来世はおしるこさんの映画レビュー・感想・評価

来世はおしるこ

来世はおしるこ

イン・ザ・スープ(1992年製作の映画)

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「つまんないね、止める?」
「北野武がカバーしたの観てみたいかも」
「あと20分、観る?」
とか言いながら観た、映画は好きだけど映画を作る人は変わらず苦手

土を喰らう十二ヵ月(2022年製作の映画)

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すごく良かった

食べることは生きることで、生きることは死ぬまでの時間を過ごすことで、とても苦しく切実なことに感じられた

どうして生きたいと思うのか、死ぬことができないのであれば向き合うべきことなの
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

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やっと観た
COUSINS, DELIRIUM, CHAMPAGNE が印象に残る

「ながら観に最適だね」と言われて「そう、そうなの」とめっちゃ思った

学部3年の時に学際でオマージュ喫茶をやったん
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失われた朝食(2015年製作の映画)

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久しぶりに「Right Place」を思い出して見せたらお返しに見せてくれた

ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人(2008年製作の映画)

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最近知って「やべ勉強不足」と思い鑑賞

劇中周囲の人に指摘される「‘コレクター’コレクターではなく’フレンド’コレクターである」だったり「コレクターというよりはキュレーターである」という言葉通り、th
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ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男(2016年製作の映画)

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わたしの乏しい経験から思い返すとコレクション発表時に泣かないデザイナーっていなかったんだけど、ドリスは毎回めちゃめちゃ平然としていてびっくりした、100回近くショーをやってるって本当にすごいと思う>>続きを読む

ミス・アメリカーナ(2020年製作の映画)

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中学生の時に随分流行って、高校生の時によく聴いてたのに、なんで聞かなくなっちゃったんだっけ?好きな男の子が毛嫌いしてたからかな?とか思ってたけど違った、テイラースウィフトに空白期間があったのは知らなか>>続きを読む

RBG 最強の85才(2018年製作の映画)

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日本語しか話せないけど純ジャパではない人が「ちょっと難しめの漢字を読み間違えたりすると、外国人だもんね、という顔をされるけど、お前ら(日本人)だって間違えるような難しさの漢字だろ、って思う。だから絶対>>続きを読む

ディオールと私(2014年製作の映画)

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面白かった〜
アナウィンターのドキュメンタリーの流れで観たけどちゃんとアナ出てきたの流石すぎた

あの会場と装飾を用意できるのはアトリエのキーマンがいかなる時も顧客のために働いているからだと思うとやる
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

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これが誰かの救いになっていたら、と思うとあんまり強く言えないなと後ろめたくなるけど、あまりにも浅はかな話だと思った

クライマックスに差し掛かるまで、登場人物の回想が少なすぎに感じた
キャラクターの背
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ファッションが教えてくれること(2009年製作の映画)

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昨日久しぶりにdevil wears Prada観て今日ふと観たくなって再生
面白かった、カメラマンのお腹を修正しないでって電話するところ声出して笑った

Is anyone coming to th
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

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セラピーだった、苦なく泣けた
自然を映すカットにあんなに癒されたことはないし、車を洗うシーンは不思議と心が本当に気持ちよかった、あそこだけずっと観ていたい

序盤の「けど死にたくはない」はとても頷けた
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

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今度この人が原作の作品を観に行くため予習がてら鑑賞、めちゃめちゃ泣いた……
綺麗事を綺麗事で包んで綺麗事で磨いてるタイプのストーリーだけどめちゃくちゃ泣けるのなんでだろう、って考えるけど「日本人だから
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

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雨のカットをこだわったのかなと思うけどあんまりピンと来なかった、むしろお母さんとのシーンはすごく良かった、「皆さんみてください、ここですよここ」と言われてるようなんだけどくどくなくてちゃんと見入る>>続きを読む

愚行録(2017年製作の映画)

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びっくりするくらい良い映画だった、わたしこういう映画大好き
なんだろう、あのぬるっとした日常がすごくリアルで怖くて好き(家族の深刻なトラウマの話をしているのにきた電話にすぐ出て「あっ今全然大丈夫すよ」
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

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「怖い」と思って避けてた作品、「今なら観れる」と思い再生、良かった、良い作品だった、20代のうちに観れて良かった

ラストが本当に良くて、ただの共依存の話じゃなかった、展望もある
どこにも行く場所がな
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2つ目の窓(2014年製作の映画)

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びっくりするくらい面白くなくてなんで観ようと思ったのか、なんで最後まで観れたのか全然分からない、ちょっとつかれてたのかも

ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

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久しぶりに商業映画を観た気がする
スクリーン映えする画面がずっと続いてて、お金かかってるなあとか思う

ゲディのじいさんは元々ケヴィンスペイシーがやるはずだったところスキャンダルで降板、代わりに採用さ
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Girl/ガール(2018年製作の映画)

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すんなり再生ボタンを押せたのはロマンス映画じゃなかったからなのかもしれない

なぜバレリーナになりたいのか、なぜ母親がいないのか、9つ離れている弟、引っ越す前のこと、色々なことが語られず鑑賞者も(父や
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グッドライアー 偽りのゲーム(2019年製作の映画)

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イアンマッケランが一人でいる時のシーンがすごく悲しくて、あんまりフォーカスされてなかったけどそこにこの映画のスルメ的良さがあると思う
戦争を生き抜いた天涯孤独のドイツ人、どんな思いで生きてきたか、この
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わたしのお母さん(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

人ってこんな都合よく死んだりしないよね

善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

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久しぶりに小説的な映画観た、本を読んでるみたいで苦手なのでこの作品も個人的にはヒットしなかった
要のピアノのシーンがあんまりピンと来なかったからかもしれない

ジェネラル・ルージュの凱旋(2009年製作の映画)

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おもしろい〜〜めちゃくちゃ良い、人と観た時に映える良いドラマだと思う、2の方が面白い映画の仲間入り

犯人はサイコというところは前作と一緒だけど、ヒューマンドラマがメインで若い堺雅人のアイドル映画的な
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前科者(2022年製作の映画)

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とても良かった
この前見たBOY Aのアンサーになるような部分もあって、自分の中で腹落ちする感覚があった

出てくる役者さんもみんな良くて、特に若葉竜也が家でブレイクダウンするシーンは分かりやすく印象
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怪物はささやく(2016年製作の映画)

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フェリシティジョーンズ同級生役とかかな?って思ってたらゴリゴリの母親役で時の流れのはやさを感じた……

木との対話のクライマックスのシーンはめちゃくちゃ泣けた、視聴者まで巻き込むセルフセラピー感ある、
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チーム・バチスタの栄光(2008年製作の映画)

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竹内結子の喋る間がなんとも独特で、ゆったりしているんだけどなんか不気味で、う〜ん平成(語彙)と思っていたら脚本にトリック書いた人が入ってた、背がデカいです!所作と言葉もデカいです!みたいな阿部寛も納得>>続きを読む

僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

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自分を守れる立場にある人はとても贅沢だなと改めて思った
誰かのため、人のため、国のため、そうやって何かを信じることでしか救われない人は裏切られる/裏切られていることを胸にどうやって生きていけと言うんだ
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海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

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00年代の映画みたいに見えたから、チラッと映るiPhoneにすごく違和感があった

祖父母と孫という関係の解像度が上がった
介護の悩みの種として子供から見られ、コミュニティも失いつつあり、パートナーに
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BOY A(2007年製作の映画)

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暗いというより重たかった、その人が命を終わらせた方が良いかなんて考えたくもない、ダメなものはダメでも一線を越える可能性なんて誰にでもあって、それはとても怖いことで彼のラストシーンの覚悟が自分の世界の隅>>続きを読む

BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

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アイドル映画っぽいなと思って観たらアイドル映画だった
だからこそ主人公は女である必要があって、色んな男たちから被害を受けている必要があったんだと思う、そこに身を捧げる忠実な山田涼介、やり口は好きじゃな
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イカとクジラ(2005年製作の映画)

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高校生の時、まだ地元にスタバ付きTSUTAYAがあった頃、2階に3本3000円で映画のdvdが売ってて、わたしはことあるごとにそこに行って端のあ行からじーっと買う映画を選んでた、当時何故か親がTSUT>>続きを読む

PLAN 75(2022年製作の映画)

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公開当時は「観たいけど仕事終わりに絶対に観れない……」と諦めた映画、観るタイミングが早々に回ってきて良かった

なぜ人が結婚するのか、コミュニティに属するのか、墓を建てるのかが直感的に分かりやすいのが
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それでもボクはやってない(2007年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

裁判もので持ってくるには強気なタイトルと思い、ずっと観てみたかった作品

キャストがいちいちびっくりするくらい豪華で(時代もあると思う)役所広司が弁護人として出てきた時は「えっ(これで負けるのか)」と
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フォールアウト(2021年製作の映画)

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良かったシーン、妹とのベッドでの会話、お父さんと山の上で叫ぶシーン、それとラスト

前を向きたくったって、忘れようとしたって、自分の中でケリをつけたつもりになったって、失くなることのない憎悪はいつだっ
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

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救いを求めて観たら救われた

観るタイミングを選ぶなと思って公開当初から「いつなら観れるだろう?」と思ってたけど今だった、こういう経験があるから映画は好き、本当にありがたい

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

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上映後のシアターの雰囲気が悪い意味で学生感強すぎた、オタッキーな雰囲気がすごくて興醒めもいいとこ
作品自体も全くタイプじゃなくて向井さんのことばっか考えてた(朝ドラ水木しげる)

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