こどもさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

4.0

ウェットスーツを着たお肌ぴかぴかのステイサムが海から引き上げられる。まるで産まれたての赤ちゃんのようなステイサムが歯ぐきを全開にしてオラウータンの様な笑みを浮かべる。
あかちゃんステイサムを拝むことが
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映画 けいおん!(2011年製作の映画)

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『けいおん!』は私にとって、アニメやボカロ、日本が誇る素晴らしい「オタク文化」の橋渡し役になってくれた作品でした。
当時の友人が「面白いからやってみろよ」って貸してくれたPSPのけいおん!のゲーム。
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バード・ボックス(2018年製作の映画)

3.3

音を立ててはいけないという状況は、『ドントブリーズ』のように、それを主軸とする映画でなくても、緊張感のある一シュチュエーションとして度々登場する。
音を立ててはいけない状況がどうして緊張感を伴うかとい
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死霊館(2013年製作の映画)

4.5

ヒェッ…
なんなんだこれは…実話!?!?!?
怖いというより、おぞましいという感じ。ただそれ以上に死ぬほど面白い。

ウォーレン夫妻のオシャレなシャバ感がイイ。お互いを信じて命を預け合っているただなら
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7号室(2017年製作の映画)

3.5

個人経営の個室DVD店。店内の細かい作り込みが功を成して、すえた臭いが伝わってきそうだ。あの雰囲気がすごく気に入った。

基本的にはドタバタものだが、ちょいちょい考えさせられる所があるような、無いよう
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ヴェノム(2018年製作の映画)

4.3

序盤のテンポはクソだが、中盤から一気に加速して面白くなった。

ただ、ポスターに書いてあることが全部うそ。
うそつきは性犯罪者のはじまり。良くない。
あとヴェノムが何考えてんのかいまいちよく分からない
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共喰い(2013年製作の映画)

3.3

「血縁」という呪縛から逃れられないひとびとの物語。
なんていうの?こういうの。予言の自己成就的な?
「変態父親の血を引く息子」ロールに自ら近づいてイッちゃうんだ。
にんげんは弱い。ありとあらゆるものを
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セッション(2014年製作の映画)

4.5

まぁ残念な邦題だこと…
この映画の中で『whiplash』という言葉が意味するものは1つや2つじゃない。本作を象徴するような秀逸なタイトルだったのに。勿体ない。

溢れんばかりの情熱を「狂気」なんて便
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不能犯(2018年製作の映画)

2.5

これは…伝説の作品『ピーチガール』の再来!?

以下、私の『ピーチガール』レビューから引用

「抱腹絶倒。人生で1度も笑ったことのない人でも、もしかすると笑えるかもしれない。私が映画館で笑いを抑えられ
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.2

悩みあぐねる思春期の美少年、コレは可愛いゾ~~
とぼとぼ帰路につくピーターの元に颯爽と現れて行きつけのバーに連れていく。ポツリポツリと悩みを語り始めるピーター、頬には一縷の涙…右手でウィスキーの氷をく
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

4.0

アラ、可愛い~♂

対どろぼう戦 みたいなスケールの小ささがほっこり落ちつく。コレに関してはどんな映画もそう。最強のウラガンキンみたいな圧倒的な敵を相手してる時よりも、いっぱいいるクソ雑魚一般人ヤンキ
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NERVE ナーヴ 世界で一番危険なゲーム(2016年製作の映画)

3.5

鬼のB級感を醸し出しているクセに終始ワクワクしながら観られました。

それにしても日本版のポスターだせぇなぁ
なんかフォントがダサい。世界一危険なゲームのとこ、メイド喫茶「アキバ絶対領域」のフォントに
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

5.0

初めの方はね、正直アレに似てるなと思ってたんですよ。ほら、アカデミー賞の作品賞とったさ。グリーンブッパァン!!!!!!!(弾け飛ぶ鮮血、脳漿、私の額を撃ち抜いたのは…NATO弾だった🇺🇸…)

「光
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サプライズ(2011年製作の映画)

4.0

ミヒャエル・ハネケが号泣するくらいの無差別カタルシス

『レッツサバイブ!~家に殺人鬼が入ってきた編~』みたいな感じでディスカバリーチャンネルの深夜にやってそう。
いや、いろいろためになる事がいっぱい
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チャッピー(2015年製作の映画)

3.5

チャッピーがチンピラに染まってソウルイーターのデスザキッドみたいな拳銃の撃ち方をする。「罪」の構えですねコレは…
あのチンピラ達がソウルイーターを見ていたということに驚き。しかもこの時代においてはもう
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ウィーアーリトルゾンビーズ(2019年製作の映画)

5.0

ハッキリいってこの映画が売れない日本はクソだ。
もっとまどろっこしいことをやれ。もっと自分がカッコいいと思う画を撮れ。無駄にキラキラさせるな。メンヘラから搾取するようなしょぼいテーマの映画ばっか撮るな
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.0

とても良い!!

南米先住民のコスモロジーのお話を思い出しました。
西洋では「自然」という手付かずの状態がまずあり、そこから「文化」が興隆していくという考え方が広く普及しています。しかし南米先住民は、
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マザー!(2017年製作の映画)

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とても評価できない。
聖書の内容が大方頭に入っている人は、まぁ見てもいいかもしれないが、知らない人は見なくていい。見るべきではない。途中で鑑賞中止して時間を無駄にするか、最後まで見たとしても本当に最低
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鉄コン筋クリート(2006年製作の映画)

4.5

無機質な夢色に溺れて死んでいく町と、シロとクロの物語

「宝町には餓鬼がいる。道徳を知らず血を好む餓鬼」

暴力性は元来、私たち全員が有している性質です。国家は「暴力を独占する」という、人類の歴史の
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町田くんの世界(2019年製作の映画)

1.0

俺は『町田くんの世界』を見に来たのに、このメガネの変人は一体誰?金返せよ。
もう内容に関しては親指を動かしてアレコレ指摘するのが億劫な程のうんちさ。

こういうのが来る度に日本映画界に対していちいち失
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アイ・アム・ロヒンギャ(2018年製作の映画)

4.0

沢山のフォロワー様に見て欲しい。

民族的アイデンティティを剥奪されるという事が、ロヒンギャ達の心にどれだけの穴を空けるのか、私たちには想像もつかない。
「無かった事にする」という態度は、何も生み出さ
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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

5.0

とんでもなく素晴らしい。

自然が美しいのは、合理的だから。弱いものは容赦なく淘汰され消えていく。アドルフ・ヒトラーは、この恐ろしいほどの圧倒的機能美を有する自然の摂理を、人間社会に適応させた。社会ダ
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.2

何が正直で、何が正直じゃないのか、これもうわかんねぇな(困惑)

愛を語るのは童貞。哲学するのは生きづらいから。

「飛べないことを
知らない連中が
飛んでいるのだよ

生きられない理由を
知らない連
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.4

I M A X で 見 ろ(啓示)

ほとんど演奏シーンだけの評価です。
登場人物に共感はあんまり出来なかった。とういうか共感するために必要なシーンがすっ飛んで
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

4.0

本物のAIとはクオリアを有するAIということなんだろうが…
メアリーの部屋という思考実験が劇中に登場します。結局さ、クオリアって何かに触れた時に脳内物質がドバーって出ていろんな化学反応が起きてやっと感
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.1

すごく素直な青春を見た。

『アデル』を見た時も同じことを思ったんだけど、誰かを好きになるということに、性別なんて本当に関係ないなぁと。性別によって、惹かれる気持ちを押さえつけなくてはいけないなんて、
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アンチクライスト(2009年製作の映画)

4.2

この作品は、多くの方が指摘されているような女性蔑視の映画ではないと思います。この映画の根底にあるのは、人間が抱える矛盾と弱さと傲慢ではないでしょうか。
贖いたいという思いすら1つの欲望だとしたら、人は
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

4.5

ティムバートン製フォレストガンプ!?
すこなんだ…♡♡♡

前に芸人さんが「お前達芸人は毎日どんなとこにいたらそんなにおもろいことに遭遇すんだってよく言われるけど、別に特別な場所に行ってるわけじゃない
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ありふれた悪事(2017年製作の映画)

4.3

30年前の韓国は常識が通用しない国だったんだね。メチャクチャにゲスいクズ国家。国のためという大義名分で当たり前がぶっ殺され、それが「正義」と称される。ちょっと想像を絶するカスさで引いた。

こんな汚い
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.0

特に残るものがない映画だった。

原作の内容だけでも2時間の映画に収めるのはかなりキツいものがあるのに、そこに監督の意向で追加した内容をねじ込むのは流石に無理があった。各所での説明不足感が否めない。
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

2.8

舎弟のみみみと鑑賞。

みみみは隣でグズグズ泣いててワロタ。お前、なんか疲れてんだな…

「なにもしないをする。それが最高のなにかに繋がる」みたいな名言?いまいち私には刺さらず…

だってここ、100
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エコール(2004年製作の映画)

4.3

皆さんお久しぶりです…!!!
映画はコンスタントに見ていたんですが、赤の似合うショートカットの女性(非ロリ)にお熱でして、レビューをなかなか書けないでいました。
1人の女性の事ばかり考えてしまうことを
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

4.0

なんかフリスクのCMみたいだなぁ…
って思ってたんだけど、しっかり後味を残す良い映画でした。
タイトルから受けるイメージと映画の内容が異なってて虚を衝かれた。素敵なサプライズだった。

僕にも破壊衝動
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

5.0

映画を見て泣くのが嫌いだ。
素直になるのが怖い。心を動かされるのを認めたくない反抗心が生まれてしまう。この映画は、そんな僕のキュッと閉じた心を優しく解してくれた。それで滅茶苦茶自然に涙が出た。心ってこ
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