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現代風といえばいいのか、今までにあまり見たことのないタッチの絵で新鮮だった。
山に取り憑かれる人の話。
山に登るのに理由なんてない、というのは真理かもしれない。その気持ちがあることはわかったけど、本>>続きを読む
非健常者のキャストが女性で、健常者が男性だったけど、もしこれが逆転していたらどんな感じに見えたのかな
珍しく鑑賞後に論文を読んだのでちょっとだけ理解が深まった気がする。
当時のハリウッドの状況もあって、アメリカへの配慮が役者や設定にかなり影響されていたらしい。
ハリーを照らす光のカットと、虫眼鏡で>>続きを読む
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2回目の閉ざされた門(奥さんが出て行った時)で深い悲しみに包まれた。
皇帝だけど、皇帝にさせられ、皇帝になるしかなかった、
さらにその責任も自分で10年以上償うと思うと
一人の人生の大半が失われたと>>続きを読む
映画の歴史を築いたグリフィスの文法を利用しながらグリフィスを風刺するという皮肉がかっこいい。
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最後に流れるアリランがめちゃくちゃ神秘的。
ご飯のシーンが全然なかったり、会話がほぼなかったりと
生活感が一切見えないところもこのお寺の荘厳さを際立たせていて良かった。
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色彩、カメラワーク、音楽全てが美しかった。
フライヤーからも滲み出てるけど、色はかなりこだわって作られていると思う。
タイラーは青、アレクシス(だっけ?)は赤。
タイラーの部屋は青ばっかりだし、刑務所>>続きを読む
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是枝監督作品。
テレサテンの曲が流れたから、何気なく私も再生したら「海よりもまだ深く」という歌詞が入っていた。
ここから着想を得て映画のタイトルにしたのか、たまたま同じ言葉の入った曲を見つけたのかどっ>>続きを読む
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これすごい!
男と女の対立とか、現代のあるあるが入ってる。
私は女だから奥さんとか側にわりと共感できただけで、男だったら夫に共感してたのかな。
奥さんが最後に迷子になったのわざとな気がする、、かなりし>>続きを読む
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なんだか、家族が家族じゃないくらい理解を示そうとしてない(というか半ば諦めてる状態)でそれが本当に辛かった。
出会いは最悪だったけど、2人にとって2人の世界は間違いなく平和で、邪魔されたくない、何物に>>続きを読む
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えーーどうしよ、めっっちゃ怖いこれ。
でも大学のレポで使ったので謎の思い入れある。
小津安二郎みたいなカット割りのシーンがあった。
役所広司が帰宅するシーンは合計で3回出てくるのだけど、明らかに催>>続きを読む
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当事者かな?と思うくらい、真木よう子と福山雅治の演技がうますぎる。
1番演出で好きだったのが、車内で福山雅治が窓をドンって叩く瞬間にクラシック音楽が止まるところ。
ふと現実に戻されて、電車の音とかが>>続きを読む
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これをクリスマス時期にひとりぼっち(ソロ)で見た私🫶
失恋した人とか、カップルいないけど輝いてる人(マネージャーへの愛)とかもあって救われた。
群像って一人一人に割く時間が短くなる分、どうしても思>>続きを読む
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全体的に湿気が多い映画だった🌧️
湯気、水滴、涙、雨、汗などなど。
アリが何回か映ったけど、甘やかされて育った子供はアリを粗末に扱って、ムイは愛でるような目でじっと見つめていてその対照が上手いなぁと>>続きを読む
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この映画大好き。
花瓶、カーテン、失われた時、喪服、全部死を彷彿とさせる場面に藤井樹が絡んでくる演出とか重たくて細かいなと思った。
そしてそのすべての場面に樹がいるんだねぇ。なんてこった。
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アメコミだけど、ヒーローが死なないタイプばっかりだったから新感覚でよかった。
あとイヴィー役の人の演技がすごく上手い。独房のシーンとか、観客まで騙される仕掛けになっていてここで没入できた感がある。>>続きを読む
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回想シーンがないからこそ、ニーナへの想いがどれだけ深かったのか、自分がどれだけ後悔と怨念を持っているかを思わせられる仕組み。
なんかこういうの、日本だったら菅原道真的な怨霊になりそうだけど、これはか>>続きを読む