ペペさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ルパン三世 VS キャッツ・アイ(2023年製作の映画)

3.5

ルパンのサントラは何回聴いても良い!条件反射で体内のDNAが反応するう!

麗しきキャッツ・アイとそれを包み込むようなダンディ炸裂のルパン、次元、五ェ門のコラボ!知が伴うからこその色気だと知らしめる不
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コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

3.5

最悪な出会い方なのに、気付いたら一番わかり合ってる二人。

1年くらいかかりそうなストーリーを短期間で生み出せるのも、寝台列車が持つ魅力ならではなのかもしれない。

ヘルドッグス(2022年製作の映画)

3.5

潜入してる警察官がみんなちゃんとのし上がってて有能すぎる。

逆に言うとヤクザの方は、名探偵コナンの黒の組織ばりにガバガバです…(笑)

無垢の瞳(2022年製作の映画)

3.0

キリストの厳かな雰囲気の中、突如女の子がケーキを床にぶん投げるシーンで笑ってしまった(笑)

ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

3.5

この監督、またやってくれましたわ(笑)

実に奇妙な世界観で描かれた『ライトハウス』のロバート・エガース監督最新作。

まず前作よりは非常に物語がわかりやすい。復讐モノという前提があるので、映画に置い
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バビロン(2021年製作の映画)

4.0

情熱のパーカッション&トランペット&サックスがたまらない。これだけでも最高の高揚感を得ることができる。

そこにブラピやマーゴット・ロビーらが体当たりの演技を披露!ハリウッドが最高潮に盛り上がっていた
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.0

出てくる全員いいキャラしてて最高!

モブキャラにもそれぞれのストーリーがあるっていうのが、正に現実世界はその通りであり、多くの人との繋がりがあって生きていく中で、相手の事を思いやる大切さを、ポップに
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Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)

3.0

仮面を被った男、“V”とは誰なのか?ラストシーン、ナタリー・ポートマンの答えがカッコいい。

復讐(vendetta)が大きなテーマとなっているこの映画のメッセージだ。

search/サーチ(2018年製作の映画)

3.5

画面だけで進むサスペンスなんて成立するんか?と思っていたら、これが見事に面白い!

むしろ画面オンリーという縛りが、独自のトリックと展開をみせる。

そしてWindowsの起動音に懐かしさを覚えること
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.0

ポスターや予告から伝わってくる、島の閉塞感・不信感。そこでどんなミステリーが?事件が?

と思っていたら、思わず笑ってしまう秀逸な会話劇が繰り広げられる。

この時代、この場所だからこそ引き込まれる言
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カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

4.5

自分が行動していないだけなのに、今の窮屈な環境に辟易する、といった感情は青年期もそうだし、なんなら大人になってもあるもの。そんな時に自分の背中を押してくれるものは?

家族?友達?恋人?

いやいや、
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非常宣言(2020年製作の映画)

4.0

『パラサイト 半地下の家族』や『モガディシュ 脱出までの14日間』の時も思ったこと。この手の韓国映画の娯楽性とストーリー性の両立は絶妙だ。

飛行機トラブルによって無重力状態に陥る映像もパニック映画的
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RRR(2022年製作の映画)

4.0

喜怒哀楽すべて詰め込みましたー!なのにこの成立しようは何なんだ…!

キレキレのダンスが炸裂した劇中歌のナートゥは、ゴールデン・グローブ歌曲賞受賞!この映画から溢れ出る熱いエナジーを象徴するようなダン
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百円の恋(2014年製作の映画)

3.5

自堕落な女性がボクシングに出会い、何かに目覚めたように夢中になる🥊

安藤サクラの体づくりに役者魂が伝わる。撮影期間中にブヨブヨ体型から引き締まった闘う身体にもっていったのは凄すぎませんか!?

何か
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.5

生まれつき耳が聞こえないプロボクサーという難役に挑んだ岸井ゆきのが素晴らしかった!

BGMはなく、主人公にはほぼセリフがない。表情や息づかいが浮かび上がり、その微妙なニュアンスが、ボクシングの激しさ
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

5.0

思わず唸る面白さ。

3人の視点から映し出される1つの事実。そこには、ニュアンスの違いが生じてくる。しかもそれが、お互いがお互いを知る関係性で起こったとある事件。いやはや、重すぎるって…

解決方法は
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キングスマン(2015年製作の映画)

3.0

高級テーラーの仕立て屋さんが、実は凄腕のスパイだった…紳士的な振る舞いとは裏腹に、見せ場のアクションはキレキレ!武器も男心がくすぐられる。

とんでもなくグロいシーンになりそうな所がポップで軽やかで、
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タロウのバカ(2019年製作の映画)

3.5

YOSHIさんの演技すごかった…何されてもおかしくないという恐怖感が爆発してた。惜しい人を亡くしてしまった。

死ぬって怖いの?悲しいの?っていう実感は、タロウのような境遇の人でなくとも、実際に身近で
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.5

母と娘が衝突し、父が仲裁。絶妙な手助けをする父に拍手👏

思春期の不安と葛藤そして希望が、色んな登場人物を介して描かれる。

親を裏切るようなことをしても、母はやっぱり子が心配なんだなあって。娘を空港
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.5

まずそもそもメニューの内容が突き抜けすぎてて面白い(笑)十何万円であれ出されたら食べログ1点付けます。

というのも束の間、ある料理からこのレストランが“普通じゃない”ことが浮き彫りになっていく。
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.5

背景に映り込む細かい所までこだわって描かれている画面は相変わらず凄いし、映画への没入感を格段に高めてくれた。

ジブリオマージュのシーンや、思わずクスッと笑ってしまう演出も楽しかった。

一つ言えると
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.5

心震えるオープニング。

故チャドウィック・ボーズマンの意思は、家族、そしてワカンダに確かに引き継がれた。

リードシングル「Lift Me Up」を提供したリアーナが物語のテーマに完璧にマッチ。アー
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

4.0

アフリカの雄大な自然の中に現れるワカンダの近未来都市。祖国を守るのは国王であり守護者でもあるヒーロー「ブラックパンサー」だ。

ヒーロー×アフリカの掛け合わせが最高にカッコいい。屋台通りの映像や特徴的
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PIG ピッグ(2021年製作の映画)

3.0

ポスターのイメージで行ったもんだから、てっきり復讐心に燃えた男が殴り倒してでも豚を取り戻す的なことかと思ったら、まさかの相手の心に訴えかけるアプローチでした(笑)

千年女優(2001年製作の映画)

3.5

現実のインタビュー現場と過去の回想が入り混じるストーリー展開がすごい…奇をてらうという感じはなく、キャクターにユーモアあるし、何より純粋な愛の物語に心打たれた。

むしろ淡々とした回顧録では、この面白
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.0

鑑賞後、頭に残ったシーンやセリフから、色々と考えを巡らす楽しさがある。にしても、情報はかなり少ないわけだが…それと強烈なビジュアルインパクトがあり、妙な居心地の悪さがたまらない。

羊は四足歩行がやっ
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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

2.5

特異なストーリーの面白さを活かすためには、映画内の出来事や美術、セリフ等で脇をもっと締めないと、全てにおいてリアリティを感じなくなってしまう。個人的には余計な演出が目立ち、あまり入り込めなかったかなぁ>>続きを読む

007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

3.5

長年続くシリーズだけあって、面白かった!ダニエル・クレイグが渋カッコいい…敵役似合うなぁのマッツ・ミケルセン。

タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

3.0

死ぬたびに「なんでやねん!」とツッコミ笑いながら観れる映画(笑)

ボタンの掛け違い史上、一番くらいに人が死んで大惨事に。『ファイナル・デスティネーション』のように、死に方大喜利的な側面でも楽しめます
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アバター:ジェームズ・キャメロン3Dリマスター(2022年製作の映画)

3.5

久しぶりの3Dメガネでの映画鑑賞にドギマギしながら、一度観てみたかった本作をこの機会しかないと思い仕事終わりに駆けつけた!

観るなら映画館しかないと思っていたが、それだけは疑う余地がない。これ4Dで
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.5

終始漂う妖しげな雰囲気がいい。シャレたファッションと音楽がベストマッチ。明かされる真実には驚いたが…

幻覚表現が同じように出過ぎてちょっとトーンダウンしちゃったけど、それでも街の明かりを使って暗さを
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冬薔薇(2022年製作の映画)

3.5

親とも親戚とも同じ専門学校の学生とも、信頼関係が築けず孤立する主人公の伊藤健太郎。彼の「怒りでもいいから言葉が欲しい」という、地の底まで行き着いた愛情の欠落。いや、欠落ではなく「無」と言った方が正しい>>続きを読む