こうさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

こう

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シュシュシュの娘(2021年製作の映画)

3.0

コメディとして、セリフやちょっとした間など、ストーリーも面白かったです。映像もダンスやちくわやアイデアに溢れていて面白く、ニヤケてしまう所も多くて楽しかったです。
少し悪の描き方が余りにも極端過ぎて、
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ストップ・メイキング・センス(1984年製作の映画)

4.3

アメリカユートピア観た後に映画館でこの映画見たのですが、もう最高でした。歌や演奏やshowの完成度なら間違いなくアメリカンユートピアの方が断然良いのですが、ライブ、勢い、興奮度はこっちの方が良かったで>>続きを読む

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

2.9

ガガさん、素顔で歌ってるのが新鮮で良かったと思います。予想通りの話と展開で何も新しい発見的なものが見当たらないのが残念でした。兄弟でのラストの車のシーンが凄く良かったです。

渇き(2009年製作の映画)

3.3

中盤の方まで、意味わからないくて、暗くてしんどかったけど、女の人が覚醒してから、展開もアクションも急に面白くなります。そうなれば、序盤のつまらなさも許されるし、なるほどと思う所もあります。

なので序
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

3.0

映画館で観たかったです。歌の迫力、演技も濃くて良いのですが、やり過ぎ感も強くちょっとしらけてしまい物語に入っていけない所があって、冷めてしまいました。

リーアムニーソン主演のやつが一番良かったです。

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.4

世界観がしっかり統一されているので、中に入ってければ、もうずっと楽しいです。
そしてこれを一人で作った事に敬意と恐怖さえ感じます。続きも見たいです。

クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

4.3

映画館の中の暗さと静、集中して観れる環境で見た方が良い作品だと思います。1見てすぐ観に行った方が臨場感や色々繋がりもあるので、より面白いと思います。
ラストの対処の格好良さも良かったです。

ビーチ・バム まじめに不真面目(2019年製作の映画)

3.2

冒頭の登場シーンからこの人、何も社会と関係無く自由に好きな様に生きているのが分からるのが良かったです。車椅子の件、車の運転など、余りにも目に余る所があって入っていけなくなった。
娘さんの旦那さんに言う
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キッド(1921年製作の映画)

3.8

最後まで優しい物語をコメディにして、お母さんの苦悩も描いてて、時間的にも丁度良い長さでした。

ライムライト(1952年製作の映画)

4.3

儚い物語でした。恋と夢、挫折、もう一度スターに戻りたい、過去の栄光の老人とこれからの未来ある若者との恋愛。こういう綺麗な物語も出来るのかと驚きました。
先が短い中、芸か恋を選ぶ辛さ、チャップリンの表情
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独裁者(1940年製作の映画)

4.1

しっかりとコメディもやって、メッセージも伝えてくるのが、観賞後に凄いと思わしてくれる映画でした。映像で派手な事してないけど、ちょっとした動きで笑わしてくれるの表現力が本当に優れているのだなぁと思います>>続きを読む

茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

4.5

冒頭の田中良子は芝居が上手いという字幕から始まり、この主人公の真面目な頑固な不器用な生き方が見えてくるにつれて、今の世の中で意地や正しさを通して生きるのがどれだけ大変か見えてくる。映画が進むにつれて、>>続きを読む

友罪(2017年製作の映画)

3.2

一度殺人や取り返しのつかない、償えない罪を犯してしまうと、もう何やっても許さなれないのか、でも刑罰で死刑ではないので死ねない。正解のない中ずっと生きていくのは辛いだろうと胸が痛くなります。
その中で、
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はるヲうるひと(2020年製作の映画)

3.2

俳優の演技が観れる映画でした。山田孝之は勿論、仲里依紗の目線や表情、坂井真紀もほかの俳優さん達もみんな凄かったです。演技の撮り方が素晴らしくそれに見惚れてしまいました。
只内容も映画の空気感も極端過ぎ
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.2

トーキングヘッズ自体、リアルタイムでは知らず、CDを聴いて知っていた。それが映画館で観れるならと思って、軽い気持ちで見にいきました。全然思っていたのと違いましたが、計算された舞台の使い方、音楽に合わせ>>続きを読む

滝を見にいく(2014年製作の映画)

3.7

山の中での共同作業からどんどん連帯感みたいなのが生まれていくのが良かったです。ほのぼのとした空気感からピリッとした空気になるのもこの年代の人達やからなのかぁとも思います。
ラストの大した事ない感もよか
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仮面病棟(2020年製作の映画)

3.0

前半面白かったです。後半は少し失速したと思います。何だろう?最初のインパクトより種明かしの方が印象薄く驚きがなかったのかなぁと思います。
永野さん良かったと思います。

ユリゴコロ(2017年製作の映画)

3.6

人が死ぬことでしか喜びを感じないと幼少期になってしまい、その事にずっと取り憑かれたら、壊れてしまうと思います。そんな人が愛を知るけど過去からは逃げられず、家族も苦悩する話でした。
人を死なせる事を憧憬
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水を抱く女(2020年製作の映画)

3.5

風景や人物も綺麗ですが、水の映像、水の中の映像も綺麗です。水の流れる音も心地よいです。プールのシーンでさえ綺麗でした。物語は神話をモチーフにしているのでファンタジーです。なので解釈も色々出来ると思いま>>続きを読む

椿の庭(2020年製作の映画)

4.0

映像美と映画全体のゆったりとした流れる時間を楽しむ映画だと思います。映画館の大きなスクリーン、映像、音響、集中して観れる環境が大事で映画館で見るべき映画だと思います。俳優陣達の少しのセリフと佇まいだけ>>続きを読む

くれなずめ(2021年製作の映画)

3.5

あるひとつのファンタジーな事を受け入れて進んでいくのが面白かったです。高校のふざけ合いみたいなのか終始ある中で、その中に優しさ、悲しさ、後悔、友情など色んな感情が折り混ぜてあって、観賞後楽しく生きよう>>続きを読む

ホムンクルス(2021年製作の映画)

3.1

期待していた人間の心理描写や内容はなかったけど、映像表現は凄く面白かったです。映画全体の昔の暗いSFチックな雰囲気も良かったです。

ファーザー(2020年製作の映画)

4.1

自分の見えているもの、意識しているものが本当か、幻想かわからない。これ本当に怖い。自分に都合の良い現実を求めてそれを信じていて、でも否定されて、それに合わせていく怖さ。本人もしんどいけど、家族も辛い。>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.7

主人公の生き方に自分の中の大事だと思える信念みたいなものに忠実に行動していく強さに感動しました。家も家族も持たないので自由に気楽に生きているのかなぁと思っていたけど、全然違くて、自分一人何も縛られるも>>続きを読む

桜田門外ノ変(2010年製作の映画)

3.1

3時間近くある中、綺麗まとまってるので長く感じさせないのは流石だと思います。キャストも豪華です。しかし、扱っているテーマが良いのに感情を揺さぶるシーンが少なかったです。色んな場面で、熱く感情的に魅せる>>続きを読む

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

2.2

最初の掴みと一回めのループシーンぐらいまでがベストで、後はもう流れる様な映画でした。映像は綺麗です。でも途中でそれも飽きてきてしまうぐらいに何も思わない映画でした。
原作の映画にあった思春期の時に感じ
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レクイエム・フォー・ドリーム(2000年製作の映画)

4.0

ドラッグが寂しさや孤独感、何か足りないものを満たしてくれるものになっているのか物凄く悲しい。物語が加速していく中でお母さんの妄想がとてもやりきれない。
ドラッグの危険性を分からん人の為に見せたら良いと
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サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

3.6

便利で過剰に物が溢れている世界から、強制的に食べて行くだけで精一杯の暮らしになる中、家族の在り方、価値観、何が幸せなのだろうとコミカルに考えさせてくれる映画でした。ラストの家族の変化が非常に良かったで>>続きを読む

恋愛寫眞 Collage of Our Life(2003年製作の映画)

3.5

前半の広末さんをとってる写真めちゃくちゃよいです。とってもとっても恋愛したくなる様な映画になってます。本当に前半だけで2時間作って欲しかったと思います。

DAU. ナターシャ(2020年製作の映画)

4.1

全編不快でした。レストランでのウェイター同士のやりとり、KGB職員とのやりとり、本当にどれも威圧的で暴力的で嫌になるけど、嘘ではなくリアルに感じる撮り方なので見てしまう。そこは本当にすごい映画的で良か>>続きを読む

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.5

電話の声と実際会う相手が違うと言うのが面白かったです。警察自体にも差別する人がいてその人にも対処しているのも良かったです。潜入場面や事件場面も緊張感とコメディ感のバランスも良くて、重たい話だけど、そん>>続きを読む

ガス燈(1944年製作の映画)

4.0

自分が正気じゃないと思わされていくのが怖かったです。物語自体や仕掛けはそんななのに見てしまう。主人公の女性がどうなるのか気になって。

太陽は動かない(2020年製作の映画)

2.9

アクションシーン格好良いです。藤原竜也、市原隼人も凄く良いです。
僕はドラマ版の方が面白いかったです。

Red(2020年製作の映画)

2.7

この二人どうやっても幸せに生きていくのは難しい人達ではないのかなぁと思ってしまいました。誰にも感情移入出来ないまま終わってしまいました。
雪の中で佇む映像やドライブのシーンなどが凄く儚くて好きでした。

下女(1960年製作の映画)

3.5

幸せな家庭でも一つの綻びでどんどん壊れていく様を描いていて怖かったです。弱みが一つあればそれにつけ込まれ、強い態度や厳しさも必要で跳ね除ける強さがなれけばと思います。 
家庭が悲劇になっていく様は見て
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パラダイス・ネクスト(2019年製作の映画)

2.8

映像が綺麗でハッとする場面もいくつかあって、車を青く塗る所や花で彩るシーンや食事シーンなど。説明する気が無さ過ぎるのと、それならば全くしなければ良いのですが中途半端にしてみたりとそれがノイズになって集>>続きを読む