さかいさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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映画監督:スタンリー・キューブリック(2018年製作の映画)

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CS、字幕版。
監督の過去作を順番に取り上げ、作品ごとのエピソードを振り返る、というタイプ。様々な裏話が聞けて、また少しキューブリックを知ることが出来た。良き。

魔女見習いをさがして(2020年製作の映画)

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BS、初見、見逃し補完。作品消化はシーズン1の途中まで、という弱者です。
主人公の設定が見事で原作の引用も過度にならず素晴らしい。尺の長さから想像できないくらいに物語が膨らむが、丁度よく収束して過不足
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マタンゴ(1963年製作の映画)

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BS。数十年ぶりの再鑑賞。
見事な特撮と狂気の物語で素敵なホラー作。今は目にする機会が減った無人島怪奇物、演者の熱量も高く愉快で楽しい。
幼い頃に見たっきりだったので内容はほとんど覚えていなかった。大
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スティーブ・ジョブス 自由の精神(2011年製作の映画)

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配信、字幕版、初見。
ジョブズ振り返り物。資料映像と生き商人インタビューで、過去の劇映画作品より断然素晴らしい。尺の都合で矢継ぎ早に進むが、有名エピソードに集中していて見やすい。良き。

リーマン・ブラザーズ 最後の4日間(2009年製作の映画)

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配信、字幕版、初見。
いわゆる歴史再現V的ドラマ、サブプライムショックに端を発するリーマンブラザーズ(とその他)の大騒ぎを学べる。真に受けちゃいけないんだろうけど、ドラマティックで分かりやすく面白い。
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世界を変えたテレビゲーム戦争(2019年製作の映画)

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配信、字幕版、初見。
業界裏話が好きなもんで、ゲーム好きだから楽しかった。自分にはよく知る話題と初耳な話題と有って、昔話ドキュメンタリーとして大変良き。

ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

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配信、字幕版、初見、見逃し補完。
ヴィンス・ヴォーンが女子大生演技をする、というだけで見たくなった1本。80年代ホラーのオマージュも豊かで、世代として大いに楽しかった。
多様性問題の主張が強い場面もあ
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エンド・オブ・ザ・ワールド(2012年製作の映画)

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配信、字幕版、初見。
様々な表情のキーラ・ナイトレイを堪能できる世界滅亡系ラブコメ。閉塞感が無く楽しいが、中盤くらいからは「結末をどう締めくくるのか?」が気になって少し話しが掴み辛かった。楽しかったけ
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モンスターハンター(2019年製作の映画)

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BS字幕版、初見。モンハン未プレイの情弱です。
世界観を活用したアンダーソン監督作、という感想。クリーチャーの造形やデジタル合成は素晴らしいなと感じる反面、物語や場面接続の雑さが悪目立ちして結局よく分
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ソニック・ザ・ムービー(2020年製作の映画)

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BS字幕版、初見、見逃し補完。ソニックは1、2、CDのみの弱者です。
冒頭場面はいまだによく理解が進まないし、エッグマンの見た目が問題もあるけど、原作シリーズへのオマージュが豊かで効果的に感じるから嫌
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トムとジェリー(2021年製作の映画)

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BS字幕版、初見、見逃し補完。ヲレ達のクロエ案件。
クロエ・グレースとマイケル・ペーニャがメインな時点でご馳走な自分は、ベタなコメディも何もかも受け入れられてしまう。昔からアニメと実写の融合作品が好き
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勇気ある追跡(1969年製作の映画)

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BS字幕版、初見。原作読まず。
作りの丁寧な追跡劇で、コーエン監督版を思い出しながら楽しんでいた。前半はマティメイン、後半はコグバーンメインながら随所にコメディを挿入しつつ、時代的厳しさを楽しませられ
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声優夫婦の甘くない生活(2019年製作の映画)

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BS字幕版、初見、見逃し補完。
90年代初頭、イスラエルに移住したロシア人夫婦。これだけでどんな話になるのかワクワクした自分は楽しめた。
90年代のイスラエルではこうだったんだ!な場面も有り、時代を感
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イップ・マン 完結(2019年製作の映画)

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BS字幕版、初見、見逃し補完。
ドニー兄貴がいかに老人芝居をやろうとも、格闘場面で急に速さが出るのが素敵。比較的露骨なお涙頂戴話しに感じられるけど、格闘場面が容赦無いので不満が無い。シリーズ最終作とし
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

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BS字幕版、初見、見逃し補完。
IPの大量投入と引用やオマージュにより関連作品を口にするだけで楽しみを奪いそうな、情報量が豊かで娯楽作として想像以上に楽しかった。
冒頭からしばらくは不安になる展開もあ
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

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配信、字幕版、初見。見逃し補完。
予告も何も見ていなかったので当時から勝手に想像していた内容と違っていて大いに楽しめた。種明かしも無理が無い感じで嫌いじゃ無い。ずっと美人ポジションのオルガ・キュリレン
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メリー(1931年製作の映画)

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配信、字幕版、初見。アマプラで開放されたので。
自分が持つヒッチコックらしさに溢れるミステリー。後半で「あ、たぶんこうだろうな」と感じさせつつも「いや、もしかしたら違うのか?」を残す表現が実に美しい。
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ウィンナー・ワルツ/ウィーンからのワルツ(1934年製作の映画)

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配信、字幕版、初見。アマプラで開放されたので。
実在の人物と楽曲を題材にロマンスを中心とした物語で殺しが無いのが軽い驚き。行ったり来たりの展開、度々挿入されるコメディ、終盤のハラハラと結末の美しさは見
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トータル・リコール(2012年製作の映画)

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BS字幕版、初見。シュワちゃん見たからこちらも、ってことで。
ビジュアルが現代的になり物語はより暗く重い雰囲気で、舞台も大きく違うから別物感が強いけど、シュワちゃん版のオマージュも多く過去作を大切にし
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トータル・リコール(1990年製作の映画)

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BS字幕版、ヴァーホーヴェン気分が高まったので久しぶりの再鑑賞。
当時は「ロボコップの監督の特撮大作」と思って楽しんでましたが、今見てもストップモーションや現物が多くて安っぽさ感が少なく、監督らしい表
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スターシップ・トゥルーパーズ3(2008年製作の映画)

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CS字幕版、初見。見なくていいよと言われたけども。
開始直後にヴァーホーヴェンが製作に名が見えて期待が高まるが、とはいえ1作目には及ばない。
でも1作目の兄ちゃんが大佐になってたり、1作目っぽい演出や
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スターシップ・トゥルーパーズ2(2003年製作の映画)

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CS字幕版、初見。見なくていいと言われたけども。
低予算作品なもんで、小道具から何から何まで安っぽさが溢れるが、撮影などは随所に工夫があるし演者の熱量も良くてホラー映画然として成立していて嫌いじゃ無い
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スターシップ・トゥルーパーズ(1997年製作の映画)

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字幕版BD初見。傑作の誉をようやく。
ミニチュア、CGI、巨大セット、大量人員という90年台らしい豪華な大作。監督としてもこの次で大作を辞めちゃうので、全体的に集大成的な感じが強かった印象。大変良き。
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チーム★アメリカ/ワールドポリス(2004年製作の映画)

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BD字幕版、久しぶりの再鑑賞。
なにより「ほぼ実写」という現物感が豊かで、ただそれだけで豪華に感じている。「(ミニチュアは)残す必要も無いから、全部ぶっ壊す場面を作った(笑)」という潔さも良き。
今や
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

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BS字幕版、初見。原作・旧作知らず、前作とBvSは鑑賞済み。
開始からヴィラン(?)が登場するまでは良かった。ファンタジックな演出で「これはコミック原点の作品です」と言われているようで、見る側として心
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トゥルー・グリット(2010年製作の映画)

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BS字幕版、再。劇場公開時より久しぶりに。
公開から10年以上経っていた事に驚いた。そして自分が10年以上育って改めて本作が好きになる要素に気付き、さらに好きになった。大変良き。

でもこの手の広大な
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

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地上波、初見。原作読まず、テレビシリーズ履修済み。
キャラの動きが良く、3D描画も悪く無いし「劇場版」として大変満足できる内容。客車内での殺陣がファンタジックながら見事だな、と楽しんだ。
物語はまぁテ
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新解釈・三國志(2020年製作の映画)

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BS、初見。見逃し補完。
「新解釈 日本史」が好きだったし福田監督の過去作もそれなりに好きだったので期待値が上がりすぎていた。シーン毎は良いかなと思うものの、全体的には冗長で歯切れの悪い感じだった。嫌
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

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配信、初見。見逃し補完。
公開当時の話題のとおり、よくぞ風呂敷を畳んだと驚いた。昔から艦隊戦が好きなので後半の展開は楽しかった。大変良き。
でも少し尺が長いので繰り返し見る根性は無いかな。

楢山節考(1983年製作の映画)

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CS、初見、4Kリマスター版。「ミッドサマー」関連作品と聞いて。
いわゆる姥捨習慣さえ存在する集落の生活を、前半は生々しく後半は神々しく。恐らくオールロケの美しい山村風景が素晴らしく、罪人の討伐手段な
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殺しのドレス(1980年製作の映画)

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BS字幕版、初見。
ようやく見れました。監督本人が「サイコを意識して」と語る通り、オマージュが大変濃い。そして時代性かテーマ性なのか、エロい。そこがまた良き。
ピーターが若き日のスピルバーグに見えてし
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スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち(2020年製作の映画)

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BS字幕版、初見、見逃し補完。
2020年だからこその企画、このタイトル。言いたい事は大体想像がつくのだけど、それでもやっぱりスタント俳優たちの「火災が得意」「撥ねられるのが得意」「投げられるのが得意
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ブラック・ダリア(2006年製作の映画)

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BS字幕版、劇場公開時からの再戦。
非常に久しぶり。当時はデ・パルマらしい映像美に喜んでいたけども、今見るとこの時代にこれはやはり古臭さが出ていたかも、と感じる。
とはいえノワールっぽい作品だしそもそ
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カジュアリティーズ(1989年製作の映画)

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BS字幕版、久しぶりの再戦。
デ・パルマ作品の他にベトナム映画作品を色々見てきた上での再鑑賞のため、随分と印象が変わった。遠近両撮りや断面映像などデ・パルマらしい画が続くが、収録中のMJフォックスとシ
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ブラック・サンデー(1977年製作の映画)

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CS字幕版、初見。パニック映画と勘違いして。
抑えた芝居のロバート・ショウが格好良く、ひたすら走らされているのが素敵。「ジャッカルの日」のように追う側と追われる側が近づいたり離れたりを繰り返したり、準
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