おちゃかさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

2.9

天皇を中心とした社会形態を理想とする三島由紀夫と、その構造そのものを否定したかった学生といったところか。
結局主体がどこにあるのかって、盛り上がりたかった学生の机上の空論に三島由紀夫が合わせたんじゃな
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屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

2.9

これも面白かった。

今までにない展開と発想、主役3人の捉え所のない役どころとそれを演じ切る演技力。読めないラスト。

ミステリかコメディかゾンビかホラーかが、わからないというより融合した会作。これは
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ファーストラヴ(2021年製作の映画)

3.2

予想以上に、よかった。

カットが画角やフォーカスや光の角度なんかも、とても無や空間を意識して撮影している。
Uruの歌も、こういうイタいドラマにとても合うよね。

ファーストラヴ、の、タイトルだけど
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スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼(2020年製作の映画)

2.0

まぁ、ね。
キャスティングとかも含めて、本気で脚本作る内容じゃないだけに、それほど期待しちゃ逆に失礼だよね。ただ成田凌はどんどん上手くなるね。同世代の代表になりつつある。主役2人はまだまだというより全
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未来のミライ(2018年製作の映画)

1.6

うーん。
開始10分ですでに違和感。
初手からなんか嫌味な印象を受けるのは、俺の感性が歪んでいるからか。
子育ての大変さと偉大さはわかってるし知っているが、理性的であろうとする自分にはやはり不快。リア
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バトルシップ(2012年製作の映画)

2.8

なんかイロモノ扱いの作品だと思ってたけど、想像以上に骨太の大作だった。日本に対してのリスペクトが強くてかなり嬉しい。浅野忠信もいい役所で出してもらってる。

これは、ある一定の映画を見尽くしたありきた
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青の炎(2003年製作の映画)

2.7

この作品は、中高生に観て欲しい。
思春期の世の中に対する苛立ちが、そのまま衝動になると全てを失うことになるから。
人生のこたえは、ひとつじゃない。
正義も、生き方もそれぞれだ。

二宮和也と松浦亜弥が
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KARATE KILL/カラテ・キル(2016年製作の映画)

2.7

カラテというより功夫のような気がするが。

引き金を引く、全ての筋肉を学ばせてくれ。

これですよ。

グロ、エロ、派手な過剰演出はこういう設定と見せ方したほうが盛り上がるよね。勧善懲悪、B級上等。こ
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シンドバッド黄金の航海(1973年製作の映画)

2.3

冒険ものは夢があるね。
海の先には見たこともない怪物やドラマがあって乗り越えて行く。
ストップモーションでなんでもかんでも敵になって出てくる。
カーリー神なんかめちゃくちゃ強い。さすが神だね。永遠の泉
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妖星ゴラス(1962年製作の映画)

2.0

とにかく宇宙を舞台にしたものを作りたいんだ!という意欲作。いろいろ強引なところがあるが、近未来とはこうだ、という当時の思想が見えて面白い。とっちらかってるのもあるが、ミニチュアで組んだセットの数々はか>>続きを読む

シンドバッド虎の目大冒険(1977年製作の映画)

2.7

昔テレビでやってたなぁ。
本も読んでワクワクした覚えがある。
冒険はやっぱりいい。
ストーリーを通じてなかなか理不尽で意味不明なところは多かれど、世界を冒険するシンドバッドの物語には夢があってよいね。

アクアマン(2018年製作の映画)

1.5

なんのことはないただの海底版アベンジャーズであった。

アメリカさんはこういうの好きだねぇ。
ワンパターンに飽きないのかしら。

これ、ソウの監督ってのもなぁ。
しかも、続編があるのってのもなぁ。

一度死んでみた(2020年製作の映画)

1.3

めちゃくちゃ豪華なキャスト
優良な演技
貧弱な演出
稚拙なストーリー

吉沢亮、ビジュアルばっかり言われるけど、演技がいいんだよなぁ。
広瀬すずもいいんだけど、デスメタルには向いてないし狂えてないから
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

1.7

監督、意味ありげな空気にして悦に入ってない?

原作を映像化できてると思い込んでない?

贅沢な役者、それでいいの?

名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)(2014年製作の映画)

1.8

今回はコナンくんが単独行動。
なんか知らないひともたくさん協力者に。
てか、コナンくんてFBI公認なの?

映画版いくつか観たけど、今回が飛び抜けて突飛すぎるな。推理もなんにもなくただのアクション映画
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バウンティー・ハンター(2010年製作の映画)

2.0

ジェニファーアニストンのミニスカワンピを着ている時の走り方が、エリンブロンコビッチのジュリアロバーツに似てる。
ジェラルドバトラーのマチズムと相まって、アメリカさんが好きなあんまり考えないで観れるバカ
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メランコリック(2018年製作の映画)

1.9

絶賛コメントを観て視聴。
演技力がかなりアレなキャストでスタートしたが...はてどうか。

オタクが僻んでイキる感じが生々しくていい。最後の最後までどう着地するのかわからなかったし、まぁよかったかな。
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引っ越し大名!(2019年製作の映画)

2.6

おいおい高速参勤交代や武士の家計簿なんかの二番煎じになるじゃんしかも星野源使えばいいってもんじゃないよ...

と、思って観たけど、まぁまぁよかった。
そして、無駄にめっちゃ撮影と編集に手間がかかって
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江ノ島プリズム(2013年製作の映画)

1.8

福士蒼汰、本田翼、野村周平。
いいなぁ。なんとなく。
ストーリーはまぁありがちだけれど。

私をくいとめて(2020年製作の映画)

2.5

のんちゃんはかわいいねぇ。

ただ『脳内ポイズンベリー』とか『勝手にふるえてろ』の、能年玲奈バージョンなんだよなぁ。温泉や飛行機やローマ、演出もなんかサブカル臭で誤魔化してるし、のんちゃんの魅力でなん
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ONE PIECE STAMPEDE(2019年製作の映画)

2.2

これに限らずだけど、ワンピースは本当に作者がよく働くなぁと感動する。もちろん、個人の仕事というよりチームの仕事なんだろうけど、それにしてもDBとの違いは、ネタバレと伏線を常にバランスをとりながら作品を>>続きを読む

劇場版 新・ミナミの帝王 THE KING OF MINAMI(2016年製作の映画)

2.1

うちのキリトリは、少々手荒いでっせ。

大東俊介、イケメンなのにアホ舎弟の演技、いいなぁ。そもそもミナミの帝王には演技力は求めてないし、竹内力は存在だけで怖面白いという超レアキャラだから、ジュニアはそ
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

3.0

予想以上によかった。

渡辺謙、佐藤浩一ツートップが上手いからめちゃくちゃ引き締まってる。リアリティがあって学びも多い。

ノンフィクション、奇跡の物語。

疾風ロンド(2016年製作の映画)

1.8

キャスティングが豪華だね。
東野圭吾原作御用達の阿部寛はバッチリとしても、まぁなんというか盛り上がらない感じだなぁ。
そもそもなぜこれを映画化しようと思ったのか。大島優子は相変わらずだし(せめてスノー
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

2.8

面白いけど、壮大になればなるほど、ハリウッドはワンパターンだなと感じる。あんまり意外な展開ってないんだよね。ところどころの演出や見せ方はいいんだけど、結局アベンジャーズのエンドゲームになるんだよなぁ。>>続きを読む

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

2.5

意外にいい。

往年のファンからは不評だったみたいだけど、単純なファンタジーとしては見所も多くあって面白かった。SWあんまり知らないから整合性はわからんけど。

青の祓魔師(エクソシスト) 劇場版(2012年製作の映画)

1.6

うーん。
いつも思うんだが燐が適当すぎるからいつもトラブルが起きているんで、イライラする。俺は幸雄派なんだろうな。

ピラニア 3D(2010年製作の映画)

2.5

アンクルサムの本気のパリピが観たいなら、これを観るべし。日本のそれがいかにカッコだけなのかがよくわかる。遊び方もやり方も徹底的でレベルが違うと感じる。

肝心のピラニアとかは、まぁどうでもいい。パニッ
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星の王子ニューヨークへ行く2(2021年製作の映画)

1.9

黒人しか出てこない。
ここまで徹底してるのはなにか意図があるんだろうと勘繰ってしまうレベル。
内容は悪くはないけど、往年のエディマーフィーの勢いはないし、アクションも少しだけ。代わりによく踊る。

ゾンビーバー(2014年製作の映画)

2.7

いいね。
ゾンビ系B級はもう、シチュエーションからなにから、お決まりの中での勝負だから、通はかなり細かいところですききらいが決まる。そういう意味でも、ビーバーに着目したのは悪くない。オリジナリティが各
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人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

1.5

ほんまに相変わらずこのひと映画のセンスがないわ。ずっといっしょだし、自分で気がつかないんだろうな。自分で映画見返したりしないのか。

蜷川美花。

映像美ばかりに目がいって、写真はいいから俳優に人気が
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりに傑作。

途中まで話の本質がどこにあるのか読めない展開。かなりの数の映画を観てきただけに些細な演出や設定でまんまと振り回されている自分に気がつく。実際一度観ただけでは、解説なしではわかってな
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心が叫びたがってるんだ。(2017年製作の映画)

1.6

え〜っ

そこにいるのかよ...

そりゃないぜなんでそんなとこにいるんだよ怖すぎるし意味不明じゃん...
盛り上がる演出はわからんでもないけど、そんなんみんな許してくれるわけないだろーに...それま
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アーノルド・シュワルツェネッガーのSF超人ヘラクレス/アーノルド・シュワルツェネッガーのヘラクレス/アドヴェンチャー・オブ・ヒーロー(1970年製作の映画)

2.0

古き良きコメディという感じだね。
シュワちゃんがそれなりの扱いなのが、いい感じ。
ただ、話の筋はまったくわからない。カーチェイスも、なにがなんだがまったくわからない。どうでもいいのかそんなことは。