暗躍するぱんだーにゃ3世さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

暗躍するぱんだーにゃ3世

暗躍するぱんだーにゃ3世

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ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)

5.0

公開当時、ものすごく話題になっていたけれど、なんとなく敬遠してそのままだったので、見放題終了前に見てみようと。

ただ絵面と音楽が美しいだけの難解陰鬱オシャレ映画だと決めつけていた自分を恥じる気持ちで
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ボウリング・フォー・コロンバイン(2002年製作の映画)

5.0

マイケル・ムーアはしつこいね(褒め言葉)。もう20年前なのに、あれから何か変わっただろうか。
アニメーションで乱暴にまとめられていたアメリカ建国史が、そんなに間違ってないのがまた。

タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

4.0

最初の30分、ワンオペ育児に追い詰められていく様がリアリティありすぎて苦しかった。
夢のようなナイトシッターのお陰で生気を取り戻したね!やっぱり寝なきゃだめだよね!なんて途中までは思っていたのに。辛す
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ロード・オブ・ウォー(2005年製作の映画)

3.0

哀愁漂うニコラス・ケイジを堪能できる作品。深く味わっても、サラッと流しても。

ファイナル・カウントダウン(1980年製作の映画)

3.5

本物を使っているところ。カラーギャングをたくさん見られるところ。オチなどはとても良い。
真珠湾がトラウマなんだね。いかんせんいまいち地味なのがね。

レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

4.0

実は観たこと無かったので、見放題終了前に。
つっこみ始めるときりがないけれど、大変魅力的な映画でありキャラクターであることがよくわかった。ちょっとオカルト入るところとかナチスの扱いとか、あの頃感がもの
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あまくない砂糖の話(2015年製作の映画)

4.0

内容に偏りはあるが、有用な視聴体験だった。砂糖は全て悪ではないが、控えたほうが良いと自然と思えてくる。
健康的だとなんとなく思っているものも、実はそうではなかったり。低脂肪ヨーグルトとシリアルとか、ス
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

5.0

元ネタ全く知らず、事前情報も入れないまま家族で観て、ちゃんと最初から最後まで面白くて、観終わってみんなで楽しかったと言い合える、そんな最高の映画。吹替で観たけれど、キャスティングもとても良かった。死体>>続きを読む

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.5

少年が早く大人になりたくて背伸びして不良の仲間になっていく話。意外にもあまり親目線にはならず、あの頃の息苦しさや、大人になることへの憧れや怯えなどの感情を蘇らされてしまった。
音楽も映像も美しい。観て
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空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

3.0

普通に面白く観られた。
当時のニュースでかなり憤りを覚えた事件だったので、実話ベースのフィクション作品とはいえ、関係者はそれぞれ、ニュースに表れなくても苦しかったよだろうなと胸が締め付けられるようであ
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

「シン仮面ライダー」観たあとに、もう一度「シンゴジラ」を観たくなって。

やっぱり面白い。ちゃんと面白くて売れるものを作って、その実績と資金をもとに自分のやりたいことをする。口で言うのは簡単だけど、で
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

仮面ライダーは子供の頃に、弟が見ていたのを見た、くらいの距離感で観に行って、ちゃんと楽しかった。
台詞が聞き取りづらい箇所もあったし、ラスボス戦よりもその前のほうが盛り上がっていたり、減点しようと思え
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

壮大に見えるが卑近なスケールで、バカなんだけど意外と知的なスラプスティックSFコメディ。
もっとめちゃくちゃに振り切っていても良かったのに、案外いい感じにこぢんまりまとまっていた。好評なのはそのあたり
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エゴイスト(2023年製作の映画)

5.0

演技力にただ圧倒された。ちょっと歩いただけで、鈴木亮平ではなくてゲイのサイトウコウスケだとわかる。
ゲイカルチャーは知らないのに、伝わってくるリアル感。だから、恋することやままならぬものへの苛立ちと無
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バビロン(2021年製作の映画)

5.0

豪華絢爛なカルト映画。映画愛に溢れているけど、そういえば愛ってただ美しいものではないよななんて。

ストーリーは意外と単純。だけど、あらすじだけでは全く伝わらない映画。いまどきなかなかないくらい喫煙と
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.0

美しく、余白の多い映画。

人間関係は苦しい。嫌うのも嫌われるのも苦しい。出ていけないのも苦しい。出ていくしかないのも苦しい。

つい笑ってしまう場面も多かった。「神父になんてことを言うんだ!地獄に落
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ヒトラーのための虐殺会議(2022年製作の映画)

5.0

すごいものを見た。作る意義も、観る意味もある映画だった。

例の会議の議事録をもとに作られたらしいけれど、かなりの確からしさを見る側に与える作りになっている。
いくらでもエモーショナルにできるはずなの
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さんかく窓の外側は夜(2021年製作の映画)

2.0

原作読了。キャラの解釈違いが凄い。無駄に黒い服にこだわってみたり、意図がつかめない。世界の作り込みが浅いというか。

しかし、原作を改変し蹂躙するつもりはなさそうではあったので、不快感はなく最後まで見
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キラー・エリート(2011年製作の映画)

3.0

実話ベース云々は置いといて。ステイサム鑑賞としては良かった。椅子に縛られたままのアクションシーンが面白い。デ・ニーロはどうしてこんなに渋かわいいのでしょうね。

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

2.5

キアヌ・リーヴス好きだけど、前作はあまりはまらなかった。今作のほうが面白かった。

アクションはかっこいいし、その世界の掟みたいなのも良いのだけど、なんか単調で眠くなってくる。評判通りとは思えない。こ
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ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

恋愛にギュッと絞ったベンジャミン・バトン。絞ったことと、主演二人の良さが功を奏していて、何も憚らずうっとり憧れて泣ける系の恋愛映画。

泣き喚いたり怒鳴ったり死んだりしないところはとても良い。

シス
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グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告(2020年製作の映画)

3.0

期待した通りのものが見られる。予想を裏切ることはないが、退屈せず最後まで見られる。そんなコメディ。

どうでも良いけれど、アマゾンプライムで字幕版選択しても吹替なのはなぜだ。これで2作品目。

フェイシズ(2011年製作の映画)

2.0

悪くはないけれど、犯人は割とバレバレな上に推理もないのでミステリではなかった。ミラ・ジョヴォヴィッチ鑑賞作品だと思えばまあ。相貌失認をどう活かすのかと思ったけれど、あんまり活かしきれてないような。ラス>>続きを読む

ハスラーズ(2019年製作の映画)

3.0

幸せになりました、めでたしめでたし……というお話にはならないのが最初からわかっているけれど、意外と爽やかな後味に仕上がっていた。彼女たちは犯罪者だけど、被害者側も割と自業自得だし。友情というか、疑似家>>続きを読む

ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

4.0

ホラーとコメディは紙一重というか、強度が違うだけで同じなのではと思えてくる。テンポはサクサク。入れ替わり演技がとても良いし、再度入れ替わってからの成長を感じさせる表情も良い。

クレイジー・フォー・マウンテン(2017年製作の映画)

3.0

ひたすらに美しく恐ろしい山。それだけ。

何か学びとか教訓とかストーリーを求めて観ると退屈かも。

ただ美しいものが見られて、私は満足。

あなたの、私のクリスマス?(2022年製作の映画)

2.5

この時期、何も考えずボーッと観るのに良いのでは。
エンディングの家族ワイワイ感とか、コテコテのクリスマスアグリーセーターとか。

少林寺木人拳(1977年製作の映画)

3.0

ものすごく土臭く芋臭いジャッキーのカンフーアクションが見ていて楽しい。

ポリス・ストーリー 香港国際警察(1985年製作の映画)

5.0

2連続でゴールデン・ハーベスト。前半のアクションが圧巻。

五福星(1984年製作の映画)

5.0

キレのあるカンフーアクションと、ゆるめでベタなコメディ。若い頃のジャッキーやサモ・ハンやユン・ピョウがワチャワチャしていて楽しい。
「ダディ!」「英語はやめろ!」「お父さん!」「グッド」このテンポは笑
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パラレルワールド・ラブストーリー(2019年製作の映画)

2.0

原作未読。
パラレルワールドものだと思ったのに、嫉妬と執着の話だった。話の畳み方が気持ち悪い。暗い中で割れ物の始末をしないほうがいいと思います。なんかやたらと画面が暗かった。

ラン・オールナイト(2015年製作の映画)

3.0

筋立ては凡庸だけど、全てはリーアム・ニーソンが良すぎて加点してしまう。

漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

3.0

原作未読。期待していなかったが、思ったよりちゃんとしていて、良かった。
吉本新喜劇をジブリ映画っぽくやったら、ジブリのもつ変態性が抜けてシスターフッド映画になりました、みたいな。見ていて気持ちの良いア
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

4.0

よくできていた。クリスマスキャロル的ラブコメだけど、ビタースイートでちょっと切ないところが良い。ケイトがとてもかわいい。チラッと出てきた本がカート・ヴォネガットの「猫のゆりかご」だったところにニヤリ。

グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

3.0

とにかく暗く汚く美しい中世を堪能できる作品。語り口も中世っぽいというか、あんまり説明してはくれないし夢か現かよくわからないし辻褄があっているんだかなんだかわからないまま投げっぱなし感はある。嫌いではな>>続きを読む

砂漠でサーモン・フィッシング(2011年製作の映画)

3.0

大変見やすくわかりやすい。英国ジョークも良し。シャリフがものすごくイケメンだった。ロバートとメアリーの噛ませ犬二人がちょっとかわいそう。全体的に薄味。