もんきちさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

もんきち

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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.0

「ちゃんとオーシャンズしてます」

スタイリッシュだし軽くて痛快でいいです。お祭り映画ですから吹き替え版で気楽に観る系。しかしサンドラ姉さんはこういう2枚目役は活きないですね。ジョージクルーニー出てこ
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フューチャーワールド(2018年製作の映画)

1.0

「不眠症の人は是非」

スゴい。ミラ&ルーシーの2大姉さんを使ってよくこんなクソ映画を作れるものだ。天才かこの監督。オレの人生の90分を返せ。ほんとプレシディオ配給ってこんなのが多い。一か八かにしては
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.0

「佳作です」

中アタリ。冒頭のロングワンカットにメタ構造+入れ子構造。アイデアですね。この尺で脇まで全員ちゃんとキャラ立たせてるのがスゴい。そこがこの映画のキモ。お見事です。あと意外と音楽がよろしい
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

3.0

「もっと軽量内容期待」

説得力出そうとネリ過ぎで逆に話がよくわからなくなってます。プルトニウムの時点でマンガなんだからもっと御都合主義でいいんです。M:Iの真骨頂はチーム戦カタルシス。そういう意味で
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

2.5

「SWでなければならない理由なし」

ランド登場以降はグッと楽しくなりましたが。チューバッカの扱いがちょっと違うと思うけど。ソツないデキですがちょっと尺長いから子供はしんどいかも。そもそもこんな話はハ
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バッド・バディ! 私とカレの暗殺デート(2015年製作の映画)

3.0

「邦題がダサい」

こういう軽量肉薄のお気楽ポップコーンムービーはキャラ立ちが肝心なんですが今作はその辺バッチリ。登場人物が皆愛嬌たっぷりで楽しさ満載です。脚本がさすがランディステイスト。アナ・ケンド
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ニライカナイからの手紙(2005年製作の映画)

1.0

「またこのテの邦画」

全編に漂う淡いフォーカスに長回し。常に動くカメラに素人多用。これ見よがしの桟橋の丸ポスト。もう姑息な狙いが全て透けて見えてきて個人的には「早く終わんないかな」とずっとイライラ。
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デッドプール2(2018年製作の映画)

3.0

「日本人の限界」

面白いんだけど、ああこれは解る人には解るギャグや小ネタやカメオ出演やスラングなんだろうな、、ていうシーンがイッパイ。シモネタやブラックユーモアも文化違いで全然解らない。そういう意味
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ムービー43(2013年製作の映画)

2.5

「全編下品」

賛否両論問題作。個人的にはずーっと笑いっぱなしで〇でしたけども。とにかく役者の器がデカ過ぎ。こういうの観ると邦画は絶対この国に勝てないてのがよくわかります。まいりました。

王様のためのホログラム(2016年製作の映画)

3.0

「咀嚼し切れず」

背中のコブ、オオカミを撃たなかったくだり、ラストの月と太陽、、、色々とメタファーあるんだろうけども全然わからんかった。メールのやりとりの時「you've got mail」て鳴った
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.5

「佳作」

中アタリ。ズッシリの中にフワっとしたブラック感の不思議な雰囲気。メタファーテンコ盛りで登場人物全てに意味がある。宗教的要素もあって深読みの面白さ満載。で、ラストが素晴らしいです。久々にオツ
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.0

「どう観るか、で変わる」

伏線と含みが満載で、ナナメから観られる人とそうでない人とで評価真っ二つ系。エマストーンの3枚目っぷりがいい効果を出してます。JAZZがミュージカル映画独特の浮つきをグっと抑
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.0

「笑い泣き」

やさしい。とにかく全編優しさに満ち溢れてましてしみじみと笑い泣き。メキシコテイストがちょっとクセですけど途中から気にならなくなります。キャラクターの表情が(ガイコツも)もうめちゃくちゃ
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.0

「前半>後半」

テンポでスタイリッシュ。不思議な80年代感が〇。60セカンズのローライダーシーンチックなトコは最高でした。ただ話的には後半大味。ケビンスペイシーはもうちょいウマく使って欲しかった。前
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.0

「ファンタジーです」

ショービジネス側面からのアプローチ故に話的にはちと平坦。演者目線だとグっと話に厚みが増すと思うけれど、フリークス側からの物語は今の時代だとなかなかキビシイですか。とはいえテーマ
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キング・アーサー(2016年製作の映画)

2.5

「重いです」

冒頭のガイリッチーテンポがたまりません。あとは所々おっと思う箇所はあったけれど、モブシーンも観疲れるしエフェクトももう新鮮味なし。とにかく全体的にズシリと重過ぎ。この監督、なんか段々重
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インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌(2013年製作の映画)

2.5

「口に合わず」

個人的にはこのテはダメ。逆に言うと好きな人にはたまらないんでしょうね。まあコーエン兄弟ですから。万人受けを求めるべきではないて事でしょうか。ていうかそもそもネコが出てくる映画ってあん
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.0

「スピーディー」

ハイテンポと独特なパースに色使いそして演劇調な台詞。SARUワールド全開。緩急の塩梅が絶妙なのでキメのシーンがグッと入ってきます。裏読み材料も多そうな建て込み感で、何度か観る度にあ
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死ぬまでにしたい10のこと(2003年製作の映画)

2.0

「邦題センスゼロ」

最後にやりたい事好き放題やってあとはシラネーの無責任主人公に感情移入できず。なんで浮気するの!?冒頭の雨中シーンやグラスハープも意味不明。スペイン人女性監督という事ですがなんだか
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アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

3.0

「もうごちそうさま」

前2作よりはバカヤロコノヤロも控え目で、話も明らかに内向きですがもはや良くも悪くもアウトレイジ。エンドロールの釣りシーンの解釈が楽しいです。何かが釣れて「アニキー!」って言って
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手紙は憶えている(2015年製作の映画)

5.0

「邦題が×」

アタリ。無駄に風呂敷を広げ過ぎてないのがとてもいい。ロードムービー感もダレ回避に効いてます。ピアノ弾けるトコとか射撃の腕前とか深読み要素もいい感じ。ホントはどうだったんだ的な「シャッタ
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下衆の愛(2015年製作の映画)

1.0

「残念」

邦画あるあるの「ボソボソ台詞、トボけ味の小芝居」が目論見透けて辛かった。奇をテラった演出なくても十分いい話なので普通に撮ればいいのにと思います。ラストからエンドロールに入る感じがいいです。
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バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

3.0

「お気楽映画です」

「泥臭いトムクルーズ」ですがいいですね。この人はこっちの感じの方が味あると思うんだけども。そはいえやっぱり良くも悪くもとトムクルーズ映画になってしまいますが。ストーリーは全体的に
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ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

2.5

「ネコ嫌いなんです」

実話モノという事であまりドラマチックにもできず話は平坦。意味のない猫目線のカメラにイラっとする。猫が独り言つぶやく演出とかならそれもアリだったかもだけどそんなのつまらんですね。
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冬の華(1978年製作の映画)

2.5

「雰囲気を観る作品」

任侠感は穏やか。まったくエッジの効いてない内容ですが、倉本聰ですからこんな感じでしょうか。個人的にはクロードチアリは違和感でした。脇がキャラ立ちしてるのがいいですが、「おじさま
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砂の器(1974年製作の映画)

3.0

「ズシリ」

重厚長大。ただ「散ったピースが最後に全部合う」的な快感は皆無。とっ散らかったまんまで独特の観後感。それにしても今観るとほんの45年前なのに地方の貧しさったらない。ほんとスパスパとタバコ吸
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100歳の少年と12通の手紙(2009年製作の映画)

3.0

「しんみり」

ドしんみり、てワケでもないのが逆にしんみりします。暗めの画色と彩光豊かなプロレスシーンの対比がいい演出。こういうセンスの映画は邦画には絶対撮れない。個人的にはやっぱりフランス語の語感が
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

5.0

「佳作」

久しぶりのアタリ。130分超の長尺を微塵も感じさせないダレ場の無さ。演劇調な台詞回し、小気味いいテンポ、チーム戦の高揚感、どんでん返しカタルシス、、大満足。しかし邦題がトホホ。この配給会社
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ハラがコレなんで(2011年製作の映画)

2.0

「中途半端」

全体的にオトボケ軽シュールな感じを醸そうとしてる意図はわかります。そこが全て弱すぎるので単なる意味不明な演出になってるのが残念。ヤルならヤル、ヤラないならヤラない、でないと。冒頭のタク
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トンネル 3D(2014年製作の映画)

2.0

「粗いです」

冒頭10分はおおっと身を乗り出しましたが期待外れ。「127時間」みたいなもっとシビアでシリアスな感じだと思ったんだけども。そもそもクローズドシチュエーションモノではなく社会批判モノなの
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

2.5

「平凡娯楽映画」

ディズニーSWらしい仕上がりで。随所に小ギャグを散りばめつつ実に解りやすい内容。SWお馴染みの「最後に大逆転カタルシス」も健在。見得シーンも多くてワタクシはこういうの好きですよ。今
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

2.0

「これぞ女優」

しみじみジーンほっこり系。「親子」ではなく「叔父と姪」て設定が実に効いてます。なにより8割はマッケナ・グレイスの演技と魅力です。日本のタレント崩れ「自称女優」の皆さんは役者面でドヤ顔
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ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

3.0

「サクセスものではなく」

単なるサクセスモノではなく後半ダークな感じ面白かったです。題名がとても意味深い。そしてラスト、たった1%のロイヤリティを断固として譲らない側と諦めて握手をしてしまう側。いい
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ドリームガールズ(2006年製作の映画)

3.0

「サントラ欲しくなります」

画に描いたようなミュージカル仕立てなので好き嫌いあるかも。個人的にはノリノリで思わず身体が揺れました。映画館だと恥ずかしかったかも(笑)。前半のテンポの良さは特にオツ。邦
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.0

「続編期待」

前作観了必須。長尺ですがビジュアルも音楽も世界観も正当継承でよかった。個人的にはラストにCビームスピーチ的な今作のシンボリックな何かがあってもよかった気はします。最後続編感漂ってたけど
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タンポポ(1985年製作の映画)

3.0

「名作」

個人的に伊丹十三と言えば「女シリーズ」よりこちら。シュールとエロチシズムとユーモアと深読み仕掛けに溢れております。いきなり第4の壁破ってくるのも独特な雰囲気の長回しも傾いたキャラ立ても姑息
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