一定以上の体力を持つ人間はACSゲージが設定されており、そのため彼らを殺すにはゲージを溜めてスタンさせたのち致命の一撃を入れる必要があった。そこで登場した武具こそヌンチャクである
まずもってアバンタイトルオブザイヤー。「グランツーリスモは極めて精巧に作られたカーシミュレータである」という前提条件をぶち上げ、「では精巧なシミュレータたるGTのトッププレイヤーならば、現実のモーター>>続きを読む
原作未読。ジジイ同士の闘争という面が濃ゆすぎて悪魔王子がちょい負け気味なのだが、それでもこれはいいものだ。特に中盤の戦車戦は白眉の出来栄えで、スーパーパワーを持つベルゼブブがアシストキャラと化していた>>続きを読む
あまりに鬼気迫る描写にメタクソ泣いてしまった、私の負けだ。去年劇場公開をスルーしてしまったことが悔やまれるけど、今の自分だからこそここまでグッと来てしまったんだろうな
北欧異能対戦(団地限定)。本当に息が詰まる恐ろしい話な一方で「子供の無邪気さって怖いよね」と軽率には言わせてくれない芯の強さがある。
幼かったあの頃、無意味にアリの行列を潰して暮らしていたけれども、>>続きを読む
脚本は歪んでいる。主人公の記憶関連の設定はよく分からないし、ヴィラン連中もやたらと弱い。それでも神話的光景を描くことに成功していること、ゴーストライダーの異常なクールさとニコラスケイジのお茶目さ、墓場>>続きを読む
どこを切り取っても決まった構図のアニメーション、現代ファンタジー的世界観、そして主人公と恋人との関係や2人の間に起きた諸々の描写が素晴らしい。
話の方はその......まあ、テーマそのものは理解でき>>続きを読む
アクションそのものは最高。途中の長回しチェイスなどは特に必然性とかはないが、なくても素晴らしいものは素晴らしいものだ。しかしシナリオの至らなさがクライマックスのアクションにも悪影響を及ぼしていてション>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
2023/7/30追記
再見したら大幅に評価が上昇したので点数を付けます。初回では情報過多さに圧倒されていたのが、本筋を覚えていたおかげでだいぶ分かりやすく観ることができました。異世界転移以降がやや淡>>続きを読む
人類史に残るアニメーションの金字塔の皮をかぶった、闇のメタフィクション。俺たちは運命に抗うマイルスを拳を握りしめて応援するが、一方でミゲル・オハラ(かわいそうな成人男性)をいかがわしい目つきで消費して>>続きを読む
ラストシークエンスがヒーローオリジンになっていて大優勝した。そして続編との直接的な繋がりはないと知ってズッコケた。
チェイスシーンなど、若干のほほんとしてしまっているが、低予算であることに言い訳しな>>続きを読む
歌って踊って暴力する。これ以上ファミリーにおすすめできるホラー映画も中々ないのではなかろうか。カラッとした恐怖とジメッとした嫌さがちょうどいい塩梅あってとても楽しかった。本邦でも大ヒットしてほしい。
これは本当にいいアニメーション。明らかに作画枚数が足りてないし、車のモーションなんかは低予算を一切隠す気が見られないが、音や色使い、間や暴力への嗅覚なんかが非常に秀でている。ただ作画に崩れが少なかった>>続きを読む
話の内容に対して尺と予算規模がおかしい気がするが、この間と怪異のビジュアルのリッチさがスウっと効いてとても楽しかった。難解なお話をバッシリと1本の筋にまとめてくれるラストカットもGood
コンセプトはわかる。その結果として出力されたのがこれなのはちょっと、ちょっと待ってほしい。壮絶すぎる。
爆発と銃撃戦の迫力は凄まじいもので、これだけでも満足できるが、とにかくすごい体験だった....>>続きを読む
いくら何でも味わいが単調な気がするが、それでも破茶滅茶に楽しくてくどくならない所でスパッと終わるお祭りムービー。ノスタルジーを刺激する要素も多いものの、映像と音の魔術がすさまじくてそれどころじゃない、>>続きを読む
むかしむかし、まだ携帯電話が普及していなかったほどの大昔、アメリカという国が筋肉のエテルに満ち溢れていたころのおとぎ話......
完璧すぎて言うことがない。王道だけどありきたりじゃなく、そつなくまとまっているけど刺激に溢れていて、老若男女楽しめてマニアにも優しい。この完全さがかえって興行の足を引っ張っている部分はあるかもしれない>>続きを読む
冷たいディストピアと変な二丁拳銃武術をミルフィーユにするとヤバいアトモスフィアになる。名作です。
真の結末を映画に持ち越す意義があったかは疑問に残るが、2時間で手頃にオッドタクシーを再訪できる総集編としての価値は大いにあるだろう。やっぱり面白いなこのアニメ、ただ映画化にあたって省かれた遊びの部分こ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
灰原がメインヒロインなので蘭ねーちゃんがサプライズ暴力装置と化していた一作
とあるゲストキャラの関係性が素晴らしく、またラストカットがばっちり決まっていたのが高評価ポイント。大筋の部分は少し粗が目立>>続きを読む
恋愛モノとして非常に良くできていたと思います。家政婦の人は絶対いい空気吸ってる、うらやましい
そして「そういえばこの作品異能バトル物でした!」となった時の正気の失われ方も凄い、あとはアクションのクオ>>続きを読む
オープニングアクションで心を掴み、最高ヴィランであるウルフに心奪われ、そのまま最後までつっ走ってくれた大快作。人は死ぬしテーマはずっしりしているけど心の底から楽しかった!シュレックシリーズの記憶はもは>>続きを読む
ブラボー......おお、ブラボー.....!あの『スイス・アーミー・マン』で全世界を困惑と感動の嵐に巻き込んだダニエルズが、あれと大体同じやり口を進化させ、とうとうオスカーまで手が届く!
一本の物>>続きを読む
バトルシーンは「アクション」という概念を完全に舐め腐ったとしか思えない出来栄えで、その一点だけで本作は評価できない。どうしちゃったんだ庵野くん、テーマ語りとオマージュに傾きすぎてしまったのだろうか。>>続きを読む
ウオオオこれは......単純明快な話にしようとして変に複雑さが産まれてしまっている気がする......!惜しい!
しかし主演の面の良さと筋肉とアクションはすごく、それだけでも十分に観る価値があった>>続きを読む
適当につけたと思われていた邦題がそこそこ的を得ていた事が判明する辺りからグッと面白さが増す。グッドアイデアだけど、それだけに頼ってないので非常に好感度が高かった。あとは敵の魅力がもっと高かったら大満足>>続きを読む
構成はあまりよろしくなく、終盤のドラマも取ってつけた感じ。それでも一種の居心地の良さが支配していて、最後まで楽しく観られた。CGに頼らない生のアクションを撮りきった作家が、今度はバリバリにCGを効かせ>>続きを読む
高所への恐怖感は登りがピークで、事が起こった辺りからは慣れが生じてしまう。しかし地上600mから脱出するべくなけなしの知恵と道具を駆使する展開は楽しくてワクワクする。狭いシチュエーションで100分もあ>>続きを読む
原作未読、元とは別物になっているみたいだがこちらもこちらで「復讐鬼と化した岡田准一の英雄譚」として非常に面白い。暴力も露骨にPG12ナイズされているがそれ以外はよかった。あと会長さん割とガバくない?
終盤の決闘に物語が集約する構成で、その肝心のクライマックスが超COOLで満足でした。それ以外はほのぼのしたパートが結構多いし長い。座頭市そのものや当時の社会制度を知らない私にとっては意外に思える描写も>>続きを読む
何はともあれ映像と劇伴が白眉も白眉で、それ以外何も分からない。文字通りの折り返し地点で奇想の密度がグッと上昇してそこからずっと楽しいし、ラストバトルでその楽しさと複雑怪奇さが同時に頂点に達する。それに>>続きを読む
脚色の方向性が「おなじみのラストの悲劇性を高める」に統一されているので好感度の高い映像化。主人公のごんが完全に年頃の男の子と化しているのは、やりすぎなのではと引いてる心とそれでいいぞと腕組みしている心>>続きを読む
「本当に怖いのは幽霊ではなく人間だったのです」という常套句を何周もこねくり回してできた物語の軸がしっかりしててブレなく、その点好感度が高い。しかし演出のセンスが些か肌に合わず、カメラの切り替えが分かり>>続きを読む
単に思春期ラブコメとして見ても大傑作な本作の、その最大の成功は舞台設定だろう。例えば『君の名は』では大都会と超田舎という両極的なロケーションが描かれていたが、それらの中間にあたる「娯楽施設がショッピン>>続きを読む