Moekaさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

Moeka

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映画(1896)
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ゼロ地帯(1960年製作の映画)

3.5

生きる為にナチと寝て嫌われ者のカポとなる少女の収容所での生き様と女囚達。エマニュエル・リヴァ演じる賢く誇り高い彼女が崩れ去っていく様や諦めを決意した顔、ガス室へ行く両親を目撃した時の慟哭の顔、顔、顔。>>続きを読む

カウガール・ブルース(1993年製作の映画)

3.2

宇宙創生の力を持つ驚異の親指を持って生まれた美女はクィアで異端者。定住せず大陸を横断しながら辿り着いたのはカウガール達の牧場...ユマ・サーマンのスレンダーな肢体と媚態と不思議なあどけなさ残る眼差しの>>続きを読む

ベロニカ・フォスのあこがれ(1982年製作の映画)

4.1

ナチス時代に輝いた大スターの体は薬と恐怖で満杯だった。雨の日に出会った男と震える病める女の顔、真っ白に露光される彼女の慄く瞳と唇のへ注がれる容赦ない眼差しが容赦なく生殺しの痛みが響く。唯一最後の歌声と>>続きを読む

少年の君(2019年製作の映画)

3.6

心を無にして受験戦争にのぞむ少女と街の不良の偶然の出逢い、学校での壮絶な虐め。肩に頭をもたれかかせてのバイクでの疾走、暗闇の水槽に揺れる金魚が語る刹那的な美しさ。ひりひりと純粋に闘うふたつの魂がたどり>>続きを読む

ギターはもう聞こえない(1991年製作の映画)

3.8

「男、海(ラ・メール)」陽射しに消えそうな位彼女の肌は透き通って白く、掻き消せない慟哭の様に纏うのは黒と純で哀しい青色。幸福?不幸?死ぬまで愛するけれど一緒にはいられない。いるだけで永遠の恋人達だと分>>続きを読む

田舎司祭の日記 4Kデジタル・リマスター版(1951年製作の映画)

3.6

「俗と聖の間、信仰の狭間で揺れ動く」に間違いは無いのだが女性達にからかわれてどうしたらいいか分からず冷や汗をかく青年のフツーな物語にも思えてくるから面白いw

湖のランスロ(1974年製作の映画)

4.0


前に書いてた感想格好つけててムカつくから書き直し😭再見したが、怒涛のカラータイツ見せ合い大会に爆笑。ごめんなさいそれが言いたくて


甲冑のせめぎ合いと馬の嘶き、とめどなく露呈される流血。結局の所全
>>続きを読む

たぶん悪魔が(1977年製作の映画)

4.1

何て陰鬱かつ蠱惑的なタイトル!トリュフォーは「素晴らしく官能的」と本作の美しさを強調したとのことだが 本当にベロアジャケットにチノ、ネルシャツ、フレアのデニム等洒落た服に身を包んだほっそりと綺麗な男女>>続きを読む

愛の悪魔/フランシス・ベイコンの歪んだ肖像(1998年製作の映画)

3.8

フランシス・ベーコンの家に盗みに入った事から彼の恋人になった男ジョージ・ダイアー、ベーコンの栄光の最中に愛により破滅した彼を演じるのは若きダニクレ(黒髪)なのだが肉感的男性的な身体が内側から引き裂かれ>>続きを読む

ベンヤメンタ学院(1995年製作の映画)

3.7

モレルの発明に始まるマリエンバートでの記憶の逍遥に機械人形の調律の物語、そして死の匂いが蔓延すると学校において複雑に絡み合う愛と禁忌。金魚鉢の底で眠り続ける美女とオートマティックに動く“服従の“男達の>>続きを読む

ひまわり(1970年製作の映画)

3.7

愛に悲しみを覚える時も、強い女の眼差しは尚、ひまわり

クロウ/飛翔伝説(1994年製作の映画)

4.0

大好き。ジョーカーもよく影響を受けていたことが分かる。
本当に亡くなったブランドンが、作品の中で何度も何度も蘇る。切ない。
去年スクリーンで観た。2日連続見に行っちゃった

マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

3.6

女の描写が結構、、。これは酷かった気がしなくもなくも

獅子座(1959年製作の映画)

3.6

太陽が支配するパリでは獅子座の男も勝てない

シュザンヌの生き方(1963年製作の映画)

3.9

教訓話シリーズの中でけっこう好きな方。都合の良い女として扱われるシュザンヌがあっけらかんと涼しい顔で迎える最後と、自分勝手でナルシストな男たちの顔。笑

パリのナジャ(1964年製作の映画)

3.5

マリンルックもカジュアルなスーツも全部可愛い

コレクションする女(1967年製作の映画)

4.0

コレクションする女は誰にもコレクションされない アルメンドロス最高