muさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.7

未知の脅威ってこんなに怖いんだ…
フィクションとわかっていても、知っている東京の街が一瞬で破壊されていく様は、想像しやすいだけに少しリアリティさえ感じる。だって東京のビル群を破壊する熱波、あれ何℃かな
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ダム・マネー ウォール街を狙え!(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

終映前にまた観たくなり再鑑賞。1回目は面白い作品だけど投機的になっていくマネーゲームに怖いという思いが強かったが、2回目は登場人物の相関図もよくわかり、細かいところまで楽しめた。本来のマーケットのあり>>続きを読む

コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ひと夏の思い出系映画はたくさんあれど、ただ親戚の家で過ごすだけのストーリーは意外と少ないのでは。特におじさんとの心の距離が縮まっていく様子が良かった。
1回目と2回目で確実に違ったラストの”Daddy
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

原作未読。綾野剛とリトグリの紅が受け入れられず観ずに終わるところだったが、評判の通りおもしろかった。帰りの電車の中も余韻で胸がいっぱい。

ヤクザであっても狂児と聡実くんの場面は微笑ましいし(「元気を
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アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

配信で前作を予習してから鑑賞。映像はすごいけど、前作であった高揚感がストーリーにほとんどなく、ヴィランが今回も強くなくて、圧倒的に前作の方がおもしろかった。

“A true king builds
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マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

3.7

テンポが良い。よくわからず仲間が集まっていても、後半それぞれに肩入れしてしまう。ファラデー…

クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

3.8

一般人がこんな重いミッションに巻き込まれるのか…。派手な演出はないが見応えがあった。ベネディクトカンバーバッチの演技は言うまでもなく。音楽と白鳥の湖の使い方が好き。

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.5

例のシーンが強烈で苦手だけど、あの拷問シーンの音楽とダンスは好き。ホワイトとオレンジは最後まで良かった。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.2

冒頭から既に寄生していて「パラサイトってこういうことか」と安易に解釈していたら、もっと壮大な寄生計画が。
絶対に何かあると思いながら観る前半の面白さと、そこから想像もつかなかった後半の衝撃。悲喜劇のバ
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ビヨンド・ユートピア 脱北(2023年製作の映画)

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今まで思っていた「脱北」のイメージが覆された。ただ北朝鮮を出ればいいというものではなく、(公式には不法滞在だが)保護してくれる国に辿り着くまで強制送還や人身売買などのリスクが伴う大陸を縦断していく過酷>>続きを読む

葬送のカーネーション(2022年製作の映画)

4.0

試写会で鑑賞。最初は画が良いなと思って観ていたが、難民から見た世界とイスラム教の文化思想がベースになっていて、日本人監督にも欧米人監督にも絶対撮れない作品だった。“人生に意味はない、義務だ” を体現す>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

仕事の日だけでなく休日すら(たとえ雨でも)ルーティンを繰り返す日々に起こる些細な出来事。一日として同じ日がないのは、まるで平山が撮る木漏れ日のよう。登場人物の背景は詳しく描かれないが、妹と会って泣く場>>続きを読む

きっと、それは愛じゃない(2022年製作の映画)

4.0

“独立と周りを遠ざけることは違う”
“人生は短い。でも後悔しながら生きるには長すぎる”

文化、宗教、国籍、体裁…綺麗事だけではいかない大人の恋愛。演技するか、正直になるか。個人的には好きなセリフも多
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.8

シンプルな設定で時間も88分なのに、ここまで面白くできるのかという感じ。複数の罪の意識が描かれているのがポイント高い。

オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

3.0

ステイサムは強い。けどなんかよくわからないまま終わってしまった感じ。

マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

3.7

2回見ても全部は理解できなかったが、リーマンショックで何が起きていたか勉強になった。単に金儲けする方に賭けたはずなのに、結末は…。

インターンシップ(2013年製作の映画)

3.8

ベタ展開だけど元気がもらえる映画。

「人生はイス取りゲームだなんて気づいた時には遅かった」
「何か行動を起こせばいい。毎朝後悔する人生もあるんだ」

枯れ葉(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

アル中の男と失業した女が出会い、不運の中で気持ちを通わせる話。とても良いとは言えない環境でも真面目に働き、好意がある男性にも嫌なところは嫌だと言える芯の強い女性。そんな女性がお見舞いに来たらますます好>>続きを読む

ロスト・フライト(2022年製作の映画)

4.0

展開は予想できても、作品の出来が予想を上回り107分楽しめた。生還が目的だから要らない要素(ラブコメとかお涙頂戴的展開とか)がほとんどなく、緊張感で目が開きっぱなし。飛行機を飛ばした奴以外、乗務員も本>>続きを読む

VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

4.0

真に迫る演技、画面構成から音楽、エンドロールまでかなり衝撃的。特に画面構成は、実際のリアルな生活ってこういう感じだよなと。
息子視点での死は喪失なのに対して、夫婦にとっての死はある種解放にも見える。監
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

4.5

激しいアクションもできるマジシャン達。
ホースメンがとにかくかっこよくて、エンタメとして面白かった。誰が騙し騙されてるのかの視点で2回目を観てもまだ面白い。

“Always be the smar
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.9

ミステリ好きなので最後まで楽しめた。
犯人が一枚も二枚も上手。最後まで読むと冒頭と円環的に繋がる小説を読んでるみたいだった。

ボーン・コレクター(1999年製作の映画)

4.0

“Destiny is what you make it.” デンゼルみたいな自信とユーモアのある上司いいな。
配信で2連続で観たけど、やっぱり犯人と動機は伏線なく急展開。これだけ残念。

コンクリート・ユートピア(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

試写にて鑑賞。

序盤から街が崩壊し、その詳細は明かされないまま物語が進んでいく。前半感じる違和感も、後半代表の素性が明かされるあたりから見え方が変わってきて、火消しのシーンもただ代表に選ばれる伏線な
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.8

ティモシーシャラメのPV(良い意味で)。
ウォンカのチョコレート食べたい。

ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

4.0

音楽がどれもいい。
掃除機を引いて街中を歩く姿もいい。

「あんたのおかげでいいのができた」
「仕事しただけさ」ってかっこいいな。