しまりんが社畜化し、野クルが土建屋として大成する大人映画だった。しまりんが取材と称してセルフ聖地巡礼してたのがよかったです。野クルみんなが自分と同業者みたいに見えてしまい働いてる気分に。どっと疲れた。>>続きを読む
ちんちんが出てこないのでマイナス1点。
古川琴音さん(と芦田愛菜さん)目当てで。
おばあとJKのシスターフッドもの、マクガフィンはBLなのだけどBLでなくとも成立する。好きには恥も年齢も巧拙もないと>>続きを読む
マクガフィンとしての「My way」のカセットテープがアゲハたちの生活を築き、壊していく。アゲハは壊れた生活を取り戻そうとするも失敗。資本主義世界の通貨を巡る人間の欲について。良くも悪くも90年代の空>>続きを読む
令和のスキゾキッズにとっては退屈極まりない。きっとマイクミルズは映画が好きではないのだろう。
どこかのゼネコンが建てた当たり障りのないウェルメイドビルのような無味無臭の映画。全部だめ。
人生に悩んだ>>続きを読む
生々しすぎる。人には人のザ・ノンフィクション。映画は綺麗な女優やかわいい少女やカッコいい俳優を撮るものだという概念を打ち破るキャスティングの妙。「ハレ」としてのSNSイキりが一切無くなったら実は我々平>>続きを読む
ゴダール。ヌーヴェルヴァーグの影響をもろに受けた黒沢清2作目。寺山修司感も。日活ロマンポルノ用に製作され公開中止となった『女子大生・恥ずかしゼミナール』に追加撮影・編集させ完成させた作品。
「恥」を>>続きを読む
今は絶対に撮れないイカれたシーンの連続、相米らしい長回しの多用。イカれた脚本でも身体が勝手に高揚感を覚えるのは相米が役者ではなく人間を撮っているからなのか。
オープニング。チャイムが鳴る。1階から4階まで全階の教室から生徒が飛び出し並行移動するカットが平面グラフィックのようで美しい。ウェス『フレンチ・ディスパッチ〜』のオープニングみたい。一応建築畑なので学>>続きを読む
特撮や仮面ライダーは全く詳しくないのですがドンブラザーズとの二本立てだったので予備知識一切なしでそのまま鑑賞。家族みなが仮面ライダーに変身できる仮面ライダー一家の物語でした。
スタントや爆発など見せ>>続きを読む
舞台挨拶つき。
映画内で映画を撮影するという映画は数知れないけれども、その中でも最もメタっていた。
演じつつ、突然演じることを放棄しそれでも演じているので<撮る/撮られる>、<見る/見られる>の概念>>続きを読む
車泥棒で女を口説き続ける男と新聞記事で理屈をこねくり回す女の、まあめちゃくちゃどうでも良い話。
男女の車の中での会話で用いられるジャンプカットはシークエンスの短縮を狙っている。YouTuberが多用す>>続きを読む
このままだと一生観ない名作観てみましょうシリーズ
『シャイニング』のジャックニコルソンばりの顔芸映画。ラスボス戦の鏡の間的な空間、多角形に鏡置いてるだけだから惑わされないでしょ、アフレコの精度が甘く>>続きを読む
ユキとニナの希望に満ちた家出。フランスの田舎町の森のトンネルを抜けると日本の田舎町に繋がっていて、トトロ。森の神秘性。ニャアニャアニャア!
5つのセクションに分けられた時系列をシャッフルさせパズルのように合致する瞬間に脳汁溢れる群像劇の先駆的作品、ぶっ飛びギャングクライムもの。永遠どうでも良い話をしつつ有象無象の映画オマージュが散りばめら>>続きを読む
図らずもスペイン語圏コロンビアが舞台の映画を2作連続。ライフルを肌身離さず生活する少年少女たちがフランクにぶっ放しててスカッとする。要所要所の小物や洋服を見ると文明も発達してる。その割にはサバイバルだ>>続きを読む
アンテナ女とハードディスク男のセカイ系映画。
ひたすら睡魔との戦い。後半怒涛の環境音で畳み掛けてくる。隣のおっさんは9割寝てエンドロールで帰っていった。幸せそうだった。
アピチャッポン、まともな映>>続きを読む
はっかにぶんのいち
実虚がカオスに入り乱れる映画についてのメタフィクション。考えごとをしながら観たせいか全く理解できん。女性蔑視、権力に群がる女、園子温の夢想を映像化したような映画。ユングやフロイト好>>続きを読む
ドライブマイバス。日本映画の最高到達点の一つ。映画って素晴らしい。
海が左右に広がる道路が北海道にあると聞いていたのに福岡にもあるなんて。
タモリ倶楽部。
ヴィムヴェンダースなりの小津と東京を巡る撮影記。
小津の墓には名前がない。ただ漢字が一字。”無”
霧、教会、廃墟、水、緑、炎、犬。
タルコフスキーっぽい映像ってなぜタルコフスキー映画でしか観れないのだろうか。
途中、霧の中に浮かぶラピュタのような集落に目を奪われた。
研ぎ澄まされた映像美だけでお>>続きを読む
絵に描いたような不貞野郎・富岡と富岡に固執するゆき子。戦後間もない頃の不倫ものなのだけれど、キスさえカメラで捉えることをしないのでまあ艶やかなこと。様式美と言って良い。
ようやく死化粧をする色男・富岡>>続きを読む
すごく違和感の残る映画だった。拗らせた非モテ野郎を怒らせると恐いぞ、という暗い映画。
帰還兵のトラヴィスの正義感はどこかずれていて、観ているこちらがイライラするのは社会や戦争からくる孤独のせいなのか>>続きを読む
普通に名作。動物ものには弱いの抜きに良い。母親が蒸発して父親殺されて身寄りが馬しかいないチャーリーのプチクライムロードムービー。チャーリーは素直で寡黙で芯があって好き。孤独の中でピートに話しかける気持>>続きを読む
ベルリンの壁、モノクロ/カラー
人間に寄り添う天使は見守るだけで何も出来ない。天使に自我が目覚める。ハマらんかった。
こちらもバリバリのホンサンス会話劇。
他人との間にある「壁」のようなものが消える瞬間に立ち会うことって人生でたまにやってくる。この映画はあの超ロングショットでその「壁」が無くなるまでの一連のやりとりと>>続きを読む
のっけから最後までホンサンスだしのっけから最後までタバコ吸ってる。『春原さんのうた』とまではいかないけれども章間の余白が大きくて会話劇の断片から観る側の想像力を働かせるような行間を読む作り。にしてもち>>続きを読む
男だの女だの愛だの恋だのを超越した凪物語。絶対的他者をあるがまま受け入れることで生まれる親密さ、信頼の美。世界みんなこれでいいじゃん!
ラスト5分の名シーン。文字通り、水面下で起こることしか映さないそ>>続きを読む
冒頭から意味ありげにフィーチャーされてた黒髪の子が早々に離脱したっきり戻ってこなかったのが残念すぎる。人生で絶対に交わることのない陽キャ女達の悪ノリやハメ外しについて。めちゃくちゃ嫌いなんだけど途中か>>続きを読む
最高。1924年、これも約100年前。劇中映画の展開、をもうやってる。
(バナナの皮で転ぶクリシェは100年前にもあったんだ、と思いきやチャップリン『アルコール先生海水浴の巻』(1915)が始めらしい>>続きを読む
約100年前の1920年。バスターキートンの20分ほどのサイレントコメディ。超おもしろい。結婚した夫婦が一週間で家を作る。と言っても普通の家ではない。一軸回転運動祭り。壁が、キッチンが、そして家が回転>>続きを読む
近代化や機械化が進む1936年の資本主義への皮肉が現代にもそのまま通じる末恐ろしい映画。チャップリン初のトーキー(主にラスト)ながらサイレント的に字幕も多用。
機械のように働いて頭がイカれて精神病院>>続きを読む
パリにつくりこまれたセットの中で撮影したという。
ストーリーがあるような無いような、使用人の一日一日を淡々とゆったり描く。パリの中のベトナムという入れ子のような環境を意識すると、不思議な感覚になる作品>>続きを読む
直方体真っ白ケーキ、いつかつくりたい
雪納豆、いつかやってみたい
相当な手間ひまかかる農業従事者に感謝、なんでも自分で作りたがる私でもとても真似できない生活。
舞台が八幡平近くの村なんだな。
実家がやや近いこともあり、懐かしさを感じるシーン多々。農村回帰やスローライフ、丁寧な暮らし、みたいな美辞麗句を余裕で超えた橋本愛の自給自足っぷりにビビる。マメな人じゃな>>続きを読む
オペラ歌手で堅気の息子アンソニーがコルレオーネ村に伝わる古いシチリアの歌〜とか言って「愛のテーマ」を弾き語りで歌っていて、1のマイケルの亡命時からなんでシチリアになるとこの曲流れるんだ?という疑問がや>>続きを読む