CGのチープさなんて気にならなくなるレベルの激アツ演奏、最高。
一技術者としてこの国に嫌悪感しか覚えない。映画としてこの話を幅広く伝える意義は大きい。
どうも確殺力に欠けるアナベルさん。バチカンのエクソシスト呼んだら瞬殺なのでは…?
ウェスアンダーソン色がフルパワー、そしてとんでもないセリフ量。
支配されてきた者が支配する側の立場になってしまう、何とも本質的というか人間味を感じる作品だった。
そしてストップモーションアニメの限界を突破している。
どこか可愛げのある調子のいいダニエルクレイグ。
140分弱だけどテンポもいいし退屈しない。
ドニー・イェン終始つえええええええええええええええええええええええええええ
王道のミステリーにいい意味でここまで王道なホラーギミックを足し合わせるとは、演出◎
この映画、人生で必要なものがマジですべてぶち込まれてる。
IMAXでの鑑賞必須。
今年必修科目のヴァチクソ。
サングラスかけてスクーターでどこにでも駆けつけるラッセルクロウ、そして弱気な見習いの成長物語でもある。
ウェスアンダーソンのカラーパレットとシンメトリーなフレームは唯一無二。
2001年宇宙の旅のパロディからのバービーランドの世界観で掴みはバッチリ。内容はかなり直接的なポリコレだったけどコメディとしても十分機能していた。
POVホラーはやっぱ怖い。402号室の扉にどう考えても花さか天使テンテンくんの落書きがあってちょっと和む。
近年の多様性の表現に正直疲れかけていたが、そんな気持ちが和らぐ面白い切り口の作品だった。
じわじわと精神がすり減っていくヘビーな作品だった。だけど、この精神すり減る感覚が良いのよね。
リバーオブグラスに似てるなと思ったらあの作品はこの作品の影響を大きく受けていると。
男性に全ての選択を任せている姿、時代によって見え方が変わりそうだった。
走る、殴る、飛ぶ、すべてが詰め込まれていて面白すぎる。脅威の対象も時代の流れだ。
今までのジブリ作品のところどころで見たような要素を足して割ったようなてんこ盛りな作品だった。