レネリーさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

ダブルフェイス 偽装警察編(2012年製作の映画)

4.0

Blu-rayにて再鑑賞

偽造警察官がメインの本作。
終極無間とは…。徐々に関係性が崩れ出し最終決戦となるが、原作を観ている人なら既に結末を知っている人も少なくはない訳でどのように伏線回収していくか
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ダブルフェイス 潜入捜査編(2012年製作の映画)

4.0

Blu-rayにて再鑑賞

邦画も本気出したらやるな。
原作であるインファナル・アフェアからハリウッドリメイク版ディパーテッドと本作日本リメイクである本作は、潜入捜査官と偽造警察官の姿が見えない闘いを
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ホーボー・ウィズ・ショットガン(2011年製作の映画)

4.5

Blu-rayにて再鑑賞。

映倫からギリギリのR18+を余儀無くされた本作はグラインドハウスのフェイク予告にてグランプリを受賞し、映画化された。
吹き荒れる流血と生首、肉体破損は当たり前のゴア描写の
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セルビアン・フィルム(2010年製作の映画)

4.0

Blu-rayにて鑑賞。

輸入Blu-rayからUNCUTバージョン、そして国内版とある種コレクターっぽくなってしまっている俺だが、モラルを完全無視したセルビア製ゴアスプラッタームービーの傑作。
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Atroz(原題)(2015年製作の映画)

4.0

Blu-ray輸入し、鑑賞

メキシコ・オブ・デスの監督の中の1人であるR・オルテガ氏による最新作。
おそらく国内流通はまずあり得ないでだろう本作は、地獄のゴア描写が立て続けに起こるPOV式ゴアホラー
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ゴースト・オブ・マーズ(2001年製作の映画)

2.0

Blu-rayにて鑑賞

ジョン・カーペンターの大誤算とも言える駄作級の駄作。
本当にびっくりなのは2001年に製作されたとは思えないくらいのチープな背景とガサツな演出、構成…。
若かりし頃のステイサ
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デッド・フレンド・リクエスト(2016年製作の映画)

2.5

Blu-rayにて鑑賞。再評価

今流行りのSNSを題材にしたホラー映画で、欧米カルトを起用しているがいたって単調かつ王道。とはいえ、Facebookという現代も活用されているSNSを題材にしているの
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龍が如く 〜序章〜(2005年製作の映画)

1.5

全日課を描く本作
錦がゲームからそのまま出てきた感じが良かったが桐生は酷すぎる。
というよりも2006年に製作されたクオリティではないだろこれ…。
Vシネマ臭がプンプンと漂いなぜ実写化したのか理解に苦
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龍が如く 劇場版(2007年製作の映画)

2.5

現在自粛休業中でステイホームを余儀なくされている中で再び熱中している龍が如くシリーズ。(現在は極2をプレイ中)
そういえばと思い三池崇史が手掛けた実写を再鑑賞したが、実写の悪い例をかなりブチ込んでいる
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いいね!(2016年製作の映画)

3.3

3分短編映画

この僅かな時間で現代のSNSを題材に描く恐怖演出は非常に良い。
タイトル通りに構成されたいいね!におけるシークエンスをフルに発揮されており、連鎖する終盤もなかなか良い。

ブラッディ・マリー(2016年製作の映画)

2.0

3分間の短編映画

不穏な雰囲気の演出や音楽による恐怖演出がとても良いが、海外はブラッディメアリーに関する動画がたくさんあるので特に真新しさは感じられなかった。

タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

3.0

Netflixにて鑑賞

約8年強Netflixに加入しているが、近年ではくだらない商業的作品やアニメ、面白くないオリジナル作品が繁殖しすぎて解約寸前であったが、本作は久々の秀作。
スタントコーディネ
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愛のコリーダ(1976年製作の映画)

4.2

Blu-rayにて鑑賞

これは本当にセンセーショナルな作品。
昭和初期に起きた阿部定事件を題材に大島渚がハードポルノに挑戦した究極の破滅と愛を描く。
劇中に行われる性行為は全て本番であり、松田英子の
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怪異談 生きてゐる小平次(1982年製作の映画)

1.5

DVDにて鑑賞

中川信夫の遺作となったATG作品であるが、テンポや和芸の芸術的表現と三角関係…。魅了される部分はあるが退屈でならなかった。
前衛的な作品であり、怪異談としても三角関係物としても非常に
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ヤンヤン 夏の想い出(2000年製作の映画)

4.9

DVDにて鑑賞

巨匠エドワード・ヤンの最高傑作である本作は平凡かつ幸せな一家が徐々に一変し始める模様を描き、それぞれが抱える事情を凝縮したかのように描いたヒューマンドラマ。
一切抜かりなくそれぞれの
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LIES/嘘(1999年製作の映画)

1.8

DVDにて鑑賞

本作は過激なSM及び性描写が問題視され、映倫管理委員会からの上映許可がなかなか降りずカットを余儀無くされた問題作。接点がない男女が淡々とセックスやSMを行い、偽りの愛を描く。
タイト
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ジュディット・ホテル(2018年製作の映画)

4.0

某動画サイトにて鑑賞

短編映画としては非常に上質かつ満足度の高いフランス版世にも奇妙な物語だ。
長年不眠症に悩まされている主人公が求めたのは永眠でありそのサポートをするのがジュディット・ホテル。死と
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極私的エロス 恋歌1974(1974年製作の映画)

3.3

DVDにて鑑賞

原一男の元彼女である美由紀を追ったドキュメンタリーである本作は、監督自ら過去を現彼女と共にフィルター越しで向き合う姿とその強烈なキャラクターである美由紀の生き様は本当に狂人的だ。
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ホステル3(2011年製作の映画)

1.0

DVDにて鑑賞

いや酷いね。
S・スピーゲルは死霊のはらわた2の脚本にも携わりフロムダスクティルドーン2の監督では大コケしたのにも関わらず無理くり続編を製作…。
ゴア表現も構成も演出も全てが酷い。
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ホステル2(2007年製作の映画)

3.4

DVDにて鑑賞。

前作から繋がりはあるものの、今回は女性版ともいえる本作は前作では描かれなかった組織の裏側にもスポットを当てており、馬鹿騒ぎと女体ばかりではなく内容重視になったので非常に全体的にバラ
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ホステル(2005年製作の映画)

3.0

Blu-rayにて鑑賞

イーライ・ロスの出世作とも言える本作はバカンスで旅をする男3人がスロバキアのホステルで裏組織に売られてしまうスプラッタースリラー。
これは実際に起きた事件をモチーフにしており
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キッドナップ・ブルース(1982年製作の映画)

3.0

Blu-rayにて鑑賞

写真家の浅井慎平が製作したタモリ主演のロードムービーである本作は、母子生活でほとんど1人でいる少女と共に日本列島の旅を自転車でする内容であるが、本作のテーマは犯罪である『誘拐
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毒戦 BELIEVER(2017年製作の映画)

3.8

Blu-rayにて鑑賞。

ジョニー・トーの傑作香港ノワール『ドラッグ・ウォー 毒戦』の韓国版リメイク作である本作は、原作同様麻薬王を炙り出す為に命がけの潜入捜査と演技を繰り広げる刑事たちの葛藤と個性
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ドラッグ・ウォー 毒戦(2012年製作の映画)

4.0

長らく廃盤になってた本作が遂にBlu-ray化され再鑑賞。

ジョニー・トーの近年の作品ではダントツで最高傑作とも言える本作は事前に説明的なセリフやドラマを一切省き何が起こっているのかわからないまま淡
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冬冬の夏休み(1984年製作の映画)

4.2

Blu-rayにて鑑賞

ノスタルジックな作風とアナログ時代の少年たちの夏休み、娯楽、当時の風景や情景を踏んだんにめり込んだ本作は、監督の少年時代をモチーフに製作されており事件に巻き込まれたり哀しい出
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ヒッチハイク(1976年製作の映画)

3.0

Blu-rayにて鑑賞

強引に性行為を求める夫と嫌がりながらも快楽に溺れる(?)妻、そして何気なくヒッチハイクを乗せ悲劇の始まりへ…。
女の裸体から銃声、カーチェイスとバイオレンスをめり込んだ本作は
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エル・トポ(1970年製作の映画)

5.0

Blu-rayにて鑑賞

巨匠アレハンドロ・ホドロフスキーの頂点とも言える。
流血から大量の死体、LGBT、近親相姦、奴隷制度、障がい者に対する追害、輪廻転生や因果応報とあまりにもタブーとされる描写の
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処女の泉(1960年製作の映画)

5.0

Blu-rayにて鑑賞。

羊飼いの三兄弟が王女を強姦し殺害、怒り狂う父が意のままに復讐する。
余りにも神秘的でこれまでに神に対する祈りを支えているにも関わらず、結局神とは?となり、信じるものでしかな
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恐怖分子(1986年製作の映画)

5.0

Blu-rayにて鑑賞。

巨匠エドワード・ヤンの特異なる才能を発揮した群像劇。
静寂の中で歯車が狂いだす夫婦と人を不幸にすることを惜しまない女を軸に台北の当時の時代の象徴を断片的に描いている。
この
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私が、生きる肌(2011年製作の映画)

3.7

Blu-rayに買い替え再鑑賞。

魅了される美しい色彩で描く本作は悍ましい程に狂気的で変態的な作品。
ペドロ・アルモドバル作品の中でも気分が悪くなる作品の一つで、予想の斜め上を遥かに上回ること間違い
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イタリア式離婚狂想曲(1961年製作の映画)

5.0

Blu-rayにて鑑賞。

鉄道員などのピエトロ・ジェルミ監督作品の中でも群を抜いた傑作。
心変わりしてしまいどうしても嫁と離婚をしたい男爵がイタリアの違法とされる”離婚”を実現する為に試行錯誤して行
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ポラロイド(2018年製作の映画)

1.5

いやダメだったね。
物静かかつ風変わりなホラーだったが余りにも盛り上がらなすぎる。
脅かす演出もそこじゃないんだよ感が強く終始飽きてしまう一方…。

サンゲリア(1979年製作の映画)

3.5

Blu-rayにて再鑑賞。

ガキの頃にこの手のB級ホラーを漁ってた中で、JVDからリリースされた円盤を中古で購入し何度も見た記憶がある。
そして、Blu-rayはしばらく棚の中でシュリンク付きで保管
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KILLERS キラーズ 10人の殺し屋たち(2019年製作の映画)

2.0

ニコラス・ケイジの日銭稼ぎ炸裂ながら、脚本は難解で複雑化してしまって落ち度を出してしまうクソ映画…。
分かっていても見てしまうのはセガール同様の沈黙シリーズみたいな感じになってる。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.8

劇場で鑑賞。

殺人の追憶で世界的に評価されたポン・ジュノ監督最新作。
監督自身はサスペンションドラマを得意分野としていながら、前作オクジャや海にかかる霧など様々な作風にチャレンジしていながらも賛否両
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隣の影(2017年製作の映画)

3.5

DVDにて鑑賞。

北欧サスペンションとして相変わらずの暗い空気感と本作のメインである隣人トラブルと主人公の親権争…。過去に交際していた女性とのハメ撮りでマスをかこうとする曲面を見てしまい拒絶する嫁…
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