masashiaterさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

87分の1の人生(2023年製作の映画)

3.9

認めたら辛すぎるから責任転嫁するんだけどそれが余計苦しいんだよなあ、わかる。でもそれを認める事で前に進める、運命に寄り添う、、んー沁みた。何かモーガン久々観た気もするけどもはや仙人化の域にきたな。

バビロン(2021年製作の映画)

3.4

まあ面白かったけどやぱちと長い。序盤のブラックコメディ要素とか下品要素は表現方法なんだろうけども少し薄めでも良かったなあ。マーゴットのキレっぷりと最後のチャゼル感は良かった。

355(2022年製作の映画)

3.0

多国籍女性チーム的なコンセプト重視で中身はありきたり感が否めず。すぐ信頼感生まれ過ぎだし、ご都合的大味な展開はちと飽きる。ただペネロペは相変わらず綺麗。

ブラックサン(2023年製作の映画)

3.1

正直よく分からんかったが神秘的でブラッディーな映像とゴアチックなBGMは良かった。ただ生徒の子は理由が不明でモヤっと感。あと主役の子がめちゃくそ清楚美人で目の保養。

バーバリアン(2022年製作の映画)

3.7

前半の不穏感から別映画に切り替わるような転調とグロコミカルな展開が面白い。どうしたらあの形態と特性になるのか謎だが、最後の何か切ない感じで締まるのも悪くない。

ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

2.5

何じゃこりゃw 訳分からんし、その選択はしないだろだし、いやーもうキムタクが何やってもキムタクなように、シャマランって何撮ってもシャマランなんだよなあ。

ノースハリウッド(2021年製作の映画)

3.5

いかにもファレルっぽいライトで小洒落た雰囲気で良きなんだけどmid90sのが映画感はあったかな。主演の子がめちゃ大人んなっててビックリだけどスケートもめちゃ上手くなってた。

空白(2021年製作の映画)

3.9

ゆれるや怒りを彷彿させるような感情描写と、登場人物達のリアル感も相まって心に沁みた。基本辛いだらけの中で運転手の子と母親の件が1番苦しかった。人間とはなんぞや。

search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.4

今回もオールネット画面描写のこだわりはさすが。かなり力技ではありつつも、もはやIT教材にもなり得るトラッキングを駆使したスピーディーな展開は見応えあり。

テイク・シェルター(2011年製作の映画)

3.2

前半の不穏感は中々好みだが、中盤軽くだれるしちと長いかな。最後は何となく予想出来たけど、解釈の仕方によっては全然色の違う作品になるのはある意味面白い。

レミニセンス(2021年製作の映画)

3.0

うーん小綺麗にまとまってるし水没の世界観は好きな感じだが、あの装置の仕様とか展開がSFってよりはもはやラブファンタジーでちと入り込めず。そして黒幕と理由がしょーもなさ過ぎて何か盛り上がりに欠けた。

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.5

全編通して物凄く静かで地味なんだけど熱さを感じた。特に大きな展開や事件もないのだけど、何故かケイコ役の子から目が離せない。そして何かこの子の笑顔素敵で癒される。

エコール(2004年製作の映画)

3.0

んーなるほどわからん。フランス特有の芸術性も感じつつ、ただのロリコン向け映画ちゃうのこれ監督絶対ロリやろ思ったら女性、しかもギャスパーノエの嫁かよっていう納得感もあり最終的に謎のスッキリ感。

ある人質 生還までの398日(2019年製作の映画)

3.9

助かったのは本当に良かったし感動もあるけど、結果テロ資金増やしてる事を考えるとなんとも言えない気持ちよね。自己責任論とかもあるけど、何にしても自分だったらこんな地獄みたいな国には何があっても絶対に行か>>続きを読む

ダークスカイズ(2013年製作の映画)

3.1

オープニングでネタバレをかましつつも、ブラムハウスらしい不穏感とミスリードやオチも悪く無いのだが、あいつらの怖くなさ具合とこじんまり感は否めずやや消化不良。最後はもっとおどろしくして欲しかったなあ。

死霊館(2013年製作の映画)

2.8

んー全然怖くなかた。そして結局どうやって祓ったって事?? 弱い人に取り憑いて、その人が打ち勝てば消えるって解釈でいいのかしら。そして事実ベースと言いつつごく一部の内容だけが事実ってのも何だかね。

レオン(1994年製作の映画)

4.1

今観ると結構無茶苦茶やけど、そんなんどうでもいいくらい純粋に作品として良いんだよなあ。2人のやり取り、ナタリーの可愛さ、ゲイリーのキレっぷり、そしてスティング、完璧。

ゴシカ(2003年製作の映画)

3.0

何かめちゃくちゃ遠回りなやり方な気がするのと、なぜこのタイミング?感もあり、誰もいない警察署とかも粗々だけど、若き日のハルベリーとペネロペが可愛いからまあ良いでしょう。

パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

2.8

うーん、警鐘とか皮肉めいたテーマ性は分かるけど単純にずっと続くムカつきのが勝って全くハマらんかった。最後くらいじゃカタルシスは得れないし、何なら途中拷問してほしいくらい。何故この野心が生まれたのかのバ>>続きを読む

オーディション(2000年製作の映画)

3.3

キリキリシーンまでがかなりの引っ張り具合だったけど、思ったよりキリキリ言ってくれてたのでまあ満足。てかあの子やジジイがどうやって生活してたか謎過ぎ感すごい。そして俺も私欲でオーディションしてみたい。

コンジアム(2018年製作の映画)

3.4

ある種オーソドックスなPOVだけど現代アジア版ブレアウィッチ的な感じで中々楽しめた。てか山場のマリリンマンソン出てくるとこ本編映像として公式からモロにフル出ししてるけどプロモ的にどうなんだ笑?

エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE(2019年製作の映画)

3.3

ブレイキングバッドが良過ぎたのでちと期待しすぎた感もあるけどもうひと盛り上がり欲しかった。あと回想のウォルターのシーンは良かったけどトッドが肥え老けしすぎてもはや回想感無かったw

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.5

ほとんどコント観てるような感覚だったけど最後はウルっと来るし、映像や伏線回収も楽しくてエンタメとしては完成度高い。そして何よりグーニーズのキーホイクァンがパパ役とかエモす。

ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

3.3

ゴッドオブウォーとヴィンランドサガ足して割ったような雰囲気。豪華キャストも相まって重みはあるけど300的なバトルも期待してたからちと消化不良。やぱアニャは神話系とかハマるなあ。

MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

3.9

公害テーマの実話ベースにジョニデと日本の実力派俳優陣、そして実際の写真と映像引用で作品の重厚感がすごい。こういう史実を作品化するのは意義があると思う。そして國村さん英語うまいのね。

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.7

スポットライトもそうだったが、この手の作品は会話の速さと多数人物との展開が早いから追いつくのが大変だけど、後半の公開までの追い込みの緊迫感は良かった。こんだけの事をした記者2人はほんま純粋にリスペクト>>続きを読む

ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

3.2

実話ベースのフェミニズム哲学的な作品。リアルなこの事件の加害者達がクソ過ぎるので、事件詳細知ってから見ると臨場感もあるのだが、個人的には裁判も含めてその部分とか掘り下げて欲しかった。まあその分胸糞度は>>続きを読む

ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

3.8

ホラーロマンスの括りだけど、サスペンスやヒューマン的要素も入って中々ユニークな作品。やや前時代の設定かつ生態説明をファジーにする事でファンタジー感を出して突っ込み要素を薄めてるのも上手いし、BGMやカ>>続きを読む

パラダイス 人生の値段(2023年製作の映画)

2.0

アイデアはいいのに物凄いコレジャナイ感。設定に内容の質が追いついておらず、火事とかの要因含め全体的にプロットが雑だし主役達にも全く感情移入も出来ず脱落。

ティル・デス(2021年製作の映画)

2.9

まあコンパクトで早目の展開はいいのだが、結局旦那は何したかってんとか色白突っ込みどころは満載の中、起床から凍傷で死ぬであろうレベルの状況までずっとミーガンフォックスのメイクバッチリ感と一辺倒演技が1番>>続きを読む

テキサス・チェーンソー ビギニング(2006年製作の映画)

3.7

スプラッターの金字塔の前日譚に相応しいクオリティ。序盤は男達の不甲斐なさに多少イラつくが、後半のレザーフェイスのチェーンソー祭りで帳消しに。ある意味叔父の足切断がイカれ過ぎてて1番恐怖。

無聲 The Silent Forest(2020年製作の映画)

3.7

序盤のイライラから後半にかけては複雑な感情へ。日本だったら最初の段階で逮捕までいってる気がするが、きっと日本でもどの国でも裏では起こっている可能性もある。そして主演の女の子の笑顔には癒された。

ハロウィン KILLS(2021年製作の映画)

2.3

いや、シンプルにこの災害レベルの状況で街封鎖どころか警察動員すらない(病院にはいる)中で市民達が個別に行動して死んでくのがある種滑稽すぎてちとキビい。あと流石に最後のブギーマンの正体的な説明も子供騙し>>続きを読む

エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.3

本人で作った事の意義はあるが、流石に前作から逆行した老け具合と全身ショット用子役とのカット割りが気になってちと入り込めず。ただ最後のシーンは前日譚として完璧ではあった。

ルクス・エテルナ 永遠の光(2019年製作の映画)

3.1

相変わらずトチ狂ってんなギャスパーノエ。前段的な説明とかモキュ感とか不快感とかはポさだけど、往年女優や人気俳優陣出しといてこれを映画としてやるのは、やっぱりイカれてる。いい意味でも。

X エックス(2022年製作の映画)

3.4

エログロ要素のレトロな王道B級ホラー感をベースにBGMとSEの使い方の上手さや各所のセンスはA24ならではか。ただ婆ちゃんの特殊メイク感が分かりすぎて、ちとエゲツさが足りんかた。その辺り次作に期待。