいじらしさにやられました。おこんちゃんと幸せになる未来があってもいいんじゃないかと思えるぐ>>続きを読む

たちあがる女(2018年製作の映画)

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ハットラのあまりの行動力に口あんぐり。何が彼女をあそこまで駆り立てるのか。それともおかしいのは何も行動しない私たちなのか。強烈なんだけどユーモアもあって色々と考えさせられる作品。シンプルで力強い音楽の>>続きを読む

天国でまた会おう(2017年製作の映画)

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素晴らしかった。激しく心揺さぶられた。映像も音楽も印象的な仮面の数々もエドゥアールの眼差しも。何もかもが美しかった。でもそこに描かれているのは戦争の悲惨さや理不尽さ。人の醜さや滑稽さ。怒りや苦痛。彼の>>続きを読む

ALIVEHOON アライブフーン(2022年製作の映画)

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ドリフト最高にかっけー。めちゃ楽しくって。大興奮。迫力のレースをスクリーンで体感できるだけで元取れる。スピードを競うだけじゃないドリフトの魅力を存分に堪能できるカメラワーク。2台の走りがぴたりとシンク>>続きを読む

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(2022年製作の映画)

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もう細かいことは抜きにして。スクリーンでアムロたちに会えただけで感無量。涙出た。迫力あるMS戦は見応え充分だし。ガンダムはやっぱり格好良いし。登場するだけで興奮する。島での日常を丁寧に描きつつ。諸々の>>続きを読む

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

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創造の苦しみに押し潰されそうになりながら。ただ自分を信じて突き進む。まさに生命を削るようにして書き続けるふたりの姿は痛々しくもあり。でも何よりも輝いて見える。個性溢れる面々が “より良い作品を届けたい>>続きを読む

犬王(2021年製作の映画)

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テンションぶち上がるド派手なロックショー。じっと椅子に座ってるだけなのがもどかしい。一緒に歌いたい踊りたい叫びたい衝動に駆られた。そして摩訶不思議なのに身近に感じられる。抑圧された者たちの力強い物語が>>続きを読む

20歳のソウル(2022年製作の映画)

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テレビドラマ的セリフや演出も目立つけれど。熱くて真っ直ぐな好青年に神尾楓珠がドハマりしてるし。脇を固める佐藤浩市や尾野真千子もさすがだし。吹奏楽部の仲間たちとの友情もとても素敵だし。何より実話だからこ>>続きを読む

ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

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抑圧的な母親。無責任な父親。ヘレンとの歪んだ関係。彼を拒絶する社会。彼が追い詰められていく姿が見ていてとても辛かった。でも彼は決して被害者ではない。事件は何故起きてしまったのか。もやもやが消えない。純>>続きを読む

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

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あれこれ狂ってて訳が分からないけども。きっとこれは愛の物語。何もかもが痛くて気持ち悪くて吐きそうだったけれど。面白くて最高だった。疾走感あふれる前半から。じわじわと感情が揺さぶられる後半へ。段々とアレ>>続きを読む

岬の兄妹(2018年製作の映画)

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鑑賞後もモヤモヤが消えない。感情が言葉にならない。兄妹があまりにリアルで生々しくて。映画と分かっていても怒りが抑えられなかった。何があの兄妹をあそこまで追い詰めたのか。どうすれば良かったのか。正しいっ>>続きを読む