masashiaterさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

マトリックス(1999年製作の映画)

3.8

レザレクション観る前に復習。今でも劣らず観れる。欲を言えばカンフークオリティをもちっと高くしてほしいか。劇中のpropellerheadsのspybreakがドンピシャ。エンドのRATMとマンソンもグ>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.7

淡々とした進行、BGM少なめ、文学的、長尺とフランス映画テイストな感じで中々手強めな内容だけど不思議と集中出来たし、謎の心地よい緊張感を感じつつ、鑑賞後は癒され感もあり。
ただ全体的にみんなセリフが棒
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バンテージ・ポイント(2008年製作の映画)

2.9

序盤の感じからもっとカメラ映像を駆使した展開かと思いきや、ご都合主義的なノリで緊迫感も薄れ、デニスは傲慢だしウィテカーの立ち位置も何か浮いてて特に感情移入もなく。あとシガニーウィーバーの無駄遣い。

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.7

流石に無理あるだろ感は各所ありつつも、ベイビードライバーの監督って事で映像やサウンド含め中々センスある作品。そして主役のトーマシンマッケンジーが後半アヴリルラヴィーンに見えてくる罠。

藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

3.8

スピーディなアンサンブルテイストに時系列も交差させるテクニックが中々でオモロだった。内容は全然違うけどロッカーのカメラワーク含め何となくトレスポ感も感じつつ、最後の鑑賞者に委ねるスタイルも良き。

ディナーラッシュ(2000年製作の映画)

3.1

忙しい厨房をベースに客のアンサンブルテイストな感じが良い。けど最後の展開までちと飽きるのと、各シーンで流れるBGMが全然合わなくて微妙。いっそ店内BGMをずっと流して臨場感出す方が好み。
あとさすがに
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.9

んー、重い。地獄のような展開だけど何か最後のシーンに少し救われた。自業自得とか簡単に言えないくらい環境の影響って大きい気がする。新聞記者も良かったし、若いのに響く作品を撮る監督だなあ。

友情にSOS(2022年製作の映画)

3.6

序盤のパーティノリから中盤以降の何とも言えないある種の恐怖感を掻き立てる展開が良い。「黒人らしくない」キャラ設定はそういう事なのね。
しかしまたクソみたいな邦題。もう変な邦題付ける文化やめて欲しいんけ
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GANTZ:O(2016年製作の映画)

3.8

桑原とか京とかヴァンパイアもいないから物足りなさはあるけど、短編用編集として観たら最後の選択踏まえて全然アリ。何よりビジュアルクオリティがめちゃ高い。揺れも素晴らしい。
今後この類の日本の漫画の映画化
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ブロンソン(2008年製作の映画)

3.0

どことなく時計仕掛けのオレンジ的な雰囲気。もちろんトムハーディは良いんけど何だろ、変にコメディタッチなせいか何も響かんかった。まあこの人材だと掘り下げようもなさそうだし、シリアスにしても何か響く事もな>>続きを読む

オールド(2021年製作の映画)

3.1

ぶっ飛んだ発想をガバガバで進めて伏線回収するシャマラン節。巷にあるような明日死ぬかのように生きろ的な啓発にはなるかも。不穏な雰囲気とか撮り方は好きなんだけどなあ。まあ今回も良くも悪くもシャマラン。

アイランド(2005年製作の映画)

3.3

マイケルベイらしい大味感。金かけてるから映像は素晴らしいしキャストも悪くないけど、マーケティングも含めて何となく大失敗したのも頷ける。しかしこの企業、その技術力あったらいくらでも表舞台で収益性のある社>>続きを読む

ロスト・ボディ(2012年製作の映画)

3.8

前半のホラーテイストを織り交ぜたミスリードな進行から最後の衝撃ネタバレ。まあ割と無理はあるけど、無駄のない構成と練られた脚本とさりげない伏線。インビジブルゲストといいこの監督の王道サスペンス感の作風は>>続きを読む

グッドフェローズ(1990年製作の映画)

4.0

レイリオッタが亡くなったとの事でご冥福をお祈りしつつ再鑑賞。内容は鬼畜な実話ベースだけどスコセッシ節炸裂でやはり映画としての完成度は高い。そして娘達が今どんな感じなのか気になる。しかしサミュエルがこん>>続きを読む

インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌(2013年製作の映画)

3.5

憎めないダメ男っぷりとニャンコに癒されるコーヒー&タバコ的映画。しかしオスカーアイザックがこんなに歌ウマだとは。そしてジャスティンティンバーレイクとアダムドライバーの謎のセッションがインパクトあって謎>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.7

この題材で女性監督によるダークコメディの今っぽい要素で欧米系女性の評価が高いのも納得。ポップなカラーリングとスリラーテイストの使い分けも良い。オチも嫌いじゃ無いけど、個人的にはあのままサディスティック>>続きを読む

我々の父親(2022年製作の映画)

3.9

マジモンのモンスターを扱ったドキュメンタリーサイコホラー。本当にイカれてないとここまで出来ない。ブラム製作なのも頷ける。自ら動いて戦い続ける女性に脱帽。そしてエンクレで更に衝撃。

行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

4.2

冒頭のフリーランから引き込まれ、リアリティのある内容とアンサンブルテイストな構成、自由さの際立つスケートシーンを織り交ぜた編集が素晴らしい。みんな色々抱えてるけど何とか前を向いてる共感性にも打たれた。>>続きを読む

ディザスター・アーティスト(2017年製作の映画)

4.0

カメレオン役者の真骨頂。コメディベースなのに不穏な雰囲気や哀愁感はフランコならでは。弟との対比もめちゃ良かった。監督としても優秀だし、残念な現状ではあるけど個人的にはまたフランコの作品が色々観たいなあ>>続きを読む

コリーニ事件(2019年製作の映画)

3.5

なるほどドイツの法廷サスペンス感。新人の割に完璧な進行とかアシスタントの子の出来過ぎ感とか法廷での笑いとか随所気になる部分はあったけど、メッセージ性も含めて綺麗にまとまってる内容だった。

コンタクト(1997年製作の映画)

3.8

昔観た時は地味なSF映画くらいの印象だったけど、これは大人が観るべきヒューマンドラマだったのか。孤独や虚無を感じ易い今こそハマるメッセージ性を感じた。信念と経験て大事よね。

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.4

もはや映画というより、おもちゃ箱ひっくり返して遊んでるような感覚。ハーレイが脇役レベルでちと物足りなかったし、花のエフェクトシーンみたいな演出をもっと見たかった。あとサメおとネズミ可愛かった。んでママ>>続きを読む

ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

3.6

もはや別物化してるけど、まあこれはこれでアリ。設定ぶっ飛んでるし経緯もよく分からんし、前回のようなエッジ感は皆無だけど、ちと感動したのとワンコネタも良かったからアリ。

ヒッチャー(1986年製作の映画)

2.8

雰囲気はいいしこの年代の名作感あるけど、んなアホなが多すぎて入り込めず、オチを求めてしまった結果拍子抜けしてしもた。こういう映画を楽しめるスキルが自分に無かった。

15ミニッツ・ウォー(2019年製作の映画)

3.7

ちとチート過ぎて脚色は結構あるかと思うけど、実話ベースで緊迫感のある展開と複数スナイパーのショットシーンは中々見応えあり。バトル中のオルガキュリレンコが子供に微笑むシーンに痺れた。

ブリーダー(1999年製作の映画)

2.8

うーん、主人公の設定はいんけど、ほぼ親友のクソ野郎の話がメインで兄の報復があの内容なのも謎。そしてまあそうなるわなな最後。ネオンデーモンもそうだったけどこの監督は独特というか謎めいてるな。

マシニスト(2004年製作の映画)

3.7

終始ダークな色彩と不協和音の中で進行する妄想的展開と伏線回収は見応えあったし、なんと言ってもクリスチャンベイルの30kg減量の役作りと怪演がすごい。

21ブリッジ(2019年製作の映画)

3.3

序盤は中々の緊迫感で王道展開なんだけど、もう一捻り欲しかったというかそのまんまだったので印象には残らないタイプのやつ。そしてこの規模の犯罪ネタにしてはちと動機が薄すぎてモヤっと感。

ウィークエンド・アウェイ(2022年製作の映画)

3.4

ありきたり感もあるけどミスリードを誘発する展開は割と見応えはあった。最後もうひと押し盛り上がりが欲しかったけど、ある意味斬新な終わり方ではあった。

500ページの夢の束(2017年製作の映画)

3.4

盛り上がりや緊張感とかは皆無だけど、シンプルかつコンパクトでサクッとほっこりしたい時に丁度いい。ピートがめちゃ可愛かった。そしてダコタ大人になったなあ。

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.9

期待通りの続編。特に鈴木亮平が素晴らしかった。終盤ちとクローズZERO感あったけど思った以上にクレイジーで目が離せない展開。西野七瀬も良かった。

悪魔のいけにえ レザーフェイス・リターンズ(2022年製作の映画)

3.3

ちと色々無理矢理感と物足りなさはあったけど、バスのシーンは中々。しかしサリーはこんだけの年数費やしてアレは切ないなあ。準備も作戦も皆無て、、

フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

3.4

キューブリック独特のテイストはいいけど前半と後半の繋がりとか淡々描写が個人的にハマらなかった。とにかく教官のクソみたいな高速ディスりがMCバトルでたら優勝レベルのスキル。あとファミコンウォーズ思い出し>>続きを読む

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.8

まず独学で製作7年はすごい。キモカワキャラと変な言語のゆるい会話とドイツのクラブ並みのテクノサウンドの融合が独特の世界観。脚本も良くて後半の盛り上がりは中々魅入った。

ボヤンシー 眼差しの向こうに(2019年製作の映画)

3.8

下手な演出やセリフも少なく、ドキュメンタリー風に訴えかける作品。この裂けそうな圧迫感と緊迫感、絶望感が事実と相まって、何か「日本は平和だ、明日から感謝して生きよう」とかでは済まない重みがのしかかった。

ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.2

ちと幼稚すぎるけど、まあ普通に楽しめる。キスシーンとか結構ワロた。色々狙い過ぎだしポップ度強めなので、グロさも薄まり過ぎてホラー度はほぼゼロ。これならハッピーデスデイの方が好きだなあ。