暗躍するぱんだーにゃ3世さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

暗躍するぱんだーにゃ3世

暗躍するぱんだーにゃ3世

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赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

4.0

このくらい浮世離れして美しい二人であれば成立する物語なのだなと。これがヘテロカップルだとまた受け取り方が変わるのが面白い。後半のアレックスのスピーチは素晴らしかった。

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.0

口直しに。

アン・ハサウェイは最初から可愛いやろがいという点以外、何も文句はない。
自分たちが世界のトレンドを作り出しているという強烈なプライドとプロ意識。それを容赦なく他人にも求めるから悪魔なんだ
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ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

2.5

平日なのにまあまあの客入り。しかも、あまり映画館では見ないタイプの人が多かった。

原作は好きで、ドラマは全部見たけれどちょっと気に食わないところがあって映画を見るかどうか悩んでいたが、興行も好調みた
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マイアミ・バイス(2006年製作の映画)

2.5

コリン・ファレルにジェイミー・フォックスにコン・リーが出て、場面ごとにかっこよくて、トレーラーも期待させて、それでいて薄味というか、こんなにスン……と終わるとは思わなかった。この系のお話は、見せ場はも>>続きを読む

少林寺三十六房(1977年製作の映画)

5.0

家族でなんとなく見始めたら、面白くて最後まで見ちゃった。単純明快なストーリー。キレのあるアクション。おそらくあの頃の少年漫画に多大な影響を与えたであろうと容易に想像させる謎修業。そしてとにかく出てくる>>続きを読む

キャノンボール(1980年製作の映画)

3.0

なんとなくどんな映画なのかは知っているけれど、見たことなかった(親に見せてもらえなかった)映画を見つけたので。
あの頃のオモシロが詰まっている感じ。出演者を知らないと、多分全然面白くないやつ。

オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

4.0

JJが有能過ぎる。

「ハンドル」の正体も、諸々の攻略の仕方も、敵味方の造形も、イマドキというか、ちゃんとアップデートしてますよ感はある。それぞれのキャラも魅力的。台詞回しもお洒落で、ダレ場もなくサク
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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

5.0

傑作であった。リアリティとフィクション、緻密と省略のバランスとメリハリが素晴らしい。ラスト近くの、メンフィスで一人語りするところは完璧。
生き延びて、息をする。潮が何かを運んでくる。

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.0

リチャードが、ファービーを擬人化したみたいな顔で何かする度に、なんとなくうっすらイラッとするというか、ヴァルネラビリティ高い感じがものすごく上手いと思った。

アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.0

主演のトム・ホランドは軽快で見ていて楽しい。女性陣の動きが悪くてもったりする。

お話は悪くないけれどなんとなく惜しい。つまらないわけではないけれど、味が薄いというか愛が足りないというか。

アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

4.0

アマゾンプライムにはひどい吹替版しかない。

原作小説が翻訳された時にちょっと話題になってその時に読んだ覚えがある。その時の読後感よりもよほどすっきりしているのは、美しいクリスチャン・ベールを堪能でき
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デヴィッド・ボウイ 最初の5年間(2019年製作の映画)

4.0

売れる前の、周りから売れるとは全然期待されていなくて、でも世界的なスターになりたくてもがくデヴィッド・ボウイ。知らない話が多くて面白かった。一番好きな「スターマン」が流れたから満足。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.0

美しい映画。美しい風景と、美しい主演二人(特にティモシー・シャラメ)。だけど、要はラストの父親の語りだと思う。少し言葉にし過ぎだけれども、思春期の、失恋ほやほやの息子の魂に届く語りかけができる親が果た>>続きを読む

ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

5.0

続編として満点!ちゃんと愛していて、しかも次世代に繋いでいく感じが良かった。
主役の子がとてもキュート。
怖い話が大の苦手な子が、それでも全部見て、「幽霊が出てくる話の中では一番まし!」と評していた。
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ハンナ(2011年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ニキータみたいなものを想像すると、ちょっと違ったけれど、とても魅力的な映画。ロード・ムービーみたいな。
スペインで男の子とちょっといい雰囲気になっ…のところや、グリムハウスで襲撃される前の少しリラック
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

2.0

わかりやすくこれみよがしな演出のお陰で、長いわりに最後まで見られたけれども。
合理的ではない行動ばかりの感情的な主人公。あからさまな日本人への差別意識。汚くて貧乏くさい家々。出てくるのも嫌な奴ばかり。
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ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

5.0

ホラー映画として見たら、割りとお約束どおりに物事が進むけれど、唯一それを邪魔するのが主人公のニコラス・ケイジ。一言も喋らず、約束を果たしていくさまが常軌を逸している。クールとかそんなんじゃなくて、行動>>続きを読む

AVA/エヴァ(2020年製作の映画)

2.0

悪くはないけど、全体的に惜しい感じ。家族とか過去とか組織とか任務とか、ふわっとなぞってるけどそれで済ませていいのかな。最後の対決が全然何の情動も呼び起こさない。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

劇場で、予備知識無しで見たときのインパクトはなかなかだった。

今回はおうちでリラックスして、何が起こるか知っている状態で見て、やっぱり面白くて。

あの圧の中での性交が、一番気持ち悪くて怖かった。一
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355(2022年製作の映画)

3.0

やりたいことはよくわかるし、悪いところがあるわけでもないけれど、何かが足りないこの感じ。ペネロペ・クルスが美しかった。

皆殺しの流儀(2014年製作の映画)

4.0

イケオジを堪能できる映画。対比構造も展開も至ってシンプル。たまにはこんなのも良い。

ユナイテッド93(2006年製作の映画)

5.0

世界のありかたが変わったあの日の出来事が、まるでドキュメンタリーのように描かれる。本人役も多数出演。何がおきるか知っているからこそ、涙が出て、気持ち悪くなりながら目が離せなかった。映画的演出を極力排し>>続きを読む

ワン チャンス(2013年製作の映画)

3.0

奥さま良い人過ぎる。こんなに可愛くてウイットに富んで献身的なんて。
基本的に実話ベースで歌声は本人らしいし、見ておいて良かった。

テリー・ギリアムのドン・キホーテ(2018年製作の映画)

4.0

虚実綯い交ぜというか、夢と現実がシームレスみたいな感じがとてもうまくてよかった。ちゃんとドン・キホーテだったし。

クレイジーホース・パリ 夜の宝石たち(2011年製作の映画)

4.0

やっぱりフランスの人はお尻と脚が大好きみたい。

とにかく女性の美しさをどう表現するかにこだわっているのが面白かった。衣装の素材や照明の当て方など。フランスの人の、お仕事のときの自己主張話法もとてもユ
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.0

予想外に変な映画!鏡を使った見せ方や、メイクで変化をわかりやすくみせてくる感じはかなり好き。
最初のタクシードライバーや、寮の意地悪4人組の嫌な感じは、心に来るね…。

マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2009年製作の映画)

5.0

特にファンでもないけれど、流石にキング・オブ・ポップの代表曲は知っている。「バックコーラスの歌姫」つながりで観てみた。
想像以上の人数が関わって、本人もアイディアを出しながら繰り返しリハーサルをして作
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バックコーラスの歌姫たち(2013年製作の映画)

4.0

ふんだんに流れる美しくパワフルな歌声や、当時の映像だけでも観ていて楽しかった。そして楽しいだけではないショービジネスの世界。
父が牧師で、小さな頃から聖歌隊で、というのが典型的なのか。知らなかった。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

最大の謎は、「君たちはどう生きるか」関係なくない?というところかな。わざわざ往年の名著を持ち出さなくても、宮崎駿やジブリは既に十分重み付けされていると思うけれど。
ただし、「君たちはどう生きるか」を読
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

4.0

変な映画だった。嫌いじゃない。けれど、人様におすすめもできない。映画館で見ていたら腹を立てていたかもしれない。
ロニーの訳知り顔で冷静なところが気持ち悪くて良かった。Wi-FiとかBluetoothと
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GODZILLA ゴジラ(1998年製作の映画)

2.0

ゴジラだと思うと不満しかないが、昔のB級映画だと思うと腹は立たない。ただ、あまり面白くはない。敏捷な身のこなしで走るアレをゴジラと言われても。恋愛要素は要らない。魚の解像度低すぎ問題。総じて、ゴジラへ>>続きを読む

ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

3.0

豪華な舞台と実力派俳優陣を使って、一本調子の謎解きクエストを3時間弱観た。公開当時に観たらまた別の感銘を受けるかもしれない。

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

5.0

子供の頃に観た映画を、あの頃の私と同じくらいになった我が子と観た。

あの頃には気づかなかった、それぞれが抱えた鬱屈や、きらめきなど、泣けて仕方がなかった。

子の目線では、子どもなのにタバコを吸った
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.0

ブレードランナーの続編として大正解なのでは。前作の踏まえ方やブラッシュアップの流儀など。美しいシーンが多かった。

ただ、なぜか何度も見返したくはならない。完成度や美しさではむしろこちらの方が上かもわ
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ガール・オン・ザ・サード・フロア(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

なんか嫌なことが起こりそうな感じの出し方がうまい。ただし、怨霊的な嫌なことというよりは、生理的にキモチワルイ路線なのが評価を分けているのかも。犬かわいそうなのも。
衝動的で暴力的なドンなので、てっきり
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