nakaさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

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ゲーム・ナイト(2018年製作の映画)

3.3

期待しないで観たら意外と面白かった。各出演者のキャラが立っていて、最後まで二転三転して飽きない。気軽に楽しめるアクションコメディ。

1秒先の彼女(2020年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

設定は良かったし、主役の女性のモテないアラサー感が似合ってた。ファンタジーラブコメの可愛さより、男性のストーカー行為の不快感が上回ったのが残念なところ。

灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

宗教対立、母親のルーツ探しがテーマかと思って観ていたら、もっと重くて深い。都合よすぎる展開はあるが、衝撃的なラストと完成度の高い脚本と重厚なテーマに高得点。レバノン旅行で見た光景が頭をよぎる。ただし、>>続きを読む

崖っぷちの男(2011年製作の映画)

3.4

それなりに面白かったけど、いろいろ詰め込み過ぎと突っ込みどころ満載のご都合主義がリアリティーがなくて残念。

アウェイク(2007年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

手術中の途中覚醒の苦しみを描いた映画かと思いきや、後半は意外な展開のサスペンス。脚本はよく練られてるけど、もう少し伏線が欲しかった。結局、人間不信と親子愛の話。

護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.9

東日本大震災、生活保護制度、貧困・社会格差等、重いテーマ。役者の演技は素晴らしい。日本人にとっては大切なことを思い出させてくれる映画。ただ、サスペンスを絡ませるのはいいけど結末はかなり強引。

国境の夜想曲(2020年製作の映画)

2.8

冒頭のテロップから、ヨーロッパによる中東の植民地支配への批判だと思ったが、実際は様々な情勢により犠牲となった人々のドキュメンタリー。ISISから受けた恐怖を語る子どもたちの証言は衝撃的。ただし、ナレー>>続きを読む

オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

よくある災害パニック映画と思いきや、メインは人間ドラマ。よくあるハッピーエンドかと思いきや、実話ベースの衝撃のラスト。男同士の友情ものは苦手だけど素晴らしい作品。森林消防隊のことを知れて良かった。災害>>続きを読む

シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢(2018年製作の映画)

3.3

王道の鉄板ストーリーのはずなのに、なぜか残念な映画。前半がダルい。テンポが悪い。キャラの濃い登場人物だが感情移入できる人がいない。あと、黒人男性の人物像を描かないのはなぜだ。

告白(2010年製作の映画)

3.9

最後まで飽きさせない復讐劇のサスペンス。いじめ、少年法、少年犯罪、HIV等、社会問題を扱いつつ、人間の醜さを描いている。映像、音楽(トム・ヨーク)、演出が良い。生徒役の役者は好演。誰にも共感できなかっ>>続きを読む

閉ざされた森(2003年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

どんでん返し系だと知った上で、内容を忘れたので久しぶりに鑑賞。暗がりで人物把握がしにくい、登場人物多すぎ、二人の証言者の食い違いでややこしい、二転三転しすぎ。結局、スッキリしないどんでん返しだった。

女神の見えざる手(2016年製作の映画)

3.8

ストーリー展開が二転三転して引き込まれる。最後の予想外のどんでん返しが素晴らしい。ただ、政治ドラマなので内容が難解、しかも情報量が多いので一回観ただけで理解できない。主人公の振る舞いはカッコ良いけど、>>続きを読む

君が生きた証(2014年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

いろんなテーマを詰め込み過ぎて、中途半端。親子の絆、曲の良さ、青春バンド映画、加害者家族の苦しみ。墓石の落書きのどんでん返しがもったいない。父親がカッコ良すぎるのと行動に全然共感できないのが大きな減点>>続きを読む

キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)

3.2

Vol.1のハチャメチャなアクションと比べてVol.2は回想シーンと会話劇。本筋と関係あるとはいえ長い会話が苦になる。後半、ダレる。前作の評価が高かったから観れるけど。

由宇子の天秤(2020年製作の映画)

3.9

いろんなテーマがあって重くて深い。メディア、いじめ、貧困、正義、男性社会、加害者・被害者等。ドキュメンタリー風なのが生々しい。役者の演技と脚本が素晴らしい。
ただし、シーン一つひとつが長い。必要なシー
>>続きを読む

裸の銃を持つ男(1988年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

数十年ぶりに鑑賞。ひょうきん族やドリフの昭和コントを想い出す。当時は気付かなかったOJシンプソンは新たな発見。アラファト、カダフィー、ホメイニ、エリザベス女王をイジれるのは良き時代なのかも。beave>>続きを読む

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.7

発想が面白い。扱いによっては不謹慎なのに、皮肉、ブラックジョークてんこ盛り。ヴィーガンをネタにできるのはさすがフランス。嫁のサイコさが良い味出してる。

ライフ・オブ・デビッド・ゲイル(2003年製作の映画)

3.6

どんでん返しものサスペンスとしては非常に楽しめる。ただし、ケビンスペイシーの配役で既に疑ってしまうのと、社会派ドラマとしての主張とやり方の過激さに共感できない。

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.2

いろんな恋愛の形を描いていて面白いが、共感、感情移入できるところがほぼない。ただ、配役と役者の演技、会話が自然で魅力的。特に主役の二人。

目撃者 闇の中の瞳(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

衝突事故の真相を追求していくサスペンス。二転三転しながら上手く繋がっていく展開、最後の人間の欲望の描き方はお見事。ただし、被害者・加害者の両事件が絡み、ミスリードの回想シーンが多くて時系列が分かりにく>>続きを読む

キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

4.1

約20年ぶりに再鑑賞。タランティーノのB級趣味と日本愛が満喫できる。日本の情景描写に難はあるが、逆に日本人だからこそ楽しめる。栗山千明の存在感と選曲のセンスが良い。

バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー(2021年製作の映画)

3.8

ヒャッハーの流れで鑑賞。アメコミのパロディだが、おバカで下品なところは変わらず。動物、女子供への虐待もいつも通り。笑いの振りとオチ、伏線回収、ラストの締め方はお見事。

パーフェクト・プラン 人生逆転のパリ大作戦!(2017年製作の映画)

3.4

ヒヤッハーの流れで鑑賞。動物、下ネタ、高齢者、同性愛、障碍者、ルッキズム等、日本でイジるのは難しい所を笑いにするセンスが大好き。脚本を練り過ぎたのか、テーマが多く二転三転しすぎてゴチャゴチャしてる印象>>続きを読む

黙秘(1995年製作の映画)

3.4

最後まで引き込まれる良作。キャシー・ベイツの演技力はさすが。娘への強い愛情があるのに、疎遠で本心を隠してきたことが不自然。重いテーマがてんこ盛りで、最後は何かすっきりしない。

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.6

アイデアは面白い。ブラックコメディだと思っていたら、途中から全然笑えない。風刺とか皮肉というより、政治的メッセージを強く感じる。日本でも移民問題があるから考えさせられる。

アリバイ・ドット・コム カンヌの不倫旅行がヒャッハー!な大騒動になった件(2017年製作の映画)

3.4

「ヒャッハー」シリーズのスタッフが再結集した三作目。フィリップ・ラショーのドタバタコメディーはやっぱり面白い。下ネタ、動物虐待、児童虐待の笑いのセンスがどストライク。いつも通りの伏線回収も見事だが、全>>続きを読む

手紙は憶えている(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

主人公の認知症の演技が素晴らしい。ピアノ演奏や銃の扱い方の伏線が見事。ただし、ナチスのユダヤ人虐殺は極悪犯罪だが、事件後70年も経過して家族の前で処刑されるのは正義なのか。イスラエルによるパレスチナ人>>続きを読む

イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

最後五分のどんでん返しを観るためだけの映画。ストーリー展開に無理がある陳腐な脚本だなって思ってたら、見事にスキを突かれて最後まで気付かなかった。前田敦子の庶民感とあざとい可愛さが見事にハマリ役でした。>>続きを読む

ゴジラ(1954年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

今更ながら初見。昔の映画を今の価値観で判断するのは難しい。おなじみのテーマ曲は素晴らしい。反戦・反核映画だとは知っていたが、オッペンハイマーへの皮肉もあったのね。「長崎から逃げてきた女性」がいた頃にこ>>続きを読む

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

アイルランド映画というだけで、歴史的背景があるので哀愁があって大好き。80年代の劇中曲はリアルタイムで知っているので懐かしくて感激。ただ、全体的に描き方が浅い。家族の貧困、親の離婚、底辺の高校、いじめ>>続きを読む

悪夢のエレベーター(2009年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

どんでん返しを期待して観たら、それしか見所がなかった。密室劇、ドタバタコメディー、サスペンス、人間ドラマ、グロシーン。どれも中途半端でバラバラな感じ。笑いどころもサムイし。

おとなのけんか(2011年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

一室だけの会話劇。でも飽きずに観られるのは脚本と四人の役者の演技力(特にジョディ・フォスターは素晴らしい)。本性が露わになって対立構造が変化していく様が面白い。動物愛護やアフリカ支援のイジリ方も好き。>>続きを読む

知らない、ふたり(2016年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

「サッドティー」に続いて今泉監督二作品目。この監督と青柳文子の相性は良い。全体の空気感も良かったけど、何で邦画なのに韓国語がメイン?何でこんなに一目ぼれ?疑問がいっぱい。韓国人のイケメンたちはもう少し>>続きを読む

おとなの事情(2016年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

アイデアが素晴らしい。世界各国でリメイク版があるが、イタリアのステレオタイプ(陽気、恋愛観)が面白くさせてる。月食を絡ませた最後のオチも良い。秘密を隠して生活している現実の方が幸せなのかな。
ただ、流
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.6

エドガーライトなので鑑賞。カーチェイスと音楽の使い方が良かった。娯楽映画として感覚で観るには良作。音楽の趣味が合わないのと主人公が好きになれないので減点。