おちゃかさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

オールド(2021年製作の映画)

1.4

なんというか、そのままやないか...
出オチも出オチ、ひねりもなんにもないのだが...さすがシャマランといったところだろうか...

妖怪大世紀(2008年製作の映画)

1.6

これが2008年!
90年代テイストが、良くも悪くも残ってる。今だからこそ一周回って楽しめるが、当時ならどうだったか。
一話をかなり短くしているのでコンパクトでいい。やたら叫びまくるだけのホラーにして
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トップガン(1986年製作の映画)

2.3

トムクルーズの出世作。
カクテルと並んで、カッコいい、という価値観をハリウッドに叩きつけたヒット作。エリート中のエリートが揃うトップガン。
どうやって撮影したのか全くわからないけど、とにかくトムクルー
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大唐玄奘(2016年製作の映画)

1.8

中華ムービーは壮大なスケールを本当に綺麗に撮るよね。時に厳しい自然があたかも人間を内包するような映像は本当に圧倒される。
唐の時代に4年をかけて天竺まで旅をする玄奘の思いとは。
幾多のひとがたどり着け
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さがす(2022年製作の映画)

3.8

この映画を観たひとは、この一言でどのシーンかわかるはず。

目が合った。

ゾクッとしたわ。久しぶりに映画で怖かった。



初めから、いや、それはむちゃやで...

みたいなのがずっと続く。

だが
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ライトハウス(2019年製作の映画)

2.4

登場人物二人の閉鎖空間の中での人間の極限と狂気を表現したかった、のだろうが...

モノクロにしたのはいい。迫力が出るし、閉塞感が強くなる。どうせ光と闇の二色の世界、台風と飢餓、酒と幻覚の間で揺れ続け
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誰も守ってくれない(2008年製作の映画)

2.5

志田未来と佐藤浩一と松田龍平、キャスティングが完璧。3人ともリアリティ抜群。

テーマとしては扱いたかったのはわかるけど、救いがないよね。どうあっても解決できないし、盛り場を作らないといけないので、多
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真夜中乙女戦争(2021年製作の映画)

2.6

開始5分で表現が不快なところが5箇所くらいあって、これはこれからの布石で、監督のセンスじゃない、ことを祈った。

狂乱の宴は、ウルフオブギャングストリートかソーシャルネットワークか。いや、でもやっぱり
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.9

スペクターで完結しても良かった、なぜ続編を作ることにしたのか。なぜダニエルクエイグはさらにひとつの物語を撮ることを決めたのか。

それは、007を終わらせるわけにはいかなかったから。未来に続くサーガを
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思い、思われ、ふり、ふられ(2020年製作の映画)

2.4

ある時期の人間には正統な青春ラブストーリーが必要で、これがそれだと思う。

いつの時代も現実は単純で憧れも似たようなもの。亜流やエッジの効いたのは取り上げられやすいけど、みんながみんなそんなんじゃない
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釣りバカ日誌(1988年製作の映画)

2.3

釣りに興味がなくて避けてたけど、面白かった。西田敏行、三國連太郎、石田えりのコンビネーションがとてもよい。
これシリーズ1作目なんだね。
関係性がいろいろでお気楽コメディは、さながら植木等!

刑事物語(1982年製作の映画)

2.0

なんだか、これでええのやろかと思う作品。
結局なにも解決していないのとか、ストーリーもあんまり内容がないのとか、まぁそんな感じでいいのか...
ただ、色んな意味で人情優先の世界観、これはこれで時代を感
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

想定できるシナリオなのに、役者の演技力でこれほどレベルが上がるか!
役所広司、どんどんレベルが上がる。ほんとに凄い役者だ。方言使わせたら古今東西役所広司の右に出るひとはいない。『シャブ極道』『孤狼の血
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名探偵コナン 銀翼の奇術師(マジシャン)(2004年製作の映画)

2.2

怪盗キッドと真正面から対決するのが見どころ。これもルパン3世っぽさがあるよね。なんでもアリ感。なぜか顔も姿もバレてるのに捕まらないキッド。
今回は飛行機アクションをしたかった編だね。それにしてもキッド
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20世紀少年<第2章> 最後の希望(2008年製作の映画)

1.3

ビジュアルは平愛梨バッチリだよね。
原作にしても後半は蛇足感が強くてひっぱりまくった感じだから、映像化しても後半の方がさらに退屈なんだよね。もう少しまとめられたのに。木南晴夏はけっこう頑張ってる。

20世紀少年 <第1章> 終わりの始まり(2008年製作の映画)

2.0

漫画はほんとに話題になったし、モンスターと並んで社会現象といえるムーブメントだった。それだけにキャストがおそらく邦画史上一番豪華。
でも、哀しいかな、監督の力量もさることながら、映像化の限界か、非常に
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スティーラーズ(2021年製作の映画)

2.7

オリバーツイストの現代版リメイク
ノリと簡単なストーリーであんまりなんにも考えなくていい。どことなく漂う「サメ映画」感。もしくは欧州版「ルパン3世」。ジュードロウの息子さん、似てる。
パルクールを見せ
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浅田家!(2020年製作の映画)

1.3

関西弁なのは嬉しい。
菅田将暉が友情出演出てる。
が、なんか特にいうことはない。

この監督の撮りたいものと、俺が観たいものとは根本的に違うんだと思う。

The Hunt(原題)(2020年製作の映画)

2.2

テンポ良く殺人
リズミカルに虐殺
ロックにマンハント

いわゆるB級のノリだった。
もう少しミステリ要素あるかと思ってたけど、まぁこれはこれで。

陰日向に咲く(2008年製作の映画)

2.1

宮崎あおいが凄すぎる。
このひとの演技はちょっと他とはレベルが違う。母役と二役のキャラクターも見事に使い分けしてるし、上手い。宮崎あおいだけでこの作品の価値はある。

小説は上手くリンクしていたけど、
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地球防衛未亡人(2014年製作の映画)

2.6

ダン隊員ていいたいがための作品。
アテレコにすることでさらにB級感をグッと高めている。
怪獣特撮はいいよね。

怪獣ベムラスの動きがやたら速いのが気になる。サンカク諸島に出たはずのベムラスがいきなり核
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踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望(2012年製作の映画)

3.1

小栗旬の存在意義はここにもってくるためだったのか。前作では影が薄くどういう立ち位置なのかわかりにくかったけれど、ファイナルにするために出ていたんだね。
ただ、シナリオがわけわからん。青島くんも出世して
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踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!(2010年製作の映画)

2.2

キャストが豪華だね。
内田有紀や小栗旬とのバディは見栄えが良い。ただコンセプトが弱い。
やっぱり、いかりやさんがいなくなったらこのシリーズは成り立たないってことなんだろうな。

踊るシリーズは外部の猟
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踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!(2003年製作の映画)

2.2

全体的にまとまってない感じがするのがもったいない。せっかくのテーマがいろんな要素でボケてしまって伝わりにくい。もう少しストレートにできなかったのか。犯人の動機や計画性もわけがわからない。それじゃすみれ>>続きを読む

踊る大捜査線 THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間!(1998年製作の映画)

3.8

素晴らしいね。
2022年とのポリティクスギャップは大きいけれど、シリアスとコメディのバランスが絶妙で、ジョークとリアリティが成立してるこの時代が一番よかったんじゃないかな。
織田裕二深津絵里柳葉敏郎
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007/サンダーボール作戦(1965年製作の映画)

3.7

これは007シリーズでも屈指のクオリティじゃないか?いろいろ細かいところがしっかりしてる。出てくる女の人の数もめちゃくちゃ多いが、ストーリーに芯があって面白い。ジョークも洗練されていておしゃれ。ナッソ>>続きを読む

風が強く吹いている(2009年製作の映画)

1.5

小出恵介は頑張ってる。
10人で。という設定も悪くない。個性的なキャラクターが活かせる。
ただ、色々無理やりすぎる。
箱根が思いつきで行けるようなのは正直反感があってもおかしくない。シリアスな話なら、
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モスラ対ゴジラ(1964年製作の映画)

2.0

ゴジラは、なんか圧倒的な存在でモスラとかに負けたりして欲しくないなぁと思った。あんまり放射線吐かないのも、遠慮してるなぁと思ってしまう。
確かに人間の欲に対しての警告という意味合いでのゴジラなんだけど
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三大怪獣 地球最大の決戦(1964年製作の映画)

2.6

なぜかゴジラシリーズに入ってない。
若林映子ファンだから観た。とても良い。
始まって1hはバトルが始まらない。
モノローグの説明にたっぷり時間を割く。
宇宙円盤、金星人、某国スパイ、インファント島の双
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007/ゴールドフィンガー(1964年製作の映画)

3.4

ショーンコネリーのボンドは愛嬌があっていいね。シリアスなのに可愛い。ここが人気の秘密なんだろうね。
なんにしてもモテ方が尋常じゃない。無意味に次々出てくる美人が悉くボンドの虜になる。美女だけじゃなくて
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

4.3

久しぶりに観たけど、やっぱり素晴らしいね。
いろいろリアルとのギャップや不自然な描写はあるけれど、岩井俊二監督の作品は役者が素人でも演技が生々しい。
もう20年も前になる。
これをいまの学生がリアルタ
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

3.5

不思議な間、というか優しい時間をとても丁寧に魅せた作品で、これを映像化するのは役者の技量が大いに問われると思ったけど、ブラッドピットはそれができてしまう。本当に稀有な存在だと思う。音楽もとても抒情的。>>続きを読む

運命じゃない人(2004年製作の映画)

3.4

こういう作品て、面白いのに予算はかけなくていいのがいい。秀逸なコントにあるよね。

熱海殺人事件(1986年製作の映画)

1.4

警察がシャブあぶるの、女犯せだの、こういうのはアングラ舞台でウケる感じだったんだろうな。
さすがにいまの風潮じゃ笑えないか。

今日から俺は!! 劇場版(2020年製作の映画)

1.5

賀来賢人と太賀と橋本環奈だからこそギリギリ成立してるけど、このドンチャン映画、みんな楽しめたのか?小学生がギリギリじゃないか?本当に、いいと思って作ったのか?