まっちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

まっちゃん

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ミッドサマー(2019年製作の映画)

5.0

この手のパニック系作品嫌いなのだが、コレは超良かった。
リアルタイムで上映していたときもジャンル故になんとなく忌避していたので、こんなにタイムラグを経て鑑賞することになった。

絵がホントにキレイ。
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天使のたまご(1985年製作の映画)

2.8

難しかった。
多分押井作品で言いたいことは一貫してるんだけど、今作はとてもメタフォリカルで難しかった。もう一度見ないといけないのかなぁ。
あの現実を破れない閉塞だけが、通奏低音で鳴っていた。

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.6

イジメっ子がマジで戻ってこないし、イジメっ子の両親が露悪的に描かれる。時代を反映しているのか。
どこでも状況は同じなのだな。

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.7

面白かった。スパイディーを追っかけてればなおさら。
自分はアメイジングは観てなかったので、全部のジョークがわからなくて残念。
トミーシリーズだけみてても楽しめる。

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

4.2

すべての作品をみていた人は必ず見るべき。忘れ物を20年越しで取りに行った感じの作品。
でも、それ以上のものでなかった気がする。これからのウォシャウスキー作品に期待が持てる!

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.7

とてもエポックメイキングなシリーズだった。ジェームズ・ボンドの在り方もこれからは変わっていかなくてはいけないと予感させた。

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

4.0

テーマはムチャクチャ良かったと思った。キャスティングも面白くてハマっていた。
お腹いっぱい食べることでもなく、お金持ちになっていい家に住むことでもなく、「承認」が幸せの条件になった今。
誰もが誰かに認
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あした世界が終わるとしても(2019年製作の映画)

3.0

CGで演出されるキャラクターの動きは、とても「セクシー」。
とてもキレイでかわいいし、カッコいいグッとくるキャラたち。
ストーリーは、幸福の科学の映画を思い起こさせるスーパー展開でちょっとひどかったか
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マチネの終わりに(2019年製作の映画)

4.0

ちゃんと音を聴かせる作品になっていて音楽好きには堪らないのではないか。修羅場で流れるギター曲も焦燥感を煽るようでいい。
石田ゆり子は「戸惑い」の演技が本当にうまいと思った。目線の移ろいや表情のこわばり
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機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

4.8

ここ最近の新生ガンダムの悪いところがさっぱりと消えて、いいところがいっぱいみられた。よかった!
作画がホントにキレイで、ギギの髪の動きとか嵐の中の鯉のぼりかよ!ってくらい動きまくる。
大佐の口元の意地
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HELLO WORLD(2019年製作の映画)

5.0

とてもよかった!
セカイ系、SF好きには刺さる。
新海誠、エヴァ、インセプションとかその辺が好きならイケる。
キャラデザがけいおん!の堀口悠紀子さん。かわいい。
製作グラフィニカの3D作画もスゴイ。
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

GANTZ!
そうだ、奥浩哉はこの頃のサブカルもムチャクチャ詳しかったわ。
あの星で出てくる生物とか、人間を飼う設定とか、カタストロフィの後半で出てくる全知の装置みたいなやつとかとか、GANTZのオリ
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ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)

3.6

友人にレコメンドされたので。
ホドロフスキーの芸術家としての気迫を感じたな。デヴィッドリンチに監督をやらせた件で怒りをぶつけるシーンがよかった。
DUNEは全然知らなかったけど後のSF金字塔たちに圧倒
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空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)

3.3

とても人気だけど、んーと、爽やかな作品でごくごく飲める、だけかなぁ。

フェリチタ!(2020年製作の映画)

3.4

遊び心溢れる作品だった。
BGMがムチャクチャよかった。

私の奴隷になりなさい(2012年製作の映画)

2.8

あんまり気に入らなかった。ちょっと戯画化し過ぎてるような。実際ここまで極端な男女関係のツボの入り方はないんじゃないか。
ただ、ヤリチンがSMの関係にびびるシーンはみていて面白かった。挿入やファックする
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007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

3.5

ずいぶん前にみたけど、溺死シーンは結構衝撃的やった。
ダニエルクレイグはアクション激しすぎて早くも2作目から降りたかったけど、作品の売れ行きが好調でそれも無理だったという噂は面白い

MEMORIES(1995年製作の映画)

4.3

これ95年か。手書きアニメってやっぱりすげぇな、となるアニメ映画。三作品のオムニバスなので色が違うのも面白い。最後の作品はノーカット。あんまりみたことない仕上がりになってる。

籠の中の乙女(2009年製作の映画)

4.8

大学のとき渋谷の単館でみた作品。
出だしから相当やばかった。日本ではモザイクになっちゃうやつ。現地ではどうだったんだろ。
おうちでアメリカの何かのポップミュージック(超有名)にあわせて姉妹が気持ち悪い
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幻夢戦記レダ(1985年製作の映画)

3.8

なんだろ、どことなくストーリーに既視感があると思ったら鬼滅の無限列車やった。シャアはやっぱり負ける役なのね
戦闘の演出が、歌舞伎とってもよいくらいオーバーでこれはまた面白い。斬る、跳ぶ、走る、逃げるの
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

4.5

二時間あっという間。
思わぬ伏線回収もあり面白いし、コメディ要素が強くて前作ほどシリアスな気持ちにならないポップな作品に仕上がっていた。ユエン・ブレムナーの顔芸に思わず笑ってしまう。
いつまでたっても
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.2

トリップシーンの音楽と映像がホントに凄まじいインパクト。ドラマとしてもとても濃厚、スピード感があるので飽きない。

卒業白書(1983年製作の映画)

3.5

大分前に観たものだが、童貞捨てるシーンと地下鉄のシーンがとても印象深くのこってる。トムクルーズのデビュー期の作品だったか、とても初々しい。

マラドーナ(2008年製作の映画)

4.1

風刺画みたいなアニメーションがくどかった。それ以外は言うことない。ある一人の映画監督がみた、世界とマラドーナの接続性をドキュメンタリーにしたという視野の広い作品。
サッカーだけをやっているわけにはいか
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運命を分けたザイル(2003年製作の映画)

3.5

今ではアクションカムの発達でリアルタイム風な挑戦のドキュメンタリー演出ができるけども、それ以前の再現系ドキュメンタリーの局地かなぁ
インタビューがふんだんに加えられてて、心情描写を代替している。

ザ・ウォーク(2015年製作の映画)

4.2

伝記映画らしい史実とフィクションのバランスが良い。CGが多すぎるのは気になる。

ノマドランド(2020年製作の映画)

4.1

鋭い映画。
格差。自然。生き方。孤独。喪失と連帯。
普遍的な我々の問題をNOMADを通して突きつける。アメリカみたいに格差が広がり続けた老後に不安しか感じない。
アメリカの広大な自然のなか、VANと自
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プレステージ(2006年製作の映画)

3.5

結構冗長な感じがするんだけど、最後まで気を抜けない。キャストが鬼。
割りとフレンドリーなつくり。

メメント(2000年製作の映画)

4.1

複数回みないと全然わからん系の難解な映画。だからまだ魅力が完全にわかってない時点での点数。ただ、これは何回もみるうちにどんどん評価上がってく方。
時間ということに興味が一貫しているノーランらしい映画。
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ウルフウォーカー(2020年製作の映画)

3.3

事態の収拾役に使われた生け贄役のピューリタンっぽいひとがあまりにも可哀想。ピューリタンっぽい人も義に依って立っているのに、「死」が神の国に行くという安易な退場のさせ方をしていて、もっと森と人の融和を訴>>続きを読む

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.4

おそらく現場は相当なカオスだったのだろう。それを編集してわかりやすい形にしただけでも価値がある。それに当時の音声は全然聞き取れない印象だったが、かなり聞きやすくなっており話している内容も追えた。